理工図書作品一覧

  • 知るほど楽しい鎌倉時代
    5.0
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  鎌倉時代の武士は一族の土地と繁栄を守るために自らが命を懸けて戦った。戦場においては絢爛たる甲冑に身をまとい、名乗りを上げ、一番乗りを競い、勲功の証拠にと矢には名前が書かれていた。どちらが負けても命だけは守ろうと親子兄弟で分かれて戦い、主人を亡くした家来は「誰々が勇敢に戦って討ち死にした」と、大声で戦場を駆け回った。平時にあっても「働きに見合った恩賞が欲しい」と堂々と述べ、優秀な主人を選ぶのも武士の技量だとはばかることなく公言していた。鎌倉幕府の記録「吾妻鏡」にはこうした武士たちの生き様が躍動感あふれる文章で描かれている。  もし、日本の歴史の中でこうした人々、あるいは時代がなかったとしたら、島国でありながらも多彩でダイナミックといわれる日本の歴史や、特徴ある日本人の精神性は形成されなかったのではないかと思う。歴史に「もしも」はないのだが、あえて考えてみたい。もしも彼らが今日の日本あるいは日本人をみたらどのように感じるであろうか。手のひらほどの領地にもこだわった彼らが、今の日本が抱える領土問題を知ったらどうするか。おそらく彼らは考えうるかぎりの手段をつくして自らの土地を取りもどし、守り抜こうとするだろう。また、御家人をまとめるため常に公平・公正に気を配った頼朝や、その頼朝を担ぎ上げ、命を懸けて自分たちの繁栄を手に入れようとした武士たちが、仕事や人間関係で悩む現代サラリーマンを見たらどう思うのだろうか、ぜひ聞いてみたい。  この本では政治・経済・文化と項目別に分けて扱わず、それらを分解してほぼ時系列に並べてみた。この時代の移りかわりと、教科書には出てこない人々の生活を、子供も大人も理解し易いようにしたかったからである。 (「まえがき」より抜粋) 【著者略歴】 多賀譲治(たが じょうじ) 昭和24年生まれ 玉川大学文学部教育学科卒業 玉川学園中学部で社会科の教師として勤務。平成6年より玉川学園教育研究所・玉川大学教育博物館研究員を経て現在に至る。 多賀歴史研究所所長 玉川文化財研究所特別研究員 日本文化財保護協会顧問 【目次】 まえがき はじめに/新時代の夜明け 1.平安時代末期ってどんな時代? 2.荘園が支えた貴族と武士の生活(8世紀~13世紀) 3.武士がつくった鎌倉幕府(1180~1190年頃) 4.社会を変えた源平の戦い(1180年~1185年の出来事) 5.鎌倉幕府ができたころ(1184年~1190年代) 6.繁栄した鎌倉の町と文化(1200年代) 7.第二の革命「承久の乱」(1221年の出来事) 8.ついに出来た武士の法律 (1232年) 9.武士の生活・貴族の生活 10.庶民の生活 11.「意外や意外」の食生活 12.誕生!庶民の宗教 13.経済と交通の発達 14.日本は「元寇」でどう変わったのか?(1274年・1281年) 15.リニューアルされた武士の政治(鎌倉幕府の滅亡)(1331年~1333年の出来事) 16.御成敗式目 あとがき
  • 工学倫理(改訂版)―応用倫理学の接点―
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    【内容紹介】  本書では最近になって起こった事故をできるだけとり上げるようにした。また,事例分析においては,日本国内の事故を主としてとり上げて分析している。従来のテキストでは,アメリカの工学倫理のテキストに収められている事例(チャレンジャー号事件など)が利用されがちだったが,アメリカと日本では法や社会制度は異なるし,企業の慣習やメンタルな要因も異なってくる。日本独自の工学倫理ということも視野に入れて,多くの国内の事故を事例としてとり上げくわしく分析した。  さらに,本書の構成についても全体の流れがつかめるように配慮したつもりである。すなわちまず,歴史的にみて工学がいかに発展してきたかを眺め(1章),そのなかで現れてきた安全性や設計などの興味深い問題を,国内の事件や事故をふまえながら解説する(2章),さらに,工学倫理と他の応用倫理との関連を探りながら内容を深め(3章),最後に工学と倫理を社会的観点から捉えなおしてみる(4章)という流れである。(「あとがき」より抜粋) 【著者紹介】 編著 高橋 隆雄(たかはし たかお) 尾原 祐三(おばら ゆうぞう) 広川 明(ひろかわ あきら) 著者 田中 朋宏(たなか ともひろ) 里中 忍(さとなか しのぶ) 山野 克明(やまの かつあき) 坂本 和啓(さかもと かずひろ) 【目次】 第1章 工学倫理への道 1.1 科学と工学 1.1.1 理論と実践 1.1.2 工学教育の歴史 1.1.3 科学と技術の歴史 1.2 工学と現代社会 1.2.1 3つの視点―マクロ・ミクロ・メタ― 1.2.2 科学技術(工学)の成立と工学倫理の必要性―マクロレベルからみて― 1.2.3 組織における個人―ミクロレベルからみて― 1.3 技術者教育と専門職の倫理 1.3.1 日本の技術者教育―JABEEの認定制度とその役割― 1.3.2 倫理綱領 第2章 工学倫理の基本問題 2.1 安全性・設計&事例 2.1.1 事例1―JR福知山線脱線事故 2.1.2 事例2―イプシロンロケット打ち上げ中止 2.1.3 事故例と工学 2.2 技術者の責任・内部告発&事例 2.2.1 事例1―A自動車欠陥・リコール隠し事件(欠陥とリコール 2.2.2 事例2―東京電力トラブル隠し事件(内部告発・検査データの改竄・偽装) 2.2.3 事例3―六本木ヒルズ自動回転ドア事故(安全性とリスク情報) 2.3 製造物責任法・厳格責任と事例 2.3.1 事例1:カラーテレビ発火(大阪地裁1994年3月29日判決) 2.3.2 事例2:携帯電話の発熱による低温熱傷(仙台高裁2010年4月22日判決) 2.3.3 事例3:幼児用自転車乗車中の身体損傷(広島地裁2004年7月6日判決) 2.4 知的財産権&事例 2.4.1 事例 第3章 工学倫理の基礎 3.1 ビジネス倫理学 3.1.1 工学倫理とビジネス倫理 3.1.2 専門職倫理 3.1.3 守秘義務と情報公開 3.1.4 内部告発 3.2 生命倫理・情報倫理 3.2.1 遺伝子工学 3.2.2 知的財産権 3.2.3 遺伝子特許 3.3 環境倫理と工学 3.3.1 環境倫理問題化の背景 3.3.2 環境倫理論議の展開 3.3.3 環境科学と工学への期待 3.3.4 環境に関わる技術 第4章 工学とはいかなる学問か 4.1 工学と価値・欲求 4.1.1 工学とは 4.1.2 人工物と設計 4.1.3 人工物と価値観・欲求との関係 4.2 設計について 4.2.1 設計の工程 4.2.2 設計の倫理―アブダクション 4.2.3 科学と広義の設計―論理構造の類似 4.3 工学と倫理 4.3.1 工学倫理と応用倫理 4.3.2 原理適用型と原理発見型の応用倫理 4.3.3 2種類の設計概念 4.3.4 工学と倫理学との連携
  • エコロジカル・ランドスケープというデザイン手法
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    1巻4,620円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  エコロジカル・ランドスケープというデザイン手法がある。これは、ひとりの技術者がエコシステムとエンジニアリングとデザインを同次元で考えることで初めて解決できる総合的な空間のデザイン手法のひとつだ。デザイン対象は、外部空間そのものだ。(「はじめに」より抜粋) 【著者略歴】 小川 総一郎(おがわ・そういちろう) ペンシルベニア大学芸術大学院ランドスケープ・アーキテクチャ修了(M.L.A.)1983年5月。登録ランドスケープアーキテクトRLA00100。技術士(建設部門/建設環境)。APECエンジニア(civil)。 エコラン研究所 代表 2017年4月~。信州大学学術研究院農学系 特任教授 2022年4月~。 【目次】 1. エコロジカル・ランドスケープ事例 パルタウン城西の杜/水戸ニュータウン多自然型調整池/Green Avenueあざぶの丘/ヌーヴェルゴルフ倶楽部 2. 理念 01 環境を総合的にデザインする 02 人はエコシステムの一員 03 エコロジカル・ランドスケープの目指すところ 04 エコロジカル・ランドスケープの三要素と三原則 05 原則1:地域環境の潜在能力を見きわめる 06 原則2:人が手をつけてよいところといけないところを正しく認識する 07 原則3:人が1/2造り、残りの1/2を自然に創ってもらう 08 生物多様性を意識して空間を造る 3. デザイン・プロセス 09 VCSP プロセス:10のデザインステップで考える 3-1 ビジョン 10 ステップ1:プログラミング・マトリックスで課題を発見する 11 ステップ2:アイデアの適正さを早期に見定める 3-2 コンセプト 12 ステップ3:フロー作成して考える順番を確認する 13 ステップ4:デザインに必要な情報を収集する 14 ステップ5:ブレイン・ストーミングで将来像を共有する 15 ステップ6:コンセプトをHOWで構築し、情景を設定する 3-3 シナリオ 16 ステップ7:コンテでデザイン・プロセスを分解する 17 ステップ8:画(え)コンテで情報を視覚化する 18 ステップ9:エスキスで空間イメージを表現する 3-4 プレゼンテーション 19 ステップ10:デザインを伝え、信頼を得る 4. デザイン手法 4-1 環境情報をデザインに反映する手法 20 環境情報を3Dで表現する 21 Web 情報を収集して環境テーマ図を作成する 22 環境テーマ図から環境応用図を作成する 23 環境要素を重ね合わせて環境を総合的に理解する 4-2 エンジニアリングをデザインに関連付ける手法 24 地形を自由にコントロールする 25 地形と排水と植栽を同時に操作する 26 群落単位で植生を考える 27 水循環と安全で美しい雨水排水を考える 4-3 デザイン感覚を磨く手法 28 形ではなく情景を伝える 29 文章からスケッチを描く 30 スケッチから文章を書く 31 写真の上にイメージを描く 4-4 スケール感覚を磨く手法 32 スケール感覚は相対的なものと考える 33 どこで風景を切り取るか意識する 34 ものの見え方の仕組みを理解する 35 目の高さを意識してスケッチを描く 36 条件からスケッチを描く 37 スケッチ定規とスケッチシートでスケッチを描く 38 スケッチから平面図に変換する 4-5 デザイン資源をストックする手法 39 見る、描く、コメントする 40 偶然性と必然性に想像力を加える 41 オリジナル・パタンを蓄える 4-6 空間構成を演出する手法 42 風景を分解し再構築する 43 遠景・中景・近景の役割を考える 44 シークエンスとストーリー展開を想定する 45 特定視点場を設定する 46 軸線(Line)のデザイン 47 囲み(Enclosure)と開放性(Openness)のデザイン 48 視距離とテクスチャを意識する 4-7 デザインを表現する手法 49 フリーハンドスケッチに慣れる 50 透明水彩(Watercolor)で情景を表現する
  • 基礎からの土質力学
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    1巻3,630円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】   土質力学に関する教科書は既に多数出版されているが,本書は以下の点に配慮して,利用の便を図るようにしている。 1) 対象とする読者は高等専門学校および大学の学部の学生であり,就職試験,技術士補試験あるいは土木学会の2級土木技術者試験などに必要な基礎的専門知識の習得を目標としている。なお,必然的に,社会に出ている技術者が上記試験の受験あるいは業務において,土質力学の基礎的専門知識を再復習する場合にも活用できる。 2) 本書は通年の講義内容に必要な14章で構成してあり,2章から7章までは土の基本特性,9章から13章までは土工・基礎構造物の設計に関係する内容である。その他の3章はこれらの章を体系化する章とし,1章は全章の導入編,8章は9章以降の導入編,14章は実務において土質力学に関係する技術基準類を概観するとともに,前章までにおいて喚起された代表的な地盤災害である,粘性土地盤の圧密沈下,斜面のすべり破壊および砂質地盤の液状化の対策編として位置づけてある。 3) 特に,1章は導入編として,土の生成および2 章以降の土の基本特性を概観するとともに,章間の共通性あるいは差異を横断的に対比している。そのため,各章を学ぶ際に,1章を参照すると理解が深められる。 (「まえがき」より抜粋) 【著者紹介】 常田 賢一(ときだ けんいち) 大阪大学名誉教授 博士(工学)・技術士(建設部門) 専門分野:土質基礎工学・地盤防災工学 澁谷 啓(しぶや さとる) 神戸大学大学院工学研究科 市民工学専攻 教授 Ph.D. 博士(工学) 専門分野:地盤工学・地盤安全工学 片岡 沙都紀(かたおか さつき) 神戸大学大学院工学研究科 市民工学専攻 助教 博士(工学) 専門分野:地盤工学,地盤材料学 河井 克之(かわい かつゆき) 近畿大学 理工学部 社会環境工学科 准教授 博士(工学) 専門分野:地盤工学・環境地盤工学 鳥居 宣之(とりい のぶゆき) 神戸市立工業高等専門学校 都市工学科 教授 博士(工学) 専門分野:斜面防災工学・地盤工学 新納 格(にいろ ただし) 大阪府立大学工業高等専門学校 総合工学システム学科 教授 博士(工学)・技術士(土質及び基礎・建設環境,総合技術監理) 専門分野:地質調査 秦 吉弥(はた よしや) 大阪大学 大学院工学研究科 地球総合工学専攻(社会基盤工学)元准教授 博士(工学) 専門分野:地盤地震工学・強震動地震学 【目次】 まえがき 第1章 土の生成と土質力学の基本 第2章 土の物理的特性と試験法 第3章 有効応力と間隙水圧 第4章 締固め特性 第5章 透水特性 第6章 圧密特性 第7章 せん断特性 第8章 地盤特性と調査法 第9章 地盤内の応力と変位 第10章 土圧 第11章 支持力 第12章 斜面の安定 第13章 自然災害と地盤防災 第14章 地盤の設計基準類と安定化対策 記号の一覧表 索引
  • 理解を深める土質力学320問
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  土質力学に関する教科書は多数出版されているが,演習問題に特化した問題集は少ない。そのため高等専門学校および大学の学部の学生が、土質力学の理解を深めるのに役立つ問題集として執筆された。土質力学の基礎的専門知識の理解を深める演習書として,本書を活用して頂けることを願っている。なお本書は「基礎からの土質力学」に章立ておよび内容が対応している。 【著者略歴】 常田 賢一(ときだ けんいち) 大阪大学名誉教授 澁谷 啓(しぶや さとる) 神戸大学大学院工学研究科 市民工学専攻 教授 片岡 沙都紀(かたおか さつき) 神戸大学大学院工学研究科 市民工学専攻 助教 河井 克之(かわい かつゆき) 近畿大学 理工学部 社会環境工学科 教授 鳥居 宣之(とりい のぶゆき) 神戸市立工業高等専門学校 都市工学科 教授 新納 格(にいろ ただし) 大阪府立大学工業高等専門学校 総合工学システム学科 教授 秦 吉弥(はた よしや) 大阪大学 大学院工学研究科 地球総合工学専攻 (社会基盤工学)元准教授 【目次】 まえがき 第1章 土の生成と土質力学の基本 第2章 土の物理的特性と試験法 第3章 有効応力と間隙水圧 第4章 締固め 第5章 透水特性 第6章 圧密 第7章 せん断 第8章 地盤特性と調査法 第9章 地盤内応力 第10章 土圧 第11章 支持力 第12章 斜面の安定 第13章 自然災害と地盤防災 第14章 地盤の設計基準類と安定化対策 第15章 総合問題・公務員試験問題 記述問題:解答編
  • EDMC/エネルギー・経済統計要覧<2023年版>
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 ウクライナ紛争・コロナ禍で劇的に変化する世界情勢をエネルギーデータで読み解く!  脱炭素化の流れの中、コロナ禍、ウクライナ紛争とエネルギー供給を巡る情勢はまさに激動の時代を迎えています。エネルギーの受給予測・需給構造の分析はもちろん、原単位を使用した国際比較に役立つ統計データをコンパクトサイズにまとめた1冊!!  基礎的な学習から専門的研究まで、エネルギーを切り口としたさまざまな分野で役立ちます。1992年発刊以来、今年で30年目を迎える好評のデータ集を文庫サイズのハンドブックです。 【著者紹介】 編:日本エネルギー経済研究所 計量分析ユニット 【目次】 I.エネルギーと経済 1. 主要経済指標 2. エネルギー需給の概要 3. 一次エネルギー供給と最終エネルギー消費 4. エネルギー価格 II.最終需要部門別エネルギー需要 1. 産業部門 2. 家庭部門 3. 業務部門 4. 運輸部門(旅客・貨物) III.エネルギー源別需給 1. 石炭需給 2. 石油需給 3. 都市ガス・天然ガス需給 4. 電力需給 5. 新エネルギー等 IV.世界のエネルギー・経済指標 V.超長期統計 参考資料 Ⅰ エネルギー需給の概要 Ⅱ 各種計画・見通し Ⅲ 関係統計一覧 Ⅳ 各種エネルギーの発熱量と換算表
