ぶくまる – 書店員おすすめの漫画・本を紹介!

書店員が選んだ「本当に面白い漫画・本」をご紹介!

『ゆるキャン△』聖地のキャンプ場とキャンプ道具を書店員が徹底解説!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『ゆるキャン△』聖地のキャンプ場とキャンプ道具を書店員が徹底解説!

女子高生たちが思い思いにアウトドアを楽しむ姿がゆるやかにコミカルに描かれるあfろ先生の漫画作品『ゆるキャン△』。2018年1月からTVアニメ第1期が放映され、今後の展開として『へやキャン△』のショートアニメ化、TVアニメ第2期、劇場アニメの制作も発表されました。ますます今後が楽しみな『ゆるキャン△』!キャラクターたちが訪れたキャンプ場のモデル地や、使用しているキャンプ道具をアウトドア好きな書店員が徹底解説します。

また、リンク先の電子書籍ストアBookLive!では、新規入会者限定の50%OFFクーポンを差し上げています。気になった方はご利用ください!

※当記事に記載の内容は全て「ぶくまる編集部調べ」です。また、当記事には一部ネタバレを含みます。

『ゆるキャン△』 1~8巻 あfろ / 芳文社

『ゆるキャン△』あらすじ

オフシーズンである冬に、一人でキャンプを楽しむ女の子、リン。山梨に引っ越してきたばかり、大好きな富士山を自転車で見に来た女の子、なでしこ。なでしこは疲れて居眠りをしてしまい、寝過ごして辺りが真っ暗になったところでリンに出会い、助けを求めますが…

という二人の出会いから物語は始まります。この出会いでキャンプに興味を持ったなでしこは本栖高校の同好会「野外活動サークル」、通称「野クル」の門をたたきます。キャンプの魅力にハマっていくなでしこ。そして野クルのメンバーやリンとの交流が始まります。

まずは簡単に登場人物をご紹介します。

『ゆるキャン△』登場人物

他にもたくさん登場するのですが、キャンプ場で出会った人物を中心に、キャンプに関連するキャラクターたちをご紹介します。

本栖高校生徒

志摩 リン(しま リン)

本作の主人公の一人。本栖高生徒の中ではキャンプ経験が一番豊富。(8巻時点)
キャンプ場では読書をしたり、一人静かな時間を過ごすのが好きなため、オフシーズンである冬場にソロキャンプを楽しんでいます。
なでしことの出会いをきっかけにソロ以外のキャンプを経験したり、料理に凝る事を考え始めたりします。

⇒主な使用ギア焚き火台(2巻)」「鉈とナイフ(5巻)

各務原 なでしこ(かがみはら なでしこ)

本作の主人公の一人。リンに助けられた経験からキャンプに興味を持つようになります。
野外活動サークルに入部して部員たちとキャンプへ出かけたり、リンのソロキャンプへ押しかけたり、キャンプの魅力にどっぷりハマっていきます。
アルバイトでお金を貯めて初めてのキャンプ道具を買うエピソードが微笑ましい。

⇒初めてのバイト代で買った初めてのキャンプ道具

大垣 千明(おおがき ちあき)

野外活動サークルの部長。野クルは立ち上げたばかりで部員もあおい一人だけ。活動費も少ないため、アウトドア雑誌を読んだり、校庭で焚火をする程度の活動しかしていませんでした。なでしこの入部をきっかけに同好会から部への昇格を目指し、本格的な活動を開始します。
高価なキャンプ道具を買おうとすると体が拒否して鼻血が出る特異体質。

⇒主な使用ギア「焚き火台」「チェア

犬山 あおい(いぬやま あおい)

野外活動サークルの部員。考えるより先に行動しがちな野クルメンバーの中で唯一落ち着いた性格の持ち主。姉のように他の部員を諭すなどブレーキ役として機能することも。大抵は引きづられて一緒に失敗します。残念。
いたずら好きでよく嘘をつきますが、嘘をつくときは目が泳ぐのが特徴。

⇒主な使用ギア「チェア

斉藤 恵那(さいとう えな)

リンの友人。帰宅部。休日は夜ふかしをして、翌日はだいたい家で寝ています。
キャンプをしているリンとSNSを通じて会話するなど、リンに度々おせっかいを焼いており、それがきっかけとなって野クルメンバーとキャンプを楽しむようになります。
たびたび勧誘されていますが「まだ帰宅部はやめられないよー」と野クル入部は拒み続けている様子(8巻時点)。
ちくわという名のチワワを飼っています。

