インシテミル

インシテミル

774円 (税込)

3pt

アルバイト情報誌に掲載されていた仕事は「ある人文科学的実験の被験者」になれば、時給1120百円…つまり11万2千円がもらえるというもの。これは誤植か? そんな仕事が実在するのか? 破格の条件につられて応募し、選ばれたのは12人の男女。とある地下施設に閉じ込められた彼らは、<実験>の内容を知り驚愕する。それは、より多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった──。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場! 映画化原作。

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インシテミル のユーザーレビュー

藤原竜也・綾瀬はるか他、豪華キャスト出演の映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」原作小説としてご存知の方も多いのではないでしょうか。作者である米澤穂信といえば、TVアニメ「氷菓」の原作シリーズ「古典部シリーズ」をはじめとした“小市民シリーズ”など、人の死なない日常系ミステリを得意とするイメージがあります。しかし、本作ではそれらと全く雰囲気を異にする命がけの犯人当てゲームが繰り広げられます。
舞台はクローズド・サークル「暗鬼館」。12体のネイティブアメリカン人形やノックスの十戒など、作中に散りばめられた本格推理小説へのオマージュも満載。一見すると“館もの”要素を取り入れたフーダニット(殺人者は誰だ?)の正統派ミステリかと思いきや、ロボットが登場したり主人公や名探偵キャラがまさかの展開に!ウルトラCに脱帽です!(書店員・こしあん)

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    シンプルに面白かった。こういう話は先が気になって結局一気に読んでしまうからだめ、もっと噛み締めてゆっくり読みたいのに笑 この本もそこそこ厚みがあったのに2日で読んでしまった。
    結城と安東の関係性とかやりとりとか結構好きだったし、いい感じじゃん?って思ってたけど、結局だめだったなあ小物だった。デスゲー

    0
    2024年05月23日

    Posted by ブクログ

    殺しによって犯人はどんどん分かってくはずなのに、最後まで犯人が分からなくて一気に読んでしまった。12人も容疑者がいるのだけど、背景もわかりやすく端的に入ってきてテンポがよく追えた。殺人体験や状況設定の細かな配慮やいやらしさがリアルに怖くて、読んでいても寒気だったけど、結末がしっかりあってあと残りも悪

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    2024年05月07日

    Posted by ブクログ

    中学生の時に読んだ本です。再読しました。
    映画は高校生くらいの時に見たので、映画の印象が強かったですが、再読したら展開が違うことに驚きが大きすぎました…。
    原作も映画もどちらも面白い大好きな作品です。

    0
    2024年05月04日

    Posted by ブクログ

    大好きな館のクローズドサークルで一気読みした。楽しかったー!

    結城のセリフが面白くて、ミステリーなのに笑えるなんて初めてで新鮮だった。
    『満願』はじっとり真面目で重めだったのに対して『インシテミル』は軽くて明るい。
    デスゲームなのに不思議と楽しく読める。
    苦手なグロい描写がほとんどなかったのも良か

    0
    2024年04月10日

    Posted by ブクログ

    読み終わったあと、すっっごくつかれた
    でも読んでいる間はページをめくる手が止まらない!!って感じで本当に面白いし没入できた

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    結構長いのに一気読みしてしまった。
    軽やかで時折ユーモアを交えた文体が、密室でのデスゲームというえげつない事が起こってる割にはマイルドな読み応え。
    普通にミステリとして読んでいたけど、途中から極限状態での人間の心理を描く人間ドラマ要素もあることに気づかされ、まさに新カバー(?)に示されていた通りのミ

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    おもしろい。キャラ作りが上手いんだろう。シリアスなシーンで笑える抜け感が絶妙。「ユウにだけだったら」が特におもろかった。

    0
    2024年03月27日

    Posted by ブクログ

    12人が高時給の実験に参加し、事件が起きるサイコスリラー小説。
    高時給の裏に隠された仕事とは?
    閉じ込められた空間でのある出来事の発生により、登場人物たちの状況が一変…
    報酬の真偽や、主催者の目的に続く疑問。
    著者の緻密なストーリーテリングと謎解きに引き込まれていった。
    予測不能な展開に驚き、巧妙な

    0
    2024年02月18日

    Posted by ブクログ

    映像で観たい。
    そう思わざるを得ないほど光景が頭にどんどん浮かんだ。
    ミステリー好きには内容もスッと入ってきて、他小説の凶器がキーになっているところも興味深い。
    最後のトントン拍子には拍子抜けした部分もあったが、他のデスゲームに比べると比較的平和的解決だと感じた。

    0
    2024年02月15日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    犯人最後までわからなかった…笑

    無駄に高い時給の実験バイトに参加する12人
    自分だったら生き残れるかばっかり考えてしまった笑

    ミステリー大好きさんには色んな作品が登場して更に面白いかと思う。
    知らなくても全然楽しめる1冊。

    0
    2023年10月28日

インシテミル の詳細情報

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