  • EDMC/エネルギー・経済統計要覧 2024年版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 温暖化・アフターコロナからウクライナ紛争・中東情勢激化まで激変する世界情勢をエネルギーデータで読み解く! エネルギーの需給予測・需給構造の分析はもちろん、原単位を使用した国際比較に役立つ統計データをコンパクトサイズにまとめた1冊!! ※小学校から大学まで環境に関する授業で副読本として利用されています。 【著者紹介】 編:日本エネルギー経済研究所 計量分析ユニット 【目次】 I.エネルギーと経済 1. 主要経済指標 2. エネルギー需給の概要 3. 一次エネルギー供給と最終エネルギー消費 4. エネルギー価格 II.最終需要部門別エネルギー需要 1. 産業部門 2. 家庭部門 3. 業務部門 4. 運輸部門(旅客・貨物) III.エネルギー源別需給 1. 石炭需給 2. 石油需給 3. 都市ガス・天然ガス需給 4. 電力需給 5. 新エネルギー等 IV.世界のエネルギー・経済指標 V.超長期統計 参考資料 Ⅰ エネルギー需給の概要 Ⅱ 各種計画・見通し Ⅲ 関係統計一覧 Ⅳ 各種エネルギーの発熱量と換算表
  • (栄養管理と生命科学シリーズ) 応用栄養学
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    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  当教科書は、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)および、2020年に改訂された「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に準拠して執筆した。また、学生の立場に立ち、図表をカラーとし、学習意欲がわく編成としている。文章も出来る限り平易な表現に努めた。  さらに管理栄養士養成課程の教科書としてはこれまでにない全く新しい試みとして、本文中の重要個所の文章をそのまま用いた簡単な5者択一の例題問題を随所に設けて、これを解くことで教科書内容の理解の助けとなるようにするとともに、重要事項が自然と身に付くように工夫をした。また、章末問題として国家試験の過去問題を豊富に掲載し、詳細な解説を付して応用力の養成にも心掛けた構成としている。  国家試験に合格することを主眼とするなら最適の書としてお勧めする。 【著者略歴】 編著: 多賀 昌樹(たが まさき) 和洋女子大学 准教授 【目次】 第1章 栄養ケア・マネジメント 1 栄養マネジメントの概念 2 栄養アセスメント 3 栄養ケア計画の実施、モニタリング、評価、フィードバック 第2章 日本人の食事摂取基準 1 食事摂取基準の基礎的理解 2 食事摂取基準活用の基礎理論 3 エネルギー・栄養素別食事摂取基準 第3章 成長・発達・加齢 1 成長・発達・加齢の概念 2 成長・発達・加齢に伴う身体的・精神的変化と栄養 第4章 妊娠期・授乳期 1 妊娠期・授乳期の生理的特徴 2 妊娠期・授乳期の栄養アセスメントと栄養ケア 第5章 新生児期・乳児期 1 新生児期・乳児期の生理的特長 2 新生児期・乳児期の栄養アセスメントと栄養ケア 第6章 成長期(幼児期・学童期・思春期) 1 幼児期の栄養 2 学童期の栄養 3 思春期の栄養 第7章 成人期 1 成人期の生理的特徴 2 成人期の栄養アセスメント 3 成人期の栄養管理と栄養ケア 第8章 高齢期 1 高齢期の生理的特徴 2 高齢期の食事摂取基準 3 高齢期の栄養アセスメントと栄養ケア 4 高齢期の疾患予防と栄養ケア 第9章 運動・スポーツと栄養 1 運動時の生理的特徴とエネルギー代謝 2 運動と栄養ケア 第10章 環境と栄養 1 ストレスと栄養ケア 2 特殊環境と栄養ケア 3 災害と栄養
  • (栄養管理と生命科学シリーズ) 基礎栄養学
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    1巻3,850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  第1章では、栄養学の定義を始め、栄養学の歴史について記載されている。また基礎栄養学は、非常にとっつきにくく、難しい科目であるというのが、多く方々(学生)の一致した認識であろう。それは、基礎栄養学という物語を読み解くルール(単語や文法)を知っておかなくてはならないからである。そのルールが化学や生化学の知識である。しかし、化学全般をしっかりと学習していなければ、基礎栄養学を習得することが難しいかといえば、必ずしもそうではない。  そこで、基礎栄養学を読み解くための化学的・生化学的知識のエッセンスについて、第2章で取り上げ、その後の理解が容易になるように心がけている。  その上で、第3章では食物の摂取、食欲や生体リズムについて、第4章では消化・吸収と栄養素の体内動態について解説した。第5章から第9章までは、五大栄養素である炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミンそして無機質の栄養学的な意義について取り上げている。第10章では水と電解質、第11章ではエネルギー代謝について解説している。  これらは、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)に示されている内容に合致するように構成されている。また、各章の項目ごとに確認問題を入れ知識の定着を図るとともに、章末には関連する管理栄養士国家試験の過去問題を加えているので、この1冊を学習すれば、管理栄養士国家試験に突破できる学力を身につけることができるように配慮されている。 【著者略歴】 編著: 小林 謙一(こばやし けんいち) ノートルダム清心女子大学 教授 【目次】 はじめに 第1章 栄養の概念 1 栄養の定義 2 栄養と健康・疾患 3 遺伝形質と栄養の相互作用 第2章 基礎栄養学に必要な生化学 1 栄養素の化学構造 2 基礎栄養学における生化学反応の基礎 第3章 食物の摂取 1 空腹感と食欲 2 摂食量の調節 3 食事のリズムとタイミング 第4章 消化・吸収と栄養素の体内動態 1 消化器系の構造と機能 2 消化・吸収と栄養素の特性 3 消化過程 4 管腔内消化の調節 5 膜消化・吸収 6 栄養素別の消化・吸収 7 栄養素の体内動態 8 生物学的利用度(生物学的有効性) 第5章 炭水化物の栄養 1 概要 2 糖質の体内代謝 3 血糖とその調節 4 エネルギー源としての作用 5 他の栄養素との関係 6 食物繊維・難消化性糖質 第6章 たんぱく質の栄養 1 たんぱく質の栄養 第7章 脂質の栄養 1 脂質の種類と働き 2 脂質の体内代謝 3 コレステロール代謝の調節 4 摂取する脂質の量と質の評価 5 他の栄養素との関係 第8章 ビタミンの栄養 1 ビタミンの種類と構造 2 腸内細菌叢とビタミン 3 生体内代謝とビタミンの関係 第9章 無機質の栄養 1 無機質の種類と栄養学的機能 2 骨組織と無機質 3 無機質と生体調節機能Ⅰ 無機質と電解質 4 無機質と生体調節機能Ⅱ 無機質と酵素賦活作用 5 無機質と生体調節機能Ⅲ その他 6 その他のミネラル 第10章 水・電解質の栄養的意義 1 生体内の水 2 電解質の代謝と役割 第11章 エネルギー代謝 1 エネルギー代謝の概念 付表
  • 栄養管理と生命科学シリーズ 公衆衛生学
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    1巻3,630円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  2023(令和5年)年1月、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改訂検討会によって、新たなガイドラインが示された。今回の改定は、超高齢社会であるわが国の人口構成が、今後2040(令和22)年の老齢人口割合で35%に達することを考慮し、その時代を見据えた多業種連携に必要な知識および技能や法改正に伴う適切かつ効果的な栄養管理の能力を修得した管理栄養士の養成を目的とするものである。  本書は、今回の新たな出題基準に準拠させ、出題基準の大・中・小項目の内容を含む構成となるように配慮している。また、各項目の重要事項に焦点を合わせた例題を適時加えることで、内容の理解と知識の定着を図っている。さらに章末には、関連する国家試験レベルの問題を掲載し、各章ごとの学修到達度を各自が判断できるように配置した。 【著者略歴】 編著:網中 雅仁 くらしき作陽大学 食文化学部栄養学科 教授 【目次】 第1章 社会と健康  1 健康の概念  2 公衆衛生の概念  3 社会活動の公正と健康格差の是正 第2章 環境と健康  1 生態系と人々の生活  2 環境汚染と健康影響  3 環境衛生 第3章 健康、疾病、行動に関わる統計資料/57  1 保健統計  2 人口静態統計  3 人口動態統計  4 生命表  5 傷病統計 第4章 健康状態・疾病の測定と評価   1 疫学の概念と指標  2 疫学の方法  3 バイアス、交絡の制御と因果関係  4 スクリーニング  5 根拠(エビデンス)に基づいた医療及び保健対策  6 疫学研究と倫理 第5章 生活習慣(ライフスタイル)の現状と対策  1 健康に関連する行動と社会  2 身体活動、運動  3 喫煙行動  4 飲酒行動  5 睡眠、休養、ストレス  6 歯科保健行動 第6章 主要疾患の疫学と予防対策  1 がん(Cancer)  2 循環器疾患  3 代謝疾患  4 骨・関節疾患  5 感染症  6 精神疾患  7 その他の疾患  8 自殺、不慮の事故、虐待、暴力 第7章 保健・医療・福祉の制度  1 社会保障の概念  2 保健・医療・福祉における行政のしくみ  3 医療制度  4 福祉制度  5 地域保健  6 母子保健  7 成人保健  8 高齢者保健・介護  9 産業保健  10 学校保健  11 国際保健
  • (栄養管理と生命科学シリーズ) 食品衛生学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  今日、食の安全を揺るがすような問題が数多く起きている。具体的な被害が生じた事件、それには至らないまでも、ないがしろにするなら将来禍根を残すことが予想される性質の事件などが、現実の社会で生じている。それにともない、食の安全に対する関心も高まっている。食の安全や安心に対する考え方では的を得ているものもあるが、科学的根拠の希薄な内容のものも数多く見受けられる。  このような状況の下で、食の安全を守るための科学・技術から制度や法律にいたるまでの内容を一冊の書物として提示しようとする試みが本書である。本書では、食の安全に関連する基本的な知識を、最新の知見と資料を盛込みながら、できるだけ分かりやすくかつ正確に伝えることを目標とした。そのために、食品衛生のさらに細分化された各分野の専門家が執筆にあたり、必要と思われる内容を過不足なく網羅することを目指した。また、本書は、管理栄養士課程に在学し、管理栄養士の国家試験に合格することを目標にしている方々を読者の中核に想定している。  もちろん本書は、管理栄養士国家試験の合格のハウツー本でなくバランスの良い食品衛生の教科書を目指して執筆された。その意味では、現在栄養士・管理栄養士として活躍されている方をはじめとして食に関わる実務や職業に従事している方々にも参考にしていただけるのではないかと考えている。 【著者略歴】 編著: 後藤 政幸(ごとう まさゆき) 和洋女子大学 名誉教授 熊田 薫(くまだ かおる) 茨城キリスト教大学 生活科学部 教授 熊谷 優子(くまがい ゆうこ) 和洋女子大学 家政学部 教授 【目次】 第1章 食品衛生の概念 1 食の安全について 2 食品衛生の定義 3 食品衛生と他の学問との関係 第2章 食品衛生と食品衛生関連法規・食品衛生行政 1 食品衛生の対象と範囲 2 食品の安全性確保に関するリスク分析 3 食品衛生関連法規 4 食品衛生行政の役割と組織 5 食品衛生監視員と食品衛生管理者 6 食中毒対策 7 輸入食品の安全確保対策 8 食品を取り巻く新たな課題と取り組み                    第3章 微生物学の基礎 1 微生物とは   2 細菌 3 真菌 4 ウイルス 5 プリオン 第4章 食中毒 1 食中毒の概念 2 食中毒統計 3 細菌性食中毒 4 ウイルス性食中毒 5 自然毒食中毒 6 食物アレルギー 7 マスターテーブル法 第5章 食品媒介感染症 1 感染症とは 2 感染症予防法における食品媒介感染症 3 主な消化器系感染症 4 食品や水から感染する寄生虫症 5 動物由来感染症 第6章 有害物質による食品汚染 1 マイコトキシン 2 化学物質 3 食品成分の変化により生じる有害物質 4 有害元素 5 異物 6 放射性物質 7 トランス脂肪酸 第7章 食品の変質と防止 1 食品の変質 第8章 食品添加物 1 食品添加物の概要 2 食品添加物の分類 3 食品添加物の指定制度 4 安全性評価 5 規格・基準 6 食品添加物の一日摂取量調査 7 主な食品添加物の種類と用途 第9章 食品の器具と容器・包装 1 器具と容器・包装の概要 2 食品包装の技術 3 素材と環境汚染 第10章 食品衛生管理  1 HACCP システムについて 2 日本におけるHACCPの制度化 3 食品工場における一般的衛生管理事項 4 家庭における衛生管理 5 HACCP を取り入れた国際規格 6 農業生産工程管理(GAP) 第11章 遺伝子組換え食品(GMO) 1 遺伝子組換え食品 直前対策文章問題 付 録 索 引
  • 栄養管理と生命科学シリーズ  食品衛生学 第2版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  令和6年4月、食品衛生学の中核である食品衛生基準行政が厚生労働省から消費者庁に移管されることになった。この移管による食品衛生に関する法と行政に係る事項の変更点を取り入れ、先駆けて執筆されたのが本書である。  管理栄養士課程に在学し管理栄養士国家試験合格を目標にしている方々はもちろん、合格のためのハウツー本ではなくバランスの良い食品衛生の教科書として、栄養士・管理栄養士として活躍されている方や食に関わる実務や職業に従事している方にも参考にしていただける内容となっている。  随所に配置した本文理解の確認のための例題に加え、過去問を中心にした章末問題や復習のための「直前対策文章問題」も設けた。 【著者略歴】 編著:後藤 政幸(ごとう まさゆき) 和洋女子大学 名誉教授 編著:熊田 薫(くまだ かおる) 茨城キリスト教大学 生活科学部 教授 編著:熊谷 優子(くまがい ゆうこ) 和洋女子大学 家政学部 教授 【目次】 第1章 食品衛生の概念  1 食の安全について  2 食品衛生の定義  3 食品衛生と他の学問との関係 第2章 食品衛生と食品衛生関連法規・食品衛生行政  1 食品衛生の対象と範囲  2 食品の安全性確保に関するリスク分析  3 食品衛生関連法規  4 食品衛生行政の役割と組織  5 食品衛生監視員と食品衛生管理者  6 食中毒対策  7 輸入食品の安全確保対策  8 食品を取り巻く新たな課題と取り組み  章末問題 第3章 微生物学の基礎  1 微生物とは    2 細菌  3 真菌  4 ウイルス  5 プリオン  章末問題 第4章 食中毒  1 食中毒の概念  2 食中毒統計  3 細菌性食中毒  4 ウイルス性食中毒  5 自然毒食中毒  6 食物アレルギー  7 マスターテーブル法  章末問題 第5章 食品媒介感染症  1 感染症とは  2 感染症法における食品媒介感染症  3 主な消化器系感染症  4 食品や水から感染する寄生虫症  5 動物由来感染症  章末問題 第6章 有害物質による食品汚染  1 マイコトキシン  2 化学物質  3 食品成分の変化により生じる有害物質  4 有害元素  5 異物  6 放射性物質  7 トランス脂肪酸  章末問題 第7章 食品の変質と防止  1 食品の変質  章末問題 第8章 食品添加物  1 食品添加物の概要  2 食品添加物の分類  3 食品添加物の指定制度  4 安全性評価  5 規格・基準  6 食品添加物の一日摂取量調査  7 主な食品添加物の種類と用途  章末問題 第9章 食品用器具・容器包装  1 器具・容器包装の概要  2 食品包装の技術  3 素材と環境汚染  4 器具・容器包装のポジティブリスト制度  5 容器包装の表示  章末問題 第10章 食品衛生管理   1 HACCP システムについて  2 日本におけるHACCPの制度化  3 食品工場における一般的衛生管理事項  4 家庭における衛生管理  5 HACCP を取り入れた国際規格  6 農業生産工程管理(GAP)  章末問題 第11章 遺伝子組換え食品(GMO)  1 遺伝子組換え食品 直前対策文章問題 付録  1 食品安全基本法(抜粋)  2 食品衛生法(抜粋)   Ⅰ.食品   Ⅱ.乳・乳製品   Ⅲ.食品添加物(抜粋) 索引
  • (栄養管理と生命科学シリーズ) 食品学総論
