高嶋上総のレビュー一覧
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桑原水菜のよいところは後書きが読みやすく、分かりやすい点です。
なぜ,幕末かという問題に丁寧に答えている。
また、本書は雑誌への連載だったそうですが、
読者からの史実に対する指摘を受けて、加筆しているとのこと。
雑誌があれば、比べて読むと面白そうです。
後書きは、本当に素直な文章で、内容が気に...続きを読むPosted by ブクログ -
出版社/著者からの内容紹介
不動山城を鎮めた後、景虎たちは再び怨霊退治の旅へ。途中、春日城下では人を狂わせる妖刀の噂が町を騒がせていた。それは御館の乱の敗死者が生んだもので、景虎の怨念に原因があるらしいが…!?
内容(「BOOK」データベースより)
死に際の景虎の怨念を受け、付喪神となった吉祥丸。...続きを読むPosted by ブクログ -
出会ったのは高校生の時でした。
すでにBLの世界に足をつっこんでいたものの、必死に勉強していたために「歴史物を読んでみよう」とおもってうっかり購入したのが運のつき。
でも、これがきっかけで出会えた人がたくさんいて、今の私を形作るなくてはならない本。
まさか自分の出身県が最後の舞台になろうとは思わなく...続きを読むPosted by ブクログ -
思えば、中学生のとき発行とリアルタイムに読み進めて途中で断念したこの作品。桑原先生のあとがきにある通り、今の自分が読むからこそ、こんな感じ方ができるのでしょう。
高耶さんと直江さんが歩いてきたこの物語をとても大切な宝物のように思います。
本音を言えば、高耶さんが穏やかに笑って直江さんとずっと生きてい...続きを読むPosted by ブクログ -
ミラージュは惰性で読んでいたんですが、これは久しぶりに面白かったです。『こういうの読みたいな』と思っていたものを出してくれたな~と。
ラストでは久しぶりに泣いてしまいました・・・。水菜さんの筆、やっぱいいですね。好きです。Posted by ブクログ -
本編の番外編です。
1996年にハードカバーで発行されていたものが、ミラージュアニメ化の年に文庫版で刊行されました。だから表紙絵がアニメちっくです~氏照兄かっこいいな…。
[群青]
北条兄弟の話。主役は氏政兄でどんだけ氏照兄が好きなんだか描かれます…もとい、「覇者の魔鏡」本編では悪役として敵対しあ...続きを読むPosted by ブクログ -
本編の感想じゃないけど…こないだ「美の巨人たち」で松本城の特集観て、俄然ナマで観たくなりました。
松本に行ってみたいなぁ…。
石川数正さんは本編に出てくるのだったかしら…?Posted by ブクログ -
高耶さんと千秋さんは主従な感じにとらわれない友達の様な兄弟の様な雰囲気でいいコンビですね。直江氏はそろそろ暴走し始めてますし…。
奈良に行きたいなぁ。Posted by ブクログ -
初めて読んだ時(中学生の頃)に真似して「数息法」やったことを思い出しました。梵字が覚えられなかったな…。アホな自分が懐かしく恥ずかしい…。Posted by ブクログ
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元々ハードカバーの物をコバルト文庫化したもの。邂逅編の話の中で妖刀乱舞と1、2を争う程好きな話。とにかく面白い。景虎様美しい。そして直江の思考についつい笑ってしまうのは本編を知っているからかも。Posted by ブクログ
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下巻。初調伏シーンはやっぱりいい。ラストの直江と景虎様のやりとりにドキドキしつつ、色部のとっつぁん頑張って!と応援したくなる。Posted by ブクログ
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中短編の寄せ集め。このくらいのボリュームがちょうどいい。
色部さんが双六とかなにごと?と思ったけど、人間臭いっていうかおっさんらしいな、って。
長秀がかっこいいとこあったなぁ…どこだっけ?景虎と背中合わせで敵に立ち向かうあたり、高校生時代がこんな雰囲気だったなとか、直江と高耶さんとの関係もなんだ...続きを読むPosted by ブクログ -
未だに表紙を見ると胸がぎゅぅとなる。目頭がじんとくる。最後の最後の千秋との会話は涙で滲んで息苦しくて、ほとんど読めてません。あの二人は、あの在り方でこれからも続いていくんだね。
ありがとう、炎の蜃気楼。
(2010年GW 全巻再読・・・・・・社会復帰できないと思った)Posted by ブクログ -
橘義明24歳。景虎を失っているときの橘さんの危うさが際立つ番外編。この数年後に始まる本編の直江の姿は、この延長にあるのかと思うと、本当に感慨深い。「砂漠殉教」とあわせて大好きな番外編です。(幕末編が出て、二人の歴史がどんどん埋まっていくのが楽しい)Posted by ブクログ
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炎の蜃気楼幕末編。
本編を途中で挫折したのでどうかなぁ・・・と思ったけれど、丁度『龍馬伝』に重なる部分があり、面白かった。
いつでも直江さんは直江さんで、千秋は千秋である。
何故か、安田長秀だけは現代名だ・・・Posted by ブクログ