加来耕三のレビュー一覧
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テレビでもおなじみの歴史家、加来耕三先生が武道家でもある視点から、刀を美術品として鑑賞するためではなく、歴史上一度も主要な武器とならなかったという日本刀の歴史や特徴が語られていて興味深い。専門用語が多いところは読みにくさを感じるが、歴史上の人物と名刀の由来の話が面白い。Posted by ブクログ
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戦国最強の武将は誰か。
筆者は、一度も負けたことのない武将、立花宗茂だと主張する。
関ケ原の西軍につき敗軍の将とされ領地を取り上げられるも、二十年後に再び自らの土地に戻ってきたのは立花宗茂しかいなかった。
それは、東国の本多忠勝と並び立つ西国一の将として評された実力にあった。
懸待一如。...続きを読むPosted by ブクログ -
いずれ大河ドラマ化されそうな波乱万丈、壮絶な生き様。柳河藩主立花宗茂の生涯。
過酷な戦国時代。九州の戦乱、あわや島津氏に九州を統一される直前孤軍奮闘、篭城し秀吉の進出により救われる。秀吉に寵愛され朝鮮出兵でも活躍。不敗の戦国武将。関ヶ原の戦いで西軍。柳河の領地は家康に取り上げられるが、20年後に再...続きを読むPosted by ブクログ -
関ヶ原の戦いで小早川秀秋が家康に威嚇射撃されて自分が秀吉の親族にも関わらず裏切ったところがおもしろかった。
そして宇喜多、大谷隊が崩れていくところが面白かったPosted by ブクログ -
私と子供たちの名前は、安倍晴明の晴明神社にて名づけられました。家族で参ったことはあるのですが、詳しく説明できずにここまで過ごしてきた中、私も子供たちにも人物像だけではなく、歴史について理解できて何よりの本です。Posted by ブクログ
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時代が変わっても、人間関係というものは大事ですね。どんな組織も人間が運営しているのですからね。武力だけで決まっていたと思ってしまう戦国時代も、人間関係はとても大事だったようです。それらを私に馴染みのある武将にまつわる話で解説してくれています。改めて「気配り」の大事さを痛感した本でした。
以下は気に...続きを読むPosted by ブクログ -
桶狭間戦記の影響を強く受けて執筆されたことがわかるマンガ。
絵はきれいでとても読みやすい。
花蔵の乱の寿桂尼の動きも良い。
しかし、花倉表記なことが残念ですが…。
義元を知るきっかけとしてはとても良い入り口かと思います。
安くて手に入りやすいことも嬉しいことです。Posted by ブクログ -
徳川最後の将軍が、こんなに思慮深い人だとは、知りませんでした。
この本で、渋沢栄一の『徳川慶喜公伝』に書かれた紹介を知りました。Posted by ブクログ -
幼い頃は、両親が弟をかわいがり、遠ざけられていた。お福(後の春日局)の計らいで、家康から跡継ぎのお墨付きを得る。そこからは、民のことを思いまつりごとを行う。以後、戦のない安定した時代を築いていくことに。Posted by ブクログ
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中国地方の豪族、大内家・尼子家を一代で倒した頭脳派。秀吉の中国攻めの最中に、本能寺の変がおこり秀吉は毛利家と和睦して明智を討つために急いで戻った(中国大返し)。関ヶ原の戦いで西側についたため、山口県に国替えされ。しかし、後の長州藩となり薩摩藩と同盟を結び徳川幕府を倒す。Posted by ブクログ
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武田信玄の後継者の勝頼と徳川家康が、三河・遠江めぐって争う中、勝頼が三河の長篠城を攻めた。劣勢の家康は織田信長の援軍を要請して城に立て籠もっていた。織田・徳川の両軍は、設楽原で陣を構えた。織田側は、鉄砲を使った戦いで圧勝して武田は滅んだ。Posted by ブクログ
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東海(東から駿河、遠江、三河、尾張)の覇権争い。
今川義元(駿河、遠江、三河)が織田信長(尾張)を攻めたが、圧倒的に戦力の劣っている織田側が桶狭間で休息してい今川側に奇襲をかけて勝利した。Posted by ブクログ -
幕末に京都の近江屋で暗殺された坂本龍馬が実は生きていたというシミュレーション的歴史小説。
構成に伝えられてきた明治維新の歴史が薩長政権によって「捏造」されたものであるという本がいろいろ出版されているだけにさもありなんという内容で興味深いものだった。Posted by ブクログ -
そうか、刀は武器としての役割は大きいものではなかったのか。
「日本史における日本刀の役割」という視点で書かれているので面白い。
時折はさまれるエピソードが楽しい。
歴史好きならぜひ。Posted by ブクログ -
信玄亡き後の武田家の凋落を決定付けた
「設楽が原の戦い」にテーマを絞って描かかれた漫画です。
話自体は信玄が死んでから3年経過して、
跡取りの四男・四郎勝頼が正式に跡目を相続したところから始まります。
信玄の悲願であった京への上洛を遂げるためには
途中の道を塞いでいる徳川家・織田家をどうしても倒...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生向けに作られているようですが、大人でも十分楽しめる出来栄え。黒田官兵衛を大まかに理解するには最適。最後の加来耕三さんの解説もなかなか良い。Posted by ブクログ