巴里マカロンの謎

巴里マカロンの謎

679円 (税込)

3pt

「わたしたちはこれから、新しくオープンしたお店、パティスリー・コギ・アネックス・ルリコに行って新作マカロンを食べます」その店のティー&マカロンセットで注文できるマカロンは三種類。しかし小佐内さんの皿には、あるはずのない四つめのマカロンが乗っていた。誰がなぜ四つめのマカロンを置いたのか。それ以前に、四種の中で増えたマカロンはどれか。「ぼくが思うに、これは観察力が鍵になる」小鳩君は早速思考を巡らし始める……。心穏やかで無害で易きに流れる、誰にも迷惑をかけない小市民になるべく互恵関係を結んだあのふたりが帰ってきました! お待ちかねシリーズ十一年ぶりの新刊、四編収録の作品集登場。/【収録作】「巴里マカロンの謎」/「紐育チーズケーキの謎」/「伯林あげぱんの謎」/「花府シュークリームの謎」

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巴里マカロンの謎 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    四遍とも平和的(?)なミステリーで非常に自分好みでした。それぞれが簡潔で読みやすい。
    「大体こうかな」と予測はつくが、小鳩くんの推理がスマートで読み進めたくなります。
    米澤先生には短編集をもっと書いてほしいくらい、端的にまとめるのがお上手な作家さんだと思いました。

    0
    2024年05月21日

    Posted by ブクログ

    今月、新刊が出るので積読から引っ張り出した。ライトな様で意外と複雑な謎、4話。登場するお菓子に国名シリーズを思わせるタイトルをあてた趣向で楽しめる。お菓子は甘いけど、2人の仲も小佐内さんも甘くないのが良い。新刊が楽しみ。

    0
    2024年04月10日

    Posted by ブクログ

    p89~90の小佐内さんのセリフが、小佐内さんにしては珍しく自分の大切にしてることを表現してる気がして、良かった。

    0
    2024年03月22日

    Posted by ブクログ

    春夏秋、と来たら冬だろう! と思っていたら巴里でした。
    読者を待たせた分、実に良い出来。四話はそれぞれ独立しながら繋がっているという連作形式は共通していて、日常の謎に青春の1ページを織り交ぜるのがやはり巧みだ。この二人をずっと追っていたい。

    0
    2024年03月09日

    Posted by ブクログ

    小市民シリーズはやはり面白い。

    ゆるっとした学校生活の中に小市民では解けそうで解けない謎を簡単に解いてしまう小市民になりたい小鳩君。見た目からは想像できないほど執念深く、復讐に目がない小佐内さん。この2人は大好き。1番好きなところはスイーツを食べながら小鳩君が小佐内さんを観察しているところ。

    0
    2023年12月07日

    Posted by ブクログ

    小市民シリーズは、長編もいいけどやっぱり短編が好き!小鳩くんと小佐内さんの絡みを、たくさん見られて満足です。小佐内さんがほとんど出てこないお話もあるけど。でも、それもオチが最高だったので(笑)個人的にいちばん笑ったのは、きものの汚れを落として小佐内さんにスルーされる小鳩くんです。

    0
    2023年07月21日

    Posted by ブクログ

    短編集の本作こそ実は小市民シリーズの最高傑作なのでは?
    甘味の絡んだ日常の謎四遍の読み心地、謎の規模感、キャラの関係性等。小市民シリーズのアイデンティティをついにここに見た気がする。
    長編完結作"冬期"はいかに!

    0
    2024年05月21日

    Posted by ブクログ

    小市民シリーズの短編集

    これまでのシリーズを知っているという前提ですが
    これくらいの長さで、
    いくつかの謎を解いていった方が
    持ち味が出ている気がします。

    長編は完結とのことですが、
    今後も短編集で続けてください。

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    あなたはきっとスイーツが食べたくなる… 青春風味てんこ盛り小市民シリーズ第四弾 #巴里マカロンの謎

    ■きっと読みたくなるレビュー
    小鳩君と小山内さんの小市民シリーズ第四弾。時系列的には春期限定~夏期限定の間(高校一年 秋頃~冬頃)の出来事ですね。

    本作は新しいキャラ、後輩の中学生、古城秋桜さんが

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    秋期限定を読んだ後だからか、1年生の時の話だからだろうか、小山内さんがまだ穏当に見える。冬期限定を読む前の箸休めとしてちょうど良い短編だった。

    0
    2024年05月06日

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