ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
「知り合いから妙なケモノをもらってね」籠の中で何かが身じろぎする気配がした。古道具店の主から風呂敷包みを託された青年が訪れた、奇妙な屋敷。彼はそこで魔に魅入られたのか(表題作)。通夜の後、男たちの酒宴が始まった。やがて先代より預かったという“家宝”を持った女が現れて(「水神」)。闇に蟠るもの、おまえの名は? 底知れぬ謎を秘めた古都を舞台に描く、漆黒の作品集。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
京都に抱く幻想が詰まってる。 こういう不思議で少しぞっとするような、静かな世界観を京都に求めている。。 古風な世界観をキレイな現代の文章で出せるって本当にすごいなぁと思います。 自分の中であれこれ考察する楽しみもある。とても良い。
面白かった! それぞれのお話が繋がっているようで繋がっていないような不思議さも良かったし、それぞれのお話が狐に化かされたような話だった。
脅かし要素のないじわじわ来る日本のホラーを感じられます。 読んでいるだけでゾワゾワと鳥肌が立つ感覚がします。 森見さんの作品は他にも読んだことがありますが、随一お気に入りです。
デビュー当時の作品から読み始めて、これはまた、少し違った魅力ですね。 柳田國男、読み直したくなりました。
不気味だった。 特に最初のきつねのはなしは、うんと不気味だった。不思議なことも沢山ある。 4つの話全てに繋がりがあるので、そこから考察をすすめるのが良さそうだ。 にしても先輩は、どこまでが現実だったのだろうか。彼の話すことは出鱈目でも話の登場人物は確かに存在していた。 また話は変わるが、この小説の女...続きを読む性は個人的によく頭に残る。ナツメさんと夏尾はいつになったら私の頭から離れるのか。
モヤモヤっとして、なんだったんだ今のは? きつねに化かされたのか?という気分にされる。 小説が現実に侵食していくような感覚になった
夜行をもっと和風にしたかんじ。狐につままれたような、防空壕にゆっくり降りていて次第に体が冷えていくような、気味が悪い話。森見さん独特のあの文体ではないので、広く読みやすい一冊と思う。(森見さんの文体は好きだが、癖が強くて読み終わるまでに一日以上かかるが、本書は普通なので一日で読めた) イットとか貞子...続きを読むみたいなのは怖くて読めないけど、これは読めた。面白かった。
いつもの森見登美彦節は少し鳴りを潜めるがクセはある。怪談も書けるんですね、読者に委ねる部分というか、考えて繋げる部分がある。面白かった。再読するときっと再発見があると思う。二度読み確定。
いつものごとく京都を舞台にし、現実と幻想の間を行ったり来たりと言う感じなのですが、異なるのは他の作品よりも暗いこと。 ふっと気づくと暗闇が迫ってる感じ。 結局、得体の知れないものはなんだったのか。 芳蓮堂は何者なのか。 4つの話は同じ世界線なのか。 煙に巻かれたようなお話たちでした。
読んでなかった森見シリーズ第2弾。 何か得体の知れないものが、ずっと流れてる。胴の長いケモノと芳蓮堂という古道具屋が共通だけど、答えはない。吉田神社、荒神橋を始め、馴染みの土地の風景を思い浮かべながら読んだ。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
きつねのはなし
新刊情報をお知らせします。
森見登美彦
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「SF・ファンタジー」無料一覧へ
「SF・ファンタジー」ランキングの一覧へ
シャーロック・ホームズの凱旋
有頂天家族 (1)
夜は短し歩けよ乙女
熱帯
新釈 走れメロス 他四篇
四畳半神話大系
恋文の技術
有頂天家族
「森見登美彦」のこれもおすすめ一覧へ
▲きつねのはなし ページトップヘ