心に吹く風 髪結い伊三次捕物余話

心に吹く風 髪結い伊三次捕物余話

569円 (税込)

2pt

大人気シリーズ、10巻に到達!

絵師の修業に出ていた一人息子の伊与太が、兄弟子と喧嘩をして実家に帰ってきた。伊三次とお文の心配をよそに伊与太は働きだすが…。

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髪結い伊三次捕物余話 のシリーズ作品

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1~14件目 / 14件
  • 幻の声 髪結い伊三次捕物余話
    559円 (税込)
    髪結いを本業とする傍ら、北町奉行の定廻り同心・不破友之進のお手先をつとめる伊三次。芸者のお文に心を残しながら、銭にならない岡っ引き仕事で今日も江戸の町を東奔西走する。呉服屋の一人娘を誘拐した下手人として名乗り出た元芸者の駒吉は、どうやら男の罪を被っているらしく……(表題作より)。伊三次とお文のしっとりとした交情、法では裁けぬ浮世のしがらみ。人情味溢れる五編を収録。選考委員満場一致でオール讀物新人賞を受賞した渾身のデビュー作!
  • 紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話
    600円 (税込)
    材木商伊勢屋の主人・忠兵衛からの「世話をしたい」という度重なる申し出に、心揺れる深川芸者のお文。一方、恋人の伊三次は、本業の髪結いの傍ら同心の小者として、頻発する幼女殺しに忙殺される日々。2人の心の隙間は広がってゆく(表題作)。そんな時、小間物問屋の大旦那・惣兵衛殺しの嫌疑が伊三次にかかり……(「菜の花の戦ぐ岸辺」)。他、お文の女中・おみつが行方不明になる「摩利支天横丁の月」など波瀾にとむ全5篇。人の痛みを描く人気捕物帖シリーズ第2弾!
  • さらば深川 髪結い伊三次捕物余話
    641円 (税込)
    「この先、何が起ころうと、それはわっちが決めたこと、後悔はしませんのさ」──すれ違いを乗り越え、髪結いの伊三次とよりを戻した深川芸者のお文。後添えにとの申し出を袖にされた材木商・伊勢屋忠兵衛の男の嫉妬が事件を招き、お文の家は炎上した。お文を助けるため炎の中にとび込む伊三次。二人の運命は?(表題作)ほか、嫁入りするおみつに代わってお文の家に来た、訳ありの女中・おこなは自由奔放。お文は振り回されっぱなしで…。急展開の大人気シリーズ第三弾!
  • さんだらぼっち 髪結い伊三次捕物余話
    559円 (税込)
    ついに念願の夫婦となった二人。深川の芸者をやめたお文は、廻り髪結い・伊三次の長屋で女房暮らしを始めるが、どこか気持ちが心許ない。そんな時、お文の顔見知りの子供が犠牲になるむごい事件が起きて──(表題作)。掏摸(すり)の直次郎は恋に落ちて、悪道から足を洗う決心をする(「ほがらほがらと照る陽射し」)。伊三次には弟子ができて、お文の中にも新しい命が宿る(「時雨てよ」)。江戸の季節とともに人々の生活も遷り変わる。人気捕物帖シリーズ第四弾!
  • 黒く塗れ 髪結い伊三次捕物余話
    652円 (税込)
    伊三次が小者をつとめる町方同心の不破友之進と妻のいなみに、待望の女の子が誕生する(「蓮華往生」)。一方、伊三次の女房・お文も出産を間近に控えていた。だが、お文の子は逆子(さかご)。伊三次は不安を抱きながらも、人斬り請け負いの下手人を捕らえるために奔走する(「月に霞はどでごんす」)。惚れたお佐和のために掏摸(すり)から足を洗った直次郎のその後を描く「慈雨」など、伊三次を巡る全ての人々の幸せを願わずにいられない、人気シリーズ第五弾!
  • 君を乗せる舟 髪結い伊三次捕物余話
    641円 (税込)
    伊三次が小者をつとめる定廻り同心・不破友之進の息子、龍之介もついに元服。同心見習いの不破龍之進となった。近ごろ世間を騒がす「本所無頼派」を捕らえるべく、龍之進は見習い仲間と「八丁堀純情派」を結成する。「本所無頼派」の頭を追ううちに、偶然にも淡い恋心を寄せるあぐりに再会して……。「あぐりさんを乗せる舟になりたかった。(中略)馬鹿でしょう? そんなことを考えるなんて」──龍之進の初恋を描いた表題作を含む、大人気シリーズ第六弾!
  • 雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話
    590円 (税込)
