加来耕三のレビュー一覧

  • 日本史に学ぶ リーダーが嫌になった時に読む本
    私は日本史が苦手で、戦国武将や幕末の志士をほとんど知らないのですが、そんな私でも知っている有名な武将の意外な話(信長が逃げたことがあるとか、家康が癇癪持ちだったとか)があって、興味を持って読み進めることができたように思います。

    また、リーダーと言ってもオラオラ系である必要はなく、むしろ現代型のリー...続きを読む
  • 日本史に学ぶ成功者たちの勉強法
    歴史から学ぶ部分は多い。ということから手に取った本。
    日本史上のさまざまな人物のエピソードとそこからの学びをまとめた本であるが、私自身は、歴史上の人物は人によってさまざまな解釈が存在するということを知れが本でもある。
  • 刀の日本史
    史実なのか伝説なのか怪しい名刀についてのよもやま話より、刀自体の技術史、武器としての技法史的な部分が面白かったので、そっちの分量をもっと多くしてほしかった。
    合戦における日本刀の有用性(致死率)が石つぶてにすら劣っていたというのはちょっと驚き。
  • 紙幣の日本史
    タイトルから類推できるように、日本の紙幣に肖像画が使われた人物たちを軸にした、その人物が生きていた時代や、その人物の生涯にスポットを当てた一冊。

    切り口としては面白いですが、人物の陰陽・正負でいえば、陽の面・正の面に、より多くの紙面が割かれていたため、個人的には物足りない本でした。
    もっと陰の...続きを読む
  • コミック版 日本の歴史 江戸人物伝 天草四郎
    2019/10/19


    この本の解釈だと、奇跡を演出して民衆をまとめた少年という
    ジャンヌ・ダルクにかなり近い役割だったのだな
    キリシタンに加え、時代と大名が劣悪だった
    起こるべくして起こった一揆だと知る。
  • コミック版 日本の歴史 戦国人物伝 長宗我部元親
    書物ばかり読み武道に力を入れてなかったが、父の期待を受けて稽古に励み、力をつけていく。やがて四国を治めることに対して信長の許しを取り付ける。しかし、信長が心変わりして土佐のみ与えられる。これに反発して、戦になりそうだったが、本能寺の変が起こり戦とはならなかった。
  • コミック版 日本の歴史 戦国人物伝 加藤清正
    豊臣秀吉の親戚。豊臣秀吉のいとこ福島正則と供に戦で手柄を立てて出世していく。同じく秀吉の家臣である石田三成は戦には出陣せず、対立していく。関ヶ原の戦いで徳川側に付き三成を破る。後に熊本城を建て大名となる。
  • コミック版 日本の歴史 江戸人物伝 天草四郎
    幕府の重い年貢に苦しむ農民たちを団結させ、リーダーとして一揆を起こした。善戦虚しく敗れたが、現代では考えられない勇者と言えよう。
  • 歴史を動かした会議
    国の存亡や人の生命がかかるような歴史上の会議と、その結果をわけたポイントを抽出している。今にも通ずる基本的な会議の作法から、根回し、かき回し、意表をつくなどの手法がとられた会議も紹介されている。歴史を会議の面から見るというのも面白い。
  • 三国志最強の男 曹操の人望力
    最近では評価されるようになった曹操に焦点を当てた本。あれだけ東西奔走する動きをしたり大量虐殺をしてるのに人望があるのは凄い。
  • 坂本龍馬の正体
    文字通り、坂本龍馬の生涯に迫った一冊。

    取り立てて新説などはないが、改めて彼の足跡を振り返ることができた。
  • 日本史は「嫉妬」でほぼ説明がつく
    男の嫉妬は女のソレよりも粘っこいとのことだが、男女問わず嫉妬は粘っこいモノで、男の場合腕力を発揮するので、悲惨な結果になるのだと思う。
  • 消えた戦国武将
    天正地震で突然消えた帰雲城と、そこを根城にしてた内ケ嶋氏について記した一冊。

