インド作品一覧
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4.3インド人・サッシーと結婚した漫画家・流水りんこ。異国の地・ニッポンで生活をはじめたサッシーとの夫婦生活は、戸惑いと爆笑の連続! 出産&育児に国境の壁はあるのか!? アットホームで笑える国際結婚異色ルポ!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◎おもしろい! 役に立つ!「インド式計算法」で勉強力・記憶力・デジタル力・算数力・集中力が高まる!人気の大ベストセラー『インド式かんたん計算法』シリーズの決定版!これまでのシリーズの中から、おもしろくて役に立つ計算法を集めて1冊にまとめました。●「56+38」…2ケタのたし算も、一瞬で解ける!●「74×76」…まず「十の位の数」を見てみよう!●「34×11」が暗算できるワケ子どもからシニアまで、あっという間に「最強の脳」になる!ワクワク・ドキドキしながら、楽しんで頭を磨いてください。
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-14億人市場が日本企業を待っている! ただし「インド・リスク」に要注意 ◎世界随一の成長市場、インド。そこは14億人の需要と、ありとあらゆる「インド・リスク」に満ちた混沌の地。本書を読めば、あなたもインドで商機を掴める……かも? もう間もなく日本のGDPを抜き去る勢いの、世界随一の成長市場、インド。この14億人市場の巨大な需要による引力に、多くの日本企業が惹きつけられています。 「インドビジネスチャンスの波に遅れてしまってはマズイ。とりあえずざっくりとインドのことを知りたい……」 本書はそうした方々に贈る、「ビジネスパーソンのためのインド」を丸裸にした入門書です。 インドが秘める無比の可能性、そして同時にビジネス上の「インド・リスク」を多方面から無数に紹介。 高い失業率や未整備なインフラなどの経済リスク、カースト制度を筆頭とする文化リスク、モディ独裁などの権力構造リスクなど、挙げればキリがありません。 しかしリスクを掻い潜って商機を掴めれば、14億人市場は「マサラ地獄」は「インクレディブル・インディア」となるでしょう! <本書の目次> 第1章 超大国関係が産み落とす「インド・リターン」 第2章 ヒト・モノ・カネの「インド・リスク」 第3章 文化と制度の「インド・リスク」 第4章 権力構造の「インド・リスク」 第5章 インド現地サバイバル ※内容は予告なく変更となる可能性がございます
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたはインド人の英語が聞き取れるか。潜在的話者は4億5000万人以上! Englishの新グローバルスタンダード。 好評のインド英語の学習書が音声ダウンロードとなって新装版で登場。 日系企業の進出が相次ぎ、急速に注目が集まるインド。そこで使われる独特の英語を、あなたは聞き取れるだろうか。 インド英語体験者は「速くて聞き取りにくい」と口をそろえ、インド英語を研究する著者も「インド英語でいちばんたいへんなのは聞き取り」と言い切る。 インドと関わるうえで必須となるインド英語の日本初の学習書が、音声ダウンロードとなって新装版で登場。 ストーリー形式で、英語だけでなくインドの文化・社会の姿も見えてくる。出張・赴任前の耳慣らしにも。 《音声データ》 ・研究社HPよりダウンロード ・収録時間:79分 ・収録言語:英語 ・収録スピード:やや速い *“ふつう”は natural slow を目安にしています。 〈目次〉 ■Part1 インド英語概説 ■Part2 インド英語のリスニング 【インドへ出発・到着】 1. 機内で 2. 空港に到着、入国審査 3. 市の中心部へ 4. ホテルに到着 5. ホテルのレストランで 6. タクシーを手配する 7. 苦情を言う 【ビジネス編】 8. 会社で 9. 仕事初日 10. 会議 11. トラブル処理 12. アドバイスを求める 13. ホームパーティーに招かれる 14. パーティーで 【生活編】 15. メイドさん 16. 運転手 17. スーパーマーケットへ行く 18. ショッピングモールで 19. 値切り交渉 20. 道に迷う 21. インド人の家に招かれる 22. 病院へ行く(エイズ検査) 23. インドのお祭り 24. インドの結婚式 25. インド映画を観に行く 【観光編】 26. 列車の予約 27. 駅で列車に乗る 28. 駅で休憩 29. オートリキシャに乗る 30. ガンジス河でボートに乗る 31. タージマハル観光 32. 押し売りガイドに対処する 33. しつこい土産物売りに対処する 34. エピローグ ■Part3 インド英語表現集
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「光の科学」と呼ばれるインド占星術。 論理的で数学的な技法を使った鑑定で、その的中率の高さが知られています。 実はインドで占いの存在はとても大きく、子どもが生まれると占星術師に来てもらい、 人生に起こる全ての出来事を占ってもらう慣習があるほど! 政治にも深く関わり、個人、ビジネス、国家でフル活用されています。 というのも、インド占星術はインド哲学の礎であり、 文化の源泉ともいえる「ヴェーダ」の知識体系のひとつ。 約5000年もの歴史を持つ、学問として重要視されているのです。 西洋占星術とは、12星座の意味合いなど共通する部分もある一方、 使用する星座システムや、思想的な違いもあります。 太陽星座が変わる人もいるため、西洋占星術とはまた違った自分の見え方が生まれ、 隠された本質との出会いも大きな魅力でしょう。 インド占星術は占うのが難しいといわれがちですが、 本書ではわかりやすく学びやすいように構成し、 一人でもホロスコープを読み解いていけるよう、はじめの一歩をガイドします。 インド占星術は、自分を知るツールとして、 そして自分の良さを最大限に活かすために役立つもの。 ぜひ、深い真理とともに継承されてきた「宇宙の法則」を楽しんでみてください。 村上幹智雄 −ミチユウ−/著 星慧学ラボ主宰。1978年生まれ。バックパッカーとして訪れたインドでヨガ哲学や瞑想、占星術と出会い、精神世界について学び始める。2012年よりインド占星術を教え始め、宇宙の法則を統合的に理解し、生きる智慧を深める研究を続けている。
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4.3ラダックに行けばなにか変わるかも… 「感染症がいくばくか落ち着いた2022年夏。東京での生活に消耗しきった私は、1 か月の夏休みを取得し、夢だった“ライダーの聖地” ラダックへ向かった。」 有用でなければ生きていけない―。メンタル不調の30代会社員が意を決して自分を取り戻すための旅へ。向かった先はインド最北部・ヒマラヤ山脈の西端にある秘境ラダック。高山病と腹痛にあえぎながらバイクでヒマラヤを駆け回り、1か月の旅を経て見えた景色とは…? 里中はるか(はるか180cm)初のコミックエッセイは、同人誌活動とSNSで話題になった作品『ワンマン夏休み』に大幅加筆、100ページを新たに描き下ろした“ひと夏の冒険物語”。 旅のリアルさを感じる現地動画レポートも収録(掲載の2次元コードより視聴可)。さらに、ラダック旅行情報、海外ツーリング情報、MAPなどの実用情報も網羅した、全200ページ、オールカラーの完全保存版です! CHAPTER1 はじめてのラダックツーリング CHAPTER2 山あり谷ありのヒマラヤツーリング CHAPTER3 ラダックの暮らしに触れる CHAPTER4 標高4500m、天空の湖を目指す 【コラムや旅の情報ページも充実】 ・インドのヒマラヤ、ラダックって? ・現地で乗ったバイクたち(ロイヤルエンフィールド) ・旅の持ち物や服装 ・海外ツーリングの準備 ・現地でのバイクの借り方 ・旅の費用etc.
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「インド刺繍リボン」とは、インド女性の代表的な衣装、サリーの裾を飾るためのパーツのこと。 チュールでできていたり、スパンコールがついていたり、色とりどりで柄もさまざま。 そんな目をひくきらびやかさが大人気のインド刺繍リボンを使った、初の手芸本ができました。 「自分に自信が持てるものづくり」をテーマにした、インド直輸入の刺繍リボン販売店「刺繍リボンのお店TRIP UTOPIA(トリップ ユートピア)」店主が、アクセサリーやポーチなど、インド刺繍リボンの良さを活かした全52アイテムの作り方をご紹介。 お裁縫初心者さんにも安心な、ミシンがなくてもできるレシピや、貼るだけで完成するレシピも豊富に掲載しました。 素敵なリボンを長持ちさせるためのお洗濯やアイロンなど、お手入れ方法についてもしっかり知れる一冊です。
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4.0インドという未知の世界を旅する。 「インド! 絶対いっしょに行く」と宣言した姉の横で、 「わたしは行かない」とあっさりと答えた三葉。 父が赴任するというインドに、全く興味が無かった三葉だが、偶然知ったある人のインドの小説に夢中になり、気持ちはどんどんインドの魅力に引き込まれていく。 小説の中の主人公は語る。 都会から都会へ、飛行機でヒューンと飛んでいって、適当に観光をして、お土産を買って「ああ、楽しかった」と、自己満足をして戻ってくる。そんな旅ではない旅がしたかった。まさに地をはうような、手探りの旅。そういう旅からしか見えてこない、インドを見たかった。手探りで何かを、この手でつかみたかった――。 どんな冒険が始まるのだろうか? 三葉の心の中でも化学変化が起こりだした。
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3.6カレーといえばインド.では,いつ,どこで,どうしてできたか,知っていますか.インドでは,どんなカレーを食べているのだろう.インド史研究の第一人者が,カレーライスの起源を探りながら,各地の特色あふれる料理を味わい,歴史と文化を語ります.バラエティにとむ料理の美しい写真に,本場カレーが食べたくなります.