⇒主な使用ギア「寝袋」「ちくわ用テント

本栖高校教師

鳥羽 美波(とば みなみ)

野クル顧問。本栖高に新任教師として赴任してきました。野クルの焚火を注意したことから顧問を押し付けられてしまいます。
美人で穏やかそうな外見とは裏腹に、酒好きで酒癖もあまり良くありません。
本栖高赴任前にキャンプ場でリンとなでしこに出会っていたのですが、泥酔して別人と化していたため、なでしこが気づくまでに結構な時間がかかりました。
もちろん本人はあまり覚えていない。
小さい頃から家族でキャンプを楽しんでおり、妹の涼子とは今でもたまに、二人でキャンプへ行くそうです。

⇒鳥羽姉妹の主な使用ギアバーナー

その他の登場人物

リンの祖父

8巻時点では名前は明らかになっていません。
自身が使用していたキャンプ道具をリンに与え、リンがキャンプを始めるきっかけとなる人物。今もバイクであちこちキャンプして回っているそうです。
愛車は Triumph THRUXTON 1200 R に見えます。「R」と無印はフロントフェンダーが違う。ビンテージな旧車ではなく最新のカフェレーサーというのが逆に渋いですね。
こういうおじいちゃんになりたい。
リン曰く「変わった人だよ」。

鳥羽 涼子(とば りょうこ)

野クル顧問である鳥羽美波の妹。初めてリンたちと出会った際、リンの火起こしを助けてあげた必殺火起こし人。
容姿から男性に間違われることが多く、なでしこはクリスマスキャンプで真実を聞くまで先生の彼氏だと思い込んでいました。

⇒鳥羽姉妹の主な使用ギア

飯田(いいだ)親子

不十分な装備で山中湖へキャンプに行った、千明、あおい、恵那の三人を助けてくれた親子。
お父さんはラジコン水上飛行機の同好会員で、ラジコン飛行機を飛ばしに山中湖へ来ていました。
伊東で酒屋さんを営んでいる気のいいおじさんと優しい娘さんです。

⇒主な使用ギア

『ゆるキャン△』に登場する観光地やキャンプ場のモデル地

続いてはキャンプ場のご紹介です。作中で登場するキャンプ場は実在のモデルが存在します。
今回は1巻~4巻までに登場したキャンプ場で、公益社団法人やまなし観光推進機構様が作成した「ゆるキャン△マップ」に掲載されているキャンプ場をご紹介します!

実際に足を運ばれる際には、営業期間、営業時間、設備や利用上の注意などをよくご確認の上、安全で楽しい、素敵な思い出になるようなキャンプにしましょう!

私も頑張って聖地巡礼いってきます!随時現地写真など公開しますのでお楽しみに~!

浩庵キャンプ場(こうあんきゃんぷじょう)

1巻第1話。リンとなでしこが出会ったキャンプ場。
富士山を臨むキャンプ場も様々ありますが、浩庵キャンプ場の魅力は本栖湖に映る富士山!
残念ながら私はまだ行ったことがありませんが、ここで夜の富士山を見てみたい。
https://kouan-motosuko.com/

ふもとっぱらキャンプ場

1巻第3話。リンのソロキャンプになでしこが土鍋を持って押しかけたキャンプ場。
こちらのキャンプ場は富士山周辺のキャンプ場では定番の有名所です。
とにかくサイトが広く、遮蔽物がない広大な平原に富士山がズドーン。
天気が良ければ富士山の眺めは随一と言われております。

『ゆるキャン△』聖地「ふもとっぱらキャンプ場」
『ゆるキャン△』聖地「ふもとっぱらキャンプ場」

と煽っておきながら残念な写真でごめんなさい…
5分おきに視程が3メートルになるような天候でした。

『ゆるキャン△』聖地「ふもとっぱらキャンプ場」

この日、富士山の姿が撮影できたのは早朝の朝霧高原からの1枚のみでした(笑)
龍の巣!

https://fumotoppara.net/

高ボッチ高原山頂付近(たかぼっちこうげんさんちょうふきん)

