川島隆太のレビュー一覧
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初めてスマホを持ったころ、パソコンを立ち上げなくても、掌でインターネットサーフィンができる手軽さに、ついつい時間を消費していました。
今は、特に目的もないのに、スマホでネットをしないように心がけてはいますが、ガラケーからスマホに買えて、本を読む時間は減ったことは実感しています。
恐ろしいのは、スマ...続きを読むPosted by ブクログ -
脳科学など根拠にしてて、ただこれがいいという説明でないので納得できる
どんなに勉強しても読書しないと成績伸びない
小学生は勉強2時間より勉強1時間読書1時間
細切れ読書
読み聞かせはコミュニケーションの脳が働くPosted by ブクログ -
なんとなく手にした本だけど、自分と同い年、ゆとり世代の研究者ということに親近感がわいた。そのゆとりがオンラインでは人との繋がりを感じられない、スマホの長時間利用は勉強をどんだけしても逆効果だと言ってるんだから「あ、まずいかも」と思う。
それにしても、対面でワイワイやったり「あ、通じ合った」と思える...続きを読むPosted by ブクログ -
スマホが中学生の学力にどのような影響を与えるのかをまとめた本。
内容は個人的にはかなり衝撃的な内容だった。
スマホが学力を下げる要因の1つだというのは想像できるが、スマホを使うことによって、学習時間や睡眠時間が削られることで下がると思っていた。
しかし、そうではなくて、スマホを使うこと自体が学力を下...続きを読むPosted by ブクログ -
偶然だが、斎藤環と佐藤優の『なぜ人に会うのはつらいのか』を読んだ後にこの本。斎藤環の対談本は、対面の暴力性を解説し、オンラインと対面の両立が良いという話だった。本著は、オンラインの危険性を説く本。両面から考える事で、より理解が深まった。ただ、結論としては、私はオンラインで十分だ。
オンラインでは脳...続きを読むPosted by ブクログ -
・LINEはスマホ仕様の経年変化データと比較して、使うのをやめたことによる成績向上よりも、使い始めたことによる成績低下の影響の方が強いようです。
・ゲームの影響と同じく、テレビを長時間視聴する児童・生徒の言語知能の発達に遅れが見られること、前頭葉を中心に大脳皮質の発達に遅れが見られることを明らかに...続きを読むPosted by ブクログ -
ごもっともだなぁ、^^;
ただ、このプログラムがきちんとできる家庭(保護者)は、そもそも子どもをネット依存状態にするかなぁ…。。。
それくらい依存から、通常の状態に戻すにはエネルギーがいるんです。
つくづく、一歳児健診とかのときにスマホを子どもに持たせるリスクとか、家庭内でのネット使用についての...続きを読むPosted by ブクログ -
デジタルスクリーンの弊害をまとめた本。普段当たり前に使っているデジタル機器が、こんなに悪影響を及ぼすとは思っていなかった。妻が子供に対してしつこいぐらいスマホの使用を注意していて、そこまでしなくてもと思っていたが、この本を読んで妻が正しい事が理解出来た。仕事柄デジタル機器を取り除く事は出来ないが、な...続きを読むPosted by ブクログ
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通信回線を使ったオンラインコミュニケーションが人間の脳に与える悪影響をまとめた本。
自分の仕事がほとんどオンライン化する中、なかなか厳しくごもっともなご指摘である。対面の重要性と経済的合理性を天秤にかけるのは難しいそうなので、やはり交渉、創造、営業などの業務と情報交換の業務などで面直、オンライン会議...続きを読むPosted by ブクログ -
オンライン会議などに対して警鐘を鳴らしている。主張において著者の研究結果をエビデンスとしており納得感が高い。学力とスマホ使用時間で、スマホ時間も勉強時間も長い人より、両時間が短いほうが学力が良いという結果には驚いたが、スイッチングによる集中力維持ができていないとの内容には納得。おそらくsnsが気にな...続きを読むPosted by ブクログ
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スマホやゲーム等の電子機器と勉強時間に関する本。いくら長時間勉強しても、2時間以上スマホに触れていると、その効果は激減してしまう。
我が子にもスマホの利用時間やルールなど、改めて見直すきっかけとなった。
内発的動機付けと外発的動機付けという、勉強するキッカケ?モチベーション?がどこにあるかによって...続きを読むPosted by ブクログ -
身体に悪いのはわかった反面、インフラとしてデジタル機器が必要なのも事実。要はどういう影響があって、上手に付き合うかを大人が教えればよいのです。
その影響を知るのにうってつけの本です。Posted by ブクログ -
調査に基づき、色々な研究や論文も紹介してくれている一冊。私自身もスマホに支配されてる感じがするので、深く心に刺さりました。
テレビもスマホと同じで、前頭前野が働かない。Posted by ブクログ -
読書と学力の関係など、時間や年齢その他、様々な角度から相関関係だけでなく、因果関係も明らかにしようとした研究を紹介した本。
読書しない小中学生の偏差値は低い、逆に2時間以上、読書している人の偏差値が下がるのは、それ以上に睡眠を削ったりしている影響があるとのこと。
良く寝て、良く本を読み、良く勉強...続きを読むPosted by ブクログ -
何でもそうだけれども、何となくで説明されると胡散臭さが抜けないが、しっかりデータで説明されると納得することができる。
スマホが悪いではなく、スマホによるマルチタスクが原因だというのはとても興味深かった。
けれども、逆に考えればスマホの技術発展にもつながるのではないか。マルチタスクをさせないスマホ。子...続きを読むPosted by ブクログ -
一部ご紹介します。
・2時間以上勉強しても、スマホの使用時間が4時間/日以上なら、せっかくやった学習効果が消えてなくなる。
LINEなら、その傾向はさらに顕著だ。つまりLINEを使えば必ず成績は下がるということだ。
だからこそ、子供の場合、スマホやゲーム、パソコンは1日1時間以内に制限すること...続きを読む -
スマホ、LINE等の利用が学力に与える影響について考察した一冊。研究方法の限界を考慮しつつ、睡眠時間、家庭学習時間などの影響を踏まえ、慎重に調査データが解釈されています。家で十分に学習しても、偏差値を10も下げてしまうリスクがあるというのは、受験生にはショッキングな話かもしれません。学校教育でのタブ...続きを読むPosted by ブクログ
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脳トレの川島教授が監修した「読書」の本ということで、興味津々で購入。
子供向けにも、同じような本を書いていたはず。
以前読んだ記憶がある。
内容は、以前読んだものの内容+理由や補足といったところがたくさん。復習と、より深い勉強ができた。
気がする。
読み聞かせをする大人側の脳の働きは、新しい発見...続きを読むPosted by ブクログ -
この本の特徴として、結果を先に示すのではなく実際に調査して手に入れたデータをもとに統計的な手法を使って考えを深めていくという構成になっている。
この「データをグラフで可視化して可能性を絞り込んでいく」というやり方がとても上手いと思った。
そのため、ただ「スマホのやりすぎはだめ!」と結論だけと言われる...続きを読むPosted by ブクログ