モリエサトシのレビュー一覧

  • 親愛なるA嬢へのミステリー(3)

    作者がどう思って
    読者にどう思ってほしくて
    そう書いても
    実際どう受け取るかは
    読者の勝手なんだ
    小説の支配者が作者で
    読者はその奴隷でも
    感想は
    解釈は
    読んだその人だけのものだから
    わたしはわたしの受け取りたいように受け取るの

    綾乃のその言葉は、どんなにか私を楽にしてくれるか
    わからない。
    ...続きを読む
  • 親愛なるA嬢へのミステリー(1)
    タイトルと絵に惹かれて購入!
    作家だった男の人と本が大好きな女の子。人に本当の意味で認めてもらえていないと感じていた2人の恋の行方は…早く新刊でないかな?
    内容もちょっと甘酸っぱいキュンとするところと重めなミステリー要素のところがあって、非常にわたし好みです。
  • 星空のカラス 8巻

    滾った!

    少女漫画で囲碁の話を描いているのを初めて知り、大人買いしました。
    八巻で完結する為、比較的手に取りやすいと思います。
    何より、少し早いぐらいの話のスピード感と、碁の緊張感のようなものが感じられたのが、とても良かったです。
    主人公を応援したくなり、他のキャラ達も応援したくなる。
    主人公の恋愛を...続きを読む
  • はやく大人になりなさい。 1巻
    あー、やっと読めた。これ、世に出た、いつだっけ・・・2016年の1月25日・・・一年近く、こんなグッとくる少女漫画を積み読してたのか、私
    『星空のカラス』の完結巻の感想を書いて、燃え尽きてしまっていたってのは、モリエ先生に対しての弁明にすらなりゃしねえな
    モリエ先生、ほんと、すいません。そんで、(2...続きを読む
  • 星空のカラス 8巻
    やっと読めた
    溜めに溜めた甲斐があったなぁ。きっと、あと一日、本棚の肥やしにしてしまっていたら、感動で心のデトックスが叶わなかった
    文句なしの殿堂入りである
    たった一手で神の領域にすら到る囲碁を、こうも真っ直ぐに熱く描けるものなのか、人間が
    正直、ジャンルは決められない、鎬を削る頭脳戦のようでいて、...続きを読む
  • 星空のカラス 5巻
    なんとなく感じていたけど、今回の巻で確定しましたな・・・
    イトコだろうにお互いの存在を知らないということは、和歌のおばあちゃんは愛人さんだったってことなのかなぁ。なんか鷺坂名人がどんな方なのかわからないから、なんとも言えん。今んところ他人からのエピソードしかないのよね、確か。奔放なのか、無慈悲なのか...続きを読む
  • 星空のカラス 4巻
    囲碁色は強いものの、それ以上に少女漫画らしい恋愛色が濃くされていた四巻目
    意見は様々だろうが、個人的にはあり
    将棋にしろ、囲碁にしろ、それ一色だと、ルールがよく理解できてない人間にとっては読んでいるのが辛くなってきてしまう
    しかし、時々、少しだけ、作品の軸になるテーマとは異なってはいるが、大きくも逸...続きを読む
  • 星空のカラス 1巻
    ここ最近で一番ド嵌りしてるマンガ。
    囲碁を題材にしているけど、個人的には登場人物の心情の繊細さに注目して読んでます。
    考えれば考えるほど奥深いんだこれが。
  • 星空のカラス 3巻
    はーちゃん・・・! しかし、早く師匠が引きずり落とされる瞬間が見たい。弱くて、悲しい人。ぎりぎりで折れない、折れないことが不幸とも呼べる人。君臨するには危うすぎる。きっともっと孤独になってしまう。彼には、並び立つ者がいるんだろうと思う。あー、早く読みたい。モリエさん大好き。
  • 星空のカラス 3巻
    最早、この少女漫画に関しては、ダラダラ(と思われかねない)した感想は書けない
    どう、自分が感じた、この漫画のイイ所を力説しても、他の人には100%伝わらない、判りきっていた事が今更、怖くなるほど、内容が厚くて濃い、そして、重い漫画
    ただ、これだけは言いたい
    息をするのをつい忘れるほど、空腹感も尿意も...続きを読む
  • 星空のカラス 3巻
    表紙がはーちゃんで、本編でもはーちゃんで、もう「はーちゃん…!」しか言えない(^///^)はーちゃん好きだー!
  • 星空のカラス 2巻
    この表現が正しいか、それは私には判らない
    ただ、誤解を招いてしまい事態も承知で、自分に素直になるのなら、「ここまで暴力的な、少女漫画は今まで読んだ事がない!!」と言うしかない
    むしろ、少女漫画のジャンルに入れるのが間違っているのでは、と思ってしまうほどの、火花散る激戦が繰り広げられている
    私はほった...続きを読む
  • 星空のカラス 1巻
    書店でお試し読みの冊子を貰ったら、とても気に入ったコマがあったので、即購入。こんな買い方は初めてでした。編集者が上手くやれば、ブームになりうる内容と感じました。恋愛要素はあまり強めない方が、男子読者も取り込めると思います
  • 白磁 1巻
    少女漫画というよりは、大人の女性向け。
    この方の作品は官能的で、ギリギリのところで止めています。
    天才画家の明春と、美しい白磁の肌の生花。
    汚したい欲望と、罪悪。
    「ぼくは見てるだけで満たされる そんなきれいな人間でいたかったよ」と言う明春に「そんな愛なら 私はいらないです」と答える生花。
    歪で、そ...続きを読む
  • 白磁 2巻
    生花の目が見えなくなり、二人は依存し、明春は闇の中へ堕ちていく。
    闇の中で光を目指す生花と、闇の中に居続ける明春。大人だけど子供。子供だけど大人。
    そんな二人の対比が見事です。
    読み切りの「戦場にて、言葉無くして」も素敵な設定でした。
  • 星空のカラス 1巻
    ブワッ、と顔面に強烈な風をブチ当てられたような錯覚を覚えた、久しぶりに
    烈しい漫画だ。激しい、ではなく、烈しい、と表記するほうが似合う迫力に満ちすぎてる漫画
    囲碁、と言う題材を選択したことに対しては驚かない。他の漫画家さんとは違ったテーマで描くのは、ごくごく普通であるから
    驚いたのは、囲碁でここまで...続きを読む
  • 咎人とメロディ
    温かくて、時に厳しくて、だけれども優しい話を描くモリエ先生の短編集
    初期作品は絵も何か拙いし、話の筋も少し脆い
    でも、モリエ先生の色がハッキリと出ているなぁ、と思った
    どの話も、男の心にも、女の人のハートにも涼やかに響くモノがあった
    どれも胸がキューンとさせられて、一つに絞るのに苦労するけど、直感で...続きを読む
  • 咎人とメロディ
    表題作が一番好き。あとは懐かしいものとかがちらほら。メロディの後の話が、おまけじゃなくてしっかり一話分で読んでみたかったなぁ。
  • コワイロヘンゲ
    どうもこの方のは話が好み。
    まだらくんのお話がとても好きでした。やさしくて哀しい。けれどそのやさしさはきっと彼女にも届いているんじゃないかと思います。
  • コワイロヘンゲ
    やっぱりモリエさん愛してる。
    全体的に物悲しい雰囲気だったんだけど、それだけじゃないのが素敵だった。
    隣人のお話は前に雑誌で読んでて、怖かったんだけどすごく印象に残ってたお話だったので、コミックスになって嬉しい。