柏艪舎作品一覧
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5.0翻訳家山本光伸がチャンドラーの三者の訳を通し翻訳のコツを伝授 R・チャンドラーの『長いお別れ』を肴に今宵一献―― ワイン、日本酒、コーヒー……それともやはりギムレット? あなたは三者三様のフィリップ・マーロウに会えるだろう 『長いお別れ』とはどういう意味なのか? 本来、別れは一回きりのはずなのだが。 この意味が判然としたとき、この作品のタイトルとしての素晴らしさが心に染みることだろう。 チャンドラーの文章を紹介しながら三通りの訳文を提示し 三者の訳文を通して翻訳の面白さ、ひょっとして難しさ、 つまりは翻訳という作業のコツみたいなものがわかってもらえれば、 望外の喜びだ。(はじめにより)
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-ヘミングウェイ生前未発表の短・中編全7編が新訳で甦る。「わたし自身、いつかはヘミングウェイの小説を翻訳してみたいという思いを抱いてきたが、この翻訳書を前にして、その願いは諦めなければならないかもしれない。いまはただ、純粋な気持ちで、すばらしいヘミングウェイ訳者の登場を心から祝福しよう。 (推薦文より)」
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-ひとりぼっちの少女の心に寄り添う犬、飼い主の病気を我が身に引き受ける犬、近所の子どもたちを見守る野良犬、どんなに裏切られても人間を信じ続ける犬…。日本全国から寄せられた、犬と人間との感動エピソード54話を収録。
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-1995年6月21日正午、羽田発函館行のANA857便が離陸直後にハイジャックされた。犯人はオウム真理教の信者と見られ、毒ガスのサリンを持っていると脅した。函館空港に着陸した857便を占拠するハイジャック犯に、北海道警察はその総力を挙げて対峙する。警視庁の特殊部隊も投入され、事件解決へ向けて、極限まで緊迫する対策チーム。一方その裏側で、事件報道という大役を担うマスコミも試行錯誤をくり返す。ハイジャックされた機内への強行突入という、日本警察史上唯一の事例である本事件は、以後の「危機管理」に重大な示唆を投げかけることとなった。本書は、四半世紀の時を経て、平成の事件史に残る“函館空港ハイジャック事件”の全貌を明らかにする。
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3.0
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-「大きく生んで大きく育てる」 岸家流の生き方はこれ! 7男3女の父親であり12人の大家族を支える大黒柱でもある著者が、これまでの子育ての中で気づいたことや感じたこと、喜びなどを綴った一冊。
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5.0自分の頭で考え、自分の力で行動する人間を育てる“エンパワーメント”教育を、日本を愛し憂えるカナダ人教師が提唱! 「こんなに明るく、フランクで、フェアで痛快な教育論があったろうか? いや、これは単なる英語教育論ではない。教育論にとどまらない、現代日本論であり胸のすくような文明批評―これこそ、教育者として、子どもの親としてそして社会の現状を憂える一市民としてぼくが待ち焦がれていたものだ。」 辻信一(文化人類学者)
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-「光子ロケット」の飛ぶ理由とは? 「空飛ぶ自動車」はなぜ実現しないか? 「北大」は日本を2回リードした? 北海道大学教授が歴史、文化、科学、大学、人生の意味を問い直す。
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-科学者の目が、世界の"不思議"を解きほぐすエッセ イの続編。奇想天外な切り口と研ぎ澄まされた頭脳で世の中を考えます。「生きる意味」はどこにあるのか? 思想史における「霊魂」の意味は? 「天国」とは何か? 人類の「敵」は何個以上で有害か? 何が「科学」を支えているのか?「幸福」になる ためには? 「名酒ロマネ・コンティ」を飲めた? ヒトはみずからを家畜にした? 創造力を持つ「知性」がこの世を混乱させた? 「未来 の予言」は可能か? どんな「学生」が伸びるのか? など、あらゆる方向から、宗教、歴史、文化、科学、大学、人生の意味を問い直します。
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4.0
