阿佐田哲也のレビュー一覧

  • 麻雀放浪記(四) 番外編
    ドサ健メインで話が進んでいく一冊。自分の身の危険など関係なく、目の前の勝負に全力で当たる様はやはり恰好良い。最後は気持ちのよい爽やかな終わり方。
  • 麻雀狂時代
    初めにわざわざ「これは麻雀小説である」と書いてある以上、中身は作り話にかもしれないけれど途中まではまるでエッセイ調でかかれてある。
    作家、阿佐田哲也が退院してから友人たちと麻雀を打った時の話だとかが、「麻雀放浪記」みたいに牌譜を動画で見せるような文体ではなくて、それはもっと大雑把に書かれていて、交友...続きを読む
  • 麻雀放浪記(二) 風雲編
    しょっぱなの薬中の話から、大阪でだまされ、その上をいくようにだまし、京都の寺の坊主を完膚なきまで潰すところまで。
    ぬるい世界にいることをこばむとこういう所で身を削らないといけないのかとうすら寒い思いがする。
    中盤、ぎっちょのおっさんが奈落に落ちていく様が怖かった。
    きっと世の中にはこういう世界がある...続きを読む
  • 麻雀放浪記(一) 青春編
     このジャンルのパイオニア的な作品だ。文句は無し。玄人(ばいにん)という言葉は、この小説で知った。昔読んだ時よりも面白く読めた。もう麻雀をやらなくなったからかな?
  • 麻雀放浪記(四) 番外編
    一巻が実に良い。二巻以降も悪くはないけど、どうしても一巻の良さのおかげで惰性で読んだという感はいなめない。
    娯楽小説なんてのも案外面白い物だなと思わせてくれる良い小説。
  • 麻雀放浪記2 風雲篇
    大昔に一大センセーションを巻き起こしたらしい麻雀小説。
    ばくち打ちには、たまらない一冊やと思います。
    ちなみに、You Tubeで検索すると、若かりし頃の真田広之を観ることができます。

    だけど、僕は色川武大名義の小説が好きやなー。
  • 新麻雀放浪記 申年生まれのフレンズ
    中年になった坊や哲。
    あいかわらずバクチシーンはルールがよくわからず充分には楽しめない。
    ラストシーンに著者の人生観、価値観、凝縮されてる感じするね。
  • 麻雀放浪記(一) 青春編
    正直ルールとか説明があってもよくわからん。
    なので充分に満喫できないんだけど、最近ネット麻雀をしてる事もあるし、雰囲気を楽しむ感じで読んだ。
  • 麻雀放浪記(一) 青春編
    麻雀にはまった高校の頃買った。小説のなかに牌マークが出てくるところとか新鮮だった記憶がある。
    これ読んで「チンチロ」にもはまった。
  • 麻雀放浪記(一) 青春編
    麻雀を嗜む者は読め!これさえあれば他は要らない。戦後の混乱した世の中を舞台に、胡散臭いが魅力的な登場人物達が火花を散らす!
  • 麻雀放浪記(一) 青春編
    麻雀小説の代表格。そもそも麻雀小説を書くという発想がぬきんでてると言える。そして最終学歴中学中退でこれだけのものを書けるのは素晴らしい。坊や哲の世界を堪能できる名作。当然このシリーズ以外の短編も熱い。