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高坂(こうさか)の謀略で慈光寺(じこうじ)を爆破され、九死に一生を得た高耶(たかや)。だが、住職の国領(こくりょう)は瀕死の重傷を負ってしまった。自分の無力さを知り、かつての景虎(かげとら)の《力(りょく)》を取り戻そうと苦しむ高耶だが…。一方、仙台に集結した千秋(ちあき)、綾子らは、仙台市を『金輪(きんりん)の法』を用いた巨大な結界(けっかい)で包囲する最上義康(もがみ よしやす)を追っていた。呪法(じゅほう)の「壇(だん)」となる陥没事故現場を舞台に、義康と冥界上杉軍(めいかいうえすぎぐん)の対決が始まった!
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Posted by ブクログ 2014年06月04日
国領のじいさん、人間が大きすぎて涙が止まりませんでした。
とにかく強くなりたくて、強さを求めて高耶を捨てようとしたけど、さすが譲です、いいこと言った!
いろいろ悟ってからの高耶さんが凄まじく格好よくて、これは服従するしかないよね…と直江的思考を。
お母さんへのわだかまりも溶けたのかな。
高耶さん...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月09日
サイキックアクション小説、仙台編・後編。
青面金剛や明王たちの画像を検索して見ながら読んだら楽しかった(笑) 良い時代になったもんだわ…(遠い目)
仰木高耶である自分と求められる『上杉景虎』としての狭間で、自身の存在の不安定さに揺れ動く高耶が切ない。まだ17歳なんだよー(泣) 強がっていたって、ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
最上義康の呪詛が牙をむく、仙台編後半。
千秋、譲そして伊達小次郎の手によって山形を脱した直江が揃った。
仙台市民を洗脳する呪詛に立ち向かう。
立ち上がる伊達政宗、その力の片鱗を見せ始める譲。
東北の戦が闇戦国の炎を煽り立てていく。
大切な人を傷つけられて、高耶は十七年生きてきた仰木高耶を代償とし...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月11日
仙台編後編。
前編に引き続き、高耶としての人との触れ合い、景虎としての触れ合いが
興味深く面白い。
晴家が優しくてキュートだし、
おかあさんとの関係も少しでも前進出来たというのは読んでいてほっとする。
あと20年早く生まれていれば 、と思った願いが叶う
という伊達政宗の描写も闇戦国の設定も非常に...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月31日
今巻から戦闘描写が本格化!という感じで、読んでて楽しかったです!
発行当時はあんまり重要視してなかったけど(というか直江と高耶さんの関係ばかり気にしてたから?)譲ってキーパーソンだったんだな~と改めて。
あの2人の親友関係はみてて和みますね。ずっとこのままでいてほしいな…
そして最後のシーン。高耶さ...続きを読む
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