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    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書「食品学総論」は、食品学の全体像を把握しながら、各種の食品成分の化学、機能と食に関する文化、さらには規格、機能表示など行政に関することも学ぶことが出来る。それにより、基礎的な知識に加え、応用、実践的な学習の習得も可能となる。本書の作成にあたり基礎から応用まで、深くかつわかりやすく説明するよう心掛けた。  本書の第一章は、食文化からはじまり、フードマイレージの低減など食糧と環境問題について述べた。第二章では、野菜など植物性食品や肉など動物性食品、嗜好飲料など各食品の分類と成分について解説した。第三章は、最新の食品成分表(八訂)について述べた。第四章は五大栄養素を中心に各成分の化学、第五章は色・味・香気成分などの嗜好成分の化学について説明した。第六章は、食品成分の褐変、酸化など食品の保存中の変化について説明した。第七章は、食品の機能、第八章は健康・栄養食品の表示制度や規格基準について解説した。  このように食品学を総合的に網羅した内容で構成した。さらに本書の特徴として、各章の節ごとに例題問題を、また章末に各章の内容に関する管理栄養士の国家試験の過去問題と解説を掲載した。これらを解くことにより、知識を確認し、固着できるよう工夫されている。そして管理栄養士を目指す学生の教科書として国家試験にも対応できる学力を身につけることができるよう配慮してある。管理栄養士・栄養士を目指す学生にとって最適の書である。 【著者略歴】 編著: 江頭 祐嘉合 千葉大学大学院園芸学研究院 教授 著: 森 紀之 同志社女子大学生活科学部食物栄養科学科 准教授 小林 謙一 ノートルダム清心女子大学人間生活学部食品栄養学科 教授 川上 美智子 茨城キリスト教大学名誉教授 小木曽 加奈 長野県立大学健康発達学部食健康学科 准教授 郡山 貴子 東洋大学食環境科学部健康栄養学科 講師 細谷 孝博 東洋大学食環境科学部健康栄養学科 准教授 大桑(林) 浩孝 くらしき作陽大学食文化学部栄養学科 講師 【目次】 第1章 人間と食品(食べ物) 1 食文化と食生活 2 食生活と健康 3 食料と環境問題 第2章 食品の分類と食品の成分 1 分類の種類 2 植物性食品の分類と成分 3 動物性食品の分類と成分 4 油脂、調味料及び香辛料類、嗜好飲料類の分類と成分 5 微生物利用食品   第3章 日本食品標準成分表2020年版(八訂)解説 1 日本食品標準成分表2020年版(八訂) 2 日本食品標準成分表2020年版(八訂)アミノ酸成分表編 3 日本食品標準成分表2020年版(八訂)脂肪酸成分表編 4 日本食品標準成分表 2020年版(八訂) 炭水化物成分表 編 第4章 食品の栄養成分の化学 1 水分 2 炭水化物 3 たんぱく質 4 脂質 5 ビタミン/ 6 無機質 第5章 食品の嗜好成分と物性 1 色 2 味 3 香気成分 4 食品のテクスチャー 第6章 食品成分の変化と栄養 1 炭水化物の変化 2 たんぱく質の変化 3 食品成分間の相互作用 4 酸化 5 褐変 6 酵素反応による食品成分の変化 第7章 食品の機能 1 食品の3つの機能 2 食品の一次機能 3 食品の二次機能と嗜好成分の三次機能 4 食品の三次機能   第8章 健康・栄養食品の制度 1 健康・栄養食品  2 健康・栄養食品の表示制度 3 食品の規格基準
  • 改訂新版 読んで学ぶ交通工学・交通計画
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書は、これから「交通工学」や「交通計画」を専門的に学ぼうとする学生に、「身近な交通」からの橋渡しをすることを目指して書かれました。ここで書いてあることを「読んで学んで」頂ければ、講義で学ぶことの意味や意義が理解できるように、入門的な内容をさらにかみ砕いて記述したつもりです。  また、現今、交通分野が大きな変革を遂げつつあり、ICTの急激な進展に伴い、ビッグデータの活用など、交通調査の内容や手法がすでに大きく変貌しました。そのことはまた、交通計画自体の変革ももたらしています。交通工学の分野においても、平面交差点の計画設計手法や生活道路対策など、著しい進展が見られた分野がいくつも存在します。さらに、歩行者や自転車の扱いをはじめとする、「人中心」のみちづくりの方向性が完全に定着するに至っています。  今回の改訂ではこれらを踏まえ、執筆陣に新たに若手に加わってもらい、世の中の動きに敏感に対応するように努めたつもりです。できるだけ多くの方にお読みいただき、ご批判を仰ぎたく思う次第です。 【著者紹介】 編:久保田 尚(くぼた ひさし) 1958年横浜市生まれ。1988年東京大学大学院工学系研究科都市工学博士課程修了。工学博士。同年より埼玉大学助手。同専任講師,助教授を経て,2005年4月より埼玉大学教授。専門は地区交通計画,都市交通計画。 編:大口 敬(おおぐち たかし) 1964年三鷹市生まれ。1993年東京大学工学部土木工学科博士課程修了。博士(工学)。同年より株式会社日産自動車交通研究所勤務。1995年東京都立大学講師,助教授,首都大学東京(大学改組)准教授,教授を経て,2011年4月より東京大学教授。専門は道路工学・交通工学。 編:髙橋 勝美(たかはし かつみ) 1968年石巻市生まれ。1993年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了。同年より㈶計量計画研究所研究員。2011年同研究部次長。2012年より仙台市役所勤務。2007年から2013年まで東京大学まちづくり大学院特別講師。2009年東京大学工学部非常勤講師。技術士(総合技術監理部門,建設部門)。専門は都市交通計画。 【目次】 1章 序章  1.1 交通工学・交通計画の役割と本書の狙い  1.2 わが国の交通 2章 交通の流れを円滑にする  2.1 交通現象の捉え方  2.2 交通渋滞  2.3 道路の交通容量と交通渋滞対策  2.4 平面交差点の交通容量と制御  2.5 情報通信技術と交通運用 3章 将来の交通需要を予測して計画を立てる  3.1 交通計画の策定手順  3.2 将来予測のための交通調査  3.3 交通需要予測の方法  3.4 これからの時代の交通計画 4章 将来予測に基づいて道路を計画し設計する  4.1 道路計画の基本  4.2 将来交通需要予測と道路計画プロセス  4.3 計画の決定  4.4 道路の設計  4.5 歩行者・自転車等の空間設計  4.6 都市街路の設計 5章 道路交通を安全にする  5.1 わが国の交通安全  5.2 交通リスクの捉え方  5.3 人と車の共存─生活道路の交通安全対策と地区交通計画  5.4 交通事故ゼロへ向けた取り組み 6章 まちづくりへの貢献  6.1 まちづくりと交通  6.2 交通シミュレーションと社会実験─交通まちづくりと合意形成  6.3 開発に伴う交通への影響評価と対策  6.4 歩行者・自転車を重視した交通体系  6.5 中心市街地の総合的な交通まちづくり  6.6 都市の構造と都市交通計画
  • 改訂版 初級中級土木職員 公務員採用試験問題と解説
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書は2017年に発行されて好評を博した初版の改訂版である。 土木技術系の公務員を目指す受験生が独学で学習できるよう、最新の出題問題を取り入れ重要問題を精選した。  前編では土木工学(土木基礎力学、水理学、土質力学、測量、土木施工、土木構造設計、社会基盤工学)及び情報技術基礎、数学、物理を章ごとにまとめて解説した。  後編では東京都職員Ⅲ類「土木」の採用試験問題を分野ごとに解説して、新たに問題を加え解答を記述している。 【著者略歴】 編:土木職採用試験問題研究会 【目次】 1章 土木基礎力学 2章 水理学 3章 土質力学 4章 測量 5章 土木施工 6章 土木構造設計 7章 社会基盤工学 8章 情報技術基礎 9章 数学 10章 物理 東京都土木職員Ⅲ類問題
  • 改訂版 わかる土質力学220問
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    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  構造物を建設する場合や災害から構造物を守る場合には、地盤に関する様々な知識が必要である。この分野の学問を総称して地盤工学と呼ぶが、その基本となっているのが土質力学である。本書は大学で土質力学を学ぶ際に利用する演習書として作成したものである。  土質力学に限らないが、大学で専門科目を学ぶ場合、講義を受け教科書を読んだだけではなかなか理解できない。演習問題を数多く解いてみて、やっと理解できることが多い。考えてみると、我々は小学生の頃から演習問題を数多く解きながら勉強してきている。大学でも同じである。  土質力学の演習書は過去にいくつか出版されてきている。筆者達もそれらをもとに勉強をしてきた。このように既にいくつか演習書はある中、学生諸君向けの演習書を目指してあえて本書を作成してみた。なお、本書は、 2003年の初版以降の学問の進展に応じて見直しを行った改訂版である。 【著者略歴】 安田 進:東京電機大学名誉教授 片田 敏行:東京都市大学名誉教授 後藤 聡:山梨大学准教授 【目次】 第1章 土の基本的性質 第2章 土の中の水 第3章 土の密圧 第4章 土のせん断強さ 第5章 土圧 第6章 地盤の弾性沈下と支持力 第7章 斜面の安定 第8章 調査・構造物の設計・施工・維持管理を行うために必要な知識 第9章 総合問題
  • 改訂 防災工学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  地球の温暖化に伴って異常気象が発生し、世界的に自然災害が多発するようになっている。わが国でも、豪雨の頻発化、災害の激甚化が顕著となり、年間100名を超える犠牲者が発生している。これまでの観測記録に基づいた防災・減災対策が適用できなくなっている現状を鑑みて、犠牲者を減らすために、住民の早期避難を促す工夫が行われてきた。例えば、洪水ハザードマップは想定最大規模の降雨を対象とし、キキクルをはじめとする自主避難を促す防災情報が創出され、インターネットを介して個人が防災気象情報を入手できる環境が整ってきた。これに伴って避難情報の変更が行われ、被災者に対してはより細やかな個人補償・支援が行われるように、災害対策基本法が改正されている。  本著は、防災に関わるハード対策とソフト施策(法制度)をバランスよくまとめた唯一の教科書であると自負している。2021年に避難情報が変更され、1961年以来使われていた避難勧告が廃止されたのを機に、初版出版時から変更されたソフト施策(法制度)を中心に、最新の内容に更新し、本著の改訂を行うこととした。本著が、大学の防災の授業のみならず、技術者、行政職員や一般市民の防災教育・啓発に広く活用され、実用に供することを切に希望する。 【著者紹介】 鈴木 猛康(すずき たけやす) 山梨大学工学部土木環境工学科教授 上石 勲(かみいし いさお) 防災科学技術研究所雪氷防災研究センターセンター長 橋本 隆雄(はしもと たかお) 国士舘大学理工学部理工学科教授 山本 吉道(やまもと よしみち) 東海大学工学部土木工学科教授 【目次】 第1章 災害多発国-日本 1.1 はじめに 1.2 プレート活動と地震、火山活動 1.3 日本列島と地質 1.4 誘因と素因 1.5 災害対策の4段階 第2章 防災工学を学ぶための基礎知識 2.1 はじめに 2.2 地震学、地震工学の基礎知識 2.3 災害に関わる気象の基礎知識 2.4 地形学、地質学に関する基礎知識 第3章 地震災害 3.1 はじめに 3.2 地震被害 3.3 表層地盤と地震被害 福井地震 3.4 1964年新潟地震と液状化 3.5 地震動と緊急地震速報 3.6 被害想定と地震防災 3.7 地震対策(ハード対策) 3.8 地震対策(ソフト施策) 3.9 技術者の役割 第4章 洪水害 4.1 はじめに 4.2 河川氾濫と地形 4.3 氾濫 4.4 堤防の設計の考え方 4.5 避難の現状と水防対策 4.6 過去の水害と法制度 4.7 山地河川の災害(2017年九州北部豪雨災害) 4.8 技術者の役割 第5章 土砂災害・火山災害 5.1 はじめに 5.2 土砂災害の種類 5.3 土砂災害防止法と警戒避難 5.4 土砂災害警戒区域指定と警戒避難体制 5.5 土砂災害警戒情報 5.6 土砂災害の例 5.7 土砂災害防止対策(ハード対策)の例 5.8 火山災害 5.9 技術者の役割 第6章 雪害と減災 6.1 過去の大雪災害と最近の雪害の傾向 6.2 降雪 6.3 積雪の性質と雪害 6.4 雪害とその対策 6.5 防災対策(ハード対策)と減災対策(ソフト対策) 6.6 行政機関による災害対応の概要 6.7 技術者の役割 第7章 海岸災害 7.1 海岸災害の事例 7.2 高波災害 7.3 高潮災害 7.4 津波災害 7.5 海岸法と海岸防災 第8章 宅地防災 8.1 はじめに 8.2 宅地防災に関する法的基準 8.3 宅地耐震設計 8.4 宅地擁壁 8.5 液状化 8.6 大規模盛土 8.7 注意すべき造成・開発 8.8 技術者の役割 第9章 ソフト防災対策 9.1 はじめに 9.2 災害情報 9.3 法制度 9.4 ICTと防災 索引
  • 河川工学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 本書は河川マニアの6人で執筆している。 土木技術者または環境技術者を志しているにも関わらず川に関心が無い。これはゆゆしきことである。 この問題に数年前に気づいた。レジャーで多くの人が海や山に行くが,川に行くことは少ない。 もっと川を身近に感じてもらいたい。もっと川を知ってもらいたい。もっと川を語ってもらいたい。 この強い思いが本書の執筆の動機である。 そのため,一般的な河川工学の教科書と少し違う。河川工学入門の手引書のような位置づけである。 興味を持ってもらえるように文より写真や図面を豊富にするように心がけた。 本書で読んだもの,見たものは,ぜひ,実際に川に足を運んで見て欲しい。 この本が河川に行くきっかけになれば幸いである。 【著者紹介】 編著:風間 聡(かざま そう) 東北大学大学院工学研究科 教授 著:峠 嘉哉(とうげ よしや) 東北大学大学院工学研究科 助教 著:渡辺 一也(わたなべ かずや) 秋田大学大学院理工学研究科 准教授 著:小森 大輔(こもり だいすけ) 東北大学大学院工学研究科 准教授 著:横尾 善之(よこお よしゆき) 福島大学理工学群共生システム理工学類 准教授 著:糠澤 桂(ぬかざわ けい) 宮崎大学工学部 助教 【目次】 第1章 河川について 第2章 河川の水理 2.1 降水 2.2 水理学の基礎 2.3 開水 2.4 地下水 2.5 数値解析法 2.6 計測手法 第3章 土砂の水理 3.1 はじめに 3.2 河床材料 3.3 砂の運動と移動 3.4 掃流砂 3.5 浮遊砂 3.6 ウォッシュロード 3.7 土砂の拡散 3.8 河床変動計算 3.9 河川地形 3.10 治山と砂防 3.11 砂州と河口 第4章 治水 4.1 はじめに 4.2 主な治水工法 4.3 近代における水害の歴史  4.4 水害に対する河川計画 4.5 水防と治水 第5章 河川工作物  5.1 河川工作物 5.2 堤防 5.3 護岸、護床 5.4 水制 5.5 堰とダム 5.6 水門 5.7 魚道 5.8 その他の工作物 第6章 利水 6.1 河川水の利用 6.2 ダムと堰 第7章 河川環境 7.1 はじめに 7.2 河川の水質 7.3 河川の生態系 7.4 私たちの暮らしと河川環境 7.5 河川環境評価 第8章 親水 8.1 親水とは 8.2 親水整備 8.3 親水の問題 8.4 親水の評価
  • 看護学専門分野教科書シリーズ 精神看護学援助論
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 姉妹書の「精神看護学概論」とあわせて看護師国家試験出題基準の全項目の解説が完結する構成となっており、「精神看護学概論」は看護学を学ぶにあたっての基礎的な領域の解説、「精神看護学援助論」は看護の実務的な領域の解説となっている。 国家試験対策を視野に入れながら、精神看護学を初めて学ぶ学生を主な対象とし、章立ても看護師国家試験出題基準に沿って構成されている。精神看護学に関連する基本的な知識を出来るだけ分かりやすくかつ正確に伝えることを目標とした。また、本文の理解を確認するために看護師国家試験の過去問を中心にした問題を章末に掲載し、解説にはその問題に関連する本文の記載頁を明記した。さらに、精神看護学を少しでも身近なものとして感じて貰えるように、実際の場面を想定したモデルケースを随所に配し、最新の知見と資料も適宜盛り込んでいる。 【著者略歴】 編著:小俣 直人(おまた なおと) 福井医療大学 保健医療学部 看護学科 教授 編著:近田 真美子(こんだ まみこ) 福井医療大学 保健医療学部 看護学科 教授 編著:北川 明(きたがわ あきら) 順天堂大学 保健看護学部 精神看護学領域 教授 【目次】 第1章 精神疾患の理解 1 脳の仕組みと精神機能 2 精神機能の障害 3 精神疾患の診断基準 第2章 精伸疾患の診断と治療 1 問診 2 主な精神疾患・障害の特徴と看護 3 心理・社会的療法 4 修正型電気けいれん療法 5 多職種連携と看護の役割 章末問題 第3章 精神障がいをもつ人への看護 1 精神を病むことと生きること 2 援助関係の構築 3 セルフケアへの援助 4 安全管理〈セーフティマネジメント〉 第4章 精神看護の展開 1 リエゾン精神看護 2 災害時の精神保健 第5章 自立への支援 1 精神障害者が地域で暮らすということ 2 精神保健医療福祉に関する社会資源の活用と調整 3 社会資源の活用とケアマネジメント
  • 看護学専門分野教科書シリーズ 精神看護学概論
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 姉妹書の「精神看護学援助論」とあわせて看護師国家試験出題基準の全項目の解説が完結する構成となっており、「精神看護学概論」は看護学を学ぶにあたっての基礎的な領域の解説、「精神看護学援助論」は看護の実務的な領域の解説となっている。 国家試験対策を視野に入れながら、精神看護学を初めて学ぶ学生を主な対象とし、章立ても看護師国家試験出題基準に沿って構成されている。精神看護学に関連する基本的な知識を出来るだけ分かりやすくかつ正確に伝えることを目標とした。また、本文の理解を確認するために看護師国家試験の過去問を中心にした問題を章末に掲載し、解説にはその問題に関連する本文の記載頁を明記した。さらに、精神看護学を少しでも身近なものとして感じて貰えるように、実際の場面を想定したモデルケースを随所に配し、最新の知見と資料も適宜盛り込んでいる。 【著者略歴】 編著:小俣 直人(おまた なおと) 福井医療大学 保健医療学部 看護学科 教授 編著:近田 真美子(こんだ まみこ) 福井医療大学 保健医療学部 看護学科 教授 編著:北川 明(きたがわ あきら) 順天堂大学 保健看護学部 精神看護学領域 教授 【目次】 第1章 精神看護で学ぶこと 1 精神看護学の位置づけ 2 精神の健康の概念 3 精神障害の一次予防・二次予防・三次予防 4 精神看護とその役割 章末問題 第2章 こころの働き 1 心の機能と発達 2 対象関係論 3 愛着理論 章末問題 第3章 こころの健康と危機 1 生きる力と強さ 2 危機〈クライシス〉 章末問題 第4章 こころの問題への対応 1 精神の健康とマネジメント 2 家族への看護 3 人間と集団 4 地域における精神保健と精神看護 5 世界的な課題として精神保健と看護 6 精神の健康に関する普及啓発 7 社会復帰・社会参加への支援 章末問題 第5章 精神保健医療福祉の歴史と法制度 1 精神保健医療福祉の変遷と看護 2 患者の権利擁護〈アドヴォカシー〉 3 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉の運用 4 精神保健医療福祉に関連するその他の法制度等 章末問題
