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Posted by ブクログ 2024年02月13日
騙されて強制連行された炭坑で辛く苦しい仕事をさせられていた。殴る蹴るは当たり前、亡くなっても何とも思わない日本人。そんな時代があったのかと苦々しい思いだ。
やっと逃げ出し戦後愛する妻と韓国へ行くも敵対している両国。妻は父に連れて行かれ別れなければならなかった。
辛かったねの一言では言い表せない大きな...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月16日
良い本を読んだ。久しぶりに電車の中で熱中の余り、降り損ねかけた。
帚木さんのミステリーっぽくない本を探していて見つけたのがこの本。あらすじを見て、テーマが戦時中の朝鮮人強制労働という政治・民族的なものなのでちょっと悩んだが、帚木さんなら冷静に扱うだろうと考え購入した。
前半は戦時下を中心に現代を...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月25日
朝鮮から強制連行されて、無理やり炭鉱の仕事をさせられる。それが、海を渡る最初の経験。ぎりぎりで生き延びてやっとのことで国へ帰るのが二度目。三度目は炭鉱町のその後の状況を知り、自分に約束したことを為すために日本へ渡る。
強制連行、炭鉱労働、会社の横暴、これらのことを日本人が朝鮮人に対して行ったことを...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月29日
第二次大戦中の朝鮮人強制連行・強制労働に関して
深く考えさせられる作品だった。
この本はフィクションだけれど、実際にこういう体験や思いをした人たちが
大勢いたという事実は忘れてはいけないことだと思う。
最期に彼のとった(と思われる)行動は賞賛される内容ではないし
彼自身にとっても最善であったのか...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月13日
職場の先輩からお借りした作品。とても苦しく、重厚な作品でした。
人は自分がされたことはいつまでも覚えているけど、自分がしたことはあまり覚えていないのかもしれません。でもだからといって、それを軽く考えたり、文中にもありましたが、加害者側が「水に流す」としてしまうのは間違いだということがわかりました。
...続きを読む
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