2巻第8話。野クルメンバーがパインウッドキャンプ場に行っている間、リンがソロでキャンプを行っていた場所。
過去には山荘などの宿泊施設があり、近くに野営地もあったそうですが現在は閉鎖されているそうです。
2019年9月現在、高ボッチ高原でキャンプが出来る場所はありませんので訪れる際はご注意ください~。

パインウッドキャンプ場

2巻第8話。野クル初のキャンプ!が行われたキャンプ場。
市街地からのアクセスが良く、それでいて絶景が楽しめるという大変人気があるキャンプ場です。ハイシーズンはあっという間に予約が埋まってしまうそうなので、お問い合わせはお早めに~!
残念ながらこちらも未経験です。

ほったらかしキャンプ場

こちらは作中で利用されていませんが、6巻第29話で名前だけ出ていましたのでご紹介です。
やはり絶景がウリのキャンプ場。綺麗に整備されたサイトは使いやすく、歩ける距離に野クルメンバーも浸かった「ほったらかし温泉」があるという最高のロケーション。やはり非常に人気が高いキャンプ場です。

『ゆるキャン△』聖地「ほったらかしキャンプ場」
『ゆるキャン△』聖地「ほったらかしキャンプ場」
『ゆるキャン△』聖地「ほったらかしキャンプ場」

この日も天気に恵まれませんでしたが景色は最高でした!

https://hottarakashicamp.com/

四尾連湖/水明荘(しびれこ/すいめいそう)

2巻第10話。リンが焚き火台を購入し、なでしこと焼き肉キャンプへ行ったキャンプ場。
後に野クルの顧問になる鳥羽先生とはここで初めて出会いました。
湖畔の林間サイトという、誰もが思い浮かべそうで実は意外と少ない、素晴らしいロケーションのキャンプ場です。
http://shibirekosms.sub.jp/

陣馬形山キャンプ場(じんばがたやまきゃんぷじょう)

3巻第18話。なでしこが風邪を引いてしまい、急遽ソロキャンプに切り替えたリンが苦労の末にたどり着いたキャンプ場。陣馬形山の山頂付近に位置しており、中央アルプス山脈を一望できます。運が良ければ雲海が見えるそうです。私はまだ見たことがありません。雲海、憧れます…
https://www.nagano-tabi.net/modules/enjoy/enjoy_47068001.html

富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ(ふじさんわいえむしーえーぐろーばるえこゔぃれっじ)

4巻第20話。野クルメンバー、リン、恵那、先生。初めてのフルメンバーでクリスマスキャンプを行ったキャンプ場。
浩庵、ふもとっぱら同様、富士山の眺めが最高といわれるキャンプ場のひとつです。
バス停から徒歩圏内というアクセスのしやすさも魅力。
https://www.yokohamaymca.org/facility/fujisan-global/

『ゆるキャン△』に出てくるキャンプ道具

※モデルチェンジで色や形状が変わっていたり、廃盤になっている場合があります。まったく同じものが欲しい!と思っている方は要注意です!

浩庵キャンプ場でリンが使用したギア(1巻)

女子高生が一式揃えているにしては高価な道具が多いです。
と思ったらおじいちゃんのお下がりでした。納得。

モンベル「ムーンライト3型」

登山家など本格的なアウトドアユーザーからの信頼も厚いモンベルブランド。
そのモンベルの最も歴史のあるテントで、月明かりでも簡単に設営できるという意味でムーンライトと名付けられたそうです。
フライシートをかぶせた状態だとドーム型に見えますが骨組みはAフレームという方式を採用しています。
設計が古いのでは?と思われそうですが、改良を加えた独自のAフレームは設営が容易で、現在でも人気の定番テントとなっています。

イスカ「コンフィライトマットレス180」

有名な寝袋メーカー「イスカ」のマットレス。寝袋の下に敷くものです。
中に空気を入れるタイプで自動膨張式。バルブを開放するとある程度は勝手に膨らみます。

書店員のひとりごと:マットレス
テントは生地が薄いので感覚的には地べたに寝るのと変わりがなく、寝袋の下に敷くマット類は何かしら必要になります。
かなり種類が豊富なのでお気に入りを見つけるのが大変。登山など超軽量コンパクトを目指す装備で無い限りは早々にコット(簡易ベッド)に行き着く気がします。
設営場所が限られますがハンモック泊の人気もじわじわ高まってきています。
楽しいキャンプにテンションが上がって「一泊くらい背中に石が当たっても平気!」と思っていた時期もありますが、一度快適な眠りを経験すると戻れなくなります(笑)

