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高耶(たかや)を探して阿蘇山中をさまよう風魔小太郎(ふうまの こたろう)は、島津の鎧武者に囲まれていた。次々と襲いかかる亡霊たちに、小太郎は神刀・嵐斬丸(らんざんまる)で立ち向かうが…。一方、高坂弾正(こうさか だんじょう)を八海(はっかい)にまかせ、高耶のあとを追う開崎(かいざき)/直江信綱(なおえ のぶつな)は、島津兵との戦いで瀕死(ひんし)の重傷を負った小太郎と出会う。「わたしという直江なら景虎(かげとら)様を裏切らない」と開崎に告げる小太郎。ふたりの「直江」の対決が始まろうとしていた!
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Posted by ブクログ 2018年12月09日
炎の蜃気楼17
小太郎VS直江。
小太郎と直江が協力して高耶の誤解を取り除く展開を一瞬想像したのだけど、さすがにそう甘くなかった。
小太郎(の宿体)が死亡。直江の傀儡(開崎誠)は生死不明。
結局二人とも高耶のもとへはかけつけることができなかった。
どこまで話をこじらせるつもりなんだ作者。こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月07日
今までぼんやりとしていたことが、ここに来てようやく鮮明になってきた印象。
機械人間だった小太郎が感情剥き出しにして闘う姿、壮絶でした。
景虎様になまえを呼んで欲しい、愛しい…って感情までもが芽生えてた小太郎、景虎様の魅力っておそろしい。
『直江』でなければならないから宿体にこだわり、どれだけボロボ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月07日
小太郎がとても切ない。
読んでいる最中、残りのページ数で話が畳めるのだろうかと思ったら
なんと後編と銘打っているけれど終わらないという。
この辺りの掟破りっぷりや、当時はあまり気にならなかったがぽつぽつと地の文に混ざる
話し言葉など、若い筆者の勢いを良くも悪くも感じる。
開崎さん本体が非常に気の毒...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月12日
小太郎が~!
新旧?直江さん対決です。前々巻くらいからなんとなくこんな感じになるだろうと思ってましたけど…小太郎が切ない!でも再登場フラグもでてたので、またもどってきてくれるかな~。
相関図が三つ巴というか五つ巴くらいになっていて大変分かりづらいです。
敵味方が入り乱れています。
この後、ちゃんとお...続きを読む
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