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-デリーからジャムナ河をくだった古都アーグラにたたずむタージ・マハル。完璧なまでのプロモーション、白亜の美しい姿を見せるところから「世界でもっとも美しい建築」とたたえられています。またこのアーグラは、タージ・マハルのほかにもムガル帝国の王城のアーグラ城、近郊にファテープル・シークリー(『北インド013』)、ケオラデオ国立公園(ラジャスタン州) といった世界遺産を抱えています。かんたんな図版、地図計14点収録。
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-金沢なつめ(28歳)、漫画家になって5年だけど、あまりうまくいっていない。 同棲している彼氏に「結婚を前提に一緒にインドにきてほしい」と頼まれた。 無自覚モラハラ気味の彼氏、我慢できなくもない...。 なつめは仕事を辞めてインドへついていくことに。 そこで、なつめはひとりの女の子と出会った。 「インドでは、女性は結婚したら仕事を辞めるのが普通」 呟く彼女は、どこか悔しそうに見えた。 国も言葉も文化も違うけど、抱える悩みは同じかもしれない。 なつめは、新しい人生の一歩を踏み出していく。 TV放送で大反響! インドで一番アツい女性漫画が爆誕!!??
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5.0インド人・サッシーと結婚した漫画家・流水りんこ。 異国の地・ニッポンで生活をはじめたサッシーとの夫婦生活は、戸惑いと爆笑の連続! 出産&育児に国境の壁はあるのか!? アットホームで笑える国際結婚異色ルポ!
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おもしろくて計算が楽しくなる! インド式計算でどんな問題も暗算できちゃう! 教科書の計算方法とは違う計算方法が「インド式計算」です。 その最大の特徴は「どんな計算でもできる」 ように考えられた計算方法です。 「インド式計算」の中でも特に面白いのがかけ算です。 100に近い数どうしのかけ算、十の位が同じで一の位の和が 10になるかけ算といった特別な場合の計算方法です。 そこにはあっという間に計算できる面白さがあります。 インド式計算─たし算・ひき算・かけ算・わり算─の特徴は 「ほんの少しのくふう」です。 少しのくふうだけで、暗算したくない と思う計算でも「やれそうだ」 と思うようになるのが不思議です。 本書に紹介するインド式計算をとおして、 計算をくふうする面白さを一人でも多くの読者の方に 知ってもらえたらうれしいです。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間関係、仕事やお金の心配&不安、家族・自分の健康や将来についてなど、私たちはさまざまな悩みの種を抱えています。 中には答えの出ない悩みもあるのに、気づけばいつもそのことを考えてしまい、頭の中がいっぱいになってしまったり……。 また『悩み』は次々とやってくるので、いつまでも消えることはない気がしてきます。 そんな悩みに一つ一つ立ち向かうのではなく、悩みを根こそぎ掃除するのが「インド哲学」。 と聞いても、多くの人は「インドの行者さん?」「それってどんな哲学なの?」などと疑問を浮かべると思います。 あえてすごく簡単に言うと インド哲学とは、「心を分析する哲学」です。 悩みも不安も苦しみも、どれも私たち自身の「心」から生まれてきます。 「心」は世界を知るための大事な道具のようなものですが、その大切なものは思う通りになってはくれません。 また、自分は自分自身の最高の友にもなりますが、反対に最大の敵になってしまうこともあります。 本書はそんな「心」や「自分」の正体を知り、どうしたら悩みが消えていくのか、 心穏やかに過ごせるのか、「心を分析する」インド哲学を通じて、やさしく学んでいく入門書です。 広い世界の知恵や、思いがけない言葉、日常的にできる「10の教え」など、 自分自身のためにヒントを探している人への、メッセージが見つかる1冊です。
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3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Mr.タン(タン予立氏)による写真集第5弾! インド出身の友人から招かれた結婚式への出席がキッカケで始まった人生初のインド旅行。 豪勢な結婚式とその裏事情、根強く残るカースト、麗しのタージ・マハル、ピチョーラ湖畔の宮殿、大都市デリーとムンバイ、スラムの悲惨な現状、ガンジス川で見たインド人の死生観…… 天国と地獄と現世を一巡したように感じられたインド。 これほどまでに珍しく、素晴らしく、人を魅了するとは!
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3.0世界15カ国で翻訳! インド社会で最下層と見なされる青年が、愛する人と再会するために、全財産をオンボロ自転車に換えて、ひとりインドからスウェーデンに向かって旅をした感動の実話。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本でも一大ブームとなった『バーフバリ』をはじめ、『バジュランギおじさんと、小さな迷子』や『パッドマン 5億人の女性を救った男』など多数の情報をまとめた最新インド映画ガイド。 フェミニズムや宇宙開発、宗教の融和や身分制度の瓦解など、新たなるフェーズへ突入したインド映画を通じて、もっと“深く”、もっと“濃く”、今のインドを知ることのできる1冊。 【収録内容】 ●インド映画最新作 コレを見るべき30本! ●今さら聞けない! インド映画キーワード辞典 ●120年の歴史 インド映画通史 ●お薦め配信作品など多彩なコラム など、他多数コンテンツを収録。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 チャンピサージとは、インドの伝統療法をセラピーとして体系づけたヘッドマッサージのこと。誰でも簡単にできるうえ、高いリラクセーション効果が期待できるのも魅力のひとつです。ストレスケアやスキンシップのツールとして、オフィス、美容院、介護施設、病院など、幅広い分野で採用されています。日本におけるチャンピサージの第一人者が、目の疲れや頭痛など、ストレスに起因する様々な症状に応じたテクニックを紹介します。
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3.0ヨーロッパのラテン語・ギリシア語とインドのサンスクリット語に共通の祖となる、失われた起源の言語――。そんな仮想の言語の話し手として「アーリヤ人」は生み出された。そして、それは瞬く間にナチス・ドイツの人種論に繋がる強固な実体を手に入れる。近代言語学の双生児「アーリヤ人」は、なぜこれほどまでに人々の心を捉えて離さないのか。 言語学誕生の歴史から、「すべての起源」インドに取り憑かれた近代ヨーロッパの姿が克明に浮かび上がる! 「インド学」はインドで発達した学問ではない。18世紀末からサンスクリット語文献を集めてきたヨーロッパを中心に発達してきた。私たち日本人が抱く「インド」イメージもまた、近代ヨーロッパという容易には外しがたい眼鏡を通して形成されている。 植民地インドで「発見」された古典語サンスクリットの存在は、ラテン語やギリシア語との共通性から、ヨーロッパとインドに共通する起源の言語の存在を想像させた。類稀な語学の才に恵まれたイギリス人ウィリアム・ジョーンズ(1746-94年)によるこの「発見」によって、近代言語学は誕生する。同時にオリエンタリズムがヨーロッパを席巻し、『シャクンタラー姫』をはじめとするサンスクリット語文献が次々にヨーロッパで翻訳された。 その奔流のなかで『リグ・ヴェーダ』を英訳したのが、ドイツ出身で英国オックスフォード大学に職を得たフリードリヒ・マックス・ミュラー(1823-1900年)である。彼は比較言語学の成果から、『リグ・ヴェーダ』の成立年を紀元前1200年頃と推定し、「アーリヤ人の侵入」を紀元前1500年頃とした。日本の教科書でもよく知られる記述の源は、ここにある。 19世紀ヨーロッパで言語学とともに誕生した「アーリヤ人」は、20世紀にはナチス・ドイツによるユダヤ人迫害を生み、さらにはインダス文明が発見されたインドに逆流して、考古学的成果と対峙しながらさらなる波紋を生んでいく――。 近代言語学の双生児「アーリヤ人」は、なぜこれほどまでに人々の心を捉えて離さないのか。なぜ言語は常に民族という概念を呼び寄せずにいられないのか。言語学誕生の歴史をひもとくことで「起源」というロマンに取り憑かれ、東洋を夢見た西洋近代の姿を克明に描き出す。インドの実像に目を開く一冊。(原本:『新インド学』角川書店、2002年) 【本書の内容】 第1章 インド学の誕生ー―十八世紀末から十九世紀初頭のインド・カルカッタ 第2章 東洋への憧憬ー―十九世紀前半のヨーロッパ 第3章 アーリヤ人侵入説の登場ーー―十九世紀後半のヨーロッパ 第4章 反「アーリヤ人侵入説」の台頭――二十世紀のインド 第5章 私のインド体験ー――多様性との出会い 補 章 出版二十年後に
