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荒俣宏氏、驚嘆! 「地形で読み解けば、全地球の文明・文化が理解できる。第2弾は古代エジプトの謎まで!」養老孟司氏、激賞! 「なぜ日本は世界一の長寿国になれたか──。その問いを解く鍵が『大正10年』にあったとは!」河川行政に長年携わり、日本全国の「地形」と「気象」を熟知する著者が、人文社会分野の専門家にはない独自の視点(=インフラからの視点)で、日本の歴史・文明・文化の様々な謎を解き明かす。なぜ江戸は世界最大の都市になれたかなぜ家康は「利根川」を東に曲げたかなぜ日本は欧米列国の植民地にならなかったか「小型化」が日本人の得意技になったのはなぜか日本将棋はなぜ「持駒」を使えるようになったか日本人の平均寿命をV字回復させた意外な人物とは?「地形」を見直すと、まったく新しい日本史・日本文化が見えてくる! ベストセラーとなった前作『日本史の謎は「地形」で解ける』同様、定説がひっくり返る知的興奮と、ミステリーの謎解きのような快感を同時に味わえる1冊。古代エジプトのピラミッド建設の謎に挑んだ「番外編(第17章・18章)」も必読。
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『養老孟司氏、推薦! 荒俣宏氏、推薦!』 権威にまるきり弱い私。
「奈良⇒京都⇒江戸と遷都がなぜ行われたのか」
「なぜ頼朝は鎌倉に幕府を開いたのか」
「なぜ脆弱な土地の福岡が巨大都市となったか」
権力者のお気に入りだったとか心情的な理由によるものではなく、地形学の専門家である著者が、そっと極上の裏話を教えてくれます。物凄く、誰かに話したくなります。ただ女子にはそれほどウケません。
個人的には、16章「なぜ大阪には緑の空間が少ないか」に目から鱗。これまで非関西人から「大阪は緑が少ない」と言われても、ふるさと愛ムキ出しに否定してきましたが、いやいや非常に納得のいく理由が書いてありました。認めます。少ないです。ざっくり理由を言うと、誇り高き庶民の街だからなのですが、詳細は読んでからのお楽しみ。
Posted by ブクログ 2024年01月01日
歴史を地形から読み解くアプローチ。
平城京→平安京→江戸と都が遷移した理由、産業革命以前の経済1、2位の超大国中国・インドが欧米に屈する中植民地にならなかった日本、見渡す限り砂漠しかない地で一神教が生まれ、絶えず自然が移ろう多神教の日本など。
高校の歴史では事象と人物しか学ばず、なんとなくモヤっとし...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月25日
めちゃ面白かった。こういうの好き。
当たり前だと思っていた日本での日常は、当然だけど昔の人たちの苦労や犠牲のうえに成り立っていて、世界一のインフラを作った経緯も奇跡的だし、この人がいなかったら今頃は...と思わずにはいられません。
それにしても徳川家康ってすごく洞察力があって、戦略を立てるのがうま...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月10日
土地・気候の”事実”から紐解く あのとき の話。
愛情が溢れて読んでいて心地よい。
「西郷隆盛の像は、彰義隊を遮ってはいなかった。樺山資紀という人は心から西郷を愛していたのだ。
西郷像の前でそれを理解したとき、ほっとして目が滲んでしまった。」
のくだりは、私も電車内にも関わらず涙が溢れそうにな...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月26日
ダム・河川のキャリア官僚が、気象・地形から学び・ヒントを得た文明の構造モデルから歴史の常識を見直す作業。
客観的事実を抑え、著者の感性で磨き上げた文化・文明感・物差しでの「竹村公太郎」節。
読んでいて、納得することばかりです。
17章・18章のピラミッド建設の謎、ナイル川西岸に建設された訳、そして、...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月02日
地形で読み解く日本史第二部。前作と違って石田光成みたいなつまらない誤字がなく、前作と同様面白いのでグイグイ引き込まれた。
彼の説が正しいかどうかは置いといて。地理や気象といった下部構造が文化等の上部構造を決定づけるってのは納得。日本人の小さな物を好む文化や勤勉な性向があること、日本将棋の発展など。他...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月25日
田町と品川の間にある背の低ーいトンネル は、東京〜横浜間を初めて駆け抜けた蒸気機関車が武家屋敷街を抜けられなかったから出来た、といったローカルネタから、東京が首都になったのは何故かというマクロなものまで。
元・国土交通省および同河川局長による一 冊。挙句の果てに、ピラミットはなぜナイル河の西側のみ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月18日
荒俣宏氏、驚嘆! 「地形で読み解けば、全地球の文明・文化が理解できる。第2弾は古代エジプトの謎まで!」
養老孟司氏、激賞! 「なぜ日本は世界一の長寿国になれたか──。その問いを解く鍵が『大正10年』にあったとは!」
河川行政に長年携わり、日本全国の「地形」と「気象」を熟知する著者が、人文社会分野...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月02日
歴史の学問には正解はありますが、タイムマシンで確かめることが出来ないので、答えが正解か否かはわかりません。
筆者は歴史学者ではなく、理系の土木建築の専門家、建設省出身者としての特性から独自の史観を展開していますが、非常に興味深いです。特に維新後の開国直後に列強の植民地にならなかった理由を当時頻発した...続きを読む
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