相田裕のレビュー一覧
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「不幸を宿命づけられている少女たちの一握りの幸せ」というテーマが丁寧に描かれている1巻。
特にリコの話には「ガンスリンガーガール」という作品のハードボイルドさが顕著にあらわれていて、印象的。Posted by ブクログ -
FSSのファティマ、ワイルド7のラスト、様々な忘れられない作品が頭をよぎる。
敷居は高いし、絵柄、設定で敬遠されることも多いだろうが、名作と言って良い。Posted by ブクログ -
一巻からずっと追いかけてきた作品なので、終わるのはとてもさみしいのだけれど、丁寧なラストで良かった、という思いも強く。義体のそれぞれに、作者からの愛情を感じる最終巻ではないかと思います。
出遅れて特装版が手に入らなかったのだけれど、ほしかったなぁ(笑Posted by ブクログ -
ぺトラ参入後の話として他の義体と絡ませたりしつつ、新参が入ったことを巧く活用して話を深める巻といった印象。既に説明された問題を知らないペトラが触れることでさらに深める辺りが特にその面が目だって良い。
一方でサンドロ&ペトラ組の描写に偏りがちな面は少々不満な面もあるか。
話を進めながら擬体の難儀な特性...続きを読むPosted by ブクログ -
現在14巻:2012年7月14日現在。体を機械に改造され、『条件付け』という方法で担当官への好意を抱く少女達。一組で『フラテッロ(兄弟)』と呼ばれる彼らはそれぞれの思惑や葛藤、愛情、後悔など様々な感情に縛られながら公社から下される命令を日々こなしていく。キャラクターの思想や人間性が織り成す物語が心に...続きを読むPosted by ブクログ
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待ちに待った最新刊。さらに激化していく、ジャコモVS公社の決戦。
ついにジャン・リコ組がジャコモと直接対峙し、激闘を繰り広げる。最後のリコの言葉が強く印象に残った。リコの強い思い、生きる理由のようなものが見れて良かったと思う。
他のフラテッロたちもある者は散り、ある者は戦い抜く。救いのある結末とは言...続きを読むPosted by ブクログ -
ジャコモ戦終結かな。前巻でヘンリエッタがジョゼを撃ってしまってはわわ…どうなってしまうん。と思いましたがもうこうなるしかないという感じになってしまった。激しい戦いだな。公社はなくなるかも知れないな。Posted by ブクログ
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兄弟は最期まで一緒なのだ。
そこに条件付けで芽生えた絶対の愛に対して哀愁や愛情を持つのは人間であったから、最期も一緒に付き合うのだろう。
少女達の二度目の生に与えられた幸福が正しくなくとも、一度目の生よりもマシな道で好きな兄弟と一緒なら寂しくない。Posted by ブクログ -
おうふー。「いつかは出さなきゃならない膿だ」ってやつですか。これまでのゆっくりしたペースがなんだったのかというくらいの掃討戦。あいつもこいつもみんな……。
これで終わりかと思ってたけど、なんかもう一戦残ってそうな感じ。Posted by ブクログ -
ジャコモ戦終結か。闘いの果てにあるものは。
あまりにも大きい損失を残したジャコモ戦。
去った者、そして、生き残った者。
この因縁をどう決着つけるのだろうか。
次巻完結か。
寂しい。そして、悲しい。Posted by ブクログ -
これまでに生きる事の意味を問い続けてきたこの作品ですが、ついに物語も終局を迎え、死に様について登場人物ごとに描かれています。
倫理に反し生かされ使われてきた彼女たちとそれを支え合ってきた彼らの物語の答えはもうすぐです。楽しみでもありもうじき終わってしまうのかと寂しくもあります。Posted by ブクログ -
誰が生き残ってくれるのか?
どの義体が残るのか?
それぞれに厳しい結末だが救いが感じられないでもない。
めでたしめでたし、の大円団は元から期待できなかったけれどどのようなラストになるのか・・・。Posted by ブクログ -
少女達からそれを取り巻く大人まで、登場人物の一人一人にすごく愛着が湧く。
読んだ直後に感想書いているのでまだわかんないけどきっと悲しい終わりが訪れるんだろうなー、とPosted by ブクログ -
年端も行かない女の子が銃を持ってドンパチ、という妄想全開の設定だけど、丁寧に作られた世界観(設定や絵柄も)の為にいやらしい感じがしません。
もっとも作者はエロゲーのイラストも手がけているようですが…。
いや、逆にそのおかげでこっちの作品ではストイックさを保っているのかも。
担当官にほのかな恋心を抱...続きを読むPosted by ブクログ -
13巻まで。
8巻〜10巻まで毎巻号泣。ペトラ、アンジェリカ、トリエラとたたみかけるようにきた。6巻のペトラの細かい伏線だとか、アンジェリカのパスタのあれとか、まさかのトリエラの1巻のあれが伏線だとか。くそ、にくいわ。
このままだとヘンリエッタとリコが死んじゃう時、もう号泣にもほどがある。二人とも...続きを読むPosted by ブクログ