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Posted by ブクログ 2018年07月31日
・括弧の恋
・極刑
・耳鳴り
・言い損い
・五十年ぶり
・見るな
・言語生涯
・決戦ホンダ書店
・第惨事人体大戦
・親銭子銭
・質草
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括弧の恋を見て、バカリズムのライブを思い出した。
記号や言葉、無機物を単なる表現の手段としてではなくあたかも生きているかのようにとらえた作品が印象的。(...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月09日
「言葉の魔術師」の本領発揮の短編集。
『括弧の恋』、ワープロの "」" さんが "「" さんと恋に落ちて、威張った"◉"とか"■"に邪魔されながらも"!"や"×"に助けられながら...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月14日
冒頭の「括弧の恋」や「耳鳴り」なんかは、なんとなく筒井康隆のような…シュールな作品。
(そういうご縁でか、解説は筒井康隆が書いている。)
そうかと思うと、マレー語が残っている集落の話である「見るな」とか、老方言学者が五十年ぶりにかつての憲兵に復讐する「五十年ぶり」など、ドラマティックなものもある。...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月08日
ワープロの上で暴れ始める記号たち、ある日突然舌がもつれて落魄する元青年駅員、古書店で繰り広げられる小説と映画の仁義なき戦い…。
本書は言葉にまつわる、そんな奇想天外な物語を集めた短編集。
実は恥ずかしい話、井上ひさしの小説を読んだのは今回が初めてで、代表作のひとつで読売文学賞を受賞した「吉里吉里人」...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月28日
バラエティ豊かな短編集。
特に好きなのは以下の2編。
鉤括弧(「」)がなかなか出てこなくなったら、それは恋愛中だからかも…?→「括弧の恋」
本屋さんで肩身が狭くなっていく本達の我慢も限界に。ビデオ達との合戦が始まる!→「決戦ホンダ書店」
他にも散り散りになった小銭一家を追う「親銭子銭」など、人間以外...続きを読む
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