何かが取り立ててすっごくすごい本てわけじゃないんだけど、
・同世代の人が、まだ選ぶって書くには若いなりに、真剣に向き合っておそらくその道の第一線を走りながらも、指南書を書いた本、ということで、まず好感が持てる。
・それから、人生つらいな、でも青春真っ盛りみたいにやんちゃな対応もできない、から日々をこ
...続きを読むなして、淡々とがんばって、っていうことが必須とされる時、座禅でもしたら救われるのかねぇ、なんてふと思った私には、「座禅で何かがみつかるのではない、座禅で捨てるのである」というのは、あぁ、と妙に納得して、想像ができた。
読み終わって、
・いらないものが多過ぎて、いろんなものを背負っている、捨てたくてもそうやすやすと捨てられるわけでもないのだけれど、少しくらい身を切っても、いらないものは捨てて歩いた方が疲れない。
・あとはなぜか、まぁこの人生もいいじゃないか、
とこの本を読んでいる間に思ったので、
なかなかいい本だ、と言えるのではないかな。