A-LITE「メイフライチェア」

アメリカはサンフランシスコ発のアウトドアブランド、エーライト。
チェアに力を入れているようでバリエーションが豊富です。
リンが使用しているメイフライは、同メーカーの人気モデル「マンティス」とロッキングタイプの「モナーク」を足して二で割ったようなモデル。
一般的なアウトドアチェアと比べて低い座面の「ロータイプ」と呼ばれる形で、地面に近い位置でゆったりしつつ、体重のかけ方でロッキングチェアのように楽しむこともできるそうです。

書店員のひとりごと:チェア
キャンプを初めるにあたって道具を全部揃えるのは大変です。
まずテントとシュラフなど、雨風をしのぎ、眠る場所が確保できたら、次に重要なのは椅子かな~と個人的には思っています。
腰掛ける場所がないとせっかくのキャンプで思うようにくつろげません。
焚火を見ながらぼんやりするとき、快適な椅子があると最高に幸せです。

キャプテンスタッグ「アルミ ローテーブル」

超定番中の定番キター!
初心者さんもベテランさんも、使ったことがない人はほとんどいないのではないかという製品だと思います。最近はカラーバリエーションも増えて可愛く楽しくなりました。
鹿番長ことキャプテンスタッグさんは、安価で使いやすい製品を数多く提供してくれており、私も大変お世話になっています。

SOTO「マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター」

SOTOもキャンプでの愛用者が多いメーカーです。
こちらのストーブは暖を取る方ではなくてコンロ的に使うものです。バーナーと呼ぶ人もいます。
こちらの製品は風と寒さに強いのが特徴で、ヘッドが内側にくぼんだ独特の形状をしています。それ故のデメリットもあるそうで、シーンに合わせて使い分けるのが理想ですがなかなか難しい…
ソロ向けのコンパクトなガスバーナーはPRIMUSというメーカーも有名です。

コールマン「パックアウェイ ソロクッカー」

キャンプ未経験の方でも名前は聞いたことがあるであろう「コールマン」。
ファミリーキャンプやオートキャンプ向け製品が得意なメーカーだと思い込んでいましたが、ソロでも重宝する名品が数多くラインナップしています。このクッカーもその一つ。ちょっとした工夫が抜群の使い心地です。特に注ぎ口、取手のシリコン、内側に刻まれたメモリが地味に便利。深さも良いです。
いわゆる定番クッカーではありませんが安心しておすすめできます。

クリーンカンティーン「クラシックボトル 27oz」

安心安全、信頼のクリーンカンティーン。
ステンレスの材質、製造工程に至るまで徹底した安全管理をおこなっています。
口に入れるものを保存するボトルですから嬉しいですよね。頑強さもウリです。
欠点を挙げるとすれば重さでしょうか。愛用者が非常に多い定番ボトルです。

ジェントス「エクスプローラーsol-036c」

LEDランタンといえばジェントス。というイメージがあります。
リンが使用している「Explorer SOL-036C」は大きさと光量のバランスが良くソロ使用におすすめです。
もっと明るくて大きなものも、少し暗いけどコンパクトなものもあります。光量は調節でき、光色も選択できます。ロウソクの火のように揺れる光を再現することもできます。
光量や温かみ、趣といった点はガスやオイルのランタンにかないませんが、テント内で使える、水に強い、懐中電灯代わりになる、など使い勝手が非常に良いです。一つ持っておくと便利ですよ~。たまたまかもしれませんが、私が購入しようとしていた時期は製品のモデルチェンジや値動きが激しく、プレミアムな価格がついていることがありました。

本栖高内で野クルが使用したギア(1巻)

特定が難しかったです…。近しいと思われる製品をご紹介します。

コールマン「ファイアープレイスケトル」

トライポッドに吊り下げることが出来る取手、灰が入り込むのを防ぐ注ぎ口の蓋、といった仕様がいかにも焚火仕様のケトルです。

テント(特定不可)

こちらはネット通販で同価格帯のテントであればだいたい一緒かもしれません。

ふもとっぱらでリンが使用したギア(1巻)

ポールとランタンハンガー

仕組みは簡単。ポールを立ててハンガーを引っ掛けてランタンを吊るすだけ。
ランタンハンガーはものすごく便利です。初めて見たときは感動しました。
こちらも特定はできませんでした。ランタンハンガーで調べると色々でてきます。