  • (看護学専門分野教科書シリーズ) 成人がん看護学
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    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、おもに看護基礎教育を受けている学生のために編集した。がんの発生と疫学に始まり、がん治療、診断期における意思決定、がん性疼痛と緩和ケア、臓器別がん、地域在宅ケア、家族支援という章立てで、がん看護のエッセンスを凝集した。執筆は、看護基礎教育において成人看護学を担当している教員、臨床に精通し正にがん看護領域で活躍しているがん看護専門看護師の方々に依頼した。特に、第4章では、国家試験問題に多く出題されているがん性疼痛緩和に関する内容について、WHO「がん疼痛治療ガイドライン」改訂(2018)、日本緩和医療学会編「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン 2020 年版」を踏まえて記述してる。また、各章の終わりに実力の養成ができるように、過去の国家試験問題を掲載している。成人領域のがん看護について基本を学び、すぐに国家試験対策に繋げて理解できるようにした。 【著者略歴】 編著:安藤 詳子(あんどう しょうこ) 一宮研伸大学看護学部 教授 【目次】 第1章 がんの発生と疫学 1 がんの発生 2 がんの疫学 第2章 がん治療と看護 1 手術療法 2 がん薬物療法 3 放射線療法 第3章 がんの診断から治療プロセスへ 1 がんの告知とインフォームド・コンセント 2 がん告知後の意思決定支援 第4章 がん性疼痛と緩和ケア 1 緩和ケア 2 がん性疼痛 3 がん性疼痛に対する治療の基本 4 オピオイドの副作用と対策 5 鎮痛補助薬 6 非薬物療法 第5章 臓器別がんと看護の特徴 1 咽頭がん 2 肺がん 3 乳がん 4 食道がん 5 胃がん 6 大腸がん 7 肝がん 8 膵がん 9 子宮がん・卵巣がん 10 前立腺がん 11 白血病  12 脳腫瘍 第6章 がん医療政策と地域在宅医療 1 がん医療政策のあゆみ 2 在宅療養がん患者と家族に対する支援 3 在宅療養がん患者と家族を支える医療システム 第7章 終末期がん患者の家族に対する支援 1 死別という喪失に対する悲嘆 2 がん患者の家族に対する“死別と喪失”に向けた準備に関する支援 3 死別の悲しみから生きる力へ
  • (管理栄養士養成課程栄養管理と生命科学シリーズ) 給食経営と管理の科学―記入式ノートつき―
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    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 本書の執筆・編集にあたっては、管理栄養士免許取得を目指す学生の皆さんの国家試験対策として万全を期すと同時に、管理栄養士として具備すべき知識の習得や専門的実践能力(コンピテンシー)の育成にも配慮した内容・構成を基本とした。また、学生の皆さんの理解を導く上で、解説はできるだけ短文かつ平易にし、イメージを掴みやすくするため、図や具体例をなるべく多く盛り込んだ。14名の執筆者の工夫により、管理栄養士教育に求められる給食経営管理の内容が、実務上の重要エッセンスを含め十二分に網羅されたと思われる。  本書での学習を通して、学生の皆さんが給食経営管理業務の魅力を理解し、国家試験の合格は勿論、その分野で活躍する多くの人材が育ってくれることを願っている。 【著者略歴】 編著: 井川 聡子 茨城キリスト教大学 名誉教授 松月 弘恵 日本女子大学家政学部 教授 著: 浅山 清治 石井香代子 福山大学生命工学部 教授 岡村 吉隆 千里金蘭大学生活科学部 教授 神戸美恵子 桐生大学医療保健学部 教授 金高 有里 札幌保健医療大学保健医療学部 准教授 小山 洋子 ノートルダム清心女子大学人間生活学部 准教授 角谷  勲 相愛大学人間発達学部 教授 田淵真愉美 岡山県立大学保健福祉学部 准教授 樽井 雅彦 摂南大学農学部 教授 福本 恭子 兵庫大学健康科学部 准教授 堀内 理恵 武庫川女子大学生活環境学部 准教授 和田 早苗 【目次】 第1章 給食の概念  1 給食の概要  2 給食システム  3 給食を提供する施設と関連法規 第2章 給食経営管理の概念  1 経営管理の概要  2 給食とマーケティング  3 給食経営と組織  4 給食経営管理の評価 第3章 栄養・食事管理  1 栄養・食事管理の概要  2 栄養・食事アセスメント  3 栄養・食事計画  4 栄養・食事計画の実施 第4章 給食の品質  1 給食の品質の標準化 第5章 給食の生産  1 原価  2 食材  3 生産(調理と提供) 第6章 給食の安全・衛生  1 安全・衛生管理の概要  2 給食の安全・衛生の実際  3 事故・災害時対策 第7章 施設・設備管理  1 生産(調理)施設・設備設計  2 食事環境の設計と設備 第8章 給食の人事・事務  1 人事・労務管理  2 事務管理  3 給食経営おけるIT の活用 第9章 施設別給食経営管理  1 病院  2 高齢者・介護保険施設  3 児童福祉施設  4 障害者福祉施設  5 学校給食  6 事業所給食  7 外食・中食・配食 参考資料 記入式ノート 第1章 給食の概念 第2章給食経営管理の概念 第3章栄養・食事管理 第4章給食の品質 第5章給食の生産(調理) 第6章給食の安全・衛生 第7章施設・設備管理 第8章給食の人事・事務 第9章施設別給食経営管理 記入式ノート解答
  • 基礎から実践 構造力学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 本書は大学課程の専門基礎授業に適した講義用テキストとしてまとめている。また、就職後も設計などの業務で参考になるように、鉄筋コンクリートや鋼構造の設計における基礎的事項などの情報を掲載しており、社会人になっても利用できるものとしている。備考欄には専門用語の説明、英訳、単位の説明、実務における計算方法の適用などの基本情報を掲載している。 【著者紹介】 編者:大垣賀津雄(ものつくり大学技能工芸学部建設学科 教授) 著者: 大山 理(大阪工業大学工学部都市デザイン工学科 教授) 石川敏之(関西大学環境都市工学部都市システム工学科 教授) 谷口 望(日本大学理工学部交通システム工学科 教授) 宮下 剛(名古屋工業大学 特任教授) 【目次】 第1章 構造力学と構造設計 1.1 はじめに 1.2 構造力学とは 1.3 建設構造設計 1.4 本書の構成 第2章 力のつり合いと支点反力 2.1 力のつり合い 2.2 構造モデルと荷重 2.3 支点反力 第3章 断面力の求め方 3.1 断面力とは 3.2 断面力の符号 3.3 断面力の計算法 第4章 トラス構造の解法 4.1 トラス構造の種類 4.2 節点法による解法 4.3 切断法による解法 第5章 応力度の計算 5.1 構造材料の力学的性質 5.2 断面諸元 5.3 部材の応力度 第6章 はりのたわみの計算 6.1 はりの微分方程式の導出 6.2 2階の微分方程式を用いる解法 6.3 4階の微分方程式を用いる解法(式(6.19)) 6.4 4階の微分方程式を用いる解法(式(6.20)) 6.5 弾性荷重法(モールの定理) 第7章 影響線 7.1 影響線の必要性 7.2 影響線、影響線図とは 7.3 影響線の利用方法 第8章 エネルギー法 8.1 仕事とひずみエネルギー 8.2 相反定理 8.3 仮想仕事の原理と単位荷重法 8.4 カスティリアノの定理と最小仕事の原理 8.5 余力法 8.6 最小仕事の原理 第9章 不静定構造物の計算 9.1 不静定次数 9.2 たわみ角法 第10章 柱と座屈 10.1 柱と座屈 10.2 短い柱 10.3 長い柱 10.4 板の座屈 第11章 鉄筋コンクリート 11.1 鉄筋コンクリート構造 11.2 曲げ応力度の計算 11.3 はりの終局強度 第12章 鋼構造 12.1 鋼構造 12.2 鋼部材の圧縮強度 12.3 鋼桁および合成桁の断面に生じる応力分布 12.4 崩壊荷重 付録 問題解答 索引
  • 基礎から学ぶ水理学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  大学において農業農村工学や土木工学の分野で水理学を学ぶ学生を対象として作成した。  高校の物理学では静水圧の性質に触れるだけであり、多くの学生は、流れを伴う水の物理的挙動について大学で初めて学習する。本書では物理学に自信を持てない学生にも全体を通じて理解が得られるような構成とし、基礎的なところからわかりやすく説明を行っている。 【著者略歴】 編著: 岡澤 宏(おかざわ ひろむ) 東京農業大学地域環境科学部 教授 中桐 貴生(なかぎり たかお) 大阪公立大学大学院農学研究科 准教授 著: 藤川 智紀(ふじかわ とものり) 東京農業大学地域環境科学部 教授 竹下 伸一(たけした しんいち) 宮崎大学農学部 准教授 長坂 貞郎(ながさか さだお) 日本大学生物資源科学部 教授 山本 忠男(やまもと ただお) 北海道大学大学院農学研究院 准教授 【目次】 はじめに 第1章 序説  1.1 水理学で用いる物理・数学の基礎知識  1.2 水の基本的性質 第2章 静水圧  2.1 静水圧の性質  2.2 パスカルの原理とその応用例  2.3 平面に作用する全水圧  2.4 曲面に作用する全水圧  2.5 浮力と浮体  2.6 浮体の安定 第3章 水の運動  3.1 水路の種類と流れ  3.2 水路の断面形状に関する基本用語  3.3 流速と流量  3.4 流れの種類  3.5 流線、流跡線、および流管  3.6 連続の式  3.7 ベルヌーイの定理  3.8 ベルヌーイの定理の応用  3.9 運動量の法則 第4章 管水路の流れ  4.1 管水路  4.2 摩擦損失水頭と平均流速公式  4.3 摩擦以外の要因による損失水頭  4.4 単線管水路  4.5 分岐・合流する管水路  4.6 管網の流量計算 第5章 開水路の流れ  5.1 開水路流れに関する基本事項  5.2 開水路流れにおける流速分布  5.3 開水路流れの平均流速公式  5.4 開水路断面の形状要素と等流計算  5.5 水理学上の最有利断面  5.6 円形断面水路の水理特性曲線  5.7 河川の流量計算  5.8 開水路の不等流  5.9 背水  5.10 開水路における摩擦以外の損失水頭 第6章 オリフィスと水門(ゲート)  6.1 小オリフィス  6.2 大オリフィス  6.3 円形オリフィス  6.4 もぐりオリフィス  6.5 オリフィスからの排水時間  6.6 水門(ゲート) 第7章 せき(堰)  7.1 せきの種類  7.2 四角せき  7.3 三角せき  7.4 広頂せきと越流ダム  7.5 もぐりせき(潜り堰)  7.6 ベンチュリーフリューム 第8章 地下水  8.1 地下水の流れ  8.2 井戸  8.3 集水暗渠
  • 球跡巡り―球史を刻んだ球場跡地を歩く―
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    【内容紹介】  日本野球機構の公式記録員として34年。一軍公式戦で現役最多となる1395試合のスコアを記した山本勉が、プロ野球の舞台となった後、時代とともに彼方へ消えた55球場を訪ねます。現役時代そこで活躍した選手のほか、審判や関係者、実際に試合を見た観客の声を収録。野球ファンの郷愁をくすぐるとともに、プロ野球史を振り返る貴重な記録にもなっています。  後半には「記録員コラム」と題して、記録員ならではの視点でプロ野球を分析。二リーグに分立した1950年に、1シーズンだけセ・リーグに存在した「幻の球団」西日本パイレーツにも焦点を当てています。 【著者略歴】 著:山本 勉 1964年生まれ。愛媛県北宇和郡津島町(現宇和島市)出身。 宇和島東高校卒業後、会社員を経て1989年からセ・リーグ公式記録員。 両リーグの統合により2010年から日本野球機構(NPB)所属となる。 1993年から一軍公式戦を担当し、現役最多の1395試合出場。 日本シリーズ出場3回、オールスターゲーム出場3回。 【目次】 ・両翼78メートル 本塁打を量産したプロ野球のメッカ【後楽園スタヂアム】 ・工場の敷地内で開催された広島県初のプロ野球【福山三菱電機球場】 ・5球団がキャンプを張った野球王国・愛媛の聖地【松山市営球場】 ・跡地に立つ中学校からノーヒッターが誕生【中津市営球場】 ・紅顔の美少年・大田垣喜夫 母校で凱旋登板【尾道西高校グラウンド】 ・西鉄黄金時代の「野武士軍団」が躍動した舞台【平和台野球場】 ・フィギュアの聖地に刻まれた「フィールド・オブ・ドリームス」【大須球場】 ・完全試合男・藤本英雄(巨人)悲願の200勝達成【和歌山県営球場】 ・水原VS三原 宿命のライバルが対峙した北の大地【苫小牧市営球場】 ・昭和の時代に勇者たちが駆けた舞台【阪急西宮スタジアム】 ・フォークボールの神様・杉下茂 神様の前でセ初の投手満塁弾【祐徳国際グラウンド】 ・高度経済成長期の下町を明るく照らした「光の球場」【東京スタジアム】 ・東北初 外国人名を冠にした野球場【大三沢リッドルスタジアム】 ・球都桐生で迎えた 戦後プロ野球の夜明け【桐生新川球場】 他、全55球場を紹介。
  • 技術者のための海岸工学
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    1巻5,280円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 本書は、初心者のための入門書と、土木学会や各政府機関が十数年間隔で最新の知識を提供している、第一線で活躍している技術者のための調査・設計解説書との間を繋ぐ、中間レベルの新しい知識を含む技術者のための教科書的な書である。最大の特徴は、付録として、波による地形変化を予測出来る数値計算モデル(①汀線変化数値予測モデル、②高波による海浜変化数値予測モデル、③津波による地形変化数値予測モデル)のプログラムとマニュアルの一式を用意したことである。 ①の数値モデルは、直線的海岸での構造物の影響を考慮した広範囲・長期間の汀線変化予測に使える。 ②の数値モデルは、遡上域も含めた不透過・透過構造物設置下での不規則波による平面二次元的海浜地形変形予測に使える。 ③の数値モデルは、陸上浸水域も含めた津波による平面二次元的地形変化予測に使える。 また、本文中には幾つかの利用価値の高い数値計算モデルの紹介とダウンロードURLも、該当テーマの節で記している。 【著者略歴】 著:山本 𠮷道(やまもと よしみち) 東海大学前教授 【目次】 第1章 波浪の統計的性質と発生機構 1.1 波浪の統計的性質 1.2 波浪の発生機構 第2章 海の波の変形と伝播 2.1 微小振幅波理論 2.2 有限振幅波理論 2.3 波の変形と伝播 2.4 波浪場の数値計算モデル 第3章 波の遡上・越波と波力 3.1 波の遡上と越波 3.2 波力 第4章 海の流れ 4.1 海浜流 4.2 吹送流 4.3 海流 4.4 潮汐流 第5章 高潮と津波 5.1 高潮 5.2 津波 第6章 海岸地形変化 6.1 海浜断面変化 6.2 漂砂 6.3 海岸地形変化予測法 6.4 海岸侵食 6.5 洗堀と吸出し 6.6 飛砂 第7章 海岸構造物と各種対策法 7.1 海岸構造物 7.2 高波対策 7.3 高潮対策 7.4 津波対策 7.5 性能設計と信頼性設計法 第8章 環境保全と波力発電 8.1 海域の水質保全 8.2 海岸漂着ごみ 8.3 波力発電の普及 終わりに 付録 数値計算モデルの解説 索引
  • ―技術の営みの教養基礎―技術の知と倫理
    5.0
    1巻2,530円 (税込)