    前半は鎌倉時代以降の奥飛騨の地理的事情、つまり内ヶ嶋四代が全然出てこない!
    日本のポンペイこと天正地震で潰れた帰雲城についての記述は最後に申し訳程度。
    まぁ、潰れるのは一瞬だから仕方ないけど。
    内ケ島氏理より姉ヶ崎(三木...続きを読む
  • 刀の日本史
    <目次>
    第1章  神話と考古学の刀剣
    第2章  日本刀の黎明期
    第3章  日本刀の誕生
    第4章  日本刀の真実
    終章   日本刀の宿命

    <内容>
    日本史を題材に日本刀を語る本。そのため私のように「日本刀」の基礎知識がないとちょっと辛い。刀の専門用語も漢字が難しいし…。何となくわかったのは、日本刀...続きを読む
  • コミック版 日本の歴史 戦国人物伝 竹中半兵衛
    秀吉がもっとも信頼した天才軍師!

    美濃の斎藤家に仕える竹中半兵衛は、態度の悪い主君をいさめるために、わずか16人で稲葉山城を奪取する。それは、稲葉山城を長年落とすことができなかった
    織田信長をも驚愕させる事件だった! のちに織田信長に登用され、羽柴秀吉の軍師として活躍する半兵衛の、短くも波乱の生...続きを読む
  • コミック版 日本の歴史 幕末・維新人物伝 西郷隆盛
    幕末。薩摩藩の下級武士の長男として生を受けた西郷吉之助は役人となってからも貧しい農民から年貢の取立てを免除してもらえるように藩と掛け合ったりする人情家だった。
    薩摩藩には開明派として名高い名君・島津斉彬がおり、西郷は幸運にも斉彬から目を掛けられるようになった。
    時勢はペリー来航以後、開国か攘夷かで国...続きを読む
  • コミック版 日本の歴史 戦国人物伝 細川ガラシャ
    父・光秀の謀反により幸せな日々が一変!
    夫を信じ、己を貫いた戦国女性の運命とは?

    織田信長の重臣・明智光秀の娘に生まれ、
    織田家臣団の若きエリート、細川忠興の妻となったガラシャは、
    まさに幸福の絶頂にあった。
    ところが、光秀の起こした“本能寺の変”によって、
    彼女の人生は一変、奈落の底に突き落とさ...続きを読む
  • コミック版 日本の歴史 戦国人物伝 前田利家
    戦場で“槍の又左”の異名で恐れられ、前田家を加賀百万石に育てた猛将!!

    若い頃の利家は「傾奇者」と呼ばれる派手な出立を好む戦国の不良少年だった。
    それも四男で前田家の家督を相続できるわけでもない中途半端な立場が影響したと思われる。
    が、主君である織田信長も傾奇者的なところがあり、何だかんだで気に...続きを読む
  • コミック版 日本の歴史 戦国人物伝 伊達政宗
    幼いころ病気にかかり右目を失明。
    それからというもの、母親の愛情は、
    もっぱら弟の小次郎に注がれ、
    幼少年期の政宗を大いに苦しめます。

    徳川幕府の時代になっても“天下”を狙いつづけ、
    江戸の民から“伊達者”と呼ばれた政宗。


    政宗は家族のうち、父親と弟を殺さねばならず苦渋の決断であった。残る母親...続きを読む
  • コミック版 日本の歴史 江戸人物伝 大石内蔵助
    赤穂藩浅野家の家老。 
    忠臣蔵の主役として、指導者の理想像に。
    名は良雄、内蔵助は通称。
    山鹿素行に軍学を学んだと言われる。

    1701年藩主浅野長矩が切腹、領地没収となると、家中を統率して浅野家再興を図る。
    その望みが絶たれた翌年、赤穂義士の首領として、主君浅野長矩の敵・吉良義央を討った。
    自身は...続きを読む