幻の声 髪結い伊三次捕物余話

幻の声 髪結い伊三次捕物余話

小説・文芸
559円 (税込)

2pt

髪結いを本業とする傍ら、北町奉行の定廻り同心・不破友之進のお手先をつとめる伊三次。芸者のお文に心を残しながら、銭にならない岡っ引き仕事で今日も江戸の町を東奔西走する。呉服屋の一人娘を誘拐した下手人として名乗り出た元芸者の駒吉は、どうやら男の罪を被っているらしく……(表題作より)。伊三次とお文のしっとりとした交情、法では裁けぬ浮世のしがらみ。人情味溢れる五編を収録。選考委員満場一致でオール讀物新人賞を受賞した渾身のデビュー作!

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髪結い伊三次捕物余話 の一覧

1~14巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~14件目 / 14件
  • 幻の声 髪結い伊三次捕物余話
    559円 (税込)
    髪結いを本業とする傍ら、北町奉行の定廻り同心・不破友之進のお手先をつとめる伊三次。芸者のお文に心を残しながら、銭にならない岡っ引き仕事で今日も江戸の町を東奔西走する。呉服屋の一人娘を誘拐した下手人として名乗り出た元芸者の駒吉は、どうやら男の罪を被っているらしく……(表題作より)。伊三次とお文のしっとりとした交情、法では裁けぬ浮世のしがらみ。人情味溢れる五編を収録。選考委員満場一致でオール讀物新人賞を受賞した渾身のデビュー作!
  • 紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話
    600円 (税込)
    材木商伊勢屋の主人・忠兵衛からの「世話をしたい」という度重なる申し出に、心揺れる深川芸者のお文。一方、恋人の伊三次は、本業の髪結いの傍ら同心の小者として、頻発する幼女殺しに忙殺される日々。2人の心の隙間は広がってゆく(表題作)。そんな時、小間物問屋の大旦那・惣兵衛殺しの嫌疑が伊三次にかかり……(「菜の花の戦ぐ岸辺」)。他、お文の女中・おみつが行方不明になる「摩利支天横丁の月」など波瀾にとむ全5篇。人の痛みを描く人気捕物帖シリーズ第2弾!
  • さらば深川 髪結い伊三次捕物余話
    641円 (税込)
    「この先、何が起ころうと、それはわっちが決めたこと、後悔はしませんのさ」──すれ違いを乗り越え、髪結いの伊三次とよりを戻した深川芸者のお文。後添えにとの申し出を袖にされた材木商・伊勢屋忠兵衛の男の嫉妬が事件を招き、お文の家は炎上した。お文を助けるため炎の中にとび込む伊三次。二人の運命は?(表題作)ほか、嫁入りするおみつに代わってお文の家に来た、訳ありの女中・おこなは自由奔放。お文は振り回されっぱなしで…。急展開の大人気シリーズ第三弾!
  • さんだらぼっち 髪結い伊三次捕物余話
    559円 (税込)
    ついに念願の夫婦となった二人。深川の芸者をやめたお文は、廻り髪結い・伊三次の長屋で女房暮らしを始めるが、どこか気持ちが心許ない。そんな時、お文の顔見知りの子供が犠牲になるむごい事件が起きて──(表題作)。掏摸(すり)の直次郎は恋に落ちて、悪道から足を洗う決心をする(「ほがらほがらと照る陽射し」)。伊三次には弟子ができて、お文の中にも新しい命が宿る(「時雨てよ」)。江戸の季節とともに人々の生活も遷り変わる。人気捕物帖シリーズ第四弾!
  • 黒く塗れ 髪結い伊三次捕物余話
    652円 (税込)
    伊三次が小者をつとめる町方同心の不破友之進と妻のいなみに、待望の女の子が誕生する(「蓮華往生」)。一方、伊三次の女房・お文も出産を間近に控えていた。だが、お文の子は逆子(さかご)。伊三次は不安を抱きながらも、人斬り請け負いの下手人を捕らえるために奔走する(「月に霞はどでごんす」)。惚れたお佐和のために掏摸(すり)から足を洗った直次郎のその後を描く「慈雨」など、伊三次を巡る全ての人々の幸せを願わずにいられない、人気シリーズ第五弾!
  • 君を乗せる舟 髪結い伊三次捕物余話
    641円 (税込)
    伊三次が小者をつとめる定廻り同心・不破友之進の息子、龍之介もついに元服。同心見習いの不破龍之進となった。近ごろ世間を騒がす「本所無頼派」を捕らえるべく、龍之進は見習い仲間と「八丁堀純情派」を結成する。「本所無頼派」の頭を追ううちに、偶然にも淡い恋心を寄せるあぐりに再会して……。「あぐりさんを乗せる舟になりたかった。(中略)馬鹿でしょう? そんなことを考えるなんて」──龍之進の初恋を描いた表題作を含む、大人気シリーズ第六弾!
  • 雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話
    590円 (税込)
    北町奉行所の町方同心見習い組では、不破龍之進ら若者たちが、江戸で狼藉を働く「本所無頼派」の調べに精を出している。上司の目を盗んでの張り込みで、無頼派と関わりがありそうな辻斬り事件の尻尾を掴んだが…(「本日の生き方」)。一方、伊三次は、無頼派の押し込み事件の証言を船頭から聞き出す(表題作)。伊三次とお文のいまの楽しみは、少々弱気な一粒種、伊与太の成長だ。伊三次と不破からその息子たちに、ゆるやかに代替わりする、人気シリーズの第7弾。
