帚木蓬生のレビュー一覧
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百姓や庄屋の頑張りももちろんですが、反対派の庄屋や管轄する奉行の生き様も素晴らしく描かれています。
なかなかに涙腺を刺激してくれます。
ラストの描写はわかっていながら、「よかった。あぁよかった!」と心から思ってしまいます。
上下巻共に素晴らしい読み物でした。Posted by ブクログ -
パチンコ、麻雀、競馬、競輪…。「庶民の娯楽」という美名の陰で、急速に増えつづける依存者の群れ。この本には「地獄への片道切符」に乗ってしまった人たちの末路が描かれております。
僕は西原理恵子を始め、伊集院静や白川道など、確実にギャンブル依存症の作家のエッセイや作品を読んで、彼らの日常を笑ってみていた...続きを読むPosted by ブクログ