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戦乱の奥州を平定し、そこから天下をのぞんだ伊達政宗。 伊達者と呼ばれ、天下人の秀吉、家康に対抗し続けた武将の生涯にせまる。 欧州に覇を唱えた、天下の伊達者! 独眼流と称された男の苛烈な生涯!!
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Posted by ブクログ
・すごくだてまさむねのことがよくわかって、おもしろい。みんながびっくりするほどストーリーがすごい。 ・片目が見えなくなった政宗が母にきらわれていたけど、家臣の小十朗が政宗の右目になると言ったところがおすすめです。 ・くわしくだてまさむねのことがかいてあって、おもしろいです。
幼いころ病気にかかり右目を失明。 それからというもの、母親の愛情は、 もっぱら弟の小次郎に注がれ、 幼少年期の政宗を大いに苦しめます。 徳川幕府の時代になっても“天下”を狙いつづけ、 江戸の民から“伊達者”と呼ばれた政宗。 政宗は家族のうち、父親と弟を殺さねばならず苦渋の決断であった。残る母親...続きを読むとは不仲で、小田原に参陣して秀吉に臣従しようとする直前には毒殺され掛かる。 その際に、家中の不安を取り除くために弟の小次郎を誅殺せなばならなかったそうだ(但し、生存説もある)。 秀吉に臣従しても裏で一揆を扇動したりして、隙あれば秀吉の天下を覆そうとする政宗。当然に秀吉から詰問を受けるが・・・その度に ・花押(サイン)を二種類使い分けたり ・黄金の磔柱を持参したり と派手付きの秀吉の性格を見抜いたパフォーマンスで切り抜ける。 おそらく秀吉は政宗に「かつての主君である織田信長の姿」を重ねていたのではないか? そのため、幾度も反旗を翻されながらも最後まで政宗を取り潰さず、丁々発止の駆け引きを楽しんでいた節さえ見える。 政宗にしてみれば家康よりは秀吉のほうが性格的にウマが合ったと思う。 他にも朝鮮出兵に参戦する際に自軍の兵に派手な衣装を着せて、秀吉の直属兵として温存させることで部下の命を守ろうとするなどしたたかさを見せるが、この漫画ではそのエピソードは省略されてしまっているのが残念。 さらに政宗の名参謀である「片倉小十郎」がいたことも政宗の生存の大きな理由であったかと思うが、その小十郎が秀吉や家康にスカウトされてそれを固辞して政宗に仕え続けたことなども、主従の絆の強さを示す意味で入れるべき話だったかと思います。 一番残念なのは、前半から小田原参陣まで母親の義姫との関係がしっくりいっていないことを描きながら、晩年に義姫が身を寄せていた実家である山形の最上家が改易になると行き場を失った母親を政宗が引き取り、母子が和解した描写が全くない点。 晩年に徳川家による天下が固まるまで、自らの天下取りの野望を捨てなかったという政宗だが、実は天下と並んで欲していたのは「母親の愛情」ではなかったか? 戦国の世の骨肉の争いの習いで、素直になれなかった両者がようやく歩み寄り和解したのは義姫が亡くなる1年前の短い時間ではあったが、それが無ければ政宗はどれほど後悔したことであろう。 天下を取ることは叶わなかったが、実は最も欲しいものは最後の最後で手に入れた政宗。母子の和解を父・輝宗も喜んだことだろう。 それが一切描写されていないので、単なるダイジェストのような構成になっているのが残念。
伊達政宗の伝記マンガ。 幼い頃にかかった疱瘡(天然痘)のために右目を失った、戦国時代の奥州の武将、伊達政宗。 父から期待をかけられ 若くして家督を譲られるも、実母からは毒殺されかかったり、お家安泰のために弟を成敗したりと、苦悩もある。 豊臣秀吉が天下を治めた頃には、まだ血気盛んで、自らが天下をとり...続きを読むたかったとの野望があったため、秀吉からは目をつけられており、白装束や十字架を背負っての、歌舞いたアピールで伊達家を守ってきた。 なんだかんだで70才、徳川家光の世まで生き、伊達家は残ったのだから 力のある、魅力もある人物だったのだろう。
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