ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
いまや二郎三郎は、秀忠を自在に操る家康なみの智将であった。彼の壮大な夢は、江戸・大坂の和平を実現し、独立王国=駿府の城を中心に自由な「公界」を築くことだった。キリシタン勢力を結集した倒幕の叛乱を未然に防ぎ束の間の平安を得るが、秀忠の謀略から遂に大坂の陣の火の手が上がる。自由平和な世を願い、15年間を家康として颯爽と生き抜いた影武者の苦闘を描く渾身の時代長編!
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
試し読み
1~3件目 / 3件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
〈上中下巻合わせて〉 忍の甲斐の六郎は、関ヶ原の戦いの開幕間近、徳川家康の暗殺に成功する。家康の影武者であった世良田二郎三郎は、急遽家康として成り変わり、勝利を納めて天下を取る。二郎三郎は影武者である以上、用が済んだら徳川家に殺される運命を悟るが、そうならないよう、協力者や信頼に足る部下を集めなが...続きを読むら、「徳川家康」を代行していく。 もし、徳川家康が関ヶ原で殺されていて、以降は影武者が代行していたとしたら、そんなifストーリーな解釈での時代小説。しかし、実際の記録に照らし合わせながら物語は進むので、思った以上に説得力がある。 読み応えが凄かった。大変面白かったです。
いいなぁ この爽快感 いいなぁ この説得力 いいなぁ この生き様 網野善彦さんを読み終えると 隆慶一郎さんを手にしたくなる 隆慶一郎さんを読み終えると 網野善彦さんを手にしたくなる 座右の書棚には このお二人の文庫本たちが 並んで いつでも出番を 待ってくれています ちなみに そのすぐ横には ...続きを読む沖浦和光さんと 塩見鮮一郎さんが 並んでいます
読み切った! うっかり終盤の酒宴のくだりを通勤途中の電車内で読んでしまって、ハンカチを目に当てつつ…となってしまいました。。 下巻ではついに家康(二郎三郎)が避けたいと思っていた大阪の陣が起こってしまい、顛末とその後が描かれています。 正直なところ、もう少し陰惨な展開を予想していたので、結末が思い...続きを読むのほか優しいもので虚を突かれたようになりました。でも、良かった。 手元に置いて、折々読み返していきたい本です。 こういう本に出会うために、数をこなしているので。
桜の、花びらが開け放した窓からの風に吹かれて舞う様をただ眺めているだけの、ただただ心を無にしてその瞬間に浸っていられる幸せに胸が熱くなる。 隣には愛する人、また命を共にした仲間、そこで飲む酒の味を思いながら激動の生を生き抜いた二郎三郎に乾杯。
影武者の追いかけた壮大な夢は半ばに破れるも…という下巻です。 自由を愛しながら、ひょんなことから影武者になり、さらに影から武士の頂点という表舞台、およそ自由人とは間逆の立場になりながら、あえてその立場を利用し、本当に自由な世を作るべく人生を賭けていく、という話に、当時高校生であった自分にとって、大...続きを読む人のカッコよさを感じたのを覚えています。影は光になれるか、でも夢破れ、でもいいじゃないか、というほろ苦い感じも好きです。うまく言い表せませんが。
上中下の三巻を漸く読み終えた。面白かった。最後はもう終わるのが寂しくて、しばらく積読にしてしまった。 下巻には多少キリシタンの事がでてきて、キリスト者としては興味があった。 それにしても著者の推論、(関ヶ原以後は家康が死んだために影武者が家康を演じたと言う説)は説得力があって面白い。秀忠が陰湿な...続きを読む男として描かれているが、それはこの推論により納得できる。史実とされている家康の関ヶ原以後の陰湿さと、豊臣家への暴虐の陰謀は、実は家康のものではなく秀忠の者だったのかも知れない。本当にそうなのかもしれないと思わされるほど、小説の内容がしっくりと着て面白かった。 星五つ。
遂に秀忠の策と時代の流れに負けて豊臣家を滅ぼしてしまった二郎三郎、だが秀忠&柳生との直接対決は最後まで踏ん張りつつ毒を盛られて部屋で花見をしながら終了。ラストシーンも素晴らしい。 文章レベルが非常に高く、二郎三郎、六郎、風斎、島左近、秀忠、柳生むねのりといった魅力的なキャラが織り成す多層構...続きを読む造の物語の妙。偽史ながらもしっかりした時代考証(ホントに家康別人説というのがあると後書きで知ってなおびっくり!)。読むのは時間がかかったけれど、文句無く素晴らしい小説でした。
この歴史小説が面白いのは、影武者に過ぎなかった世良田二郎三郎がある日突然、本物の徳川家康を演じ続けねばならなったにも関わらず、徳川家康以上の活躍を果たすという点に尽きる。それをなし得たのは二郎三郎に『道々の輩』としてのバックグランドがあったからである。 史実と虚構を上手く融合し、二郎三郎を陰日向と...続きを読むなりサポートし続ける甲斐の六郎、島左近といった登場人物の魅力も物語の面白さを増している。
いよいよ最終巻。豊臣家の最期、家康(二郎三郎)の最期が分かっているだけにページを進めるうちに心苦しくなってきた。ただ最後の最後まで二郎三朗を守る、六郎、風魔が素晴らしく、そして最後の六郎の涙に、こちらもおもわず涙が。ほんとうに読み終わりたくないと思わせる本であった。それとともに、史実の謎をここまで小...続きを読む説に落とし込んだ著者の力量に感服。
最期はあまりにもあっけない・・・ 史実にのっとれば、徳川将軍家はやがて影武者の血統に移ったことになるが、その整合性はいかに?
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
影武者徳川家康
新刊情報をお知らせします。
隆慶一郎
フォロー機能について
影武者徳川家康外伝 左近 戦国風...
影武者 徳川家康 1巻
影武者徳川家康(上中下) 合本...
覇王の家(上)
正雪記(上)
諏訪はぐれ旅―大江戸無双七人衆...
風林火山(新潮文庫)
城塞(上中下) 合本版
久能山血煙り旅―大江戸無双七人...
酔いどれ次郎八
桜の実の熟する時(新潮文庫)
藤村詩集(新潮文庫)
千曲川のスケッチ(新潮文庫)
春(新潮文庫)
夜明け前 第二部(下)(新潮文...
破戒(新潮文庫)
あの子とQ(新潮文庫)
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
冲方丁歴史小説4作品試し読み合...
本所おけら長屋【お試し読み版・...
ろくだいめ
北方謙三「岳飛伝」完結&集英社...
公家武者 信平 信平への果たし...
本所おけら長屋【お試し読み版】
「歴史・時代」無料一覧へ
1位
剣客商売(一~十六、番外編) ...
2位
べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 一
3位
合本 菜の花の沖【文春e-Books...
4位
三河雑兵心得
5位
秘剣の名医
6位
取次屋栄三<新装版>
7位
余烈
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
花の慶次 ―雲のかなたに― 1巻
かくれさと苦界行
吉原御免状
新装版 柳生非情剣
新装版 柳生刺客状
一夢庵風流記
鬼麿斬人剣
「隆慶一郎」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
甘えていいよ、満たすから。~本...
ノーラ・ウェブスター
▲影武者徳川家康(下) ページトップヘ