    【内容紹介】  本書は、技術者倫理だけでなく社会人・技術者になる準備のための教科書です。そして皆さんが社会人・技術者として羽ばたいていく世界、とりわけ日本社会は、今まさに大きな曲がり角に差し掛かっています。その行く末は、私たち一人ひとりの創造的な活動と判断にかかっているでしょう。ここではまず、私たちが生きていく現在を戦後の歴史の中で確認することから始めましょう。(「はじめに」より抜粋) 【著者紹介】 比屋根 均(ひやごん ひとし) 1962年大阪生まれ。1990年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了(金属材料)。大同特殊鋼株式会社入社、主に鋼材製造部門、プラント部門、開発、品質等マネジメントシステム部門担当。2000年技術士一次試験合格、技術士補(環境部門)、(社)日本技術士会準会員B。2003年技術士二次試験合格、技術士(総合技術監理部門/衛生工学部門)(社)日本技術士会正会員。2005年(社)日本技術士会中部支部ETの会(技術者倫理研究会)創設に参加。 【目次】 はじめに 1章 ガイダンス~社会人生活への準備を始めよう~ 1.1 有意義な学生時代のために 1.2 “ミス”の重み 1.3 問題が不明確なのは誰のせい? 1.4 自分だけでできないのが技術 1.5 本書の狙いと講義の進め方 2章 技術者倫理の目的~技術者に求められる倫理とは?~ 2.1 何を“非倫理的”と感じるか? 2.2 技術の最先端は試行錯誤 2.3 技術者がしていること 3章 よりよい試行錯誤~実用的な専門知識とは?~ 3.1 試行錯誤~枚挙的帰納法 3.2 枚挙的帰納法と集団思考 3.3 技術者の専門能力 3.4 技術的逸脱とその標準化 3.5 優れた技術者の条件 4章 科学・技術の中の知識~その知識は本当に正しいか?~ 4.1 技術の誤り~事例 4.2 推論の不確かさ 4.3 知識の正しさと成立条件 4.4 科学的知識の正しさと限界 5章 技術知の戦略~不確実さとの付き合い方~ 5.1 科学の知と技術の知 5.2 間違い最少の戦略 5.3 漸進戦略~実害最少の戦略(1) 5.4 失敗・実害への対処~実害最少の戦略(2) 6章 組織における技術知と情報~情報伝達の難しさ~ 6.1 事故に繋がったミスの事例 6.2 技術と情報 6.3 組織的な技術活動 7章 安全の理論~危険なモノを扱う技術の方法論~ 7.1 深層防護の失敗とスイスチーズ・モデル 7.2 安全の理論 7.3 リスクアセスメント 7.4 安全への早期是正戦略 7.5 安全の妥当性確認~ハインリッヒの法則 8章 事実と価値~正しい判断の条件~ 8.1 説得 8.2 客観的評価を誤らせるもの 8.3 独善の落とし穴 9章 技術の専門職という立場~技術者の生きる世界~ 9.1 人間関係の中の技術者 9.2 同業者への悪影響 10 章 誠実な仕事~どこに価値の基準をおくべきか~ 10.1 誠実性~技術的良心に従う 10.2 他者との関わり 10.3 公衆優先原則 11 章 義務と同意・説明責任~人工物環境を変える行為者の責任~ 11.1 対人での倫理 11.2 同意の効力 11.3 説明責任 12 章 気持ちに寄り添う~透明性の確保、安心、技術と法~ 12.1 倫理性の諸テスト 12.2 他者の立場になって評価する難しさ 12.3 透明性 12.4 倫理と法の関係 13 章 倫理問題の解決~倫理問題の性質と構造~ 13.1 争点 13.2 倫理問題の構造 13.3 倫理問題の解決 13.4 倫理的行動の確実な実行 14 章 現代的な課題~情報倫理・環境倫理・生命倫理~ 14.1 高度科学技術社会の三つの問題領域 14.2 高度情報化社会(デジタル・ネットワーク社会)の諸問題 14.3 有限な地球にまつわる諸問題 14.4 生命倫理 15 章 技術専門知の役割~専門性の役割と限界の自覚~ 15.1 真善美と美徳・役割責任 15.2 専門家の二つの役割 15.3 リスク社会と技術者の役割 15.4 社会の中でのアクション おわりに~社会の中で生きていくこと <資料集>
  • 建築基準法 目からウロコの確認申請 2020
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    1巻5,500円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  建築基準法は昭和25年の制定以降、都市の形成や建築物に最低限必要な性能を維持するための一役を担ってきました。しかし、法体系の複雑さゆえその全容を把握するのは大変難しいと言わざるを得ません。弊社の日常業務におきましても、多くの設計者の方々から、実際の設計においてどの条文をどのように設計図に反映させればよいのか、確認申請にあたり設計図に何をどのようにどこまで明記すればよいのか、などのご相談をお受けしているのが現状です。  建築物の計画は、木造戸建住宅から超高層建築物まで、その用途、規模又は構造において様々なものがあり、また、敷地の形状や周辺状況についても一様ではありません。このような、一つとして同じものが無い建築物の計画に対して、法令は一律に適用され、設計にあたっては、個々の計画に応じた法令のきめ細かい理解が求められます。設計者の方々にとって、日頃からこれらの多くの法律とその改正内容を、常に広範囲にわたって理解しておくことには困難がつきまといます。  こうした背景から本書は、平成15年に発刊して以来三度にわたり改訂してまいりましたが、平成27年の改訂以来多くの法改正が為されたことを受け、今般四度目の改訂を実施いたしました。弊社の全国各地での豊富な審査経験、技術力、情報力を結集した本書により、建築基準法全般に対する理解を深めていただき、皆様の業務の円滑化が図られることを願ってやみません。(「改訂版の刊行にあたって」より抜粋) 【著者略歴】 編著:日本ERI 【目次】 第1章 法の目的、用語の定義等  第1節 法の目的等  第2節 用語の定義、面積・高さ等の算定方法 第2章 手続関係規定  第1節 建築主事、指定確認検査機関、指定構造計算適合性判定機関および特定行政庁  第2節 建築に係る法令とその手続  第3節 確認申請等  第4節 中間検査・完了検査  第5節 仮使用の認定の申請  第6節 その他の手続 第3章 単体規定  第1節 一般規定  第2節 防火規定  第3節 避難規定等  第4節 構造規定  第5節 建築設備 第4章 集団規定  第1節 建築物と道路の関係  第2節 建築物の用途制限  第3節 容積率および建蔽率  第4節 建築物の高さ制限  第5節 防火地域、準防火地域および法第22条指定区域  第6節 都市計画区域および準都市計画区域以外の区域内の制限 第5章 まちづくり関係の規定 第6章 既存建築物  第1節 既存の建築物に対する制限の緩和  第2節 用途変更 第7章 仮設建築物等 参考資料
  • 建築振動を学ぶ―地震から免震・制震まで―
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    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書は,建築振動を初めて学ぼうと考えている学生の皆さんや,もう一度初歩から勉強を始めようとしている建築構造にかかわる実務者の皆さんに向けて書かれたものである。建築の構造を勉強するなかで,建築振動を理解することは大変難しいという固定観念は根強く,道半ばで挫折した先輩たちが多くいる。その理由の1つとして,耐震や免震や制震についての専門書や解説書は世の中に多く出ている。しかし,建築振動論の基礎を学んで建物の揺れを理解し,耐震・免震・制震構造の原理と応用までを身につけたいと立志している初学者向けの書物が,建築構造の他の分野にくらべて少ないことが挙げられる。このようなことから,本書では,日頃の大学での授業の中で聞く学生たちの意見を反映させて,建築振動の基礎理論を丹念に説明することとした。そして,耐震・免震・制震構造や地震防災・減災にかかわる最新のトピックも含めて,できるだけわかりやすく記述するように心がけた。(「まえがき」より抜粋) 【著者紹介】 宮本 裕司(みやもと ゆうじ)(執筆者代表) 福井工業大学工学部建築土木工学科主任教授、大阪大学名誉教授(2021年) 永野 正行(ながの まさゆき) 東京理科大学理工学部建築学科教授(2008年) 藤谷 秀雄(ふじたに ひでお) 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻教授(2007年) 吉村 智昭(よしむら ちあき) 大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻・建築工学部門准教授(2012年) 2014年逝去 【目次】 第1章 建築振動を学ぶ 1.1 地震と建物被害 1.2 建築振動と振動モデル 第2章 地震による地盤と建物の揺れ 2.1 地震による地盤の揺れ 2.2 時刻歴波形の概念 2.3 建物の応答 第3章 1質点系モデルの振動 3.1 建物のモデル化 3.2 非減衰の振動方程式 3.3 振動方程式を解く 3.4 複素関数を用いた解法 第4章 減衰を考慮した1質点系モデルの振動 4.1 減衰とは 4.2 減衰を考慮した1質点系の振動方程式 4.3 振動方程式を解く 4.4 減衰定数と振動形状 4.5 減衰振動の固有円振動数,固有振動数,固有周期 4.6 初期条件を与えた振動 4.7 減衰定数の効果 4.8 減衰による振幅の減少率 第5章 1質点系モデルの地震応答 5.1 入力地震動 5.2 地震応答時の運動方程式 5.3 直接積分法による応答計算 5.4 地震動が入力した時の応答特性 5.5 応答スペクトル 第6章 1質点系モデルの調和地動入力時の応答 6.1 調和地動 6.2 調和地動入力時の建物応答 6.3 調和地動入力時の過渡応答と最大応答値 第7章 1質点系モデルの周波数応答解析 7.1 調和振動 7.2 複素表現による建物の地震応答と伝達関数 7.3 伝達関数とその特徴 7.4 フーリエ変換とフーリエスペクトル 7.5 周波数応答解析 第8章 多質点系モデルの振動 8.1 2質点系 8.2 多質点系 8.3 ねじれ振動 第9章 免震構造・制震構造 9.1 振動制御構造の考え方 9.2 免震構造 9.3 制震構造 第10章 地盤と建物の相互作用と連成応答 10.1 地盤と建物の相互作用とは 10.2 スウェイ・ロッキングモデル 10.3 地盤ばねと地盤減衰 10.4 2層地盤の地盤ばね 10.5 地盤の影響を考慮した運動方程式 10.6 地盤の影響による建物の動特性の変化 10.7 地盤との相互作用が建物応答に与える影響 第11章 地震動の地盤増幅 11.1 必要となる地盤物性と地盤調査 11.2 地盤の運動方程式 11.3 波動を表現する式 11.4 地表面での波動の反射 11.5 地層境界での波動の透過と反射 11.6 2層地盤の地震波の増幅 11.7 地盤増幅特性 第12章 建築振動と地震防災・減災 12.1 2つの大震災と防災・減災 12.2 地震被害想定 12.3 地盤の揺れと建物被害 12.4 長周期地震動と超高層の揺れ
  • 建築の環境―基礎から学ぶ建築環境工学―
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  この本は,建築にかかわる環境の基礎を学び,これからみなさんが関わっていく建築が環境とうまく付き合っていけるようになることを願って執筆しました.皆さんが日々利用し,これからは提供していく側になっていく建築とその環境の捉え方を知ることで,実際に建築を見たり,体感したりするときに新たな体験をできるようになって欲しいと考えています.この本で学習した知識を基にして,身の回りの建築とその環境を観察し,どのようにして建築環境が調整されているのかを考えていきましょう.皆さんがより良い建築環境の創り手になることにつながれば筆者らの意図は達成されます.  本書は,建築系の大学での建築環境工学の教科書としての利用を想定して執筆しました.  本文はなるべく難しい表現は避け,各頁には本文に関わる補足説明を脚注として掲載し,すぐに参照できるようにしています.空いているスペースにメモ欄としてどんどん書き込みをしていって下さい.また,たくさんのイラストを用いることで,内容を直感的に理解でき,やわらかく建築の環境を学習していけるようにしました.しっかりと学習していただきたい内容には“ポイントくん” による指示もしています.  建築環境工学は建築の設計に活用されるものです.積極的に環境を考慮した設計事例やトピックスも掲載しています.環境に興味をもち,より深く学習していきたいと思われた皆さんには,各章末に参考となる専門書や文献の紹介をしています.本書が建築の環境を学ぶ基礎となり,専門書への橋渡しとなることを願っています. 【著者紹介】 小松 義典(こまつ よしのり) 名古屋工業大学大学院 准教授 渡邊 慎一(わたなべ しんいち) 大同大学 教授・副学長 石井 仁(いしい じん) 名城大学 教授 岡本 洋輔(おかもと ようすけ) 大同大学 准教授 石松 丈佳(いしまつ たけよし) 名古屋工業大学大学院 教授 【目次】 はじめに 1章 パッシブデザイン 1.1 建築と環境 1.2 パッシブデザインとアクティブデザイン 1.3 建築のエンベロープ 1.4 環境を理解する 1.5 環境とデザイン 建築家に聞く,環境と建築デザイン 演習問題 2章 熱環境 2.1 熱の基礎 2.2 熱と建築 2.3 太陽の運行と日射遮蔽 2.4 暑さ寒さと人間 トピック1 トピック 2 設計事例 演習問題 3章 空気環境 3.1 湿り空気 3.2 結露とその防止 3.3 空気質 3.4 換気・通風 設計事例 トピック 演習問題 4章 光環境 4.1 光の基礎 4.2 明視照明   4.3 昼光照明   4.4 電灯照明 4.5 光の分布と方向性 4.6 照明計画   4.7 照明計画と照明シミュレーション 照明デザイナーに聞く,光環境と照明デザイン  4.8 建築の色彩 演習問題 5章 音環境 5.1 音の基本的性質  5.2 聴覚 5.3 騒音制御   5.4 室内音響 設計事例 トピックス 演習問題 索引
  • 建築光環境工学―その基礎から応用まで―
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書は建築環境工学を学ぶ学生を対象としている。その中でも、特に光やものの見え方に関する技術・知識をまとめた。また教科書として使用する場合に備えて、15週の授業に対応できるように構成されている。さらにステップアップできるように、専門性の高い内容も盛り込んでいる。 【著者紹介】 小﨑 美希(こざき みき) お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系 助教 博士(工学) 執筆担当:第1章 原 直也(はら なおや) 関西大学環境都市工学部建築学科 教授 博士(工学) 執筆担当:第2章 望月 悦子(もちづき えつこ) 千葉工業大学創造工学部建築学科 教授 博士(工学) 執筆担当:第3章 鈴木 広隆(すずき ひろたか) 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻 准教授 博士(工学) 執筆担当:第4章 秋月 有紀(あきづき ゆうき) 富山大学人間発達科学部人間環境システム学科 教授 博士(学術)、博士(工学) 執筆担当:第5章 【目次】 第1章 光と色の基礎 1.1 光と色の特徴 1.2 光と色の表現方法 1.3 光と色の効果 第2章 光と色の測定と計算,及び視環境評価指標 2.1 光と色の測定方法 2.2 光と色の計算方法 2.3 視環境評価の要件となる視覚心理指標 第3章 昼光照明 3.1 太陽放射 3.2 太陽と地球 3.3 日照と日影 3.4 昼光光源 3.5 窓・開口部 3.6 昼光制御 第4章 人工照明 4.1 光源の歴史 4.2 人工光源の種類 4.3 照明器具の歴史 4.4 配光 4.5 照明の方式 4.6 照明の制御 4.7 照明器具の取り付け位置による分類 第5章 光と色の基準と計画 5.1 日照に関する基準 5.2 建築空間の光環境の質に関する基準 5.3 都市空間の光環境の質に関する基準と計画 5.4 色の基準と計画 5.5 建築用途別の視環境計画 5.6 光環境の可視化
  • 下水道管理技術認定試験(管路施設)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  下水道は毎日の暮らしの中で当たり前のものとなっています。その管理を行う上で必要な下水道管理技術認定資格を得るための試験で、100%の合格率を誇る企業がそのノウハウを明らかにしたのが本書です。最新の過去問題に加え、出題傾向に沿ったオリジナル問題を掲載。問題ごとの解説もついた充実の1冊。 【著者紹介】 TGS合格編集委員会 【目次】 まえがき 第1章 管路施設の基礎知識 1 総 論 2 管きょの種類と断面 3 埋設位置及び深さ 4 管きょの防護及び基礎 5 管きょの接合及び継手 6 伏越し 7 マンホール 8 ます及び取付管 9 排水設備 10 設計縦断面図計算問題 第2章 管路施設の維持管理 1 計画的維持管理の目的 2 管きょ 2-1 巡視・点検及び調査 2-2 清掃及びしゅんせつ 2-3 修繕及び改築 3 マンホール 4 ます及び取付管 5 伏越し 6 保護及び防護 7 マンホール形式ポンプ場 8 管路施設における硫化水素による腐食及び防止対策 第3章 臭気、騒音、振動の防止対策 1 臭気対策 2 騒音・振動対策 第4章 管路施設の安全管理 1 総説(安全衛生管理) 2 管理体制 3 管理方法 4 管路施設の労働安全衛生対策 5 救急措置 6 安全器具及び保護具 第5章 下水道処理施設の基礎知識 1 水処理施設 2 汚泥処理施設 第6章 工場排水の規制 1 排水規制の目的 2 事業場別の排水の特徴 3 処理対象物質が下水道に与える影響と処理方法 第7章 法規等 1 下水道法 2 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 3 道路法・道路交通法 4 水質汚濁防止法 5 環境基本法 6 騒音規制法