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-ヒットする企画、それはマーケットの中で潜在的なニーズを捉え、説得力のあるストーリーをいかに創造できるか、魂となるメッセージをいかに発信できるか―「企て」を実践するにあたってのプロセスを習得……「企画」に対する苦手意識に悩まされぬよう、導入部として理解しやすい「実例」を通して、“学び"から“考え"そして“創り出す"までを体系的に解説してみた。 (本文「はじめに」より)
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-戦後の日本復興を陰で支えた北海道の開拓農家。実在した一人の農業改良普及員が、乏しい人材と厳しい諸条件の下、寒冷地農業のあり方を模索しながら、戦後の北海道における酪農畜産の普及に尽力した姿を綴る。
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-【今日、北海道に生きることの奇跡を思う】黎明期から維新、明治、大正まで、北海道の歴史をささえた100人の墓と彼らの人生、北の大地に刻まれた先人の夢。武田信広、シャクシャイン、高田屋嘉兵衛、間宮林蔵、松前徳広、三上超順、榎本武揚、土方歳三、中島三郎助父子、島義勇、松浦武四郎、伊達邦成、月形潔、井上伝蔵、吉良平治郎、関寛斎ほか。
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-1977年のハバナを取材した新聞記者・由希が、外国人記者らと共に体験し、語り、得たものは…。キューバ革命以降のキューバの有り様を詳細に描きながら、「革命とは?」「民主主義とは?」を探る物語。
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3.0
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-宮崎勤、酒鬼薔薇聖斗、地下鉄サリン事件、毒入りカレー事件、世田谷一家殺人事件、相模原障害者施設殺傷事件、東日本大震災。平成の世を震撼させた数々の事件を覚えていますか?事件記者を務めたた著者が、25の重大事件現場を訪ね、混沌の平成30年史を紐解く。実際の現場や犯人の写真、現場の地図など豊富な資料や「平成重大事件年表」も掲載。
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-『縄文人とアイヌ』のシリーズ第三弾となる今作の眼目は、“世界の古代文明発祥には日本民族が関わっている”という推論にある。 荒唐無稽と感じられる向きが多かろうと、世界中に日本の縄文人の残滓は紛れもなく存在している。 本書は常識への挑戦の書であり、埋もれた真実への探求の書である。
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5.0
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-新右翼を代表する論客、鈴木邦男の本音がいま明かされる! 左翼の提灯持ち、と揶揄される著者が 積年の真情を吐露する。 甘ったれた読者には、目に毒かもしれない! 鈴木邦男は進化したのか、それとも初心に戻ったのか……。 あなたは鈴木邦男を自分に都合のいいように 誤解してはいませんか?
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-都心の川をサケが上り、ヒトとヒグマが共に生きる…。イサム・ノグチの滑り台を子供たちが滑り、日々新しいスイーツが誕生する…。なぜ札幌は日本人をひきつけるのか? その理由をさぐる!
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3.050年にわたり、市民ランナーを指導してきた山西哲郎氏が、いくつになっても元気に走り続ける秘訣を伝授する。 ストレッチや正しいフォーム、レベル別練習プログラムまでわかりやすく紹介。初心者からベテランまで、長い人生をランニングで豊かにしよう!
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-Food is one of the most important things for living. When it’s lost, what should a person do? What is a human? What does it mean to live? I believe that we as humans are still being asked these fundamental questions. The author spent fifteen years to find “the truth” of the cannibalism incident committed by the shipwrecked captain at the end of WWII, through interviews with the old captain and the relevant people.
