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「ちーちゃんの行きそうなところ、知らない?」夏休み初日、折木奉太郎にかかってきた〈古典部〉部員・伊原摩耶花からの電話。合唱祭の本番を前に、ソロパートを任されている千反田えるが姿を消したと言う。千反田は今、どんな思いでどこにいるのか――会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する。千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、〈古典部〉メンバーの過去と未来が垣間見える、瑞々しくもビターな全6篇。
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Posted by ブクログ
〈古典部〉シリーズ第6弾は、古典部の4人それぞれが語り手となる短編集。 第1弾目の「氷菓」から彼ら4人の高校生活をずっと追ってきて、本書では彼らの今まで語られなかった一面を知ることができます。 「鏡には映らない」 中学の卒業制作の時にとったある行動によって、同級生に誤解されてしまった折木。 同じ中...続きを読む学だった伊原がその真相を解き明かす。 実は折木はヒーローだったなんて、かっこ良すぎます。 「わたしたちの伝説の一冊」 伊原が漫研をやめたその裏に、こんな凄まじい出来事があったなんて。 「長い休日」 奉太郎が省エネ主義になった理由は? 少しほろ苦く重めで、悩みを抱えた高校生の物語から、心に刺さるところや学ぶことがたくさんあります。 謎を解いたあとに残るさわやかさとか、必要以上に深入りしないところとか。 そして、作者の米澤穂信さんのあとがきがまたさり気なくて、いいです。
「鏡には写らない」が特に好きだな。 優しさって、ただ他人に寛容なだけで、美点ではなくそれが良くも悪くもなる性質だと個人的に思ってる。 けど奉太郎は優しさってよりかはすごく人を思いやれる人に感じた。 真に他人の立場に立つことのできる人は、すごく憧れる。
漫研のしょうもないいざこざ以外はとても面白かった。実際の学校でもああゆう派閥争いってあるのかな? 井原と折木の関係って、どこかよそよそしい。 この2人の会話は扱いづらそうと、前作やアニメで何となく思っていた。 まさか、こんな過去があったなんて。 後付けかどうかは分からないけど、とてもスッキリ 最...続きを読む後の話も良かった 多分、歌詞が関係するんだろうなあ。でもたかが歌詞が原因で、あの千反田が約束をぶっちするのは、少しやりすぎかもなあ。 なんて思っていた。 だけど、読見終わって今振り返ると無理矢理感はない 「いまさら翼といわれても」 めちゃくちゃ良いタイトルだと思う。 何よりもまず、謎解きの知能レベルが自分とマッチしているのが良い。 大学で言うと、MARCHくらい。
古典部シリーズ第6弾! あっという間にここまできてしまいました。 ハウダニット?失踪人探し、米澤穂信さんって 正真正銘のミステリオタクだなを感じざるを得ない。 古典部4人の過去とこれからのお話でした。 めちゃくちゃ瑞々しい。若い、中学、高校のお話。 なのに読み応えはめちゃくちゃビター。 この塩梅が本...続きを読む当心地よくて抜け出せない……! まず摩耶花ちゃんの苦悩と選択。 サッとそばで見守り支えるふくちゃんの図。 そしてずっと気になっていた奉太郎の過去。 なにがあって、いまの奉太郎なのか。 小学生ながらにこれを突きつけられるのは辛いよ… まだランドセル背負う年頃なのによ…。 長い長い休日を経て、出会った千反田えるの救い! そしてえるたその責任と逃れ、、、 表題作はどうしても胸が痛く泣けてしまった ああああぁあぁぁ続きが読みたい。 どうしても読みたい!!!!!! 第7弾、いつまでもいつまでもお待ちしております!!!
シリーズ6作目にして一番好みなやつがきた。 というか「読み続けたからこそのクリティカルヒット」という気がしないでもない。 いつもの4人のこれまで見せたことの無い顔が見られる短編集だった。 もうそのエピソードを思い出すだけで、胸が痛いやら騒がしいやらで平静を失ってしまいそうになる。 本一冊にここまで動...続きを読む揺させられるとは。 続編まだですか。
奉太郎の中学時代の話を筆頭にどの話も面白かった。京アニ側が2期は無いと公言したらしいけど、アニメ2期をやってくれるかも?という淡い期待を抱きながら新刊を待ちます。
将来への不安、自分の夢、同級生・部活の部員たちとの確執……。 高校生が抱える悩みは、大人たちと変わらない。 ただ、大人たちとの大きな違いは、大人は経験の差から、ある程度の悩みの解決方法を知っていることだ。 学生たちにはそれがない。 でも、だからこそ、突っ走っていくことができる。 それは大人になるにつ...続きを読むれて失われていくものであり、だからこそ、悩みを抱えながらも前に進んでいく学生たちが眩しく見える。 本作の登場人物たちも、悩みを抱えながらも、前に突っ走っていく。主人公である折木奉太郎も、側からはそう見えなくても、自分の悩みと向き合いながら前に進んでいっている。 惜しむらくは、千反田えるの、その後だ。 きっと、彼女も、前に進むことができたのだろう。 叶うならば、その姿を見てみたいものである。
今後古典部が進んでいく道がとても気になる。 奉太郎が奉太郎である根源の一部が見られた気がした。これまでよりもさらに好きになった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「ちーちゃんの行きそうなところ、知らない?」夏休み初日、折木奉太郎にかかってきた“古典部”部員・伊原摩耶花からの電話。合唱祭の本番...続きを読むを前に、ソロパートを任されている千反田えるが姿を消したと言う。千反田はいま、どんな思いでどこにいるのか―会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する。千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、謎解きを通し“古典部”メンバーの新たな一面に出会う全6編。シリーズ第6弾!
短編集。『鏡には映らない』が個人的に今まででトップクラスに面白かった。古典部の成長が少しずつ垣間見えていく様子が、物語の進行を感じさせてくれる。次のお話がいつになるかは分からないけれど、筆者は完結させると断言しておられるので、楽しみに待っていたい。
古典部シリーズが最新作まで追いついてしまった。 続編が出るまで古典部の面々に会えないのがさみしい。 今回はめずらしく千反田さんがヘラってて、省エネ主義のホータローも千反田さんのためなら今までに無い行動力を発揮して、青春してて羨ましくなった。 続編早く出てほしい。 ☆3.8
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米澤穂信
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