「自分」の壁

「自分」の壁

660円 (税込)

3pt

「自分探し」なんてムダなこと。「本当の自分」を探すよりも、「本物の自信」を育てたほうがいい。脳、人生、医療、死、情報、仕事など、あらゆるテーマについて、頭の中にある「壁」を超えたときに、新たな思考の次元が見えてくる。「自分とは地図の中の矢印である」「自分以外の存在を意識せよ」「仕事とは厄介な状況ごと背負うこと」――『バカの壁』から十一年、最初から最後まで目からウロコの指摘が詰まった一冊。

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「自分」の壁 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「バカの壁」シリーズの前作から8年ぶりに書かれたもの。
    東日本大震災や原発、政治、最近増えている日本国内でのデモにも触れられていて、著者の考え方はかなり参考になる。
    メタメッセージのあたりとか、なるほどと手を打ってしまった。

    『自分』やそもそも人間いうのは、やはり自然なもの。
    自然にもっと触れたい

    1
    2019年01月14日

    Posted by ブクログ

    「自分」の壁
    著:養老 孟司
    紙版
    新潮新書 576

    最初の主題はいわゆる「自分」という問題です。
    残りはなんとなくそれにも絡んだ、さまざま話題です

    気になったのは、以下です

    ・戦後、日本人は、「自分」を重要視する傾向が強くなりました
     これは欧米からの影響によることころが大きいでしょう
     そ

    0
    2024年05月21日

    Posted by ブクログ

    自己を大切にすることは周りとの境界がはっきりすること メタメッセージ
    行きすぎると疲れてしまう
    自分を縛らず自然に触れること

    0
    2023年10月26日

    Posted by ブクログ

    470
    結論、自分というものなんて無いんだって話なんだけど、脳の一部を損傷した人が自分が外界との境が無くなって、液体のような感覚になったって話凄いと思った。いかに自分探しの旅みたいなのが不毛か分かる。

    0
    2023年04月11日

    Posted by ブクログ

    養老さんがこう考えたよっていうのがわかる本。共感できるポイントが見つけられるかどうかで楽しめるかどうかが決まりそう。

    0
    2022年11月06日

    Posted by ブクログ

    解剖学者として培ってきた養老孟司さんなりの意見なので、評価自体は読む人の生き方や信念、思想に左右されてしまうんだろうけど、一つ一つの単元に対する考えを知ることができるというのは、一つの価値だし、そういう点で素晴らしい本だと思った。
    特に、自殺者が増えている日本、自分は自分だけのものではないという共有

    0
    2022年10月10日

    Posted by ブクログ

    自分のことがよくわかっている人が書いた本であった

    自分に自信がない

    いろいろ挑戦してきたものが自信

    人は自分が作り出すエネルギーの40倍を使っている。40人を雇ってるのと一緒

    GDPが高くなると人と比較して不幸が出てくる。

    0
    2021年09月01日

    Posted by ブクログ

    これも読んでよかった。
    自分について悩んでいたけれど、これを読んでいる間は少し遠くから自分を見つめることができた。

    0
    2020年12月26日

    Posted by ブクログ

    確固たる「自分」というものはいるのか。


    そんなのはいないのではないか。


    というのが筆者の主張です。(養老氏は他の書籍でも同様のことを述べています)


    「自分」なんてない。自分は他者と社会と他の生物と地球と繋がっているし、変化しているんだ。


    大事なのは「人といかに違うか」ではなく、人と同

    0
    2023年12月25日

    Posted by ブクログ

    体調が上向く布石となった価値ある本。自分なんて分からなくて当たり前との記述が目から鱗でした。
    『自分探しなんてムダなこと』
    『自分とは地図の中の矢印である』
    『自分以外の存在を意識せよ』
    本文中のこれらの意見に浸るうちに、脳みそが柔軟体操をしてるかのごとく、グニャっとして楽になります。
    養老孟司さん

    0
    2023年10月14日

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