佐藤航陽のレビュー一覧
-
お金について改めて考えさせられる本。
お金はただの道具であり、その道具のあり方もITの発展によって変わってきている。
資本主義から価値主義への移行。
お金やモノではなく、フォロワーなどのこれまでに無かった新しい価値が重要になっていく社会。
これからのITについて改めて学び、特にメタバースなどの主流...続きを読むPosted by ブクログ -
1年以上前なのですね、、
これを買った当時は、アンテナ張って新しい!面白そう!と思い買いました。
途中まで読んでぼーーーっとして、最近本読んでない!と気づいて読み直しました。
後半は難しかったけれど、難しいなあだけで止めてはいけない危機感を感じました。Posted by ブクログ -
経済の民主化、お金のコモディティ化
個人が新たな経済圏を確立できる世界。いろいろな経済圏が並立する。
メタバース、ブロックチェーン、SNS
歴史のなかで知識の民主化が起きたのと同じような流れで、経済の民主化が起きる。
16世紀に印刷技術が生まれ、書籍ができ、
大衆が知識を学べるようになった。
そ...続きを読むPosted by ブクログ -
Audibleにて。
数年後にはフォートナイトなどに親しんだ子どもたち、気軽にオンラインで他者とコミュニケーションしたりする子たちが活躍する時代。その時、社会はどう変化するんだろうというのはワクワクするPosted by ブクログ -
「メタバース」の基本をおさえる目的で。しばしば一緒くたにされる他のキーワードとの違いや関係性の解説もある点はわかりやすい。
どこまで、どういうペースでメタバースが社会に取り入れられていくのかわからないが、もし多くの人が現実よりも快適なメタバース社会を選ぶようになるとしたら、その快適さは社会の構成員に...続きを読むPosted by ブクログ -
前半は現在の背景やトレンドの解説。序章と第1章だけ読んでもいいかも。
そこから先は世界の認知や生態系の話。後半になるほど哲学っぽい話に聞こえてきた。好きな世界で好きなように生きていく、という一見理想的な世界ができるような書きぶりではあるが、実際は新しくできた世界でも他人との比較や競争は起きそう。自分...続きを読むPosted by ブクログ -
仮想通貨、NFT、メタバースなどバズワードが多く出てきている金融業界だが、これから未来お金はどのように変化していくのか?を著者の経験から推論した一冊。
お金という中央集権型ではなく、これからは個人の信用が担保として変わっていく世の中になる。Posted by ブクログ -
著者の最新作「世界2.0」のAudible配信を待っている間に、前説として。
国家の特権であった経済が個人に与えられる時代になったという解釈が面白い。
Posted by ブクログ -
価値主義とは
①お金や経済の民主化
これまで300年近く国家の専売特許となっていた通貨の発行や経済圏の形成が、新たなテクノロジーの誕生によってだれでも簡単に低コストで実現できるようになりつつあります。
②資本にならない価値で回る経済の実現
価値という言葉を使うときには、①現実の世界で役に立つとい...続きを読むPosted by ブクログ -
人間は自分が生まれた時にすでに存在したテクノロジーを、自然な世界の一部と感じる。
15歳から35歳の間に発明されたテクノロジーは、新しくエキサイティングなものと感じられ、35歳以降になって発明されたテクノロジーは、自然に反するものと感じられるPosted by ブクログ -
1.効率化を図る前に、そもそもそれに取り組む価値があるのか考えると、もっとも時間のかからない、やらないこととやることの選別にかけることができる。
2.ビジネス界では、みんなが納得して動いたら遅いし失敗する。
3.情報量と幸福度は反比例すると主張した心理学者バリーシュワルツ
人はより多くの情報にアク...続きを読むPosted by ブクログ -
なかなか面白かった!
世の中のパターンを認識して現実の最適化をはかる!
点を線で捉えて先を想像する!
タイミングが大事!
FacebookはInstagramの今後伸びを理解してお得に買った!
先読める力を持って成功しているのがGAFA
テクノロジーは神にとって代わるのか?
無宗教の割合が増えている...続きを読むPosted by ブクログ -
異常にコスパを重視する最近の風潮においては、「未来を読んで製品を開発してヒット」は琴線に触れるのかもしれません。
しかし、未来は誰にも分かりません。確かにパターンはあってもどのパターンになるかまでは不明です。
結局、自分がやりたい事をやるのが一番です。生前のジョブズに「スマホの戦略はパソコンの二...続きを読むPosted by ブクログ -
技術と未来予測についての本です。
社会の捉え方が面白いです。
政府と企業は、人に快適さを提供するという面で共通していると言う。
ベーシックインカムについて、政府が行うのではなく、企業が行う未来もあり得ると書いている。
無料で提供しても、企業側にメリットがあれば成立する。
社会的起業の行き着く先と考え...続きを読むPosted by ブクログ -
未来予測の鍵は「線」で考えることと(これは最近の他の本でもよく見る)、タイミングを見極めること。変化に先回りし適切なときに適切な場所にいることが求められる。Posted by ブクログ
-
国家や政治の未来を導入に未来予測の難しさやその有効性について語ります。そして未来予測に鍵はパターンにありと真髄に迫ります。この本の真骨頂は後半にあって、第二章未来予測の技法での「テクノロジーの進歩と社会の変化に潜むパターンがとても面白い。ところどころ論点が不安定になるところが気になりますが、言わんと...続きを読むPosted by ブクログ