    北町奉行所の町方同心見習い組では、不破龍之進ら若者たちが、江戸で狼藉を働く「本所無頼派」の調べに精を出している。上司の目を盗んでの張り込みで、無頼派と関わりがありそうな辻斬り事件の尻尾を掴んだが…(「本日の生き方」)。一方、伊三次は、無頼派の押し込み事件の証言を船頭から聞き出す(表題作)。伊三次とお文のいまの楽しみは、少々弱気な一粒種、伊与太の成長だ。伊三次と不破からその息子たちに、ゆるやかに代替わりする、人気シリーズの第7弾。
  • 我、言挙げす 髪結い伊三次捕物余話
    611円 (税込)
    めでたく番方若同心となった不破龍之進は、隠密廻り同心・小早川瑞穂の伴につくことになった。優秀な小早川にあこがれる龍之進だが、幕府の密偵が小早川の身辺を監視しているという噂を聞く…「委細かまわず」。某藩の姫君、かがり姫が行方不明に。探せと命じられた若同心たちだが、そこにはお家騒動が関わっていて…「黒い振袖」。伊三次の女房お文が、夜道で奇妙な辻占に出会う「明烏」。自らの正義に殉じた人々の残像が、龍之進の胸に刻まれてゆく。人気シリーズ第8弾!
  • 今日を刻む時計 髪結い伊三次捕物余話
    607円 (税込)
    江戸の大火で住み慣れた家を失ってから十年。伊三次とお文は新たに女の子を授かっていた。ささやかな幸せをかみしめながら暮らすふたりの気がかりは、絵師の修業のために家を離れた息子の伊与太と、二十七にもなって独り身のままでいる不破龍之進の行く末。龍之進は勤めにも身が入らず、料理茶屋に入り浸っているという……。人情に厚いふたりが活躍する大人気人情捕物帖シリーズ、待望の新章スタート!
  • 心に吹く風 髪結い伊三次捕物余話
    569円 (税込)
    大人気シリーズ、10巻に到達! 絵師の修業に出ていた一人息子の伊与太が、兄弟子と喧嘩をして実家に帰ってきた。伊三次とお文の心配をよそに伊与太は働きだすが…。
  • 明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話
    569円 (税込)
    デビュー二十年! 大人気シリーズ第十一弾 伊与太が秘かに憧れて、絵にも描いていた女が死んだ。しかし葬式の直後、彼女の夫は別の女と遊んでいた……。江戸の人情を円熟の筆致で伝えてくれる大人気シリーズ第十一弾!
  • 名もなき日々を 髪結い伊三次捕物余話
    569円 (税込)
    絵師を目指す、伊与太が迎える転機とは? 伊三次の息子、伊与太は有名な絵師のもとに弟子入りが叶い、ますます修業に力が入る。一方、伊与太が秘かに想う幼馴染みの茜は、奉公先の松前藩の若君に好意を持たれており……。登場人物の運命が大きく展開する、人気シリーズ12巻。
  • 昨日のまこと、今日のうそ 髪結い伊三次捕物余話
    621円 (税込)
    青春を迎え心悩ます子どもたち。 累計180万部突破の、人気シリーズ第13弾 松前藩主の嫡子・良昌からの再三の申し出に、側室になることを決意した不破茜だが、良昌の体調が刻一刻と悪化していく。 一方、才気溢れる絵を描く弟弟子から批判され、自らの才能に悩む伊与太は当代一の絵師、葛飾北斎のもとを訪ねる。 人生の岐路に立つ若者たちに、伊三次とお文はなにを伝えられるのか。 亡き著者の大人気シリーズ、いよいよ佳境! 解説・大矢博子 【目次】 「共に見る夢」 「指のささくれ」 「昨日のまこと、今日のうそ」 「花紺青」 「空蝉」 「汝、言うなかれ」
  • 竈河岸 髪結い伊三次捕物余話
    866円 (税込)
    髪結いの伊三次と深川芸者お文との恋から始まった傑作シリーズ最終巻! 「これからもずっと、宇江佐さんの世界に浸っていきたい」(杏さんの解説より) 金貸しのご隠居を殺した犯人として捕まったのは、伊三次そっくりの男だった。 龍之進の妻、きいは伊三次と似ている男が罪を犯したとは思えず、他に真犯人がいるのではないかと同心である夫に進言する。 (「空似」) 三十歳となった龍之進は、自分の手先となる小物を持つように父に言われる。 龍之進の頭に浮かんだのは、かつて自分が誘拐の下手人として追いながらも捕えられなかった男、次郎衛だった。 (「竃河岸」) 絵師修業をしている伊三次の息子、伊与太。 幼馴染の茜の助けで、松前藩の家老で絵師としても知られる蠣崎に絵を褒められ、高価な絵の具をもらったが、その絵の具を弟弟子に盗まれてしまう。 (「暇乞い」) 珠玉の短篇九篇にエッセイ一篇と杏さんの解説を収録した豪華版!

