新渡戸稲造のレビュー一覧
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日本人には宗教がないわけではなく、武士道という精神がある。武士という職は無くなったが武士によって培われた精神が現在も日本人の根底にあるということが分かった。日本文化についての気づきがある良書。Posted by ブクログ
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2021/09/09
道徳が価値をなさなくなった、などと耳にすることがある。果たしてそうだろうか、と考え直す契機となる一冊だ。
新渡戸稲造が生きた時代は、現代同様に大きな荒波に揉まれるような状況にあった。そんな中で彼は「武士道」について、多様な西洋思想と比較しながら検討した。
訳版ということもあり、...続きを読むPosted by ブクログ -
日本人の精神の根底にあるものの一つが武士道なのかなと読んで思った。武士の生き方から武士が社会に与えた影響、今にもつながる武士道の教えが書かれていた。まだ消化しきれていないが、日本人の心の一部を改めて考えることができる本だった。Posted by ブクログ
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震災後に編まれた本ですが、コロナ禍の今、特に役に立つと感じた金言が多くありました。
意外だったのは、新渡戸先生の時代は、貯金することや健康を省みることが、軽んじられていたようで、これらの大切さについても切々と説いておられます。
Posted by ブクログ -
義、勇、仁、礼、誠、名誉
日本の武士道たる考え方は、
海外の宗教で学ぶ教育基盤の様です。
ベースとしては、やはり儒教のエッセンスが入っているようです。
日本人の文化としても改めて学べて良かった。Posted by ブクログ -
武士道と修養 新渡戸稲造 実業之日本社
折れぬ心を欲する者へ
稲造さんとこの武士道が英文に寄って生まれた経緯から
日本を含む多くの国で翻訳された時代背景なども
写真入りで紹介されています
この本は新渡戸稲造による武士道と修養の二冊の本を
克己(こっき=自分の欲望や邪念にうちかつこと)を
切り口に...続きを読むPosted by ブクログ -
第4章 四つの力を貯蓄する
金銭の貯蓄、体力の貯蓄、知識の貯蓄、徳の貯蓄。
非常にためになりました。
特に体力の貯蓄は、今まさに体力が落ちて気が滅入っていたところなので、なるほどと思いました。
徳の貯蓄、実践したいと思います。
第5章 臆病を克服する工夫
弱点の自覚から起きる気弱 。
自分の最善を...続きを読むPosted by ブクログ