影の地帯

影の地帯

1,034円 (税込)

5pt

飛行機の中から富士山を写したばかりに、思いもかけぬ事件に巻込まれたカメラマンの田代は、撮影旅行先の木崎湖や青木湖で不気味な水音を聞き、不審な波紋を目撃する。行く先々に現れる小太りの男と謎の木箱を追う田代の周辺で、次々に起る殺人事件は、保守党の有力幹部失踪事件と関連を持ち始め、偶然と必然の織りなす経過のうちに、醜悪で巨大なその全貌を現わし始める……。

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影の地帯 のユーザーレビュー

3.6
Rated 3.6 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    昭和34年から地方新聞に連載された長編作品。名所の各地湖畔を舞台に、最後の結末も松本清張ならではのサービス精神満載。TV2時間サスペンスドラマには、打ってつけの作品。

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    2021年09月03日

    Posted by ブクログ

    スリリングな展開で一気に読み終えた。ストーリーの展開とともに、旅情溢れる信州の描写が素晴らしく、34年前の野尻湖を思い出した。11.8.21

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    2011年08月21日

    Posted by ブクログ

    2009/11/13
    面白い。本当によく書けているけれど、あまりに怖いので☆4つにします。
    はぁ、怖かった。。。

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    2010年05月24日

    Posted by ブクログ

    犯人の首領格がヤツだったとは・・。まさかあいつが一味に加勢していたなんて・・。これは最後の最後、事件の全容が明かされたときの感想。新進のカメラマン田代は、とある偶然から不可解な謎に巡り合う。そこには平然を装い、心奥でほくそ笑む輩どもの罠がまっていた。700頁にのぼる長編推理小説。

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    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「Dの複合」に続き、再び松本清張作品の「影の地帯」を読んでみた。

    新進カメラマンの田代利介が九州での取材旅行の帰途、飛行機の中で若い女性と同伴者の小太りな男と偶然出会う。この単なる偶然な出会いが思わぬ展開を見せていく。

    田代の行き付けのバーのマダムが失踪してしまい他殺体として発見される。田代

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    2009年10月04日

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