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4.5極上のエンタメ映画で学ぶ激動のインド近現代史 劇中歌「ナートゥ・ナートゥ」の“超高速ダンス”が話題となり世界的に大ヒット、2023年のゴールデングローブ賞、アカデミー賞歌曲賞を受賞したインド映画『RRR』。 1920年代のイギリス領インド帝国を舞台に、英国軍にさらわれた妹を取り戻すために立ち上がったビームと、大義のために英国政府の警察官となったラーマという2人の男の立場を越えた友情を、ド派手なアクションとVFX、歌とダンスで描いている。しかしこの『RRR』、極上のエンタメ作品と見えて、じつは随所に歴史的、政治的な映像と意匠が散りばめられている。 ストーリーの下敷きとなった古代インドの二大叙事詩『ラーマーヤナ』と『マハーバーラタ』とは何か? 主人公2人は実在の解放闘争の部族指導者をモデルとするが、実際どんな人だった? 総督夫妻らイギリスを徹底的に悪役として描くことに表われた現在のヒンドゥー・ナショナリズムの高揚とは? 劇中で印象的に使われる(現在の国旗とは違う)旗の由来、エンドロールの背景に次々現れるチャンドラ・ボースら8人の解放闘争の英雄たち、そして何故そこに“国父”ガンディーがいないのか? などなど。 『RRR』に秘められた意味と背景を解説しつつ、アカデミー賞9部門受賞の『ガンジー』や『ムトゥ 躍るマハラジャ』などこれまでの数々のインド映画にも触れ、映画でインド近現代史が学べる一冊。
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-【電子版のみ特典として、本文画像をカラー化!】 〇歴史、文化、言語など、あらゆる視点から映画『RRR』を深堀り! 2022年10月に劇場公開されたテルグ語映画『RRR』(配給:ツイン)は、日本におけるインド映画興行史上の記録を塗り替えるほどの大ヒットとなりました。本書は字幕監修を務めた山田桂子氏と、インド映画愛好家・山田タポシ氏によって、全5回にわたって日本各地で行われ大盛況を博したトークイベントの内容を再構成したものとなります。 二人の軽妙なトークを通して、映画『RRR』を歴史、文化、言語など様々な視点から隠されたメッセージ性や、監督の意図などを読み解いていきます。精緻な解題にとどまらず、時系列を再構成した年表や、映画の舞台にクローズアップした地図なども収録し、『RRR』への理解、そして熱狂がさらに高まる1冊となっています。 ※映画画像の収録はございません。予めご了承ください。 〇著者プロフィール ・山田桂子(著) 茨城大学人文社会科学部教授。専門はテルグ語地域の近現代史。『RRR』以外にも『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』『マガディーラ 勇者転生』『サーホー』など、日本で公開される数多くのテルグ語映画の字幕監修を担当。 ・山田タポシ(著) Web制作などを⽣業としながら、映画上映や上映後トークイベントの企画、MCなどに携わる。ラジオパーソナリティとしても「ぱるるんシネマ倶楽部」(FMぱるるん)でインド映画などの情報を発信している。 ・安宅直子(編集) ライター、書籍編集者。インド映画に関する書籍や映画パンフレットなど数多く寄稿し、書籍編集も手掛ける。主な寄稿として『インド映画完全ガイド マサラムービーから新感覚インド映画へ』(世界文化社刊)、『新たなるインド映画の世界』(弊社刊)など。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 20世紀に入り、インド独立の機運が高まってから、イギリスの統治が終わるまでの歴史を、イギリス側の重要人物の動きを基に読み直す。 1858年、インド大反乱を経て、イギリス東インド会社を解散、ムガル帝国の君主を排除して、直轄植民地とした。 本書は、植民地経営の終盤に焦点を絞り、20世紀に入り、インド独立の機運が高まってから、イギリスの統治が終わるまでの歴史を、イギリス側の重要人物の動きを基に読み直す。 第13代副王ハーディング卿の時代に、英国王ジョージ5世とメアリー王妃の初訪問から、第一次世界大戦、第二次世界大戦を経て、独立運動の高揚、インド内の宗教対立を経て、1947年ネルー首相による独立宣言までの歴史を丹念に描く。 【目次】 はしがき 第一章 インド担当相エドウィン・モンタギュー 一九一〇年~一九二二年 一 意識の創出 (一) 情報の受容(イギリス) (二) 情報の受容(インド) 二 政策の形成 (一) 『対インド宣言』 (二) 『モンタギュー・チェルムスファド報告』 三 政策の破綻 (一) カーゾンの反対 (二) ガンディーの反対 (三) モンタギューの錯誤 むすび 命運 第二章 総督アーウィン卿 一九二六年~一九三一年 一 アーウィンのインド像 二 宥和と反発 (一) サイモン委員会 (二) 『アーウィン声明』 (三) ガンディーの反応 三 むすび 『ガンディー・アーウィン協定』 第三章 チャーチル 一九二九年~一九三五年 一 基調 二 宣伝 三 組織 四 暴露 五 弔鐘 むすびにかえて 第四章 総督リンリスゴウ卿 一九三六年~一九四二年 一 性格 二 「分割統治」 (一) 州自治 (二) インド連邦 三 失策 (一) 宣戦 (二) 反応 四 むすび 想像力と洞察力の欠如 第五章 サー・スタフォード・クリップス 一九四二年 一 状況 二 派遣の決定 三 説得の行使 四 調停の失敗 五 余波 第六章 総督ウェーヴェル卿 一九四三年~一九四七年 一 統合 二 崩壊 三 亀裂 四 むすび 投影 第七章 クレメント・アトリーと総督マウントバットン卿 一九四七年 一 去来 二 『複数分割計画』 三 『二分割計画』 四 虹と旗 あとがき 参考文献 索引 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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4.021世紀の経済大国・IT大国として存在感が高まっているインドは、18世紀半ばから20世紀半ばまでの200年間、植民地としてイギリスに支配されてきた。 このイギリス支配の基礎を築いたのが、イギリス東インド会社である。しかし、その存在があまりに大きいために全体像はつかみにくく、特に日本では、その規模と活動範囲がずっと小さいオランダ東インド会社に比べても、イギリス東インド会社についての研究や著作は非常に少ない。しかし著者は、現在のインドの経済成長と今後の可能性を見るとき、東インド会社にさかのぼるイギリスのインド支配の歴史と遺産を見直すことが必要だという。 1600年にエリザベス1世がロンドンの商人に特許を与えたことに始まるイギリス東インド会社は、商社として発足しながら独自の軍隊を持ち、領土の支配者に変身していった。1858年に実質上消滅したときには、すでに商業的な機能さえもたない完全な植民地統治機関になっていたのである。 オランダやフランスとの貿易競争、会社経営と企業統治の実態、会社の軍隊と国王軍・インド政府軍の関係、さらに巨大な官僚制を支えた社員採用と社員教育や、歴代総督のプロフィールまでを通観する。 巻末に東京大学名誉教授で『東インド会社とアジアの海』の著者、羽田正氏が解説を執筆。〔原本:2009年 中央公論新社刊〕 目次 はじめに 第一章 商社の時代 一 イギリス軍インド会社とは何者か 二 オランダ、ポルトガルとの競争 三 アウトサイダーの挑戦 四 統一東インド会社の誕生 第二章 商社から領土の支配者へ 一 フランスの挑戦 二 ベンガルでの領土獲得 三 社員の不正蓄財 第三章 ベンガルの支配者から全インドの支配者 一 会社経営における商業原則の後退 二 会社と政府によるインドの共同統治 三 企業統治の変遷 第四章 インド貿易の自由化 一 会社を牛耳った「海運族」 二 私貿易人 第五章 会社の軍隊 一 会社軍と国王軍 二 会社軍 三 会社軍の部隊編制 四 二つの英軍の統合の試み 五 会社軍将校の勝利 六 インドの大反乱後も傭兵頼みのインド政府軍 第六章 インドの高級官僚―ジェントルマンリー・ルーラー 一 社員の採用と行政官教育 二 東インド会社一家 三 公開試験の時代へ 四 ICSはインドにおける超エリート 第七章 三億人の支配者インド総督 一 その起源 二 ベンガル総督 三 会社の時代の総督│クライヴからカニングまで 結びにかえて あとがき イギリス東インド会社関連年表 解説(羽田正)
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4.2【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 知られざる大国・インドの素顔を紹介! 2027年には人口で世界一に、28年には日本を抜いてGDPが世界3位になれることが予想されているインド。この新しい大国の実情や日本との知られざるつながりについて、池上彰が徹底解説! ・『男はつらいよ』の舞台、柴又帝釈天の「帝釈天」や、上杉謙信が信仰した毘沙門天がもとはヒンドゥー教の神様だったこと、知っていましたか? ・カースト制度はバラモン、クシャトリヤなど4つの区分と思っていませんか? 実は区分は3千以上もあるのです! ・植民地だったインドを日本が励まし、占領下の日本をインドが鼓舞した歴史があること、ご存じでしたか? ・さらに現在、日本とインドはたがいに緊密な関係をつくらねばならない切実な事情があります。さて、その事情が何かわかりますか? 知っているようで知らないインドの実情や日本との深い関係などをわかりやすく紹介。 インドについて知るうちに、中国の一帯一路戦略から、アフガニスタンのタリバン政権の成り立ちまで、国際情勢が手に取るようにわかります! 都立大泉高校附属中学校で人気を博した授業をもとに大幅加筆。受験生、就活生、ニュースの背景を知りたい社会人にもおすすめです!
