写楽 閉じた国の幻(上)

写楽 閉じた国の幻(上)

781円 (税込)

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世界三大肖像画家、写楽。彼は江戸時代を生きた。たった10ヵ月だけ。その前も、その後も、彼が何者だったのか、誰も知らない。歴史すら、覚えていない。残ったのは、謎、謎、謎──。発見された肉筆画。埋もれていた日記。そして、浮かび上がる「真犯人」。元大学講師が突き止めた写楽の正体とは……。構想20年、美術史上最大の「迷宮事件」を解決へと導く、究極のミステリー小説。

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写楽 閉じた国の幻 のシリーズ作品

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  • 写楽 閉じた国の幻(上)
    781円 (税込)
    世界三大肖像画家、写楽。彼は江戸時代を生きた。たった10ヵ月だけ。その前も、その後も、彼が何者だったのか、誰も知らない。歴史すら、覚えていない。残ったのは、謎、謎、謎──。発見された肉筆画。埋もれていた日記。そして、浮かび上がる「真犯人」。元大学講師が突き止めた写楽の正体とは……。構想20年、美術史上最大の「迷宮事件」を解決へと導く、究極のミステリー小説。
  • 写楽 閉じた国の幻(下)
    781円 (税込)
    謎の浮世絵師・写楽の正体を追う佐藤貞三は、ある仮説にたどり着く。それは「写楽探し」の常識を根底から覆すものだった……。田沼意次の開放政策と喜多川歌麿の激怒。オランダ人の墓石。東洲斎写楽という号の意味。すべての欠片が揃うとき、世界を、歴史を騙した「天才画家」の真実が白日の下に晒される──。推理と論理によって現実を超克した、空前絶後の小説。写楽、証明終了。

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写楽 閉じた国の幻(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年07月25日

    写楽とはだれか?

    その人物がその年の江戸に来ているのか
    その確証もないまま執筆を開始したという作者のあとがきを読む限り、
    ほんとうにその勘と執念だけで掴み取ったんだなぁ、と深い感動に包まれます。

    以前いちど挫折してるから
    読んだタイミングが良かったのかもしれない。

    主人公の佐藤同様に
    私も相当...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年04月17日

    島田荘司さんは初めて読みました。とっっても面白いです。やっぱり巧いです。社会風刺や、歴史的観点からの見方、それでいてミステリってなかなかできないことと思います。しかも写楽の謎に迫るって、誰もが正体を知りたい人ナンバーワンの日本史の人ですからね。早く下巻も読みます。

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月23日

    そもそも写楽の謎とは何か?をわかりやすく説明しながら、写楽の正体を解き明かす。

    構想20年で資料収集した著者によって推論を交えた写楽の正体に迫る論理展開は、フィクションでありながらも、「もしかしたら本当に写楽はこの本の通りなのか?!」とさえ考えさせられる。

    序盤の描写の生々しさが痛々しい。

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    0

    Posted by ブクログ 2022年05月04日

    島田荘司さん初読みだったけど、意外と読みやすいんだな。
    美術史ミステリーという情報のみで読み始めたら、序盤でアリ・アスター作品かよという鬱展開があって驚いたけど、引き込まれた。

    ただ、本格ミステリを読むのが久しぶりで、途中頭がこんがらがった…。
    でも丁度そのタイミングでこれまでのまとめの章が入って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月27日

    知らないことがたくさん。
    最初はどんよりしてて進まなかったけど途中から夢中になった。
    下巻も楽しみ。

    0

    Posted by ブクログ 2018年11月11日

    名前を聞いたこともあるし、絵も見たこともある。
    でも知っているようで知らない『東洲斎写楽』。
    そもそも写楽別人説が色々語られるほどの謎の人物で有名ってのも初めて知った。
    それ以外にも浮世絵で知っている有名どころ葛飾北斎や安藤広重、喜多川歌麿がある程度近い時代の人達で顔見知り的な存在であったことも。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年11月19日

    ページをめくる手が止まらないとはこのこと。有名すぎるくらいの浮世絵師なのに、その実ナゾだらけな人物だということはまったく知りませんでした。ノンフィクションとフィクションの融合ほど面白いものはない。

    0

    Posted by ブクログ 2014年07月15日

    思ったより長いので、上巻読後で一度感想を。
    写楽は誰かを探るストーリーだが、思いがけない人物を想定。高圧的な妻とその実家との争いをからめながら、江戸時代と現代を並行して話は進む。上巻の最後にまたもや思いがけない事実が。。さて、下巻に移るか。

    0

    Posted by ブクログ 2013年11月02日

    写楽がこんなに謎だったなんて。
    日本中で話題なった回転ドア事故。そこからどう展開するのかわからなかったが、非常に潤沢な知的情報をもたらしてくれた。
    江戸と現代を行きつ戻りつする展開も興味深い。

    0

    Posted by ブクログ 2013年09月05日

    作品は現代編と江戸編で構成される。現代編は元大学講師佐藤貞三が主人公で語られ、江戸編は出版元蔦谷重三郎。この二編が交互に語られ写楽の真相を追究する。
    現代編は、佐藤貞三が事故で息子を失い、その後一緒に謎を追究する片桐教授と知りあうところから始まる。そして写楽のあらたな正体を提示していく。
    江戸編は、...続きを読む

    0

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