若きウェルテルの悩み

若きウェルテルの悩み

440円 (税込)

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ゲーテ自身の絶望的な恋の体験を作品化した書簡体小説で、ウェルテルの名が、恋する純情多感な青年の代名詞となっている古典的名作である。許婚者のいる美貌の女性ロッテを恋したウェルテルは、遂げられぬ恋であることを知って苦悩の果てに自殺する……。多くの人々が通過する青春の危機を心理的に深く追究し、人間の生き方そのものを描いた点で時代の制約をこえる普遍性をもつ。

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若きウェルテルの悩み のユーザーレビュー

4.1
Rated 4.1 stars out of 5
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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ゲーテの時代も今の人と同じような人間関係の悩みがあったり、異性にときめいていること自体がもう素敵だった。
    考えてみれば同じ人間なんだから当たり前だけど、こうやって書簡体の文章で読むとより親近感を持ってこの時代に触れられて良かった。
    悲劇的な最後を遂げるウェルテルだけど、彼の燃えるような愛は出逢えただ

    0
    2025年03月18日

    Posted by ブクログ

    大学生の時に買うだけ買って、何年越し?
    やっと読み終わった

    ウェルテルの気持ち、想像に難くない
    恋の苦しみ、社会的階級におけるやりきれなさ

    厭世
    感情の全てを自己に向ける

    解説を読んで、当時の小説は”「楽しませることと有益であること」(prodesse et delectare)”としての機能

    0
    2024年11月01日

    Posted by ブクログ

    報われない恋の苦しさ。
    叶わぬ想いが絶望を生み、破滅へと追い込む。
    青春時代の代名詞とも言われる作品。

    0
    2024年06月04日

    Posted by ブクログ

    「ひとが人生のうちでこの本に心を動かされることがなかったとしたら、それはあまり良いことではないだろう」とゲーテは語ったらしい。「こんなにあなたを愛した私を、あなたは決して憎めない」と、ロッテへの純粋な愛と信頼を貫き通した彼の儚い人生についてのこの小さな記録は、到達不可能な憧れに一身を捧げる(シェリー

    0
    2024年04月25日

    Posted by ブクログ

    『ファウスト』と並ぶ、ゲーテの代表作にして、近代文学の傑作である。アイドルオタクの私の心はズタズタに切り裂かれた。

    繊細で恋愛を知らない若貴族ウェルテルが、法官の娘シャルロッテに空前絶後の恋に落ちてしまう。しかし、シャルロッテには既にウェルテルすら尊敬してしまう許婚がいたのである。

    伝統や風習、

    0
    2023年12月14日

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