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Posted by ブクログ 2020年11月03日
日本では貴重な、近世のインドを舞台にした歴史小説。
インド亜大陸の大半を支配するムガル帝国の6代皇帝アウラングゼーブ、後にムガル帝国を脅かすインドの土着勢力マラーター同盟の創始者シヴァージー、そしてフランスやイギリスといった西洋帝国主義の尖兵、東インド会社を興亡を描いている。
上記3勢力を中心に諸...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月05日
何の心境の変化があったのか、
戦争ものの本を読んだ感想が違ってきます。
戦争はやはり無くならないのだろうかという気持ちはぬぐえない。
ちょっと悲しい気持ちになりますね。
戦争を起こすのも、戦争が無くなるのも宗教の意味合いは大きいのかなと思います。
いったい、戦争は何を求めているのでしょうか。...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
アウラングゼーブ、シヴァーシー、東インド会社を取り上げた物語。
アウラングゼーブは敬虔なスンニ派すぎて、自分の帝国を滅ぼしてしまう。
ムガル帝国の王の継承は長兄相続でもなく、統治してる王の指名でもなく、子供どうしの戦いによってきまった。
シャージャハーンは生きてるときから幽閉されちゃったんだよーー...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月17日
インドといえば
カレー、ガンジー、ヒンドゥー教
知っているようで知らない国。
植民地であったのは知っていたが
どうしてそうなったのか。
それを紐解く内容が知ることができた。
この歴史を知らなければ、
今現在の複雑な世界状況を
理解できないかも。
その昔宗教というものは
国を統治する上で必要だったろ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月12日
極東では日本の明治維新がはじまろうとする時代、三百年繁栄したインドのムガル王朝が滅亡しようとしている。インドの歴史を遡りムガル王朝の立国、周辺部族との関わり、当時の東インド会社の台頭などによる時代の変化を知ることができる。ムガルとはモンゴルという意味なのだとか、西部からインドの地を侵略した民族を指...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月19日
「三国志」とついているので、古代インドの英雄の攻防か?と思って読んで見れば、比較的歴史の新しいムガル帝国の事を書いた本。ムガル帝国といえば、アクバル大帝やタージマハルを作ったシャー・ジャハーンが有名ですが、シャー・ジャハーンの帝国最盛期後、イギリスの植民地化されるまでが結構短期間なのが不思議だったの...続きを読む
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