  • 工学生のための基礎生態学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  生態学の学問的地平は限りなく広く,また個々の研究者の専門領域は非常に狭い。本書は広領域の概論でも一領域の深掘りでもなく,ある視点から選択した学問領域に横串を通すように話題を構成した。その視点とは,持続可能社会の要件である「自然共生」である。このため,本書の著者として生態学の狭領域のスペシャリストではなく,工学を中心に,広く自然と人間社会の実質的問題に取り組む研究者を選んだ。  本書の前半では,およそ高等学校の学習指導要領に現れるような基礎学理を概説している。ただし工学系学生の興味と理解を助けるため,数理的表現なども取り入れた。後半は「生態系サービス」をキーワードとして,自然と人間社会の関係と課題を提示し,工学だけでないさまざまな課題解決へのアプローチを示している。限られた紙数で,それぞれの課題を掘り下げることはできない。本書を手掛かりに,自発的,発展的に学習をし,理解を深めてほしい。(「まえがき」より抜粋) 【著者紹介】 町村 尚(まちむら たかし) 大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 准教授 惣田 訓(そうだ さとし) 立命館大学理工学部 環境システム工学科 教授 露崎 史朗(つゆざき しろう) 北海道大学大学院地球環境科学研究院・統合環境科学部門 教授 西田 修三(にしだ しゅうぞう) 大阪大学大学院工学研究科 地球総合工学専攻 教授 大場 真(おおば まこと) 国立研究開発法人国立環境研究所 福島支部 主任研究員 岸本 亨(きしもと とおる) つくば国際大学医療保健学部 教授 齊藤 修(さいとう おさむ) 国際連合大学 サステイナビリティ高等研究所 学術研究官 吉田 謙太郎(よしだ けんたろう) 長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科 環境科学領域 教授 林 希一郎(はやし きいちろう) 名古屋大学未来材料・システム研究所 教授 Philip Gibbons(フィリップ ギボンズ) Associate Professor,Fenner School of Environment and Society,The Australian National University 松井 孝典(まつい たかのり) 大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 助教 【目次】 まえがき 第1章 生物と地球の共進化とバイオーム 第2章 生物生産と食物連鎖 第3章 生態系物質循環 第4章 個体群と群集 第5章 生態系のダイナミクス 第6章 河川流域と沿岸海域の生態系 第7章 生態系情報学 第8章 生態系と人間社会の軋轢 第9章 生態系と生物多様性のアセスメント 第10章 気候変動と生態系 第11章 生物資源 第12章 生態系サービスの意義・現状・将来 第13章 生態系サービスの経済評価 第14章 生物多様性オフセットとバンキング 第15章 人類生態学
  • 公衆栄養学 (栄養管理と生命科学シリーズ)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書では次のような編集方針をとった。  ①「管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)」(2019年)に準拠した項目立てとした  ②「管理栄養士養成課程におけるモデル・コア・カリキュラム」(2019年)の内容にも対応した構成とした  ③可能な限り最新の法規、制度、統計データ等を盛り込んだ  ④各章に達成目標を示し、学習内容の到達度が確認できるよう留意した  ⑤豊富な図表と簡潔な文章を心がけ、わかりやすく解説した  ⑥特に重要な箇所に例題を設け、問題を解きながら理解を深められるよう工夫した  ⑦管理栄養士国家試験の過去問を解説付きで各章末に掲載し、管理栄養士国家試験対策や実力養成の一助とした  本書は、管理栄養士養成課程で必要な公衆栄養学の学修内容を網羅するとともに、最新の公衆栄養に関する専門的な情報を盛り込んだものとなっている。高度な専門知識専門技能を持ち合わせた管理栄養士養成の教科書として、また、現在、公衆栄養分野に従事されている方々の参考書としても最適である。 【著者紹介】 編著:大和田 浩子(おおわだ ひろこ) 山形県立米沢栄養大学健康栄養学部健康栄養学科 教授 編著:中山 健夫(なかやま たけお) 京都大学大学院医学研究科健康情報学 教授 【目次】 第1章 公衆栄養の概念 1 公衆栄養の概念 2 公衆栄養活動 第2章 健康・栄養問題の現状と課題 1 社会環境と健康・栄養問題 2 健康状態の変化 3 食事の変化 4 食生活の変化 5 食環境の変化  6 諸外国の健康・栄養問題の現状と課題 第3章 健康・栄養政策 1 わが国の公衆栄養活動 2 公衆栄養関係法規 3 わが国の管理栄養士・栄養士制度 4 国民健康・栄養調査 5 実施に関連する指針、ツール 6 国の健康増進基本方針と地方計画 7 諸外国の健康・栄養政策 第4章 栄養疫学 1 栄養疫学の概要 2 曝露情報としての食事摂取量 3 食事摂取量の測定方法 4 食事摂取量の評価方法 第5章 公衆栄養マネジメント 1 公衆栄養マネジメント 2 公衆栄養アセスメント 3 公衆栄養プログラムの目標設定 4 公衆栄養プログラムの計画 5 公衆栄養プログラムの評価 第6章 公衆栄養プログラムの展開 1 地域特性に対応したプログラムの展開 2 食環境づくりのためのプログラムの展開 3 地域集団の特性別プログラムの展開 参考資料
  • (コメディカル専門基礎科目シリーズ) 解剖学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  コメディカル分野の教育プログラムと国家試験出題基準に基づいて、人体の肉眼的・顕微解剖的構造を器官の系統別にまとめ、生理学や病理学、コメディカル各分野の内科系・外科系専門科目の理解を促せるようにしている。特に、理学療法士や作業療法士の教育プログラムにも対応できるように、運動器系、神経系の内容を充実させている。 【著者略歴】 編著:澤田 和彦(さわだ かずひこ) つくば国際大学 医療保健学部 保健栄養学科 教授 編著:坂田 ひろみ(さかた ひろみ) 徳島大学大学院 医歯薬学研究部 医科学部門 機能解剖学分野 准教授 【目次】 第1章 解剖学総論  1 人体の階層性  2 器官系  3 方向を表す用語  4 人体の区分  5 人体の腔所  6 解剖学的平面  7 運動を表す用語(運動を表す解剖学用語と関節可動域)  8 椎骨を基準にした各構造の位置  9 穿刺の指標となる構造 第2章 細胞組織学     1 細胞  2 器官を構成する組織            3 筋組織  4 支持組織  5 神経細胞と神経組織 第3章 呼吸器系  1 上気道  2 下気道  3 肺  4 胸郭の構造と呼吸  5 胸膜と縦隔 第4章 消化器系  1 消化器系の概要  2 口腔  3 咽頭  4 食道  5 胃  6 小腸  7 大腸  8 肝臓と胆嚢  9 膵臓  10 腹膜と腹膜腔 第5章 内分泌系  1 内分泌系の概要  2 末梢内分泌器官 第6章 生殖器系  1 生殖と生殖器  2 性腺  3 性腺以外の生殖器 第7章 泌尿器系  1 泌尿器系の概要  2 腎臓  3 排尿路 第8章 循環器系  1 循環器系の概要    2 血管の構造と種類  3 心臓  4 肺循環  5 体循環  6 全身の静脈(体循環の静脈)  7 リンパ系  8 胎児循環 第9章 免疫器系  1 免疫器官とは  2 生体防御機構における免疫器官 第10章 神経系-末梢神経系  1 神経系の概要  2 末梢神経系の構成  3末梢神経系の線維成分  4 脊髄神経    5 脳神経  6 自律神経系 第11章 神経系-中枢神経系  1 中枢神経系の構成  2 大脳の構造  3 間脳  4 脳幹  5 小脳  6 脊髄  7 下行性伝導路(錐体路)  8 錐体外路系  9上行性伝導路  10 特殊感覚伝導路  11 髄膜と脳脊髄液 第12章 感覚器系  1 感覚器系の概要  2 皮膚  3 眼  4 耳  5 味蕾  6 鼻 第13章 骨格系  1 骨の形・構造  2 骨格の全体像  3 骨の連結 第14章 筋系    1 骨格筋の構造  2 筋の動作  3 骨格筋の形状  4 筋の補助装置  5 筋の支配神経  6 全身の筋 第15章 発生学  1 ヒト発生の概要と初期発生  2 心臓の発生  3 消化器系の発生  4 泌尿器・生殖器系の発生  5 頭頸部の発生           6 神経系の発生
  • コンクリート工学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  わが国では高度経済成長期以降、大量のインフラが整備されてきたことで、安全で安心な暮らし、豊かで便利な暮らし、活力ある社会が実現されている。このインフラの多くはコンクリート構造物で構成されていることから、コンクリートなくしては現在の生活はあり得ないものとなっている。諸外国でも事情は同様である。  しかし、我々はコンクリートのことをきちんと理解しているであろうか。  コンクリート工学は、主に物理学と化学の基礎理論をベースとして、有史以来の先達の経験と知見を集約し体系化した学問であり、総合工学、経験工学の色彩が強い。したがって、初学者にとっては、ややとっつきにくい内容が多いことは否定できない。  本書の編集にあたっては、コンクリート工学が「暗記科目」ではなく、総合工学であることを常に意識し、本書を通読するだけで全体像が見渡せるように配慮した。また、実務での活用に重きを置いた記載内容としていることも本書の特徴である。執筆にあたって特に心がけたのは、目に見えない現象でも記載内容を読めばそのメカニズムを理解できるようにすること、各章を独立させず記載内容の連係を意識すること、他の規準類を読まなくても概要を把握できるように、そのエッセンスを本書に取り込むこと、などである。  また、記載内容に関心を持ってもらうことを目的として「コラム」を随所に設けたり、ひと通り学習した後でさらに詳しい内容を知りたいと考えた人のために「発展的内容」を取り入れたりすることで、読者の多様なニーズに応えられるようにした。(「はじめに」より抜粋) 【著者紹介】 岩波 光保(いわなみ みつやす) 東京工業大学 環境・社会理工学院 土木・環境工学系 教授 伊藤 始(いとう はじめ) 富山県立大学 工学部 環境・社会基盤工学科 教授 皆川 浩(みながわ ひろし) 東北大学 大学院工学研究科 土木工学専攻 准教授 佐川 孝広(さがわ たかひろ) 前橋工科大学 工学部 社会環境工学科 准教授 【目次】 第1章 建設材料としてのコンクリート 1.1 建設材料概論 1.2 コンクリートの概要と歴史 1.3 鉄筋コンクリートおよびプレストレストコンクリート 1.4 コンクリートの用途 第2章 構成材料 2.1 使用材料の構成 2.2 セメント 2.3 混和材 2.4 化学混和剤 2.5 骨材 2.6 水 2.7 鋼材 2.8 補強用繊維 第3章 フレッシュコンクリートの性質 3.1 概説 3.2 ワーカビリティーとレオロジー的性質 3.3 材料分離とブリーディング 3.4 コンクリート中の気泡の種類 3.5 フレッシュコンクリートの性質の評価方法 3.6 フレッシュコンクリートの性質に影響を及ぼす要因 第4章 硬化コンクリートの性質 4.1 硬化コンクリートの構造 4.2 圧縮力が作用したときの破壊と圧縮強度 4.3 圧縮力が作用したときの変形挙動 4.4 引張力または曲げが作用したときの破壊と強度 4.5 その他の強度(せん断・付着・支圧・疲労) 4.6 体積変化とひび割れ 4.7 水密性 第5章 硬化コンクリートの性能の経時変化に対する抵抗性 5.1 概説 5.2 コンクリート中の鋼材腐食 5.3 凍害 5.4 セメント水和物の化学的変化に伴う劣化 5.5 アルカリシリカ反応 5.6 熱の作用による劣化 5.7 電流の影響 5.8 エフロレッセンス 5.9 疲労 5.10 摩耗・すり減り 第6章 コンクリートの配合設計 6.1 概説 6.2 配合設計にかかわる基礎事項 6.3 配合設計の手順 第7章 コンクリートの製造と施工 7.1 概説 7.2 コンクリートの製造 7.3 コンクリートの施工 7.4 寒中コンクリート、暑中コンクリート
  • 合格対策 一級建築士受験講座 学科Ⅰ(計画)令和6年版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 今回の改訂にあたっては、特に建築士試験制度の改正にも対応し、一方、最近の出題内容の高度化の傾向に対して、既出の問題を徹底的に分析の上に必要事項を増補し、また、その解説を通じて応用的な知識を得られるように問題を特に精選し、基礎・基本から応用まで確実にマスターできる内容のものとした。本文下欄の重要語句は期せずして合格のために最低限必要な単語集となり、本書一冊で総合解説書・精選問題集・用語集の三冊分の価値があるものとなっていると考えている。なお、掲載した過去の試験問題は、実際の試験では出題年度の1月1日に施行されている法令で解答するものであるが、本書では原則、最新の法令で解説をしている。 編集委員、執筆者は、いずれも豊富な学識、実務経験を有し、全日本建築士会中央建築技術研修所における一級建築士受験講座の講師・模擬試験問題作成等の経験を基に、そのノウハウを本書に凝縮させたものであるから、本書の熟読によって、必ずや合格の栄冠は手中になるものと信ずる次第である。 【著者略歴】 編:一般社団法人 全日本建築士会 【目次】 1 各種建物 1.1 住宅 1.2 事務所 1.3 商業用建物 1.4 教育文化施設 1.5 福祉・医療施設 例題と解説 2 計画諸元 2.1 寸法 2.2 モデュール 2.3 フィボナチ数列と黄金比 2.4 人間の寸法 2.5 建築の主要な寸法 2.6 所要面積 2.7 規模算定 2.8 防災避難関連 例題と解説 3 建築生産 3.1 建築生産の変遷 3.2 建築生産の体系 3.3 建築生産と環境適合 3.4 建築の省エネルギー化 3.5 建築のプレハブリケーション 3.6 建築の工業化された部品 3.7 木造軸組構 3.8 工事費積算 例題と解説 4 都市計画・環境関連 4.1 都市計画関連法制度 4.2 都市計画と再生 4.3 都市計画と交通 4.4 遺産関連法制度 4.5 観光と町おこし 4.6 世界の都市計画 4.7 住宅地計画 4.8 生きた現実の都市の密度 4.9 都市の緑地 4.10 都市と防災 4.11 都市計画から地球計画へ 例題と解説 5 建築史 5.1 日本と西洋の建築史の比較 5.2 日本の建築史 5.3 西洋の建築史 5.4 20世紀の欧米建築 5.5 日本の近代建築 5.6 建築家の歴史 5.7 都市の歴史 5.8 新しい歴史の目 例題と解説 重要語句
  • 合格対策 一級建築士受験講座 学科Ⅴ(施工)令和6年版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 今回の改訂にあたっては、特に建築士試験制度の改正にも対応し、一方、最近の出題内容の高度化の傾向に対して、既出の問題を徹底的に分析の上に必要事項を増補し、また、その解説を通じて応用的な知識を得られるように問題を特に精選し、基礎・基本から応用まで確実にマスターできる内容のものとした。本文下欄の重要語句は期せずして合格のために最低限必要な単語集となり、本書一冊で総合解説書・精選問題集・用語集の三冊分の価値があるものとなっていると考えている。なお、掲載した過去の試験問題は、実際の試験では出題年度の1月1日に施行されている法令で解答するものであるが、本書では原則、最新の法令で解説をしている。 編集委員、執筆者は、いずれも豊富な学識、実務経験を有し、全日本建築士会中央建築技術研修所における一級建築士受験講座の講師・模擬試験問題作成等の経験を基に、そのノウハウを本書に凝縮させたものであるから、本書の熟読によって、必ずや合格の栄冠は手中になるものと信ずる次第である。 【著者略歴】 編:一般社団法人 全日本建築士会 【目次】 1 施工計画 1.1 施工計画 2 施工管理 2.1 現場管理 2.2 品質管理(Quality Control) 2.3 材料管理 2.4 届出・申請 2.5 産業廃棄物処理 3 各部工事 3.1 仮設工事、測量 3.2 地盤調査、地業工事 3.3 土工事、山留め工事 3.4 鉄筋工事 3.5 型枠工事 3.6 コンクリート工事 3.7 鉄骨工事 3.8 防水工事 3.9 メーソンリー工事、ALCパネル工事、プレキャスト鉄筋コンクリート工事 3.10 木工事、石工事、タイル工事、左官工事 3.11 建具工事、ガラス工事、カーテンウォール工事 3.12 塗装工事 3.13 内装工事 3.14 改修工事 3.15 設備工事 3.16 施工機器、施工法、用語・試験 4 請負業者の決定、請負契約 4.1 施工方式 4.2 請負業者の決定 4.3 契約 4.4 工事請負契約約款
