角田光代のレビュー一覧
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面白かった。終始ハラハラしてしまった。
毎日ではないけど、何かに満たされない気持ちは凄くわかる。
横領はよくないことは分かってるけど、何故か応援してしまっている自分がいた。
色々と考えさせられたけど、読んで良かった。Posted by ブクログ -
最高。
ずっと漂うシュールな空気感と妙に人間臭い登場人物が、滑稽な雰囲気を醸し出していて良かった。
みんななんだか変な人だけど、宗ニ母と和田レミがおもしろすぎた。
夫婦の形はそれぞれだけど、このくらい自由であってもいいかもと思った。Posted by ブクログ -
あらすじは知っているので、角田さんの描き方を楽しみながら読み進めた。
あとがきにある、紫式部が光源氏の恋愛以外に書きたかった「別のこと」が何なのか、次巻から読み解くのが楽しみだ。
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中学生の時に初めて読んだ。
正直内容はあまり覚えてなくて、懐かしさで
もう一度読みたくなったんだけど、面白かった。
このくらいの歳の時って、自分がそうだったから
父親ってどこか家族なのにちょっと遠い存在で、
あまり会話もしないし何ならあまり話したくないし
家での表面的な姿しか知らなくて、一緒にいても...続きを読むPosted by ブクログ -
読書っていいなぁ。ページをめくれば、すぐに別の世界へ連れて行ってくれる。そんな角田光代さんの思いに共感し、さらに本を読みたくなった。本を読んでいる間、私は自由だなぁ。とても幸せな時間をありがとうございました。Posted by ブクログ
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泣いた。なくしてしまったもの、もう会えない人。それらはきっとどこかに存在し続ける。わたしとは交わらないどこかの国で。
喪失のかなしみをのりこえたいときに、オススメしたい小説。Posted by ブクログ -
葵の上の死、須磨への退居など物語が大きく動く。田辺聖子の『光源氏ものがたり』を併読すると簡単におさらいできてとても助かる。こうなると田辺聖子の『新源氏物語』も読みたくなってくる。Posted by ブクログ
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「若菜 上」から「鈴虫」まで。源氏は39歳から50歳。ああ、柏木・・・。この巻では、源氏をはじめ様々な苦悩が描かれる。訳者の角田さんも仰っていますが、本当に運命はほんの少しのボタンの掛け違えで動いてしまう。次巻(6月発行予定)が待ち遠しい。Posted by ブクログ