  • 我、言挙げす 髪結い伊三次捕物余話
    611円 (税込)
    めでたく番方若同心となった不破龍之進は、隠密廻り同心・小早川瑞穂の伴につくことになった。優秀な小早川にあこがれる龍之進だが、幕府の密偵が小早川の身辺を監視しているという噂を聞く…「委細かまわず」。某藩の姫君、かがり姫が行方不明に。探せと命じられた若同心たちだが、そこにはお家騒動が関わっていて…「黒い振袖」。伊三次の女房お文が、夜道で奇妙な辻占に出会う「明烏」。自らの正義に殉じた人々の残像が、龍之進の胸に刻まれてゆく。人気シリーズ第8弾!
  • 今日を刻む時計 髪結い伊三次捕物余話
    607円 (税込)
    江戸の大火で住み慣れた家を失ってから十年。伊三次とお文は新たに女の子を授かっていた。ささやかな幸せをかみしめながら暮らすふたりの気がかりは、絵師の修業のために家を離れた息子の伊与太と、二十七にもなって独り身のままでいる不破龍之進の行く末。龍之進は勤めにも身が入らず、料理茶屋に入り浸っているという……。人情に厚いふたりが活躍する大人気人情捕物帖シリーズ、待望の新章スタート!
  • 心に吹く風 髪結い伊三次捕物余話
    569円 (税込)
    大人気シリーズ、10巻に到達! 絵師の修業に出ていた一人息子の伊与太が、兄弟子と喧嘩をして実家に帰ってきた。伊三次とお文の心配をよそに伊与太は働きだすが…。
  • 明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話
    569円 (税込)
    デビュー二十年! 大人気シリーズ第十一弾 伊与太が秘かに憧れて、絵にも描いていた女が死んだ。しかし葬式の直後、彼女の夫は別の女と遊んでいた……。江戸の人情を円熟の筆致で伝えてくれる大人気シリーズ第十一弾!
  • 名もなき日々を 髪結い伊三次捕物余話
    569円 (税込)
    絵師を目指す、伊与太が迎える転機とは? 伊三次の息子、伊与太は有名な絵師のもとに弟子入りが叶い、ますます修業に力が入る。一方、伊与太が秘かに想う幼馴染みの茜は、奉公先の松前藩の若君に好意を持たれており……。登場人物の運命が大きく展開する、人気シリーズ12巻。
  • 昨日のまこと、今日のうそ 髪結い伊三次捕物余話
    621円 (税込)
    青春を迎え心悩ます子どもたち。 累計180万部突破の、人気シリーズ第13弾 松前藩主の嫡子・良昌からの再三の申し出に、側室になることを決意した不破茜だが、良昌の体調が刻一刻と悪化していく。 一方、才気溢れる絵を描く弟弟子から批判され、自らの才能に悩む伊与太は当代一の絵師、葛飾北斎のもとを訪ねる。 人生の岐路に立つ若者たちに、伊三次とお文はなにを伝えられるのか。 亡き著者の大人気シリーズ、いよいよ佳境! 解説・大矢博子 【目次】 「共に見る夢」 「指のささくれ」 「昨日のまこと、今日のうそ」 「花紺青」 「空蝉」 「汝、言うなかれ」
  • 竈河岸 髪結い伊三次捕物余話
    866円 (税込)
    髪結いの伊三次と深川芸者お文との恋から始まった傑作シリーズ最終巻! 「これからもずっと、宇江佐さんの世界に浸っていきたい」(杏さんの解説より) 金貸しのご隠居を殺した犯人として捕まったのは、伊三次そっくりの男だった。 龍之進の妻、きいは伊三次と似ている男が罪を犯したとは思えず、他に真犯人がいるのではないかと同心である夫に進言する。 (「空似」) 三十歳となった龍之進は、自分の手先となる小物を持つように父に言われる。 龍之進の頭に浮かんだのは、かつて自分が誘拐の下手人として追いながらも捕えられなかった男、次郎衛だった。 (「竃河岸」) 絵師修業をしている伊三次の息子、伊与太。 幼馴染の茜の助けで、松前藩の家老で絵師としても知られる蠣崎に絵を褒められ、高価な絵の具をもらったが、その絵の具を弟弟子に盗まれてしまう。 (「暇乞い」) 珠玉の短篇九篇にエッセイ一篇と杏さんの解説を収録した豪華版!

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幻の声 髪結い伊三次捕物余話 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    内容(ブックデータベースより)

    町方同心の下で働く伊三次は、事件を追って今日も東奔西走。江戸庶民の人間関係をきめ細かに描いた珠玉の五話。オール讀物新人賞

    令和6年8月14日~17日

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

    江戸情緒、人情。庶民のつましい暮らしの中の悲喜こもごも。
    大きな謎や快刀乱麻などはないが、心に染みる。
    伊三次とお文のカップルの今後を見守りたい!