  • 合格対策 一級建築士受験講座 学科Ⅲ(法規)令和6年版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 今回の改訂にあたっては、特に建築士試験制度の改正にも対応し、一方、最近の出題内容の高度化の傾向に対して、既出の問題を徹底的に分析の上に必要事項を増補し、また、その解説を通じて応用的な知識を得られるように問題を特に精選し、基礎・基本から応用まで確実にマスターできる内容のものとした。本文下欄の重要語句は期せずして合格のために最低限必要な単語集となり、本書一冊で総合解説書・精選問題集・用語集の三冊分の価値があるものとなっていると考えている。なお、掲載した過去の試験問題は、実際の試験では出題年度の1月1日に施行されている法令で解答するものであるが、本書では原則、最新の法令で解説をしている。 編集委員、執筆者は、いずれも豊富な学識、実務経験を有し、全日本建築士会中央建築技術研修所における一級建築士受験講座の講師・模擬試験問題作成等の経験を基に、そのノウハウを本書に凝縮させたものであるから、本書の熟読によって、必ずや合格の栄冠は手中になるものと信ずる次第である。 【著者略歴】 編:一般社団法人 全日本建築士会 【目次】 Ⅰ 建築基準法 1 総則 1.1 法の目的 1.2 法の構成 1.3 用語の定義 1.4 法の適用除外 1.5 既存建築物に対する制限の緩和 1.6 面積・高さ等の算定方法 1.7 建築手続 2 一般構造 2.1 敷地の衛生及び安全 2.2 大規模の建築物の主要構造部等 2.3 採光・換気 2.4 天井高,床高,遮音構造 2.5 階段 2.6 便所 3 構造規定 3.1 構造耐力・計算に関する規定 3.2 構造部材の耐久性に関する規定 4 耐火構造,防火構造,防火区画等 4.1 耐火構造と耐火建築物 4.2 準耐火構造と準耐火建築物 4.3 防火構造 4.4 準防火性能を有する外壁の構造 4.5 特定防火設備と五つの防火設備 4.6 主要構造部を準耐火構造等とした建築物の層間変形角 4.7 防火区画等 4.8 界壁,防火上主要な間仕切壁,小屋裏隔壁 4.9 自動車車庫等の用途に供してはならない準耐火建築物 5 避難 5.1 適用される建築物 5.2 廊下の設計基準 5.3 直通階段の設計基準 5.4 避難階段・特別避難階段を設けるべき階の区別 5.5 内装制限 5.6 避難上の安全の検証と避難規定の適用除外 6 建築設備等 6.1 給水,排水その他の配管設備の設置及び構造 6.2 電気・避雷設備の設置及び構造 6.3 エレベーター,エスカレーターの構造 7 道路 7.1 道路の定義 7.2 私道の築造基準 7.3 道路と敷地 7.4 道路内の建築制限 7.5 私道の変更又は廃止の制限 7.6 壁面線の指定 8 用途地域 8.1 用途地域及び地区の種類 8.2 用途地域の種別 8.3 用途地域別主要用途の制限一覧 8.4 特別用途地区等 8.5 卸売市場等の用途に供する特殊建築物の位置 9 建築物の形態規制 9.1 容積率の制限 9.2 建蔽率の制限 9.3 第一種,第二種低層住居専用地域・田園住居地域の外壁の後退距離 9.4 建築物の敷地面積 9.5 高さ制限 9.6 日影による中高層の建築物の高さの限度 9.7 高度地区,高度利用地区,特定街区,地区計画等 9.8 防火地域又は準防火地域内の建築物 9.9 敷地内の空地及び敷地面積の規模(総合設計制度) 9.10 一定の複数建築物に対する制限の特例 10 その他 10.1 建築協定 10.2 建築審査会 10.3 仮設建築物に対する制限の緩和 10.4 工作物に対する準用 10.5 工事現場の危害防止 10.6 建築物の敷地が区域,地域,地区の内外にわたる場合の措置 10.7 罰則 10.8 雑則 複合問題 Ⅱ 建築士法 1 総則 2 建築士の業務 3 免許及び登録 4 罰則 Ⅲ 都市計画法 Ⅳ 建設業法 Ⅴ 消防法 Ⅵ 住宅の品確法 Ⅶ バリアフリー法 Ⅷ 耐震改修促進法 Ⅸ 景観法 Ⅹ 建築物省エネ法 その他の法令
  • 合格対策 一級建築士受験講座 学科Ⅱ(環境・設備)令和6年版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 今回の改訂にあたっては、特に建築士試験制度の改正にも対応し、一方、最近の出題内容の高度化の傾向に対して、既出の問題を徹底的に分析の上に必要事項を増補し、また、その解説を通じて応用的な知識を得られるように問題を特に精選し、基礎・基本から応用まで確実にマスターできる内容のものとした。本文下欄の重要語句は期せずして合格のために最低限必要な単語集となり、本書一冊で総合解説書・精選問題集・用語集の三冊分の価値があるものとなっていると考えている。なお、掲載した過去の試験問題は、実際の試験では出題年度の1月1日に施行されている法令で解答するものであるが、本書では原則、最新の法令で解説をしている。 編集委員、執筆者は、いずれも豊富な学識、実務経験を有し、全日本建築士会中央建築技術研修所における一級建築士受験講座の講師・模擬試験問題作成等の経験を基に、そのノウハウを本書に凝縮させたものであるから、本書の熟読によって、必ずや合格の栄冠は手中になるものと信ずる次第である。 【著者略歴】 編:一般社団法人 全日本建築士会 【目次】 はじめに―SI 単位(国際単位) 第1部 建築環境 1 室内環境 1.1 温熱環境 1.2 湿り空気と湿り空気線図 1.3 空気汚染,室内環境に関連した物質 2 換気,通風 2.1 自然換気と機械換気 2.2 自然換気 2.3 換気量と換気回数の計算 2.4 機械換気 2.5 排煙設備 2.6 換気設備の留意事項 3 伝熱と結露 3.1 伝熱と結露 3.2 結露対策 4 日照・日射 4.1 太陽の位置 4.2 日射 4.3 日照 5 採光・照明 5.1 波長,光と視覚 5.2 光の単位 5.3 採光 5.4 天空率 5.5 明視 5.6 照明 6 色彩 6.1 混色 6.2 色彩 6.3 色彩効果,心理効果 6.4 色の対比 6.5 色彩調節(カラーコンディショニング),色彩調和 7 音響・振動 7.1 音の属性 7.2 騒音 7.3 防音と遮音 7.4 吸音 7.5 振動 8 環境工学融合問題(解答と解説) 第2部 建築設備 9 暖房設備・空調設備 9.1 空気調和と空調負荷の概要 9.2 空調負荷の種類と計算法 9.3 冷房負荷 9.4 暖房負荷 9.5 暖房設備 9.6 空気調和設備 9.7 ガス設備 10 給・排水,衛生設備 10.1 水と健康,水質基準 10.2 給水設備 10.3 給湯設備 10.4 排水設備 10.5 衛生設備 10.6 し尿浄化槽 10.7 排水の高度処理 10.8 用語 10.9 汚水処理設備の留意事項 10.10 さや管ヘッダー工法とSI住宅 11 電気設備・自動制御 11.1 屋内配線設備 11.2 受変電設備 11.3 予備電源設備 11.4 電話設備 11.5 自動制御 11.6 中央監視制御システム,BEMS 11.7 搬送設備 12 消火設備,防災設備,防犯設備 12.1 消火設備 12.2 防災設備 12.3 防火,防災避難計画 12.4 地震対策 12.5 防犯設備 13 省エネルギー,省資源,長寿命化の技術と評価システム 13.1 省エネルギー 13.2 省資源 13.3 長寿命化の技術と評価システム 13.4 省エネルギー基準
  • 合格対策 一級建築士受験講座 学科Ⅳ(構造)令和6年版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 今回の改訂にあたっては、特に建築士試験制度の改正にも対応し、一方、最近の出題内容の高度化の傾向に対して、既出の問題を徹底的に分析の上に必要事項を増補し、また、その解説を通じて応用的な知識を得られるように問題を特に精選し、基礎・基本から応用まで確実にマスターできる内容のものとした。本文下欄の重要語句は期せずして合格のために最低限必要な単語集となり、本書一冊で総合解説書・精選問題集・用語集の三冊分の価値があるものとなっていると考えている。なお、掲載した過去の試験問題は、実際の試験では出題年度の1月1日に施行されている法令で解答するものであるが、本書では原則、最新の法令で解説をしている。 編集委員、執筆者は、いずれも豊富な学識、実務経験を有し、全日本建築士会中央建築技術研修所における一級建築士受験講座の講師・模擬試験問題作成等の経験を基に、そのノウハウを本書に凝縮させたものであるから、本書の熟読によって、必ずや合格の栄冠は手中になるものと信ずる次第である。 【著者略歴】 編:一般社団法人 全日本建築士会 【目次】 1 構造計算 1.1 材料力学 1.1.1 断面の性質 1.1.2 応力とひずみ 1.1.3 座屈 1.1.4 地震応答スペクトル 1.2 構造力学 1.2.1 力のつりあい 1.2.2 骨組 1.2.3 静定構造物の応力 1.2.4 静定トラス 1.2.5 不静定構造物と変形 1.2.6 荷重と外力 1.2.7 構造設計 1.3 地盤と基礎構造 1.3.1 地盤 1.3.2 基礎の設計 1.3.3 基礎スラブの設計 1.3.4 擁壁 1.3.5 地盤改良工法 2 一般構造 2.1 木構造 2.1.1 各部構造 2.1.2 部材の算定 2.1.3 接合 2.1.4 木造建築物の軸組みの設置基準 2.1.5 枠組壁工法 2.1.6 防腐・防蟻 2.2 鋼構造 2.2.1 鋼構造の特性 2.2.2 許容応力度 2.2.3 接合 2.2.4 部材の設計 2.2.5 柱脚 2.2.6 継手・仕口 2.2.7 鉄骨造の耐震計算 2.3 鉄筋コンクリート構造 2.3.1 特性 2.3.2 材料の性質と許容応力度 2.3.3 部材の算定 2.3.4 鉄筋コンクリート造の耐震計算 2.4鉄骨鉄筋コンクリート構造 2.4.1 構造の細則 2.4.2 応力算定の基本仮定 2.4.3 部材の算定 2.5 その他の構造等 2.5.1 組積造 2.5.2 補強コンクリートブロック造 2.5.3 壁式鉄筋コンクリート造 2.5.4 プレストレストコンクリート造 2.5.5 制振構造・免震構造 例題(解答と解説) 2.6 日本住宅性能表示基準 3 材料 3.1 木材 3.1.1 分類 3.1.2 用語 3.1.3 性質 3.1.4 木材の加工品 3.2 コンクリート 3.2.1 材料 3.2.2 コンクリートの調合 3.2.3 コンクリートの性質 3.2.4 各種コンクリート 3.3 金属材料 3.3.1 鉄鋼材料 3.3.2 非鉄金属材料 3.3.3 金属の腐食 例題(解答と解説) 3.4 石材 3.4.1 石材の性質 3.4.2 石材の分類 3.4.3 主要石材 3.4.4 テラゾー 3.5 ガラス 3.5.1 成分・主原料 3.5.2 組成別分類 3.5.3 形状別分類 3.6 プラスチック 3.6.1 熱硬化性樹脂,熱可塑性樹脂 3.6.2 平板,波板 3.6.3 押出成形品 3.6.4 化粧板 3.6.5 光天井,トップライト,フレームレス・ドア 3.6.6 プラスチック・タイル 3.6.7 その他 3.7 アスファルトおよびコールタール類 3.7.1 アスファルト 3.7.2 アスファルト系防水材料 3.7.3 コールタールとピッチ
  • 社会人・技術者倫理入門
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    1巻2,530円 (税込)
    【内容紹介】  学生の皆さんに、社会人生活や職業人に対する良いガイドとなる読本兼教科書としてこの本を書きました。これは「技術者倫理」の受講生の一部から出されていた「普通に生きる倫理も教えて」という要望に答えたものでもあります。  本書で扱うのは、「技術(者)倫理」がベースですが、「技術者」「技術業」にはそれ以外の職業者にも共通する部分があります。本書はできる限り「技術者」に限らないよう、「専門的職業者」や「分業者」と表現し、「社会人」入門として役立つようにしました。 【著者略歴】 比屋根 均(ひやごん ひとし) 1962年 大阪生まれ 1990年 東京大学大学院工学系研究科修士課程修了(金属材料)     大同特殊鋼株式会社入社,主に鋼材製造部門,プラント部門,開発,品質等マネジメントシステム部門担当 2000年 技術士一次試験合格,技術士補(環境部門),(社)日本技術士会準会員B 2003年 技術士二次試験合格,技術士(総合技術監理部門/衛生工学部門)(社)日本技術士会正会員 2005年 (社)日本技術士会中部支部ETの会(技術者倫理研究会)創設に参加 2006年 ETの会による“テクノロジー・カフェ”の立上げ・運営に当たる 同年より大学工学部等で非常勤講師(技術者倫理)開始 2009年 名古屋大学大学院情報科学研究科博士課程にて,技術者倫理の技術論的基礎付けを研究 2011年 ラーテン技術士事務所を立上げ, 技術と技術者の教養/リテラシーのための教材作成,技術論研究に専心 2015年 博士(情報科学)名古屋大学 非常勤講師 【目次】 はじめに 第Ⅰ部 社会人になる学びへ 第1章 社会人になること 社会人への飛躍/学ぶ者から問題解決者へ/一人の学びから組織的な仕事へ/間違いの重みの違い/三現主義~実際に出会う問題は曖昧/協力して問題に取り組む 第2章 実践に役立てる学び 問題解決力/専門的な業務能力を身につける/色々な人と話し合う・議論する 第3章 専門業務従事者の責任と能力 組織の分業とやり甲斐/頼りになる専門家になる/ 第Ⅱ部 倫理的であること 第4章 良心と倫理 誠実性/専門学問・専門技術の積極的役割/良心に基づく判断や行動に潜む危うさ/倫理的能力の3つの部分 第5章 倫理の基本 黄金律/功利主義/費用便益計算の落とし穴/カントの義務論/同意を得る 第6章 法を守ることと倫理 法律を守ることと倫理/法と技術/製造物責任/説明責任/倫理的想像力 第Ⅲ部 安全・リスク対応の技術 第7章 安全の倫理1 日本の労働安全活動/現場的な労働安全の方策/深層防護の失敗とスイスチーズ・モデル/労働安全活動に取り入れられた機械安全の考え方 第8章 安全の倫理2 リスクアセスメント/事後に安全性を向上させる方策/フェールセーフ~危険検出型と安全確認型 第9章 技術知の戦略 現代科学技術が概ねうまくいっている理由/間違い最小の戦略/実害最小の戦略 第Ⅳ部 組織の中の倫理 第10章 チームワークと尊厳 組織という“生命体”/チームワークの基礎/計画的な実行/組織内の倫理問題 第11章 組織分業と専門家の役割 分業と組織内の緊張関係/専門家の2つの立場/集団思考 第12章 組織における説得 組織での説得/説得/専門家に客観的評価を誤らせる要因 第Ⅴ部 変化する社会と倫理 第13章 人工の世界と専門業務 価値観の多様化と「技術者倫理」科目/「科学技術への過信」の問題領域/「地球の限界」の問題領域/科学・技術の進歩によるリスク/リスク社会 第14章 情報の価値、高度情報化社会 高度情報化社会/知的財産権の変化/個人情報保護/インターネットによる人の繋がり方の変化の問題/情報化社会にける専門家の役割 第15章 信託される者の倫理 倫理的能力/安心と信頼のために/信頼を築く あとがき 資料: 世界人権宣言(全文)
  • 趣味で相対論
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  この本の目的は、一般相対論までの内容をごまかしなく伝えることである。しかし私が挑戦したいのは、第一の目的を少しも損なうことなく、読者の負担が最小となるような形でまとめ上げることである。そういう本を手にすることが可能かどうか、私自身が知りたくて作るのだ。(「序文」より抜粋) 【著者略歴】 広江 克彦(ひろえ かつひこ) 1972年生まれ。岐阜県出身。静岡大学理学部物理学科卒。同大学院修士課程修了。'00年より、物理学を解説するウェブサイト「EMANの物理学」の運営を開始。その内容が徐々に評価され、'07年に『趣味で物理学』を、'08年に『趣味で相対論』を続けて上梓。現在は農業に片足を置きつつ、執筆に励む。EMAN(エマン)は中学の頃からのあだ名であり、ネットでも主にその名前で活動している。 【目次】 第0章 準備 第1章 特殊相対性理論 1.1 相対論はなぜ生まれたか? 1.2 エーテル理論の失敗 1.3 アインシュタインの指針 1.4 同時であるとはどういうことか 1.5 ローレンツ変換の求め方 1.6 時空回転と不変量 1.7 悩むのは無駄 1.8 固有時の意味 1.9 4元速度 1.10 E=mc2 を導く 1.11 質量は増大するのか 1.12 物体は縮むのか 1.13 なぜ光の速さを越えられないのか ~哲学~科学とは何だろうか 第2章 座標変換の理論 2.1 座標変換とは何か 2.2 見かけの力 2.3 ガリレイの相対性原理 2.4 4次元的世界観 2.5 光はなぜ一定速度か 2.6 多変数関数の微分 2.7 運動方程式のローレンツ変換 2.8 偏微分の座標変換 2.9 マクスウェル方程式が不変となる変換 2.10 反変ベクトル・共変ベクトル 2.11 縮約の意味 2.12 省略記法の導入 2.13 テンソル解析の基礎 2.14 計量とは何か 2.15 反変・共変の変換 2.16 4次元の演算子 第3章 相対性原理の実践 3.1 相対論的な運動方程式 3.2 運動量ベクトルの変換 3.3 エネルギー運動量テンソル 3.4 相対論的なマクスウェル方程式 3.5 電荷の保存則 3.6 ゲージ変換 ~豆知識~ローレンツは二人いる! 第4章 一般相対論の入り口 4.1 結論から始めよう 4.2 代表的な二つの公式 4.3 測地線の方程式の展開 4.4 重力場の方程式の展開 4.5 項の数を数えてみる 4.6 式の簡単化 4.7 質量は2 種類ある 4.8 アインシュタインの解決法 4.9 質量は錯覚だ ~豆知識~重力と引力の違い 第5章 リーマン幾何学 5.1 共変微分 5.2 平行移動2 5.3 測地線 5.4 局所直線座標系 5.5 テンソルの共変微分 5.6 リーマン曲率 5.7 リーマン・テンソルは本当にテンソルか 5.8 リッチ・テンソル 5.9 スカラー曲率 5.10 ビアンキの恒等式 5.11 アインシュタイン・テンソル 5.12 ニュートン近似 5.13 重力場の方程式へ 5.14 係数の値を決める 第6章 一般相対論の検証 6.1 シュバルツシルト解 6.2 光の湾曲 6.3 水星の近日点移動 6.4 重力赤方偏移 6.5 加速系の座標変換 あとがき
  • 趣味で物理学