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4.5『バガヴァッド・ギーター』のいちばんていねいでいちばん易しい解説書 世界三大叙事詩『マハーバーラタ』のもっとも重要な部分であり、「この世界で知るべきすべてのことが書かれている」といわれる700行の韻文詩からなる「神の詩」、『バガヴァッド・ギーター』。そんなインド哲学の最高の教えにして、多くの偉人が生きる拠り所としてきた聖典の入門ガイドです。 『バガヴァッド・ギーター』を初めて読む人にはもちろん、以前読んで途中で挫折した人もお薦めです。 本書は、「そもそも、この物語がどういうものか?」という舞台設定や登場人物をわかりやすく整理し、まずは物語全体の見取り図を示しながら、読者を『バガヴァッド・ギーター』の世界へ引き込みます。そうして物語の主人公アルジュナがかかえる苦悩を通して、「自分が抱える苦しさの原因は?」「なぜこのようなことが自分にばかり起きるのだろうか?」といった、生きていると必ず直面する問いかけへの理解を深めることが可能となります。迷ったり、踏み外したり、怖がったり、前に進めない人々に、人生の選択や解決していかなければならない問題に対して思考する目的と視点を授けてくれます。
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3.9バーフバリ、FGO、女神転生、3×3eyes…など映画、アニメ、ゲームの原点がここに! ファンタジーを楽しむようにすらすら読めて一気にわかる! ―――人間味あふれる神々は、迷い、戦い、愛に生きる。ラーマ、クリシュナ、シヴァ、ガネーシャ…。インド神話の歴史は古く、インド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』に遡ることができます。ヴェーダが生まれるよりも千年以上昔に、高度な都市文明「インダス文明」がありました。インド神話とは、インダス文明から現代まで約4500年もの長い間、脈々とインドで受け継がれてきた神々の物語の集大成なのです。強烈な個性をもつ神々は、ときに迷い、ぶつかりあい、愛に生きる忘我混沌の物語を繰り広げます。複雑な印象のインド神話ですが、本書では、豊富な図表や美しいイラスト、物語調の解説を用いて、その魅力を余すことなく伝えます。
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-金沢なつめ(28歳)、漫画家になって5年だけど、あまりうまくいっていない。 同棲している彼氏に「結婚を前提に一緒にインドにきてほしい」と頼まれた。 無自覚モラハラ気味の彼氏、我慢できなくもない...。 なつめは仕事を辞めてインドへついていくことに。 そこで、なつめはひとりの女の子と出会う。 彼女はインドでは珍しい女性のタクシードライバーだった。 「インドでは、女性は結婚したら仕事を辞めるのが普通」 呟く彼女は、どこか悔しそうに見えた。 国も言葉も文化も違うけど、抱える悩みは同じかもしれない。 なつめは、新しい人生の一歩を踏み出していく。 TV放送で大反響! インドで一番アツい女性漫画が爆誕!!?? インドといえば!オールドデリー観光も含んでいる分冊版第一話!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★今バズってる裏モノ全部 ・効き目が増した合法ドラッグ ・立ちっぱなしのインド製ボッキ薬 ・メンエスとソープが合体! ・裏モノJAPAN【特集】 ・クイックソープ 短時間で格安のソープランドでさくっと本番 ・全力ストレッチ おっぱいを押し付けられそうなストレッチが癖になる ・自宅売春してるアジア人の管理サイト ハッピーメールの謎の足跡を踏み返すと売春マンションがズラリ ・ASOBI BAR 交流OKの緑バンドに声をかけまくれる盛り上がりすぎのナンパ場 ・施術動画を見てから指名 フリーセラピストたちがpornhubで客を集めている ・本番できるコンカフェ 大阪のオタロードに外出してあれこれできるコンカフェが ・メンエスソープ メンエス嬢と流れで本番できちゃった気分が味わえる ・ベトナムエステ ぶっきらぼうな中国人から可愛いベトナム人へ ・朝狙い ガールズバーは夜遊びの場ではなかったようで ・デリセクキャバ セクキャバ嬢が我が家にやってきたらイチャイチャし放題じゃないか! ・2千円ピンサロ 優良ピンサロなのに1日10人だけ2千円に ・ベトナム人向けディスコ エロ下着のベトナム人ダンサーがケツを振ってます ・婚活バー〇婚 独身証明書が必須だから女性がわんさか訪れる婚活のお店 ・湯河原「I旅館」 露出カップルとワニが集まる混浴温泉は? ・pokekara カラオケ生配信のはずがやっぱりオナニー生配信に ・風俗レビュー「いい匂い」 過去にガチ恋した風俗嬢は、いい匂いがしてた気がしないだろうか ・メジコン援交 ぴえん系と咳止め薬のオーバードーズでキメセクを ・台湾プロ野球応援ツアー わざわざ台湾のプロ野球を見に行く目的はやっぱりチア? ・ラブホ「エンジュ」の今 あの見せ合いホテルがカップルたちの桃源郷に ・Position One(ポジワン) メンエス仕様のレンタルルームで疑似プレイを楽しむ ほか ■著者 鉄人社編集部 編集部より★本誌掲載記事の中には真似をすると法律に触れるものも含まれています。悪用は厳禁です。 (本データはこの書籍が刊行されたに掲載されていたものです。)
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-★作品社公式noteで「まえがき」公開中→「インド映画はなぜ踊るのか 試し読み」で検索! インド滞在10年以上、2000本以上のインド映画をレビューしてきた著者が、ディープなインド映画の世界へと誘う。 日本でも話題となった『RRR』『バーフバリ』や『きっと、うまくいく』はもちろん、第77回カンヌ国際映画祭でインド映画史上初めてコンペティション部門グランプリを受賞した『私たちが光と想うすべて』などの最新作まで、新旧のインド映画約200本を取り上げ、映画を観ていると湧き起こるだろう9つの「なぜ」に答える。 インド映画について知りたいなら、とにかく読んで欲しい一冊! 【目次】 まえがき 1 なぜ多いのか 言語別の映画産業/各映画産業の特徴/インド映画のダイナミズム/ボリウッド≠インド映画/「製作本数」のからくり/まとめ 2 なぜ長いのか 日本のインド映画ブーム/データで見るインド映画の上映時間/上映時間の標準/3時間の映画文化/インターミッション/長さは罪か/まとめ 3 なぜ踊るのか 文化的な理由/興行的な理由/歌と踊り――価値の逆転/インド映画=歌物語/踊りは写実主義/歌詞を聴かせたいソングシーン/踊りを見せたいソングシーン/踊りが始まると場所が飛ぶ/マイケル・ジャクソンの影響/インド映画の「音楽」/まとめ 4 なぜ怖くないのか マサーラー映画からジャンル映画へ/インドホラー映画の歴史/インドホラー映画の挑戦/コメディー映画の効能/インド人のホラー映画の楽しみ方/死生観の違い/迷信の禁止/ホラーコメディーの誕生/ホラー映画の評価基準/まとめ 5 なぜ強いのか 各国スターシステムの比較/インドのスターシステム/血統主義と血縁主義/スターの長寿化/まとめ 6 なぜ濡れるのか モンスーン/別離の恋情と神との合一/YOLO論/一目惚れと結婚映画/恋愛映画の法則とその克服/キス略史/まとめ 7 なぜ嘘っぽいのか 9つのラサ/9つのラサとインド映画/「ラサ」とは何か/ラサの味わい/エモーション/まとめ 8 なぜ説教臭いのか レイプ問題と女性中心映画/同性愛合法化とクィア映画/性教育映画/道徳映画/説教臭さの理由/まとめ 9 なぜ面白いのか インド映画好き/インドへの道/新感覚インド映画との出会い/エモーション・ピクチャーからラサへ/世界一の映画大国/OTTプラットフォームと汎インド映画への道/エピローグ 謝辞 注 主な参考文献 日本で公開されたインド映画一覧 引用インド映画リスト 【著者プロフィール】 高倉 嘉男(たかくら・よしお)(著) 1978年、愛知県豊橋市生まれ。東京大学文学部卒。2001年から2013年までインドの首都ニューデリー在住、ジャワーハルラール・ネルー大学(JNU)でヒンディー語博士号取得。インターネットの世界では「アルカカット」として知られ、インド留学日記「これでインディア」やインド映画専門ブログ「Filmsaagar」などを運営。インド映画研究家として2,000本以上のインド映画のレビューを発信してきた。インド映画出演歴あり。共著に『新たなるインド映画の世界』(PICK UP PRESS)。2020年から豊橋中央高等学校の校長。2025年から東京外国語大学非常勤講師。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歌い、踊り、そしてハッピーエンド。娯楽性・庶民性を徹底的に追求するインド映画のスタイルはなにから生み出されるのか-。多言語・多文化の伝統と、グローバルな政治が交じりあう異種混淆のハイブリット性が映画に与える影響を、貴重なポスター・写真を多数添えて探るカルチュラル・スタディ。
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-現職のインド外相が明かす「内在的論理」 インド外交の舵取りを担うジャイシャンカル氏が、前著『インド外交の流儀』の刊行以降、さらに「先行き不透明」な世界の中でインドは何を達成してきたのか、そして今後何をめざすのかを明確に示したのが本書である。著者は四〇年にわたり職業外交官としてインド外交の最前線で活躍し続けた人物であるとともに、国際政治分野で博士号をもつ教養人でもある。本書の記述はそうした豊富な経験と学識に裏打ちされたものであり、インド外交の内在的論理を理解するための絶好のテキストだと言える。 本書を特徴づけているのは、壮大な叙事詩『ラーマーヤナ』を参照しながらインド外交論を展開している点だ。各章の冒頭でテーマを示した後、それに関連する『ラーマーヤナ』のエピソードや登場人物を紹介し、その上で本論に入るという構成で、複雑さを増す国際情勢やインドの立ち位置、その中で追求されるべき理想や国益について巧みな筆致で解説する。インド人の意識に深く根差した物語に則して展開されるインド外交論は、類書にはない知的深みを有している。 豊島晋作氏(テレビ東京WBSメインキャスター)推薦!
