西岸良平のレビュー一覧

  • 三丁目の夕日 夕焼けの詩 12
    ずいぶん久しぶりに読みました。
    学生時代にはビッグコミックや単行本になった物をみんなで回し読みしていた。
    日常生活で誰にでも起きる小さな事件は、ヒーローが現れて解決してくれたり奇跡が起きてめでたく終わるわけではなく自然な成り行きを見守ることになる。
    だから読者は自分の人生を西岸良平が描くストーリーに...続きを読む
  • 三丁目の夕日 夕焼けの詩 7
    これはガチの傑作。藤子不二雄「分岐点」のような話、つまり人生のどこかでの判断で生まれた後悔やノスタルジーが全編に渡って、本当に様々なシチュエーションで描かれ尽くす。子供の頃から好きだったが、今読むとあまりに胸が痛い。SFもハードボイルドも自由自在で、全て青木吾郎とヨー子、黒田という形式的な設定なのに...続きを読む
  • 小説 DESTINY 鎌倉ものがたり
    移り変わる描写が想像できて、しかもあきこさんを思う気持ちに泣けます!細かい部分も、書かれていて行ってみたくなります。黄泉の国で、両親に会えて誤解がとえた時は、泣きました。とても好きです!
  • 三丁目の夕日 夕焼けの詩 6

    『幻海紀行』

     終戦の年、タカオは一人、島の祖母の家に疎開した。その日、広島にピカが落ちて母が死んだことを聞かされたのはずっと後の事だった。身寄りのなくなったタカオはそのまま島の祖母の家にひきとられた。
    「おばあちゃん、もうすぐお医者さんが来るからね」「タカオ、ばあちゃんは死んでもお前のことを見守っているよ。そ...続きを読む
  • 三丁目の夕日 夕焼けの詩 4

    『振り子時計の下』

     考えてみれば母は不思議な人間だ。田舎にいた頃のあの平凡な母、そして町へ出てからの魔女のような母。女はこんなにも変わる事ができるものなのだろうか? 「耕太郎、迎えに来たよ。一緒に帰ろう」「母ちゃん、なあにあの火は」「あれは誰かが死んだんでお狐さんが送り火を焚いているんだよ」……。
     切ない母の愛に...続きを読む
  • 三丁目の夕日 夕焼けの詩 5

    『せいくらべ』

     三浦さんは一粒種の新一郎を目の中に入れても痛くないほど可愛がっていた。しかしその年の夏、新一郎は疫痢にやられた。それから五年後、三浦さんの家では養子をもらった。
    (死んだ新一郎と比べちゃ可哀想だけど、どうも落ちるなあ、雄一郎は顔も頭も)……。
     子を想う親の気持ち、時の流れによる慰めを知る短編...続きを読む
  • ビッグコミックオリジナル 2021年7号(2021年3月19日発売)
  • 三丁目の夕日 夕焼けの詩 3

    絵の隅々まで愛らしく懐かしい

    実家でほぼ全巻持っていた三丁目の夕日シリーズ。一人暮らしをはじめて読めなくなってしまったが、何度も読みたくなるのが本作の魅力。凧揚げにはまっていたので、ミッちゃんとタコの話があるこちらの巻を購入。細かく書き込まれた絵は何回読み返しても発見がある。背景や、絵の隅にいるキャラにも是非注目して読んでもらい...続きを読む
  • ビッグコミックオリジナル 2019年6号(2019年3月5日発売)
  • ALWAYS 三丁目の夕日’64
    これが原作と思って間違って買ってしまったけど、実は映画をもとにノベライズされたものらしい。

    親子の愛、昔ならではのご近所さんとの温かな繋がり。

    話の途中、途中で、そういうものにじーんときて思わず涙が溢れた。愛に溢れて生きていきたいなと思った。
  • 三丁目の夕日 夕焼けの詩 1
    親が集めているのをキッカケに小さい頃から今も読んでます。
    自分が知らない昭和30年代を、知る事ができる。
    でも、何だが懐かしい感覚にもなれる。
  • ALWAYS 三丁目の夕日’64
    父親って悲しい
    六ちゃんの幸せを思いながらも東北人らしい(?)不器用さから娘は「口減らしで・・・捨てられたんです」と思い
    ブンガクの活躍を願いながら涙をこらえて勘当にした父親
    ビルヂングを作るまで(這い上がる)仲間として六ちゃんを実の娘のように思うスズキオートの社長

    そして、本当の父親ではないけれ...続きを読む
  • 三丁目の夕日 夕焼けの詩 1
    父の本棚にありました。
    初めてであったのは小5くらいのときで、
    一話一話に登場する子どもたちの生活や感情に沢山の衝撃を受けました!
    何度でも読んでしまう。独特の暖かさが羨ましいんです(*^_^*)
  • 鎌倉ものがたり 1巻
    父の本棚より読ませていただきました。
    人間と妖怪の交流が、日常として繰り広げられる様子が堪らなく好きです!
    鎌倉の魅力も沢山貰っています(^^ゞ
  • 三丁目の夕日 夕焼けの詩 45
    夕焼けの詩は映画化されて欲しくなかった…登場人物が全て違う。何で六さんが女の子なの?ヒロミと茶川先生との絡み方違うし、一平君のお父さんもキャラ違う!本家はもっと暖かく、切なく、読み応えあり!
  • 三丁目の夕日 夕焼けの詩 56
    西岸良平の「夕焼けの詩(うた)」シリーズは「ALWAYS 三丁目の夕日」として映画化もされましたのでご承知の方も多いかと思いますが、
    私は昭和50年代初めの頃から読み始めて、
    コミックスも第1巻からほとんどを買ってきました。

    ときどき、まだ「三丁目の夕日」というサブタイトルがないころの本も読んでい...続きを読む
  • 鎌倉ものがたり 26巻
    「三丁目の夕日 夕焼けの詩」と並ぶ西岸良平の代表的作品で、ほとんどの本を持っています。
    「魔界都市?鎌倉」を舞台に起こる数々の難事件に挑むのが主人公のミステリー作家一色正和先生とその妻亜紀子さんという設定。鎌倉署の大仏署長や怪盗鎌倉ルパンなどもサブキャストとして面白い存在です。
    鎌倉やその周辺をを舞...続きを読む
  • 鎌倉ものがたり 26巻
    このごろとみに知名度が上がってきた西岸 良平さん。あの「三丁目の夕日」の原作者です。こちらも同じ不思議な味わいで、何度読んでも飽きません。鎌倉を、完全な不思議ワールドにしてしまって、住んでいる人が読んだら怒るのでは、と少し心配にもなるくらい。
    でも、なんともいえない魅力のありそうな鎌倉・・・。是非一...続きを読む
  • 鎌倉ものがたり 24巻
    小学校くらいの頃から母と一緒に愛読中。
    一年に一度くらいしか発刊されてないのかな…?
    独特の雰囲気にあふれてて、面白いです。
  • 三丁目の夕日 夕焼けの詩 6
    子供の頃から繰り返し読んでます。どれも大好きで、どの話がどこの話かほとんど記憶してます。ヨーコさんが好きだったりします。