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4.0
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4.0世界自然遺産、知床に先人がイキイキと暮らしていた!知床半島にひっそりと残る開拓跡に焦点をあてた写真集。 さまざまな理由から隠蔽されてきた知床開拓の歴史をありのままに伝えたいという思いが結晶した一冊。
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4.0内戦中のスーダンで撮影した「ハゲワシと少女」でピュリッツァー賞を受賞、その直後に自殺したカメラマン。ルワンダ大虐殺を生き延びた老人の孤独。アパルトヘイトの終わりを告げる暴動。紛争の資金源となるダイヤモンド取引の闇商人……。 新聞社の特派員として取材をつづける中で、著者は先入観をくずされ、アフリカに生きる人々、賢者たちに魅せられていく。 アフリカ―遠い地平の人々が語る11の物語。第三回開高健ノンフィクション賞受賞作品
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4.0
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-前作『スペースシャトル・コロンビア号事故 1・16の真実』の改訂版。 2003年1月16日にフロリダから打ち上げられたスペースシャトル・コロンビア号は、2月1日の帰還時に空中分解し、搭乗員全ての命が失われた。 事故原因は断熱材の破片によるものと調査委員会より発表されたが、これは真実なのだろうか。 打ち上げ当日、現場に居合わせた著者が、本当の事故原因と、それにまつわる因縁めいた出来事を語る。 新たに判明した事実を加え、さらなる因果関係を紐解いた待望の改訂版。
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-第二次世界大戦中に徴兵され、徴用船の船長として物資の輸送任務に就いていた黒岩亀吉(仮名)は知床半島沖を航行中に嵐に合い、真冬の知床の小屋に部下のシゲとともに取り残される。 飢えと寒さの極限状態の中、先に餓死したシゲの遺体を船長は口にする。シゲの肉で体力を回復した船長は、流氷の上を渡り、知床を脱出した。 新聞記者であった著者が15年間におよぶインタビューを経て書き上げた、人間の業を問い掛けるノンフィクション。
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3.0
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-昭和22年春。北海道十勝に入植した植野咲子一家。両親は農業について全く知らず、ただ理想だけを持って開拓にはいっていた。冷害や山火事、雹といった自然災害、不慮の事故など様々な苦難に咲子は必死に抗い、成長していく。
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-『札幌はなぜ、日本人が住みたい街No.1なのか』シリーズ第2弾!北の大地で活躍する10人が、“札幌人”の魅力を熱く語る。道外出身者6人と札幌へUターンしてきた4人は、なぜ札幌人になったのか?そして、これからの札幌人像とは。
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4.0マルケサス諸島で捕鯨船から脱出した船乗り2人がたどりついた先は、食人族「タイピー」の村だった。そして、そこで彼らが見たものとは?南海の楽園を瑞々しい筆致で描く、文豪メルヴィルの処女作。
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-ふた癖も三癖もある海賊たち、長く熾烈を極める航海、海賊同士の裏切り、血みどろの戦い。少年ジムは宝を見つけ、無事帰還できるのか―。 稀代の物語作家(ストーリーテラー)、スティーヴンソンによる傑作が新訳で甦る!