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3.7現職のインド外相がその「手の内」を明かす 本書は、台頭著しいインドがどのような外交を展開していくのか、そして変貌する世界の中でどのような役割を果たしていくのかについての見取図を示したものである。著者は、インドの現職外務大臣(2019年の第二次モディ政権発足時に就任)。もともと外交官としてインド外務省で駐米大使や駐中国大使をはじめ要職を歴任し、事務方トップの外務次官を務めた。 本書では、多極化する世界の中で国益を冷徹に追求するとともに国際的地位の向上をめざし、国際社会との調和を図っていくというインド外交の要諦が明確に論じられている。ときに叙事詩『マハーバーラタ』を援用して、友好と競争が併存する国との接し方や二国間関係のパワーバランスを変えるための外部要因の活用法など含蓄に富んだ外交論を展開する一方、日米豪が推進する「インド太平洋構想」に対していかに関わっていくかについても別途一章を立てて詳述する。「インドならではの手法」とは何か――現代インドの政治・外交に内在する論理・思考を理解するための必読書だ。 齋木昭隆氏(元外務事務次官・日印協会理事長)推薦!「インド外交の過去・現在・未来がこの一冊で的確に示されている」
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4.0「米中印 3Gの時代」がもう10年後に迫っている! 2022年には中国を抜き、世界最大の人口を有する大国となる「アジアの巨象」インド。2028年までには、経済規模で日本とドイツを追い抜き、世界3位の経済大国になるといわれている。 この劇的な成長を牽引するのは、2019年5月の総選挙で圧勝し、二期目のインド首相を務めることになったナレンドラ・モディ。インド北西部グジャラート州の貧しい村に生まれ、駅でチャイ(インド式ミルクティー)を売る手伝いをしていた男が、ヒンドゥー教徒を中心とする政党、インド人民党の中で権力を手にしてゆく。敬虔なヒンドゥー教徒でありながら、グジャラート州首相のときから外国資本を積極的に受け入れ、自ら敏腕な「セールスマン」として巨大な市場の可能性を世界にアピールしてきた。 国内でも、13億人のビッグデータを集めてAI国家戦略を推進し、アジアで初めて衛星を火星の周回軌道に載せるなど、強いカリスマ性でインドを率いている。一方で、突如、高額紙幣を使用禁止にしたり、1億個のトイレを作ると宣言したりと、インパクトのあるリーダーシップが常に話題に。安倍首相とも良好な関係を築き、日本とインドの間には原子力協定が結ばれ、「新幹線」の輸出が見込まれている。 アジアの中で今後、日本が3Gの一角をなすインドと付き合ってゆくにはどうすればいいのか。NHK元ニューデリー支局長が最新の情報と共に綴る。この一冊で、インドの今が全てがわかる!
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3.8生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。神戸で私的に行われたリーディングセッションに参加した〈インド倶楽部〉のメンバーが相次いで殺される。 前世の記憶を共有するという仲間の予告された死。 臨床犯罪学者・火村英生が論理の糸を手繰る〈国名シリーズ〉第9弾。 ★ミステリーランキングに続々登場した本作の待望の文庫化★ 2018年国内本格ミステリランキング第5位!(2019年本格ミステリベスト・ベスト10) 2018年ミステリ・ベストランキング第9位!(ミステリマガジン/2019年1月号) このミステリーがすごい! 第14位!(このミステリーがすごい!2019年版) BOOK OF THE YEAR 2018 第14位!(ダ・ヴィンチ 2019年1月号) 自分の死ぬ日が、わかるとしたら……。火村&有栖の絶妙コンビ「国名シリーズ」最新作!
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4.1〈第10回 中央公論文芸賞受賞作〉 社運を賭け、巨大ビジネスとなる惑星探査用の高純度人工水晶開発のためマザークリスタルの買い付けを行う山峡ドルジェ社長・藤岡。 インドのある町から産出された高品質の種水晶を求め現地に向かう。 宿泊所で娼婦として遣わされた少女ロサ。彼女は類稀なる知力を持つ不思議な存在で、更に以前地方の村で目撃した「生き神」だった。 鉱山からの帰途に遭難した藤岡はロサの能力に助けられることになる。 ロサを通訳兼案内人として村人との交渉に挑む藤岡だが、商業倫理や契約概念のない先住民相手のビジネスに悪戦苦闘する。 直面するのは、貧富の格差、男尊女卑、中央と地方の隔たり、資本と搾取の構造──まさに世界の縮図というべき過酷な現実だった。 鉱物ビジネスを巡る命を懸けた駆け引き。 古き因習と最先端ビジネスの狭間で蠢く巨大国家の闇に切り込む、超弩級のビジネスエンタメ!
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3.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一九世紀、インドの商人達はコミュニティを基盤として、東インド会社や英国資本系巨大企業に囲まれながら、したたかに財閥化していった。だが、英国による植民地政策、独立後の社会主義混合経済のもとで、財閥は翻弄されてゆく。そして、一九九一年の外貨危機を契機とした自由化政策により、新たな成長戦略のなかで再び活力を取り戻した。インド経済の七割を動かす、少数家族の実体とは。
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3.8世界有数の大国として驀進するインド。その13億人のなかにひそむ、声なき声。残酷なカースト制度や理不尽な変化にひるまず生きる民の強さに、現地で長年研究を続けた気鋭の社会人類学者が迫る! 日本にとって親しみやすい国になったとはいえ、インドに関する著作物は実はあまり多くない。 また、そのテーマは宗教や食文化、芸術などのエキゾチシズムに偏る傾向にあり、近年ではその経済成長にのみ焦点を当てたものが目立つ。 本書は、カーストがもたらす残酷性から目をそらさず、市井の人々の声をすくいあげ、知られざる営みを綴った貴重な記録である。 徹底したリアリティにこだわりつつ、学術的な解説も付した、インドの真の姿を伝える一冊といえる。 この未曾有のコロナ禍において、過酷な状況におけるレジリエンスの重要性があらためて見直されている。 超格差社会にあるインドの人々の生き様こそが、「新しい強さ」を持って生きぬかなければならない現代への示唆となるはず。
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4.1※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◎頭の回転が速くなる! 理系脳に変わる!インドの人はなぜ、算数や計算が得意なのか?その理由は、たとえば「19×19」といった2ケタのかけ算を、楽しみながら瞬時に計算する、といった方法をインドでは伝統的に教えているのです。本書で、その「インド式かんたん計算法」をわかりやすく解説!・「キリのよい数で計算」がインド式の基本・「2ケタ九九がスラスラ解ける」マジカル・メソッド・インドの天才が発見した「かけ算の大神秘」とは?・4ケタかけ算──「6本の線」を引くだけで!・「9でわるわり算」は、式を見ただけでわかる?インド式の「たし算・ひき算」から「かけ算」、そして「わり算」までミラクルな計算法が満載!
