そやなさんのレビュー一覧

今後どうなっていくのか気になる

主人公は純粋で内向的な雰囲気の女の子で、出だしからタイトルには不器用な辺境伯とありますが、結構危険な雰囲気漂う彼のところへ姉の代わりに嫁げとのこと。諦め切っている主人公に追い討ちをかける姉の天真爛漫な可愛さの裏にある黒い部分の描き方が、純粋に怖かったです。
タイトル通りであれば、溺愛されるそうなので大丈夫だとは思いますが、彼はイケメンのようですし姉ともし遭遇しちゃったら一波乱あるんじゃないの？！という不安感が既にあります。
この後どうなっていくのか、続きが気になります！

ほっこりする

猫と男性の二人暮らしのお話ですが、猫のご飯を手作りで慣れないながらも一生懸命取り組む主人公を、思わず応援したくなります。
それに、初めての猫との暮らしで分からないことだらけで戸惑うところも描かれているので、思わず感情移入しながら読んでしまいました。
今後も主人公を取り巻く登場人物や猫たちが、色々あっても、ゆっくりまったりと幸せな生活をしていくのだろうなと思えるような、素敵なお話でした。

電子限定おまけが良い！

自ら俺の為に命を使えと言えるマサト様と、蘭ちゃんから生きる意味に、と言われ答えなかったカラス。
カラスがあの時答えなかった真意の一端が、電子限定のおまけで少し垣間見えた気がします。
本編の天童家も、謎が深まりながらも更に状況は悪化し続けていますし、常子お嬢様はあの後無事なのかも心配です。
操様、常子お嬢様利用すればいいって言ってた割にあの行動。一体何をしたいのか、未だにミステリアスで狂気的なままです。
続きが気になるようで、恐ろしくもある。そんな13巻だなと思いました。

全てカラー、だと！？

表紙からわかる綺麗なイラスト、これがページを開いてもカラーが続き驚愕です！
綺麗な絵柄はもちろん、主人公が天才医師ということで物語としても結構サクサク進んでくれるので、見ていて楽しい。
ファンタジーな世界観ですが、洋風なので軍服好きな人にも刺さりそう。
韓国の方が描かれたものとのことですが、日本語訳などに違和感もありません。
世界観やお話も分かりやすくて、素晴らしい作品だと思います。

繊細な描写が綺麗すぎる！

髪に艶がないところから、綺麗になっていく様が素敵です！
これから旦那様といることで、少しでも彼女が前向きになっていけたらいいなと応援したくなるようなお話だと思います。
異能という魔法のような和風ファンタジー要素もあり、どことなく不穏な空気もあるように見えましたが、この結婚が主人公にとっての幸せな結婚であってほしいなと願ってしまうような、ちょっと切なさもある恋愛メインの物語で素敵だと思いました。

ポジティブ全開

転生やらファンタジー作品がひしめく中、こちらの作品は意表をついてくるかのような中華ファンタジー作品になっていると思います。
違う少女漫画ですが、はいからさんの主人公が好きな方は、この主人公も好きになれるのではないかと。

当時の時代背景をしっかり見せながらも話はポンポン気持ち良く進んでいってくれるので、展開にも飽きることなく読み進められます。
原作小説のテンポを崩さず、分かりやすくかつ綺麗な絵で見ることが出来るので、漫画も小説もどちらも面白いなと両方買ってしまう方が多いのも頷ける面白さです。

ポジティブ全開で突き進んでいく主人公を見たい人におすすめの作品です。

BL初心者でも読みやすかった

同じ学校を舞台に、3カップルのお話が短編で入っていて、それぞれノーマルな人だったり、元々ゲイだったりと皆それぞれ。
みんなの感情の揺れ動きや、価値観、世界が変わっていく描写が綺麗だなと思いました。
一巻で完結しているので手に取りやすいところも個人的には嬉しいポイントです。

これはあざとい（誉め言葉）

主人公のあざといが計算されている部分が多く、個人的にとても好みです！
タイトルのあざといが女の子の方を指していると思って読み始めたのですが、男の子もあざとい感じが。
タイトルの「君」がどちらを指しているのか、続きが気になります。

滾った！

少女漫画で囲碁の話を描いているのを初めて知り、大人買いしました。
八巻で完結する為、比較的手に取りやすいと思います。
何より、少し早いぐらいの話のスピード感と、碁の緊張感のようなものが感じられたのが、とても良かったです。
主人公を応援したくなり、他のキャラ達も応援したくなる。
主人公の恋愛を中心に、色んな人たちの努力や気持ちが伝わってきて、久し振りに誰かにオススメしたい少女漫画に出会いました。
ありがとうございました。

さらっと読めます

主人公×年下男子のお話です。
主人公の葛藤があったり、年下男子なりの悩みがあったりと、色々あります。
ですが、心臓がバクバクする程の緊張感や、胃が痛くなるような罪悪感や切なさのようなものはあまりなく、イチャイチャバカップルめー！幸せになれよー！
ぐらいの気持ちで読める、読み心地の良い作品でした。