小林聡美のレビュー一覧
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小林聡美さんの文才は知る人ぞ知るところであるが、この本は、彼女のメキシコ旅行記である。
メキシコは、海外旅行に選ぶには、どちらかというとマイナーな国であるが、彼女の手に掛かると、どさまわり的旅行も実に楽しげな旅に変わる。
メキシコのごく普通の町で出会った17才の少女とのほのぼのとした時間を語った「...続きを読むPosted by ブクログ -
普通に居てもおもしろいことが寄ってくるんじゃないか?と思わせられる。短期ホームステイで重病に見舞われるエピソードなんて。。。どうやったら、そんなアクシデント?がタイミングよく起こるの?って、感じ。
小林さまご自身は相当辛かったはず。。。でもエッセイのおもしろさは、それに反比例で鰻登りです(笑)Posted by ブクログ -
私にとっての小林聡美デビュー作。いやー、面白かったなあ。文章上手いなあこの人。緩急のつけどころが素晴らしいです。好きな作家リストに早速入れよう。そして他の作品も読んでみなくては。内容はタイトル通り、キウィの国ニュージーランドでの留学記。全く英語が話せないような状態での語学留学かと思いきや、かなりデキ...続きを読むPosted by ブクログ
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そういえば茶柱の立ったお茶を
最後に見たのはいつだったろう。
日常を軽やかに過ごす様が、
軽やかに描かれている。
先月観に行った昭和歌謡縛りのコンサートも実に軽やかに楽しげであった。
本人はそう思われるのも本意ではないかもしれないけれど。Posted by ブクログ -
すごく好きなエッセイスト(女優さんだけど、たくさんエッセイを書いていらっしゃるので)ってわけでもないけど、ときどき謎に読みたくなる文章らしく、未読のものがあれば手に取ることがある。そしてまたしばらくは手に取らないかも、となる。Posted by ブクログ
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2023年76冊目
小林聡美さん/聡乃学習
※サトスナワチワザヲナラウ と読みます
女優 小林聡美さんのエッセイ集。ゆるくてクスッと笑える世界観が大好きです。
「かもめ食堂」で訪れたフィンランドPosted by ブクログ -
小林聡美さんの人柄が表れた日々の淡々としたエッセイ。他の部分はサラサラと読んでいたが、衝撃の走ったのが以下のくだり。
人生の記念すべき感動的な瞬間を、ワタシはよく忘れる。
ほとんどのことは一日たったら忘れている。
自分の半生を振り返ったとき、ドラマチックな思い出が、まるでないのである。
そうそう...続きを読むPosted by ブクログ -
読書家でなくとも本は読む-。猫と遊んで、ごはんをつくり、今日もゆるゆるページをひらく。人気女優・小林聡美が、「本のある愉しい暮らし」を軽やかに綴った読書エッセイ。『サンデー毎日』連載を単行本化。
いろんなジャンルの照会がされていて楽しかった。仙台のサトウジュンコさんの本も紹介されていた。Posted by ブクログ -
タイトルを見ると、すごい読書家と思いきや、読書はあまりされないそうだ。
月に一度、雑誌に連載するために2冊見つけ出して読んできたのだそうだ。
でも違うだろ、と私は思う。
普段本を読まない人のチョイスではないと思うから。
哲学的なものがあったり、突き詰めていくマニアックなものがあったり、どうしたらそん...続きを読むPosted by ブクログ -
ニュージーランドに留学経験のある身としては絶対に外せない!と思ってさくっと読んでみた。所々に写真を交えて、10日間の留学体験記を語ってくれている。小林聡美さんのイメージ通り、さっぱりしていて面白い、くすっと笑える文章。俄然ほかのエッセイも読みたくなった。ニュージーランドに行きたいなぁ。Posted by ブクログ
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小林聡美のエッセイ。
人柄の良さが感じられ、また一人突っ込み(?)も多く、メチャクチャ面白かった。通勤電車の中で読みながら、思わず笑ってしまった。
フィンランドに行きたくなった。Posted by ブクログ -
かもめ食堂の店主「サチエ」を演じた小林聡美さんのエッセーです。全体に流れるスローな感じとピリッとしたコメントが心地良いです。
このエッセーではかもめ食堂の撮影時のことにも触れています。ヘルシンキの撮影事情や日々の暮らしの描き方がとてもいい感じで、ランチ弁当や尻だの腹だのの話を楽しく読ませてもら...続きを読むPosted by ブクログ -
あっという間に読める。ハワイ島で有名店を食べ歩き、有名観光スポットを観光した。それをまったく飾り気なく、思ったまま綴る。できそうでなかなかできない芸当ではある。Posted by ブクログ