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3.4事業の悪化、離婚、うつ症状……人生のどん底にいた著者。 自己投資で1億5000万円をかけながらも、 いっこうに苦しみから抜け出せませんでした。 そんなとき、インドの奥地に、世界的企業のCEOやハリウッドスター、 さまざまな場所で活躍するリーダーを指導している 「グル(指導者)」がいるという噂を聞き、 藁にもすがる思いで会いに行きます。そこで言われたのは、 「あなたは、ベンツに乗ったブッダになりなさい」 という言葉でした。 グルによると、人は二種類の状態―― 「苦しみで生きている状態」と、 「苦しみのない美しい状態」しかないといいます。 ブッダとは悟った人のこと。悟りとは、苦しみのない美しい状態です。 さらに、人を喜ばせたり、問題を解決したりといった 人の苦しみを取り除くサポートをすることで、 富がやってきて、経済的にも成功するのです。 これこそが、「ベンツに乗ったブッダ」という意味なのです。 本書では、インドのグルから学んだ 数々の「内面の幸せ」と「外側の成功」をもたらす知恵、 その知恵を、だれもが実践できるような仕組みにした 人生を変える「グルノート」の秘密を伝授。 わずか1日5分ほどのグルノートを書く時間で、 あらゆる問題を引き起こす「恐れ」が溶け、 人生を見直すことができるでしょう。 【目次より】 ◎一億五〇〇〇万円の自己投資でも得られなかった「幸せの真理」 ◎グルの教えから生まれた一冊のノートが僕を激変させた ◎これだけで人生が変わる! グルノート(1)(2) ◎書くことで「瞑想」になる五つのポイント
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 男女の性愛を綴った性典『カーマ・スートラ』は愛撫や体位から媚薬の作り方まで網羅されている性の解体新書だ。記述されているテクニックは難解なものばかりだが、今回この秘術をかみ砕いて再現!これを読んで秘術を手に入れるべし 本書は『週刊SPA!(スパ)』 2023/10/3 号の特集を抜粋して電子化したものです。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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3.5インド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』にはじまり、世界的にも類がないほど深遠な思想を生みだしてきたインド。ウパニシャッド、ジャイナ教、仏教、マハーバーラタ、正統バラモンの六派哲学、ヒンドゥー教から、近代のガンジーやタゴールに至るまで、3000年以上にわたる複雑で多様な思想の全領域をコンパクトに大観する。 アーリヤ人の侵入や農村社会の成立、王朝の興亡など、それぞれの時代の社会変動の影響も踏まえつつ、各思想大系の特質を明らかにすることで、〈解脱〉をもとめてやまない人類の思索の歴史が描き出される。 世界的なインド哲学、仏教学者であり、比較思想の開拓者でもあった著者による、半世紀以上にわたって読み継がれてきた不朽の概説書。原本:『インド思想史 第2版』岩波書店、1968年) 第一章 アーリヤ人の侵入とリグ・ヴェーダの宗教 第二章 農村社会の確立とバラモン教 第三章 都市の興隆と自由な思索の出現 第四章 国家統一と諸宗教の変動 第五章 統一国家崩壊後における諸宗教の変遷 第六章 クシャーナ帝国時代における新思想 第一節 時代の趨勢 第二節 仏 教 第三節 ジャイナ教 第四節 南インド文化の開花 第七章 集権的国家における諸哲学学派の確立 第一節 正統バラモン系統 第二節 仏 教 第三節 ジャイナ教 第八章 諸王朝分立時代における諸学派の継続的発展 第一節 バラモン教およびヒンドゥー教 第二節 仏 教 第九章 回教徒の侵入と思想の変化 第一節 中世的宗教の発展 第二節 近代的思惟の発展 第十章 外国資本主義制圧下における思想運動 第十一章 〔附論〕科学思想
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 カースト制度をめぐる歴史社会学複雑で混乱にみち近代の尺度では計り難いインドとは何か。この問題に野心的に挑戦する書。 【目次より】 序章 前編 第一章 カースト制度とその諸前提 第一節 カーストの普遍性と特殊性 第二節 カースト意識の生成 第三節 カースト社会のメカニズム 第二章 イデオロギーとしてのヒンドゥーイズム 第一節 人間不平等の弁証法 第二節 平等意識のインド的展開 後編 第三章 アジア的専制の背景と意味 第一節 前提としてのマルクス=エンゲルスの所説 第二節 その批判的検討 第三節 土侯権力の特質 第四節 アジア的専制権力の意味 インドの内発的近代化の可能性をめぐって 第四章 イギリスのインド支配とその結果 第一節 イギリス支配の成立 第二節 イギリス支配の合理化 第三節 インド社会の反応 寄生地主制の成立をめぐって 第四節 その背景 第五章 非階級社会としてのインド社会 第一節 階級対立と身分対立 第二節 近代インドにおけるサンスクリティゼイション 第三節 その意味 インドの近代化との関連における 第四節 その比較史的背景 第六章 インド・デモクラシィの安定と不安定 第一節 多元的社会 第二節 腐敗と対立の激化 第三節 展望 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 木村 雅昭 1942年生まれ。政治学者。京都大学名誉教授。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了。法学博士。専門は、比較政治学、インド政治。 著書に、『インド史の社会構造』『国家と文明システム』『ユートピア以後の政治』『インド現代政治』『「大転換」の歴史社会学』『帝国・国家・ナショナリズム』など、 訳書に、ユージン・カメンカ『マルクス主義と倫理学』などがある。
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3.9本書で言う「インド・シフト」とは、「インドにグローバル戦略拠点や研究開発拠点を置き、インドの高度IT人材とともに、インドから世界的イノベーションを生み出していく」ことである。ここ数年、世界のトップ企業は軒並みこのシフトを進めている。しかもその勢いは増すばかりだ。特に、“インドのシリコンバレー”と言われる南部の都市「バンガロール」には、マイクロソフト、グーグル、アマゾン、オラクル、SAP、IBM、アクセンチュア、インテル、クアルコム、エヌビディア、アーム、ノキア、ファーウェイ、サムスン、ウォルマート、3M、ゴールドマン・サックス……多くの世界のトップ企業が開発拠点を設置している。顔ぶれも豪華だが、驚くのは、その多くが本国以外では最大規模の開発拠点を構えていることだ。数千人のスタッフがいるのは当たり前である。世界のトップ企業が「インド・シフト」を急速に進めているのはなぜか? 日本企業はどうすべきなのか? 世界をリードするインドIT業界とイノベーションの新潮流を、ソニー・インディア・ソフトウェア・センターの責任者としてバンガロールに約7年駐在した著者が徹底解説!
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-たっぷりボリュームで、まるごとインド神話。 第三の眼から光線を発する怒りのシヴァ神、いくつもの化身で現れるヴィシュヌ神、入浴した牧女たちの衣服をとりあげるいたずらなクリシュナ神、密かに重婚して妻サラスヴァティー女神に問い詰められるブラフマー神。愛嬌たっぷり、破天荒な神さまたちが繰り広げるストーリー。 ランカー島に奪われたシーター姫を奪還するために旅に出るラーマの物語『ラーマーヤナ』、パーンダヴァ族とクル族の一大決戦を描く『マハーバーラタ』の二大叙事詩、珠玉のラブストーリー『シャクンタラー姫物語』、賭博に敗れた王と王女の遍歴をたどる『ナラ王物語』などの王道傑作群も収録。 インド人の考えかたやマジカルワールドの謎にせまる物語、5000年の大河が生んだインド神話をぎゅぎゅっといいとこチョイス。わかりやすい言葉でさくさく読める『インド神話譚』が登場! (註)初版本『印度神話』は1917年、群書堂書店より発行された。今回の新版にあたって、旧字体を現代仮名遣いに改めたほか、文語的語彙や言い回しを現代的表現に修正し、翻案を行った。 第1篇 ラーマーヤナ物語 第2篇 マハーバーラタ物語 第3篇 クリシュナ物語 第4篇 釈迦物語 第5篇 ブラフマー(創造神)物語 第6篇 ヴィシュヌ(保持神)物語 第7篇 シヴァ(破壊神)物語 第8篇 天父と、地母と、暁の女神物語 第9篇 サヴィトリ(太陽神)物語 第10篇 アシュヴィン(光明神)物語 第11篇 ドルヴァ(北極星)物語 第12篇 インドラ(司雨の神)物語 第13篇 アグニ(火神)物語 第14篇 ナチケータスとヤマ(死の神)物語 第15篇 サラスヴァティー(学問芸術の神)物語 第16篇 ラクシュミー(吉祥天=好運び女神)物語 第17篇 マナサー天女(蛇の女王)物語 第18篇 シャクンタラー姫物語 第19篇 プルーラヴァスとウルヴァシー物語 第20篇 カチャとデーヴァヤーニー(アリアンと土着民との争い)物語 第21篇 ナラ王(ナラとダマヤンティー)物語 第22篇 乳海の攪拌 第23篇 ガンガー(ガンジス河)の降下
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-インドにおけるビジネスを推進する企業は増加傾向にあるものの、インドにおける本質的な事柄を知らずに赴く人も多い。本書は、初めてインドで仕事をすることになったという企業・個人に向けて、インドの社会・文化的基本知識やビジネス環境などを図版とともにわかりやすく解説します。日本人が知らなかった概念や慣習もたくさん記載されています!
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4.0アメリカに住む億万長者の10人に1人はインド人。 彼らを成功へと導く“逆転のソリューション”とは? 世界で活躍するインド人大富豪(印僑)たちが口をそろえていうセリフ――「ジュガールをもっと使え」。 それは、資源も財産もインフラも何も「ない」国であるインドで、身一つで生き抜くための「成功の錬金術」であり、「逆転のソリューション」だった。 実業家にして“時給70万円”の国際コンサルタントが、仕事を成功に導き、人生に幸せをもたらす「ジュガール」の秘法をすべて明かした決定版! *目次より プロローグ インド人大富豪が世界で成功する理由 第1講 「ない」から生まれるソリューション 第2講 スピードがすべてを決する 第3講 小さな枠から抜け出そう 第4講 自分の中の神を起こそう 第5講 もっと自分を売り込もう 第6講 行動しなけりゃ始まらない 第7講 何より愛する家族のために エピローグ 日本がジュガールに目覚めれば、天下無敵!