    0
    2022年03月21日

    Posted by ブクログ

    どの話も良いが、「備後表」が良かった。
    幼い頃に両親と死別し、姉の婚家へ身を寄せて使用人のような扱いを受けていた主人公に母と呼ばれるほど優しかった畳表の職人が口にした最後の願いにまつわる話である。

    藺草の問屋だったという私の母の実家に畳表の織機が残されていた事もあり、惹かれた。あれを個人の家に置いたら他の生活空間を確保するのは大変かと思うが(重量も結構あるらしい)、とにかく誰もが優しく、母の願いを叶えようとする主人公に手をさしのべる。


    0
    2021年04月25日

    Posted by ブクログ

    宇江佐真理の書くキャラクターはどうしてこんなにも魅力的で、そして哀しいのでしょう。「あやめ横丁の人々」で惹きこまれてから、久々に著者の作品を読みましたが、ストーリー運びも素晴らしいのですが、やはりキャラクターがハンパ無くいいのです。
    主役の廻り髪結いの伊三次、彼のいい女の文吉、伊三次の主不破。
    三人ともそれぞれ人としていろいろな過去があり、それでも今の環境を精一杯、真摯に「生きて」いる。
    それをいろいろな出来事と共にサラッと明らかにしていく著者の手腕には、本当に魂鷲掴みされる状態です。
    このシリーズはまだまだあるみたいなので、これからお楽しみが待ってると思うとうれしいです。

    0
    2013年02月18日

    Posted by ブクログ

    人から1巻もらった。
    ら。
    現在進行形で続いてる息の長いシリーズものだった。
    うそん。

    現状12巻まで出てる。
    文庫化されてんのは10巻まで。
    なんでまだ10巻までしか読んでないけどとりあえず。


    一話完結の人情捕り物。
    著者が女性ってのもあって
    「御宿かわせみ」シリーズとちょっと似たイメージ。
    でも中味は真逆に近い設定かも。

    主人公がヒーローじゃなくて、
    身分が低く、いまいち冴えない普通の男。

    で、
    一話一話が割としっかり書いてあって、
    かわせみシリーズよりも、ややじっとりと生臭く、
    主人公達の設定と相まって、より庶民の暮らしな感じ。

    長い間続くマンネリ防止の為に
    たまにオカルティックなとんでも話とか出てきたり、
    1巻につき登場人物達が1歳年をとる面白い設定だったり、
    子供達の世代がだんだん主人公になってきたりと
    いろいろ工夫してる感じが目につく。
    なんで、
    マンネリをむしろ愛したいタイプの時代ものが好きな人は
    ちょいちょい癇にさわるかも。

    逆に、
    物語の大きな流れのうねりが大きいので、
    飽きずに読んでられる気もする。


    16年続いてて、かつ、現在進行形だし、
    著者が書けるまで書き続けると言ってるので、
    かわせみシリーズと同じく、
    全部読める頃にはきっと自分もいい年だろうと苦笑い。
    続編を楽しみに待ってます。

    0
    2014年01月17日

    Posted by ブクログ

    お文の伝法なもの言いに最初面喰ったけれど,同い年の対等な男と女の関係がいい。
    その他の登場人物も,簡単にイイモン,ワルモンが決められないところがいい。

    0
    2012年03月18日

    Posted by ブクログ

    いいですねえ。どうもこのシリーズ文庫化されているのはこれだけみたいで、思わずハードカヴァーの奥付を本屋で確認して次がいつ文庫化しそうか計算してしまう。
    同心の不破の手先を商売のかたわらにつとめる髪結いの伊三次と、深川芸者のお文の濃い模様をおりまぜながらの捕物帖。<余話>であるのは、伊三次が捕物をするわけではないからかな?とにかく、なんというかどの話も艶めいていてよいですね。
    「幻の声」表題作。女性心理かくも不可解なり。男などには解せぬものなり。
    「赤い闇」何を信じるかというのはとても難しい。人はときに信じたいことを信じるのだろう……。だとすれば、信じたくないことは信じない、そういうことか?
    「星の降る夜」どうも、登場人物のだれにとっても辛い話ではある。とりわけ不破の妻のいなみの身の上話などは……。九両三分二朱か……。それでも人の世は捨てたものでもあるまいよ。

    0
    2026年02月08日

    Posted by ブクログ

    ずっと読みたかったシリーズ第一巻。
    廻り髪結いの伊三次は、同心の使いもしている。伊三次はいつか自分の店を持ち、男勝りな芸者の文吉と所帯を持ちたい。
    登場人物に魅力があり、確かにシリーズ化するのも頷ける。

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    江戸情緒満載!泣ける短編の数々。ディテールの細かさ。様子の良さ。ノンストップに次々読んでいってしまう。次が楽しみ。

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    宇江佐真理の髪結い伊三次捕物余話シリーズの一作目になります。本当に面白いです。伊三次と文吉に幸あれ。

    0
    2023年10月31日

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