リンのように使用する場合、ポールは地面に刺して自立させるタイプが必要です。
熱を持つランタンでなければ、気軽にタープポールにかけてしまっても便利。ランタンハンガーが対応しているポールの太さ(径)は確認しておくと安心です。

シュラフ

特定できませんでした。シュラフはおじいちゃんのお下がりではなさそうです。

パインウッドキャンプ場で野クルが使用したギア(2巻)

シュラフ

特定できませんでした。頑張って安く買った子ですね。

四尾連湖/水明荘でリンが使用したギア(2巻)

笑’s「B-6君」

図書室でなでしこと恵那に賽銭箱と言われたあの子です。
収納時には名前通りB6サイズになるコンパクトな焚き火台。
盛大に薪を燃やすというよりは、ローテーブルの上に乗せて炭焼や小さな焚火を楽しむのに適しています。一回り大きなA-4君もありますが、ソロで使うならB-6君が絶妙なサイズだと思います。

『ゆるキャン△』笑’s「B-6君」
書店員のひとりごと:B-6君「ゆるキャン△」モデル
過去に「ゆるキャン△」コラボモデルが発売されていました。
暗くなると炎の明かりがパンチ穴から漏れてきて、リンの姿と「ゆるキャン△」のロゴが浮かび上がるという特別仕様。数量限定でしたので現在は購入できませんが再販されたらめっちゃ欲しいです。

四尾連湖/水明荘で鳥羽姉妹が使用したギア(2巻)

重量級装備のベテランらしいラインナップです。
何年もかけて少しずつ近づきたい…。

オガワ(ogawa)「ツインピルツフォーク」

日本のテントと言えばOGAWA!私はステイシーST-Ⅱに憧れていました。小川張りというタープと合わせた張り方も流行し、今やすっかり定着した感があります。
鳥羽姉妹が使っているツインピルツフォークは近年人気の形状です。
広いスペースが確保できる上に様々なアレンジが可能。さすが鳥羽姉妹、ベテラン味があります。

ペトロマックス「HK500」

非常に美しい造形の圧力式灯油ランタン。
このランタンを置いた瞬間、いままでのキャンプとは別世界。雰囲気がガラリと変わること請け合いです。いつか手に入れたい憧れの一品。

ロッジ(LODGE)「スキレット」

ご家庭で使われている方もいらっしゃるかと思いますが、キャンプでも人気がある調理器具です。LODGEはスキレットの定番メーカーのひとつです。
ダッチオーブンやスキレットは憧れますが、ソロで鋳鉄製品はなかなかハードルが高いです。重い…。

ポーレックス「コーヒーミル セラミック ミニ」

しゃれ☆おつ!キャンプ翌朝の珈琲ならばインスタントでも美味しくいただける派ですが、こんなミルで豆を挽いて淹れたコーヒーはもっと美味しいに決まっている…

ソト(SOTO)「ステンレスダッチオーブン(10インチ) ST-910」

渋いチョイスです。ダッチオーブンといえば鋳鉄製と相場が決まっているのですが、SOTO製ステンレスダッチオーブンとは…。鋳鉄と比べると劇的に手入れが楽というメリットがあります。個人的には焦げ付きやすい印象がありますが使い勝手が良いのは間違いありません。

コールマン「ルミエールランタン」

しゃれ☆おつ!【再】。実に雰囲気がありますね。
なでしこが憧れてバイト代で最初に買ったキャンプ道具でもあります。
こういうランタンをテーブルに置いて、しっとりと静かな夜を楽しむキャンプ。やはり憧れます。

陣馬形山キャンプ場でリンが使用したギア(3巻)

陣馬形山で初めて登場したのはホットサンドメーカーくらいかと思います。

ホットサンドメーカー

メーカーの特定は出来ませんでした。ネットの通販サイトで検索して上位に表示されるメーカーのものが近い気がします。
ホットサンドメーカーもアウトドアブランドから多種多様な製品が販売されています。取手が外れるもの、軽い素材のものが持ち運びよくておすすめです。