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-全国公募「あなたの人生で最も影響を受けた人は誰ですか?」に寄せられた原稿のなかから、64編を厳選のうえ収録。家族、恩人、知己、著名人、教師…。64名の人生を変え、支え続ける出会いが綴られた、心あたたまる一冊。
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-二・二六事件、インディギルカ号遭難、北海道独立論、北方領土返還運動、死刑囚 永山則夫、五稜郭タワー創業秘話、青函トンネル掘削工事―。 1936年から1985年。戦争と平和の昭和時代。北海道の50年間を様々な切り口で描いた、10編のノンフィクション。
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3.0
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-シャーウッド・アンダーソンは我々のあらゆるアメリカ人作家の父親である。(フォークナー) ぼくにとって最も重要な作家はアンダーソンだ。(ヘミングウェイ) アメリカ文学史上極めて重要な位置づけをされている作家、シャーウッド・アンダーソン。 世の不条理や様々な人間模様、あるいは人の深層心理の綾をその鋭い観察眼で抉り出す。 単行本未収録の短編15編を収録した傑作短編集。
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-明治時代、日本のプロテスタントの黎明期に伝道者として活動した元憲兵・三澤富之助、米国人宣教師ピアソン夫妻、坂本直寛牧師とも交流が深かった妻のみよ、そしてその子供たちの足跡を描く。 ブラジルに移住した祖父の人生をたどり、自らのルーツを探る日系人牧師の心の軌跡。
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-史上最強校を倒しチームを総合優勝に導いた男がいた。北海道から箱根路を目指した若者たちの挫折と歓喜を駆け抜けた青春ドラマ。 ――彼らはなぜ『箱根』を目指すのか 「ライバル校はいない」。そう豪語する史上最強校を前に、後輩の無念を背負った男は命の限りを尽くし、チームを総合優勝に導く。雪のハンディを払いのけ、北海道から頂点の箱根路を目指した若者たちの群像。ここには、「友情」というタスキを引き継ぎ、挫折と歓喜の起伏を走り抜けた、すがすがしい青春のドラマがある。 元朝日新聞編集局長 外岡秀俊
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-全ての山好きに捧げられた、 待望の書、ついに復刊! あらゆる山の頂上を追い求めるアルピニストは、常に死と隣り合わせの世界に身を置いている。 その現実から目を背けず、北の山々で起こってしまった悲劇を、膨大な資料と長年の取材を元に綴ったノンフィクション。
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-北海道新幹線の新函館北斗開業が迫る。私たちはやって来る新幹線をどう活かすことが出来るのか。東海道新幹線の開業から半世紀、新幹線は常に進化している。 本書は、北海道にとって鉄道とは何かを、改めて紐解くとともに、世界最先端の高速鉄道を200%活かし、新幹線の沿線だけではなく、広く北海道に新幹線効果をもたらす具体的な方策が示されている。 人の行き来に限らず、物流の要にもなる新幹線は、北海道で更に進化を遂げる。
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5.0「アイヌの人に学ぶ、北海道のイコロ」「マチの本屋の生き残り作戦」「農業の知恵から生まれたレストラン」など、地道にコツコツと自分の場所で仕事をしている代表的北海道人29人のラジオインタビューの内容をまとめる。
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-幼少の頃、軟弱に育った僕は、その反動から昔の武士や軍人など精神的に強い猛者に憧れを抱いていた。子どもの頃は社会や環境が自分を守ってくれると考えて強くなろうとする努力を怠ったが、年齢を重ねていくにつれてそれは甘えであるということを思い知らされた。自分で強くなろうとしなければ苦難は乗り越えられない。自らに苦を課すことによって強くなれると信じて入ったのがランニングの世界だった。三十年の長きに亘って継続してきた過程で精神的な成長を実感しているが、今はそれよりも大切な、人間としての理想的な生き方が他にあるのではないかと思うようになった。 自分が人間的に成長したと言うつもりはない。ただ、誰もがそこに到達できる可能性を秘めているということを訴えたいのである。人間の限界は自分が思っているよりもずっと遠くにある。
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-なぜ、かほどまでに、「芸術」が重大なのか?! 「衆愚の闇」は世界に暗黒をもたらし、「衆賢の光」は世界に光明をもたらす。宇宙誕生から現代までの壮大な歴史と、人類の文明史をわかりやすく紐解き、人類のこれからのあり方を問う世界文明論。 ネアンデルタール人から縄文人……そして、ヨーロッパルネサンスへと脈々と受け継がれてきた「母乳(ちち)と野花密(みつ)の文明」。 環境破壊、気候変動、貧富の格差拡大、原発の放置……大きな「世界課題」を抱え、ゆきづまった人類を救うカギはどこにあるのか? 日本を代表する「先達詩人」原子修が、千年後の未来のために、物質主義に陥った現代に警鐘を鳴らす。