五條瑛のレビュー一覧
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複数の視点から書かれているので初めは読みにくい。(横田は出てきても鉱物の彼らは出てこないし)
けれども、会議の骨格が明らかになるにつれて物語に引き込まれる。
他のシリーズに比べれば今ひとつだけれども、改めて国際社会の現状について思い直してみたくなる。Posted by ブクログ -
成嶋のキャラ、好きです。
先の先を読んで、冷静で、でもわかりずらい。
登場人物が多過ぎる気はするけど、まあ、メインの人間までぼけることはなかったので、まあ、いいかと。
他のも読んでみたいなと思います。Posted by ブクログ -
かなりおもしろかったです。五條作品は尻つぼみなことも多くて、途中はおもしろくて最後があっけないというスカンを食うこともあるのですが、この作品は最後まで楽しめました。
タジリとリョウのサイドストーリーが効いていたからだと思います。
自作も楽しみです。Posted by ブクログ -
前作に引き続き、架空の人工島である西日本国際空港を狙うテロ組織に対して、その高い頭脳と警備システム「ROMES」で立ち向かう成嶋との攻防を描いたシリーズ2作目。前作にて反則技も含めた「ROMES」の機能紹介が充分にされてるだけに、今回はシステムに関する余計なアピールが省かれて純粋にストーリーが楽しめ...続きを読むPosted by ブクログ
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最新の設備を備えた大空港と、それを守る者たちのクールな戦いがテンポよく描写されていて、一気に読めた。楽しめる作品ではあるが、犯人側には一分の同情心もわかなかったな(笑)。特に、キーになる空港に対する破壊活動の真の動機については、これは八つ当たり以外の何物でもないよなぁ。これはこれで作者の持ち味かな。Posted by ブクログ
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NHKでドラマ化されて初めて五條さんの作品と気づいて購入。五條さんの作品はやっぱりおもしろかった。空港でテロとの戦いという設定ながら割と淡々と進行していきさして緊迫感もなかった。テロとの戦いより成嶋と部下の砂村とのかけひきの方が気になってしまったwドラマも改めて見直したい。Posted by ブクログ
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もやもやも残るラストだったけど、読後感はすごくよかった。主人公の偲ちゃんやそのまわりの男の子達の、健やかさ、気持ちの良さに、救われる感じ。
「理解」と「共感」は違う!ということを思わされました。
偲ちゃん、リベンジプリーズ!ですなwPosted by ブクログ -
鉱物シリーズのスピンオフ的な作品ということで購読。
しかし計数屋という設定が想像していた以上に面白く、出てくる登場人物も魅力的。敵役になるお方の過去になかなかの萌えがあり、これはこれで1作書けるんじゃなかろーかと指をくわえている本日です。Posted by ブクログ