書店員のひとりごと:ホットサンド
肉まんを焼くのも良いですが、私はホットサンドな朝食を推しています。
ちょっとシャレオツっぽいですが単なる手抜きです。茹でや炒めより手間がかからなくて意外と楽ちんなのです。写真映えするし(笑)。
私の定番はハム、チーズ、トマト。ボリュームを出したいときはお惣菜のポテトサラダやマカロニサラダを使います。
具が自由にアレンジできるのも楽しいです。

富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジで使用したギア(4巻)

ユニフレーム「ファイアスタンド2」

千明が使用した焚き火台。
軽量コンパクト。定番焚き火台のひとつです。
薪をどかどか置いてどかどか燃やすタイプの豪快な焚火に適しています。
リンもちょっと羨ましがっていました。
調理には向かないタイプですが、トライポッドと組み合わせれば可能性は無限。

モンベル「ダウンハガー800#0」

恵那が使用したシュラフ。理解あるお父上の援助により高価なモデルを購入。
作中の名称と同名のシュラフがNANGAというメーカーから販売されていましたが、スペックと価格からモンベルではないかという意見が多いです。

ソト(SOTO)「レギュレーターストーブ ST-310」

鳥羽先生は到着早々、この子とスキレットで朝霧高原のベーコンを炙って一杯やっています(笑)
CB缶仕様なので少し場所を取りますが、収納時は驚くほどコンパクトになります。

『ゆるキャン△』ソト(SOTO)「レギュレーターストーブ ST-310」

レギュレーター付きですがスイッチに力がかかりにくいです。私はもっぱらSOTOのスライドガストーチST-480(高級なチャッカマンのようなもの)で火をつけています。
通称タチコマ。見た目も少し愛らしいと思いませんか?

『ゆるキャン△』ソト(SOTO)「レギュレーターストーブ ST-310」

竜洋海洋公園オートキャンプ場でリンが使用したギア(5巻)

ナタ

製品は特定不可でした。実は鉈も奥が深く、刃の付き方や鋼材などで特性が変わります。
キャンプ場で使う場合は薪を割るのがメインの用途となるでしょうから両刃のものが良いかもしれません。片刃でも問題はありません。

オネピル「ステンレススチールナイフ#10」

まな板の上で食材を切る。野菜の皮を剥く。といった細かい用途に向いたナイフです。
包丁でおk?と思われそうです。包丁でも大丈夫です(笑)

ただ、オピネルは折りたたみナイフなので収納面では大きな利があります。
じゃあペティナイフなら?ペティナイフいいですよね。料理だけなら非常に優秀だと思います。しかしオピネルは普通にナイフですので、枝を削って箸を作っちゃう程度の簡単な工作であればいけちゃいます。こちらもキャンプでは定番のアイテム。おフランス製。

刃物でありながらどこか温かみがあり、サイズが豊富、コラボモデルがある、などとコレクター殺しなアイテムで、複数本所持している人も珍しくありません。

まず1本手に入れるなら#10サイズ、鋼材はステンレスがおすすめです。
手が小さい方ならもうひと回り小さくても良いかも。
炭素鋼(カーボンスチール)製はとても錆びやすく、レモンなど切ろうものなら一瞬でサビがつくので要注意です。

大きさがわかりにくいですが、写真は#8サイズ。ハンドル材がクルミのものです。一般的なモデルはブナ材にOPINELのプリントが施されています。

『ゆるキャン△』オネピル「ステンレススチールナイフ#10」

みさきキャンプ場で野クルメンバーが使用したギア(6巻)

ヘリノックス「コンフォートチェア」

あおいがカリブーで購入したチェア。
本栖高生徒はエーライトの使用率が高いですが、キャンプ界隈を席巻しているチェアメーカーといえばヘリノックス。コンフォートチェアではありませんが私も愛用中です。軽量コンパクト、快適、頑丈。製品としての優秀さは折り紙付きです。
間違いなくおすすめです。ただ、高価いんです…

A-LITE「メイフライ」「モナーク」

本当はハンモックが欲しかった千明が予算の都合上チェアふたつで妥協した。というエピソードから。
ハンモック代わりにチェアをふたつ使うというのは初めて聞きましたが気持ちよさそうです(笑)
エーライトのメイフライとモナークについてはこちらを御覧ください。

みさきキャンプ場で飯田(いいだ)親子が使用したギア(6巻)

こちらも超重量級装備。かなりのベテランさんとお見受けいたします。もはや家。

ホンマ製作所「ステンレス ストーブコンロセット」

薪ストーブです。こちらは暖を取る方のストーブ。
ホンマ製作所の製品はホームセンターで購入できるほどポピュラーな薪ストーブです。
こちらは携帯を考慮されていないと思いますが、アウトドアメーカーからは本体が折りたたみ可能、煙突が巻きタイプ、といったコンパクトに収納できる薪ストーブが多数販売されています。
薪ストーブをインストールしたテントは別世界です。快適すぎて涙が出ます。これで冬も快適キャンプ!