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3.0日本とインドの国際結婚を描いた大人気コミックエッセイ『インド夫婦茶碗』の流水リンコが描く、インド夫婦茶碗~ハーフの子育て編。子育てって大変…だけど、文化が違うともっと大変!? 日本母&インド父による異文化子育て奮闘記!!
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3.7日本とインドの国際結婚を描いた大人気コミックエッセイ『インド夫婦茶碗』の流水リンコが描く、インド夫婦茶碗~ハーフの子育て編。子育てって大変…だけど、文化が違うともっと大変!? 日本母&インド父による異文化子育て奮闘記!!
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4.0お寺にギラギラ電飾、列車の中で思いっきり料理、神様には「タメ口」……ナゾ多き大国インドでは、毎日が奇想天外の連続! でもそこには、知れば知るほどふか~いワケがあるのです。じっくり住んでみてこそ、旅行や出張では見えないリアルなインド人の姿が見えてくる。ヒンディー語を話しながら、首都デリーで暮らす著者がつづる爆笑エッセー。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 哲学者にしてヨーガの実践者でもあった著者が、インド古代思想の流れをわかりやすく説く。ヴェーダ思想、ブルシャ思想、ウパニシャッド思想、中期ウパニシャッド思想、ヨーガ思想、一神教的信仰と思想の流れを追跡し、解説する。 宗教的な思想と哲学的思考が融合したインドの古代にあって、その正統的なながれを一冊で紹介する入門書でもある。 【目次】 第一章 ヴェーダ思想展開の図式 第二章 ヴェーダに於ける密儀思想 第一節 ヴェーダ思想展開の内面過程 第二節 リグ・ヴェーダに於ける密儀的宗教思想 第三節 アタハルヴァ・ヴェーダに於ける咒法密儀的精神 第三章 プルシャ思想の展開 第一節 プルシャの語義について 第二節 リグ・ヴェーダに現われたプルシャ思想 第三節 後期ヴェーダ本集及び梵書に現われたプルシャ思想 第四節 ウパニシャッドに於けるプルシャ思想の諸相 (一) クシャトリヤのプルシャ思想 (二) プルシャと他の諸原理との関係 第四章 ウパニシャッド哲学の根本構造 第一節 ウパニシャッド哲学思想の起原 第二節 ウパニシャッド哲学と王族階級 第三節 ウダーラカの実在論哲学 第四節 ヤージナヴァルキアの観念論哲学 第五章 中期ウパニシャッドとバハガヴァッド・ギーターに於けるヨーガ思想 第一節 カタハ・ウパニシャッドに於けるヨーガ思想 第二節 カタハ以後の中期ウパニシャッドとギーターとに於けるヨーガ思想 第六章 古代インドの一神教的信仰 索引 英文概説 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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5.0※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 3500年前、インドにアーリア人がやってくる前から居住していたインド先住民。そのインドの古層ともいうべき先住民文化が、彼らの土壁に描かれています。その先住民アートを追ってインド各地の村々をめぐって撮影しました。ワルリー画、ピトラ画、ビル画、ミーナー画、サンタルの壁画を収録。ジャールカンド州のハザリバーグ画を紹介する日本で初めての写真集です。そのたぐいまれな美しさ、卓越した技法、自由な世界、豊かなバリエーションをお楽しみ下さい。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インド占星術のベストセラー、遂に邦訳なる! 「本書は、インド占星術を学ぶ者すべてにとって、プレディクション(予言、予測)の能力を飛躍的に向上させるのに役立つ座右の書となるに違いありません。」 「本書は、ホロスコープのハウスそれぞれについてバランスのとれた読解法を説いており、市販されるインド占星術の予言テクニックに関する本としては間違いなく最良の一冊となるでしょう。」 正統なインド占星術を長年教授してきた著者による、 基礎知識から実践までサポートしてくれる一冊です。 「インド占星術は西洋占星術と構造がたいへん似ています。どちらも基本的に星座、惑星、ハウスから構成されています。しかしインド占星術を学ぶときは、西洋占星術の知識と混同しないほうがいいでしょう。似て非なるのがインド占星術と西洋占星術です。とくにモダン西洋占星術とインド占星術は、まったくといっていいほど別物です。 出生図における十二星座の象意がリーディングに登場する場面は、すくなくとも著者と訳者が属する系統のインド占星術ではまったくありません。」 (「インド占星術の概念と基礎知識」より) 本書は訳者の清水俊介氏書き下ろしによる、初心者に向けての基礎知識が導入部にあるので、インド占星術に関心があって踏み出せない人の役にも立ちます。インド占星術の特徴である月のナクシャトラ、分割図、ヨーガなどの解説はもちろん著名人や職業による実例および図版が多数掲載されており、巻末にはさくいんがあるので学習にも最適です。 インド占星術を学ぶ方には必須の一冊が、ついに日本語版で登場です! ★本書の特徴 ① Comprehensive 扱う範囲が広範に及ぶ ② Exhaustive 漏れがない ③ Practical 実用的である ④ Classical 古典に立脚している ⑤ Authentic/Traditional 伝統的かつ正統な流れを汲んでいる ⑥ Encyclopedic 辞書として使える 「世の中では新しい職種や学問が次々と生まれています。しかし、占星術の本はどれも、それらを網羅できていません。 前述の点を鑑み、本書は、最新のテクニックや研究の成果も載録しました。外国旅行や不動産取得、知性や富、キャリア形成、結婚問題に関する法則も含まれています。性格やパーソナリティーの判断に関する情報も載せました。」 M・S・メータ(著者) 「『インド占星術はむずかしい』とよく言われます。実際そのとおりで、K・N・ラオは『あらゆるサブジェクトのなかでもっともむずかしいのが占星術だ』と言っています。だれでも、インド占星術を学んでいくなかでかならずといっていいほど、しかも何度も壁に突き当たるでしょう。 でもだからといって手短なもの、たとえば西洋占星術の知識などで代用しようとせず、がまんづよくインド占星術と正面から向き合い、その本流を突き詰めていってください。 」清水俊介(訳者) 【目次】 インド占星術の概念と基礎知識 第1章 1室 第2章 2室 第3章 3室 第4章 4室 第5章 5室 第6章 6室 第7章 7室 第8章 8室 第9章 9室 第10章 10室 第11章 11室 第12章 12室 第13章 ラーフとケートゥ 第14章 トランジット 第15章 ヴィムショッタリー・ダシャー 第16章 ヨーギニー・ダシャー 第17章 ナクシャトラ 第18章 分割図 第19章 ヨーガ さくいん
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-小野寺元防衛相推薦! 凛とした日本、平和の旗手である日本、今、求められる覚悟と戦略とは? 「インド太平洋戦略2.0」は、日本とインド太平洋地域の平和を守るためのビジョンである。日本のリーダーシップの下、インド太平洋全体で、修正主義・専制主義国家の脅威に対する抑止力を極大化し、力による現状変更を断念させ、封じ込めていくということだ。このビジョンを実現するための要諦は日本の政治家の覚悟と、同盟国・パートナー国との連携、そしてサプライチェーン型安全保障を基軸とした外交である。 ――衆議院議員 和田義明 政界きっての防衛政策通として知られる著者が、識者との対話を通じて、かつて安倍元首相が提言した「開かれたインド・太平洋」戦略を継承し、バージョンアップさせた新たな視座を提供する。 ここには日本の国益を守り平和を実現しようとする熱い志と実践的な戦略がある!「徹底した現場主義」を貫く政治家が提唱する新たなビジョン。 日本の外交、防衛産業の未来を切り開く、全ビジネスマン必読の書!!
