高嶋上総のレビュー一覧
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佐々成政と小百合姫の哀しいお話。
成政の姿に自分を重ねてしまう直江が切なくて…。
成政の愛に涙しながらも、覚醒してしまった直江があまりにもあれでちょっとどうしようこの人ほんとに本物だったの?って驚愕した初見当時(高校生)。
記憶なくした景虎から発せられる言葉の数々に直江の我慢も限界。
無知って罪...続きを読むPosted by ブクログ -
国領のじいさん、人間が大きすぎて涙が止まりませんでした。
とにかく強くなりたくて、強さを求めて高耶を捨てようとしたけど、さすが譲です、いいこと言った!
いろいろ悟ってからの高耶さんが凄まじく格好よくて、これは服従するしかないよね…と直江的思考を。
お母さんへのわだかまりも溶けたのかな。
高耶さん...続きを読むPosted by ブクログ -
ほーいほーい。爆発おじさん(久秀)の大事な平蜘蛛が悪さするお話です。
東大寺での直江の独白、好き。
とうとう想いを閉じ込めておくことが難しくなってきた直江…。
高耶さんが記憶を取り戻そうとすればするほどに直江は追い詰められていくね。
この人を護りたいと強く思う心と紙一重のところに凄まじい狂気がひそ...続きを読むPosted by ブクログ -
早くも織田が絡んでくるお話。
森蘭丸。可愛い顔してどえすな蘭丸。
綾子ねーさんと千秋登場です!好き!
おれには関係ないもう関わらない…とか言いつつも、がっつり関わってくれる千秋好き。
だんだん直江を必要とし始める高耶さんがとても愛おしい。
直江もまだ…大丈夫(笑)
無意識に見せる景虎様の片鱗が...続きを読むPosted by ブクログ -
仙台編。大好き仙台編。
伊達政宗公の懐の深さがとても好きなのです。
あと国領夫妻。
いろいろ…いろいろ明らかになってきます。
殺伐としてきました。
高耶と景虎との狭間で苦しむ高耶さんが痛々しくて…。
伊達の主従を見ながら直江を思う高耶さんが切なかったです。Posted by ブクログ -
景虎の人間臭さ?なんていうのかなぁ、肩を揺する場面がすごい印象に残った。いままでそういうことはしなさそうなひとって感じがしてたっていうか。挿絵の効果とかもあるのかな。
で、読んでなかった!!と思って慌てて読み始めてはみたものの一ヶ月かかって読みながら読み忘れてた理由をさっきようやく思い出したよ。幕...続きを読むPosted by ブクログ -
邂逅編完結。夜叉衆5人がようやく揃って。彼らの名前が並んだだけでぐっ、ときた。
前回まで追い立てられるように読んできた印象だけど、今回は落ち着いて読むことができたと思う。これで終わりと思ったせいかもしれないけど。
20140203~20140209Posted by ブクログ -
待望の昭和編!
すごく楽しみにしていましたが、今後の展開がわかっているぶん、ストーリーが進むのを見ると、、、。
最初、「笠原が直江なの?」と思いましたが、読んでみたら納得しました。どこの時代でどんな姿をしていても思考回路はやっぱり直江なんだね、、、と(笑)
今後も楽しみです。Posted by ブクログ -
途中で読むのを中断させないこのスピード感。やっぱこれよねー。
夜叉衆ののちの彼らに繋がる関係とか想いとか、彼や彼を思い起こしてムフムフしてみたりしたわ。
安田殿と呼ぶ直江に「馬鹿。長秀でいいよ。…」っていっちゃう長秀さんにきゅん…やっぱ好きだわ。
あと一冊とか、さびしいな。
20130217Posted by ブクログ -
同性愛だけど、あまりにも壮大なスケールで描かれた世界観や、構成力に圧巻です。各キャラクターたちの魅力的な個性や、心理などの描写も申し分ないです。
ただサクサク読み進めたい人にはキツいと感じるかも…?
まだ全巻読んでないのですが(汗)、高耶と直江のあまりにも一途でお互いを求めるその姿に胸が打たれま...続きを読むPosted by ブクログ -
執筆は神戸の震災前なのかな?神戸のホテルで高耶さんと直江がワインプレイしてる描写でグヒグヒしちゃったおね…!あとがきで作者が「震災のあったあの街の灯り一つ一つが愛しい」みたいなこと書いててジンとしちゃったおPosted by ブクログ
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アニメで見て興味を持って原作を読み始めました。
そして昨晩、ついに本編を全て読み終えました。
還りたい。
還りたい。
私の中の何かがそう叫びました。
松本で高校生をやっていたあの頃に、
怖い夢を見たのですかと囁いてくれた彼の側に。
戻れないという事の痛みと、
これからも進み続けるという事の愛。...続きを読むPosted by ブクログ -
最終巻をは40だけど、間に番外編もいっぱいあったし、邂逅編も読んでたからいったいミラージュだけで何十冊読んだのやら。。。しかも邂逅編がまだ続いてるって最近知ったし(^^;
また全部読み返してみたい気もしないでもないですね。。。でも若かったから読めたのかも。Posted by ブクログ -
最終巻、本屋で手に取ったときに震えていたことだけやたらと覚えております。
ページを捲るたびに血圧が上がるほどの興奮はしない歳になっていましたが、それでも最後は燃え尽きました。
高耶さんの、「約束、かなえられそうにない」で号泣し、それでも直江が足掻くだろう! と一縷の望みを抱きながら読んでいたのが悪...続きを読むPosted by ブクログ