書店員のひとりごと:薪ストーブ
冬のキャンプを激変させる快適装備「薪ストーブ」ですが運用にはとても気を使います。一酸化炭素中毒や火傷のリスクが有り、インストールするテントを痛めてしまうこともあります。煙突で幕外へ排煙する仕組みですが、詰まり、逆流、部品接合部のズレや外れといった危険があり、煮炊きが出来るストーブ本体はもちろんのこと、煙突は真っ赤になるほど高温になることもあります。
しかし、危険をしっかり理解して運用すれば、ぬくぬく幸せキャンプを楽しめる素晴らしい装備です。そう、それが薪ストーブ。

ノルディスク「アルヘイム」

こちらも近年人気のワンポールタイプ。ティピータイプとも呼ばれます。
ポリコットンやTC素材と呼ばれる、コットンと化学繊維の混紡生地も特徴的です。
高級で、でかくて、白くて、かっこいい、キャンパーたちのあこがれのテントです。(語彙力)
現在は大きめのサイズしか展開されていませんがソロ向きのサイズが販売されたら困ってしまいます。価格的に手が出ない気もしますが…

書店員のひとりごと:テントの生地
テントの生地には、ポリエステルやナイロンなど軽量で吸湿性が低い素材が多く使われていますが、近年のトレンドはフルコットンやTC素材です。
焚火の火の粉が飛んできても穴が開かず、夏場は日差しをしっかり防ぎ、通気性が良いために意外と涼しいのが特徴です。
雨に濡れると繊維が膨張して生地の目が詰まるために雨漏りもしません。じつにテント向きで高機能な素材となっています。
唯一の欠点は重量です。かなり重いです。水など吸った日にはたたむのも一苦労です。
それでもコットン系のテントを重用してしまいがちです。快適さもさることながら風合いがたまりません。

購入済み(未使用)なギア

モンベル「ドギードーム#1122270」

恵那が自分用のテントを買わずに、ちくわの為に買ったテント。
こんな製品があることを初めて知りました。『ゆるキャン△』は勉強になります。
自立式のインナーにフライシートという普通のテントと同じ構造。メッシュは爪が引っかかりにくいように目が細かくなっていて、ベッドは洗いやすいように取り外し可能など、ドギーテントならではの工夫も凝らされていてスゴイの一言。
リン曰く「その辺の安テントより全然クオリティ高いぞこれ…」

最後に

いかがでしたか?『ゆるキャン△』の素敵なところは、様々な「良い」が同居しており、ひとつの良いが押し付けられないところだと思います。

仲間と行くキャンプも、一人で行くキャンプもそれぞれに良さがあります。
バイト代でちょっとずつ道具を買うのも、おじいちゃんから貰うのも、お父さんから買ってもらうのもそれぞれに良さがあります。
徒歩と電車で行くキャンプも、バイクで行くキャンプも、車で行くキャンプもそれぞれに違った良さがあると思います。

安価い道具も、高価い道具も、それぞれに良さがあり、あのメーカーのアレも、このメーカーのソレにも、それぞれ良さがあるのです。

ええい全部買ってしまえ。底なしキャンプ道具沼へようこそ。

冗談です。

『ゆるキャン△』という作品を通して、皆さまの「良い」が見つかるお手伝いが出来ましたならば幸いです。

『ゆるキャン△』 1~8巻 あfろ / 芳文社
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

こちらもおすすめ

書店員が選ぶ「大長編ドラえもん」ランキング&見どころ紹介!
【女体化・入れ替わり・変身】「TS(性転換)漫画」8選
お寺の知られざる日常&お坊さんの苦労を知る「坊主マンガ」5選
アニメ化された百合漫画の書店員おすすめ12選
箏・俳句・茶道…「日本文化系」部活漫画、おすすめ3選
【レシピ付き】おすすめの料理漫画11選!今すぐ作りたくなる魅惑の料理満載!