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-世界で注目されるユニコーン企業も、最初はアイデア1つのスタートアップにすぎない。 ──本書は2016年に発行され、インドでベストセラーとなった『Entrepreneurship Simplified』(アントレプレナーシップ・シンプリファイド』の邦訳版です。著者はインドとアメリカに拠点を置く連続起業家で数多くの世界的なイノベーション賞を受賞しているアショク・ソータ氏と、S.R.ゴパラン氏。ベンチャー企業の立ち上げから資本計画の立て方、会社の組織強化、収益強化戦略から上場、そしてそれ以降の会社経営のあり方まで、起業の道のりにおいて直面する問題を、単純明快に、また実務的に解説しています。何をいつ、どのようにすべきかを自身の体験を踏まえて具体的に示し、日本人の多くに難しいと思われている「起業」の進め方と心得がまとめられた指南書です。海外投資家から資金を調達したいと思っている人にもおすすめの一冊です。
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-インド人はなぜあんなに楽しそうに生きているのか? 「考えすぎない」「先を読まない」「とにかく前へ進もう!」 予測不能で変化の速い現代社会で、人生に、仕事に、人間関係に悩む人々へ 12のエピソードで綴る、インドが教えてくれる「悩まない生き方」 全米ベストセラー・ノンフィクション この騒々しく、変化の速い世界で、日々降りかかってくる要求、不安、難問を振り払うのは至難の業だ。本書は私たちに、人生の素晴らしい気まぐれさに心と頭を開放するだけで、真に生きることができることを教えてくれる。じつに思慮深い、歓迎すべき書である。 ――マーカス・バッキンガム『さあ、才能に目覚めよう』著者 〔著者〕ボブ・ミグラニ 9歳で、家族とともに米国に移住。10代の頃はソフトクリーム店を営む両親を助けて様々なアルバイトに勤しむ。大学卒業後、製薬大手ファイザーに入社、営業マンを皮切りに、カスタマーサービス、広報、海外支社へのアドバイザーなど、20数年のキャリアを積む。著書に、『客をもてなす――家族経営のデイリークイーンで学んだサービスとセールスに関する30の教え』(未訳)がある。 〔訳者〕山本晶子 翻訳家。成蹊大学文学部卒。訳書に、『驚きがブレイクスルーをもたらす』(日本経済新聞出版社)
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4.0著者がベストセラー『すごいインド』で知れ渡らせたインド人の優秀さ――マイクロソフトCEOも、ハーバードビジネススクール学長も、ドイツ銀行共同CEOも、そして日本のソフトバンクも、世界的組織のトップには、インド出身者が座る。たしかにインドは世界有数のグローバル人材大国だ。しかし、同国最高のエリート大学を卒業した天才コンサルタントの著者は、「実は日本人と日本的組織のほうが断然すごい!」という
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-これまでインドとまったく接点がなかったのに、会社から突然インド担当を命じられた! そんなビジネスパーソンが知っておきたい、インド社会の基礎知識、仕事を着実にこなすコツ、マナーやNG行動、インドで生活するための情報などを網羅。 海外とビジネスを始めるときなどに役立つトピックを取りあげ、Q&A形式で解説する「国・地域別ビジネスガイド」の第一弾。 数年のうちに中国を抜いて人口世界一になるインドは、巨大マーケットとして注目を集めています。そのインドの企業と取り引きする、インドに駐在・出張する予定の日本人ビジネスパーソンを対象に、仕事に直接、また間接的に役立つ情報を提供します。 多くの日本人にとって、インドは欧米、東アジア、東南アジア諸国と比べるとなじみが薄く、またビジネスを始めるのが大変な国とも言われます。そのインドとのビジネスを拡大する・立ち上げる日本企業がこのところ増えています。 本書は、インドに駐在・出張することになり、出発までにあまり時間がない方などに手にとっていただきたい一冊です。日本企業のインド進出やインドビジネスの支援で長い経験をもつ著者が、55の項目を厳選し、最新事情も踏まえて簡潔に解説。ビジネスをする上で知っておきたい、インド人、インド社会の基礎などを短時間で知ることができます。仕事に結びつく情報が中心ですが、インドの魅力も感じ取っていただけたら、うれしいです。 【本書の特長】 1)「日本で準備しておくこと」「インド社会を理解する」など6章、計55のQ&Aで、必要な情報がすぐに得られます。 2)差し迫ったインド駐在・出張。出発までに準備すべきこと、現地事情などがわかります。 3)「日本人はカーストとどう付き合うべき?」「インドの人と円滑に仕事をするには?」「インドで会議に臨む際、成果を得るためにはどんなことを心掛けるといい?」など、これから遭遇する可能性のある問題・課題への対処法のヒントが満載。 【著者プロフィール】 島田 卓: 株式会社インド・ビジネス・センター代表取締役社長。1972年、明治大学商学部を卒業し、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。本店営業部、ロサンジェルス支店、事務管理部、大阪支店などを経て、91年インド・ニューデリー支店次長に着任、約4年間インドに駐在。97年同行を退職、同年4月に株式会社インド・ビジネス・センターを設立し、現職に。東京商工会議所平成27年度中小企業国際展開アドバイザー。著書多数。http://www.ibcjpn.com/
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-「中村屋のボース」が伝えたかったインドの昔がたり。 Point 1 ボリウッドに通じるユーモアがいっぱい!! Point 2 ひとつずつの話が短いのでさくさく読める!! Point 3 全編に散りばめられたデーヴァナーガリー文字でインド的臨場感を体感!! 「とても太刀打ちできなそうな力士(レスラー)にテナリラーマが放った技」「偽証人の嘘を暴いたマリアダ・ラーマンの名裁判」「死刑を宣告された絶体絶命のラジャ・ビルバルが見せた起死回生の一手」などなど。 戦前、日本にインドカリーをはじめて紹介したラース・ビハーリー・ボースと、児童文学作家の渋沢青花による物語を、アミール・ホスロー(1253‐1325)の詩を主題とした中世インド絵画とあわせて送る。子どもから大人まで楽しめる114の物語。
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4.5アシャ(日本名「朝子」)という女性のことを知る者はそう多くないだろう。アシャは1928年、神戸を拠点にインド独立運動を展開していた父サハーイと母サティの間に長女として生まれた。サハーイは、日本におけるインド独立運動のなかでは「中村屋のボース」ことR・B・ボースに次ぐ存在で、「自由インド仮政府」の閣僚を務めた人物でもある。 神戸の小学校を卒業後、昭和高女(昭和女子大学の前身)在学中に来日したチャンドラ・ボースに感化されてインド独立運動に身を捧げることを誓ったアシャは、インド国民軍(INA)に入隊することを決意。1945年5月、バンコクにあったINA婦人部隊に配属されるも、日本の敗戦により活動は終了してしまう。その翌年、シンガポールで父と合流したのち、アシャは生まれて初めて祖国インドの地を踏んだ――。 本書は、本人と関係者へのインタビューのほか、未公開の日記や回顧録など貴重な資料を駆使し、一独立運動家の目で見た戦前・戦後の日印関係を再構成。日本で生まれ育ち、若くしてインド独立運動に身を投じたアシャとその家族の数奇な運命を通して、気鋭の研究者が日印関係史に新たな視角をもたらした傑作である。
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4.2毎年インドへと旅立ち、 インド人のダンナを持つ、 インド大好きマンガ家・流水りんこの、 笑いと驚きに満ちたインド旅行を描いたエッセイコミック!書き下ろしエッセイや旅行スナップも満載!
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-身体の商取引とケアワークが一つの母胎に顕在する代理出産。メディカル・ツーリズムの一大拠点となったインドの現実を見つめる。 こうした新たな生殖医療は、インドにおいてどのような歴史的、社会的背景のもと広がっているのだろうか。 これに関しては、これまで富める先進国と貧しい途上国という二分法の中で生み出される新植民地主義的な搾取の構造や、生命や身体の利用という人間の尊厳の侵犯という倫理的問題が指摘されてきた。これらの指摘は、代理出産を理解するうえで言うまでもなく最も重要で、かつ、基本的な出発点である。だが、そればかりでは、「良いか、悪いか」という二元論的な袋小路に陥る可能性がある。 本書では、代理出産を現代インドにおいて生起する社会現象としてとらえ、その広がりを文化論として考察することを目指す。インドにおける代理出産は、出産の商品化をめぐってグローバル化とローカルな社会が接合するなかで、様々なアクターや要因が複雑に関わってなされる実践である。それらを解きほぐすために、本書では主に代理出産をめぐってどのような政策や言説が繰り広げられてきたのかという社会空間のレベルと、実際の代理出産で何が起こっているのかというフィールドのレベルから、インドの代理出産の実像に迫ることにしたい。(本文より抜粋) 【目次】 はじめに 一 インド社会と生殖医療技術 1 多様性の国、インド 2 「試験管ベビー」から代理出産へ 3 メディカル・ツーリズムと社会問題 4 ART規制法案の特徴 二 代理出産を支える要因 1 経済格差と身体部品の売買 2 スティグマとしての不妊 3 生殖医療による身体介入の歴史 4 ヴェーダ科学と神話 三 代理出産のフィールド 1 代理出産のプロセス 2 代理母になる女性たち 3 代理出産を正当化する論理 4 アクター間の関係性 おわりに 注 参考文献 地図 【著者】 松尾瑞穂 総合研究大学院大学文化科学研究科比較文化学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。 日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、現在、新潟国際情報大学情報文化学部准教授。専門は、文化人類学、南アジア地域研究。 主な業績に『ジェンダーとリプロダクションの人類学-インド農村の不妊を生きる女性たち』(昭和堂、2013年)、「「回復」を希求する-インド農村社会における不妊と「流産」の経験」(『文化人類学』第74巻第3号、2009年)などがある。(2014年現在)
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3.8なぜ踊る? 野外排せつ世界一のトイレ事情とは? ハマる人続出のインドの魅力に迫る! 映画の制作本数世界1位を誇る映画大国インド。謎に包まれたインドの思想や文化、暮らしのリアルを、40を超えるインド映画から学べる1冊。自身もインド沼にどっぷりハマった著者による実体験コラムも掲載!
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