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心に吹く風 髪結い伊三次捕物余話 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年04月07日

    子供たちも育って、いろいろあるなあ、と。
    良い人情もの。
    龍之進の奥様になったきい、良いキャラです。この夫婦がとても可愛くて好き。

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    Posted by ブクログ 2016年09月05日

    髪結い伊佐次捕物余話もシリーズ10作目。
    今回は、伊三次の息子の伊予太が戻ってきたのを発端に、さまざまな出来事が絡み合います。

    伊予太は絵師の見習いとなっていましたが、兄弟子とけんかになり飛び出してしまう。
    詳しいことを話さない息子に、親の伊三次とお文はまずは見守るのみ。

    不破の息子・龍之進は前...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年08月11日

    伊佐次シリーズ第10弾。今回は息子の伊予太の周りで起こる 出来事が中心。 不破の息子、龍之進ときいの祝言。 きいちゃんのキャラクターがとっても魅力的。 きっと今後大活躍しそうな気配。 このシリーズのよさは、日々の些細な会話のなかに 琴線に触れる言葉がたくさんちりばめられていて、胸がきゅんきゅん す...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月24日

    「やあ、久しぶり!元気にしてた?」ってな感じの、仲良しの旧友と、再会でもしたような気分で読んだ、お気に入りのシリーズ。

    本編は、今回も読んでいて、とても楽しい時間を過ごせたし、読み終わって、優しい気持ちになりました。
    それだけに、後書きの衝撃が・・・

    純粋にこの本の評価だけでいうと、4つ星ですが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月16日

    第2世代が立派な大人になり、活躍しています。
    ニューメンバーも加わったりなんかして。

    でもって、本来の主役であるはずの伊三次たち第1世代は、ジブく脇を固める立場になっております。

    ますます今後の展開が楽しみではありますが、あとがきによれば、宇江佐センセは癌の闘病しながら執筆をつづけているとのこと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月10日

    冬のひだまりのような本。キャラクターそれぞれがちがった優しさを持っていて、心暖まった。続編が楽しみなので、作者の健康を心から願う。

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    Posted by ブクログ 2016年07月30日

    シリーズものなんだけど、前後して読んでいる。だけど、すんなり入っていけるのは宇江佐ワールドです。
    今回も親子の情みたいなものがあちこちに盛り込まれていて良かった。

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    Posted by ブクログ 2014年05月14日

    前回は不破家の不肖の長男の話でしたが、今回はその妹茜と伊三次一家の長男が中心。
    子供のころから気の強い我儘お嬢の茜。
    宇江佐さんの描く男勝りの御嬢さんって、結構リアルにやな女の子であることが多い。
    負けず嫌いでプライドが高く、自分を守るために周りを傷つけることを正当化するいわゆる自称サバ系というか、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年05月01日

    髪結い伊三次シリーズも遂に十巻に到達。伊三次と文吉の恋の行方を心配していたのも今は昔。すっかり、その子供たちが物語の中心になるようになった。立派に成長していく姿が、とても微笑ましくて心強い。
    本作のあとがきで、作者である宇江佐真理さんの衝撃の告白があり、その意味でもこのシリーズの根底が変化するかもし...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年06月16日

    北原亜以子の「澪つくし-深川澪通り木戸番小屋」に続く、「髪結い伊三次捕物余話」を読んで、江戸市井の雰囲気をたっぷりと堪能した。
    この「髪結い伊三次・・・」は、「深川木戸番・・・」と並び、お気に入りのシリーズの一つです。(あと一つは、諸田玲子の「お鳥見女房」シリーズ)。

    第1作から愛読しているが、最...続きを読む

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