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  この本を仕上げるに当たって、役に立つ内容を盛り込みたいという気持ちと、軽く読み切ることができるようにしたいという気持ちとの葛藤があった。どちらも読者の満足度に影響を与える要素だ。また、なるべく簡潔にまとめたいという気持ちと、同じ部分の説明を言葉を変えて繰り返すことで理解を助けたいという気持ちの葛藤もあった。これも読者の習熟度によって好みの分かれるところだ。全ての人を満足させる事はできないとは分かっているが、少々欲が出てしまった。その結果こんな形に出来上がったわけだが、評価は皆さんにお任せしたい。私としては結構満足している。そうでなければ中途半端なものを世に出すものか。(「あとがき」より抜粋) 【著者略歴】 広江 克彦(ひろえ かつひこ) 1972年生まれ。岐阜県出身。静岡大学理学部物理学科卒。同大学院修士課程修了。'00年より、物理学を解説するウェブサイト「EMANの物理学」の運営を開始。その内容が徐々に評価され、'07年に『趣味で物理学』を、'08年に『趣味で相対論』を続けて上梓。現在は農業に片足を置きつつ、執筆に励む。EMAN(エマン)は中学の頃からのあだ名であり、ネットでも主にその名前で活動している。 【目次】 第0章 準備 0.1 本書の構成 0.2 本書での記号の使い方2 0.3 どの量をどんな文字で表すか 0.4 図が少ないのではないか 第1章 力学 1.1 運動量保存則 1.2 エネルギー保存則 1.3 角運動量保存則 1.4 力学のまとめ ~哲学~実在はどこにあるか 第2章 電磁気学 2.1 目標と方針 2.2 マクスウェル方程式の概観 2.3 電荷の間に働く力 2.4 静電場 2.5 静電場の満たす方程式 2.6 微分法則を使う理由 2.7 電束密度の意味 2.8 電流と磁場の発生 2.9 ローレンツ力 2.10 物質中での磁場 2.11 電磁誘導 2.12 マクスウェル方程式の完成 ~提案~部活で「理論物理部」なんてどうだ? 第3章 電磁方程式をいじりまわせ129 3.1 マクスウェルの方程式はなぜ解けるのか 3.2 電磁波 3.3 電磁波のエネルギー(前編) 3.4 電磁波のエネルギー(後編) 3.5 マクスウェルの応力 3.6 電磁波の運動量(前編) 3.7 電磁波の運動量(後編) 3.8 エネルギーと運動量 3.9 電磁ポテンシャル 3.10 ゲージ変換 3.11 遅延ポテンシャル 3.12 等速運動する点電荷 3.13 点電荷が発する電磁波 3.14 力学との接点 3.15 電磁気学のまとめ ~提案~教科書解読という趣味 第4章 補習の部屋 4.1 外積について 4.2 ガウスの定理 4.3 ストークスの定理 4.4 ∇(ナブラ)を使え! 4.5 直線上の電荷が作る電場の計算 4.6 デルタ関数 4.7 単位系による違い 4.8 電気力線の実在性 4.9 慣性モーメントテンソル あとがき
  • 趣味で量子力学
    4.5
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  数学だけ学んでみてもそれで量子力学の考え方が自然に思い付くわけではないので、どこかで抽象的な数学と具体的な量子力学との関係を説明しておくことが必要になる。この本ではそこに重点を置きたいと思う。数学的な厳密さや、きっちり体系的にまとまった美しさは犠牲にする。量子力学がどんな風に数学を使うのかをざっと把握できていれば、その後で関連する数学を学ぶときには広い視野で楽に知識を吸収できるようになるだろう。  この本がどのような本であるべきか、今の気持ちをまとめると次のようになる。学ぶときのスピード感を重視する。説明が少し冗長であったとしても、つまづかずに一気に読み通せるものにしたい。歴史順の説明にこだわらず、体系的にまとめられた美しさにもこだわらず、私の頭の中に整頓して収められている順に説明したい。 (「序文」より抜粋) 【著者略歴】 広江 克彦(ひろえ かつひこ) 1972年生まれ。岐阜県出身。静岡大学理学部物理学科卒。同大学院修士課程修了。'00年より、物理学を解説するウェブサイト「EMANの物理学」の運営を開始。その内容が徐々に評価され、'07年に『趣味で物理学』を、'08年に『趣味で相対論』を続けて上梓。現在は農業に片足を置きつつ、執筆に励む。EMAN(エマン)は中学の頃からのあだ名であり、ネットでも主にその名前で活動している。 【目次】 第1章 ミクロの世界の謎 1.1 知っていてほしい大事なこと 1.2 光は波なのに粒々だった 1.3 ド・ブロイ波 1.4 シュレーディンガー方程式 1.5 変数分離法 1.6 重ね合わせの原理 1.7 3次元への拡張 1.8 原子の構造 1.9 ボーア半径 1.10 電子は粒々なのに波でいいのか 第2章 複素数の性質 2.1 虚数は存在しない数か 2.2 加減乗除 2.3 複素平面 2.4 積の図形的意味 2.5 複素共役 2.6 テイラー展開 2.7 オイラーの公式 2.8 複素数の極形式表示 2.9 波動関数の位相の変化 第3章 理解を助ける計算例 3.1 なぜ単純な問題を解くのか 3.2 井戸型ポテンシャル 3.3 無限に深い井戸型ポテンシャル 3.4 壁に向かう粒子 3.5 トンネル効果 3.6 調和振動子 第4章 確率解釈 4.1 波動関数の規格化 4.2 3次元での存在確率 4.3 波の干渉 4.4 期待値 4.5 エーレンフェストの定理 4.6 エルミート演算子 4.7 不確定性原理 4.8 観測についての誤解 4.9 確率流密度 第5章 フーリエ解析 5.1 実フーリエ級数 5.2 周期を変えてみる 5.3 波で粒子を作る 5.4 複素フーリエ級数 5.5 フーリエ変換 5.6 不確定性原理、再び 5.7 運動量の期待値の意味 5.8 偶関数と奇関数 5.9 波束の崩壊 第6章 多粒子系 6.1 波動関数は現実の波ではなさそうだ 6.2 もう少し正確な原子の計算 6.3 ボソンとフェルミオン 6.4 統計性とスピン 6.5 エニオン 第7章 解釈論争 7.1 粒子性の正体 7.2 シュレーディンガーの猫 7.3 創作小話 7.4 ウィグナーの友人 7.5 多世界解釈 付録 A. 位相速度と群速度 B. 偏微分の座標変換 C. ガウス積分 D. ガウス分布のフーリエ変換 あとがき 参考図書 索引
  • 趣味のChatGPT―超初心者&ITに馴染めない「大人」に贈る―〔リフロー版〕
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    【内容紹介】過去に<u>PDF</u>版を配信していた作品です。既にPDF版を購入された方は重複購入にご注意ください。 【内容紹介】  ネットの膨大な情報を学習し、疑問にこたえてくれるAI「ChatGPT」。世界中で急速に利用が広がり、私たちの生活に大きな影響を及ぼし始めている。正と負の両面が、大きくクローズアップされている“異次元”のAI。「私たち人間は、AIとどう向き合っていくのか」避けられない命題が、いま、突きつけられている。  …といったことはどうでもよいとは言いませんが、本書では深掘りしません。  50代~の「よくわからないし、関心もない大人」のいまさら聞けない疑問を解決し、やさしく解説。いまの生活・趣味や仕事に活かせる使い方を紹介します。 【著者紹介】 著:酒井 麻里子(さかい まりこ) ITライター/株式会社ウレルブン代表 企業の広報誌制作やWeb担当を経て、フリーランスのライターに。IT分野を中心に、スマホ、PC、ガジェットなどのアイテムレビューや、企業のIT活用・DXの取材、技術解説などを手がける。2019年7月に株式会社ウレルブン設立。 【目次】 はじめに~この本ので伝えたいこと~ chapter01 ChatGPTって何?  意外と古いAIの歴史   「ディープラーニング」でAIの性能は大幅に向上  ChatGPTが「会話」をするしくみ  ChatGPTの始め方  Googleアカウントなどを使った登録方法  ChatGPTの基本の使い方  ChatGPTでできること  有料プラン「ChatGPT Plus」のメリット  ChatGPTとWeb検索の違い  検索結果を反映できる機能の実力は?  調べものの「入り口」として使うのがおすすめ  「Bing AI」や「Bard」は何が違うのか  派生サービスは目的特化 chapter02 ChatGPTを使ってみる  ChatGPTで川柳を作る  AIに「あめんぼ あかいな…」の“ざ行バージョン” は作れるか?  「AIが理解できなかったもの」の正体はなにか  「丸投げ」ではなく「協業」で使う  冷蔵庫の食材で作れるものを考えてもらう  「なにをしたいか」を明確に。ときには結果を疑うことも大切  Bing Chatを使ってAIと読書会をする  「考えを深めるツール」として役立つ  趣味や生活で使う場合の注意点  chapter03 ChatGPTを仕事に使ってみる  ChatGPTでメールの下書きをする  長い文章を要約する  文章のスタイルや文体を書き換える  英語のメールを翻訳し、返信文も考える  仕事で使う場合の注意点 chapter04 ChatGPTを"もっと"使いこなす  使いこなしの七箇条は「ナイスなうさぎ」  指示文を上手に書くコツ  本質は「人への指示」と同じ  ChatGPTの「プラグイン」で機能をプラスする  すぐに使えるおすすめプラグイン chapter05 生成AI普及の可能性と課題  生成AI の普及で懸念されていること  企業は「自社専用の生成AI」を導入  各地の自治体でも導入が進む  組織向けのガイドラインも公開  文部科学省の「ガイドライン」はどんな内容?  大学での対応はさまざま  「AIの文章を見分けるツール」の精度は?  活用 or 禁止、今後はどうなっていく? chapter06  さらに広がる生成AIの世界  生成AIをめぐる動き  業務ツールへの生成AI組み込みは当たり前に  国産の大規模言語モデル開発の動きも  画像生成AIも人気のツールに  動画や音声を生成するツールも  クリエイティブツールへの組み込みも進む  「AIと共同作業」が当たり前の世界に おわりに~AIは道具にすぎない~ 付録「趣味のChatGPTポイント集」 索引 参考文献 ※本作品はコンテンツファイルをリフロー形式で作成しています。過去にフィックス版を購入済みのお客様は重複購入にご注意ください。
  • 職業倫理を考える―保健・医療・介護・福祉系専門職の職業倫理を学ぶ人のために―
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    【内容紹介】  昨今、高齢化社会の到来と保健医療福祉サービスが拡大・多様化している。それに伴い、保健医療介護福祉の業務に従事している人・これからその分野で働こうと考えている人も増えている。多様化するニーズに対応していくためには、それぞれの業務・従事者が連携・協力していくことが不可欠である。  その際に必要不可欠なのが、対象となる人といかに向き合えばよいのかという、専門職としての職業倫理である。専門職として為さねばならないこと、してはいけないことを常に考えて実行しなければならない。それは大変難しく、困難であることが容易に予測される行為である。  しかしながら同じような悩み・問題を多くの人が抱えている。また多くの先人たちも、同様の悩みに対して思索を重ねてきた。本書はその歴史を振り返りながら、多くの事例を元に思索を試みている。これから読者が直面する事態に対応する際に、この本がささやかながらも一助になることを願って執筆された。 【著者紹介】 編著: 山野 克明(やまの かつあき) 熊本保健科学大学 保健科学部リハビリテーション学科教授 著: 大塚 文(おおつか あや) 広島文化学園大学 人間健康学部スポーツ健康福祉学科教授 大橋 妙子(おおはし たえこ) 熊本機能病院総合リハビリテーション部課長補佐 坂本 淑江(さかもと よしえ) 熊本保健科学大学 保健科学部看護学科講師 佐々木 千穂(ささき ちほ) 熊本保健科学大学 保健科学部リハビリテーション学科教授 藤井 可(ふじい たか) 熊本市 総務局 行政管理部労務厚生課医療参事 益永 佳予子(ますなが かよこ) 株式会社ファーマダイワ介護事業部部長 【目次】 第1章 保健医療介護福祉専門職の職業倫理 1.1 専門職と職業倫理 1.2 専門職の基盤となる法の理念 1.3 専門職の資格と法 1.4 守秘義務と個人情報保護 1.5 専門職と倫理綱領 1.6 我が国における保健医療介護福祉専門職の倫理綱領と倫理指針 1.7 チーム医療と職業倫理 第2章 ソーシャルワーカー(社会福祉士)の職業倫理 2.1 ソーシャルワーカーとはいかなる仕事か 2.2 ソーシャルワーカーの職業倫理 2.3 SWが経験する職業倫理的問題 第3章 介護支援専門員(ケアマネジャー)の職業倫理 3.1 介護支援専門員とはいかなる職業か 3.2 介護支援専門員の職業倫理 3.3 介護支援専門員が経験する職業倫理問題 第4章 医師の職業倫理 4.1 医師とはいかなる職業か 4.2 医師の職業倫理 4.3 医師が経験する職業倫理的問題(事例を含めて) 第5章 看護師の職業倫理 5.1 看護師とはいかなる職業か 5.2 看護師の職業倫理 5.3 看護師が経験する職業倫理問題 第6章 言語聴覚士の職業倫理 6.1 言語聴覚士とはいかなる職業か 6.2 言語聴覚士の職業倫理 6.3 言語聴覚士が経験する職業倫理的問題(事例を含めて) 第7章 理学療法士の職業倫理 7.1 理学療法士とはいかなる職業か 7.2 理学療法士の職業倫理 7.3 理学療法士が経験する職業倫理的問題(事例を含めて) 第8章 作業療法士の職業倫理 8.1 作業療法士とはいかなる職業か 8.2 作業療法士の職業倫理 8.3 作業療法士が経験する職業倫理的問題 第9章  保健医療介護福祉専門職における職業倫理教育のこれから―卒前教育に焦点を当てて- 9.1 なぜ専門職には職業倫理教育が必要か 9.2 保健医療介護福祉専門職における職業倫理教育の歴史 9.3 現在の学生が有する規範意識 9.4 専門職を目指す学生の規範意識と専門職養成教育 9.5 卒前教育における職業倫理教育の重要性 9.6 職業倫理教育の内容はいかなるものであるべきか 9.7 職業倫理教育における隠れたカリキュラム 9.8 職業倫理教育と自己調整学習 9.9 実習における職業倫理教育
  • 新版 調理学 (栄養管理と生命科学シリーズ)
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    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  管理栄養士養成課程のコアカリキュラム、国家試験ガイドラインの内容に沿い新知見を盛り込み、カラー刷り図表を用いて食事設計の基礎、調理の基本、調理操作と栄養、献立作成について広く著している。調理操作と栄養の項については、栄養だけではなく、調理操作により起こりうる変化(組織・物性・色など)および、栄養、機能性の変化についても記載した。また、献立作成の項では、食品構成の作成、献立作成条件、手順についてわかりやすく記述した。調理学を学ぶ学生にとって最適の書である。 【著者紹介】 編著:吉田 惠子(よしだ けいこ) つくば国際大学医療保健学部 教授 編著:綾部 園子(あやべ そのこ) 高崎健康福祉大学健康福祉学部 教授 【目次】 第1章 調理の概念 1 食事の意義 2 調理の意義と目的 3 調理学(調理の科学)の目指すもの 4 管理栄養士と調理 5 他の学問分野との関連 第2章 食べ物の嗜好性(おいしさ) 1 おいしさとは 2 食べ物の特性要因 3 食べる人側の要因 4 おいしさの評価 第3章 食事の設計 1 食事設計の基本 2 食事設計の基礎知識 3 献立作成 4 供食 第4章 調理操作 1 調理操作の分類 2 非加熱調理操作 3 加熱調理操作 4 調味について 第5章 調理機器 1 非加熱調理機器 2 エネルギー源 3 加熱調理機器 4 新調理システム 第6章 食品の調理性 1 炭水化物を主成分とする食品 2 たんぱく質を主成分とする食品 3 ビタミン・無機質の給源となる食品 4 成分抽出素材 5 調味料 6 その他の食品 自習問題 自習問題解答 索引
  • 新編 水理学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  第1部ではまず水理学の基本事項(基礎知識、管路の流れ、開水路の流れ)について記述した。難解な数式や流体力学についての知識をそれ程準備しなくても、実用面で十分使える従来の水理学の内容をまず学んで、水理学の全体像を把握してもらうことを意図したのである。これは、水理学と流体力学の知識の混同が学習する際の理解の妨げになっていると考えたからである。  次に第2部では、今後の水理学の発展やより幅広い応用のためには欠かせない流体力学の基本事項(基礎知識、乱流等)について述べると共に、環境水理学の基礎知識についても記述した。これは水・空気などの流体の運動は、物質や物理量の輸送を担っているため、地域の環境問題から今後の温暖化を含む地球環境問題にいたるまで深く関わって大きな役割を果たしており、その重要性は極めて大きいからである。また本書では、各章の独立性を高め、重要な基本事項や語句の説明、基礎式の誘導などはその都度行い、敢えて重複を避けなかった。これは、基礎式の誘導の仕方には種々の方法があることを学び、重要な事柄については、複数回説明が出てくることで読者の理解が深まることを期待したためである。(「まえがき」より抜粋) 【著者紹介】 小松 利光(こまつ としみつ):九州大学名誉教授・工学博士 大串 浩一郎(おおぐし こういちろう):佐賀大学大学院工学系研究科教授・博士(工学) 朝位 孝二(あさい こうじ):山口大学大学院理工学研究科教授・博士(工学) 秋山 壽一郎(あきやま じゅいちろう):九州工業大学大学院工学研究院教授・PhD 羽田野 袈裟義(はだの けさよし):山口大学大学院理工学研究科教授・工学博士 多田 彰秀(ただ あきひで):長崎大学大学院工学研究科教授・博士(工学) 松永 信博(まつなが のぶひろ):九州大学大学院総合理工学研究院教授・工学博士 大本 照憲(おおもと てるのり):熊本大学大学院自然科学研究科教授・工学博士 矢野 真一郎(やの しんいちろう):九州大学大学院工学研究院教授・博士(工学) 【目次】 第1部 水理学の基本事項 第1章 水理学の基礎 1.1 流体の物理的性質 1.2 静水圧 1.3 次元解析 1.4 一次元流れの基礎式 第2章 管路の流れ 2.1 管路定常流の一次元解析法 2.2 単線管路の計算 2.3 複雑な管路の計算 第3章 開水路の流れ 3.1 開水路流れの基礎 3.2 1次元不等流解析 3.3 開水路遷移流れ 3.4 水面形計算のまとめ 3.5 堰と水門の水理 第2部 基礎流体力学 第4章 流体力学の基礎 4.1 流体運動の性質と流れの表示 4.2 連続の式 4.3 運動方程式 4.4 基礎式の無次元化と流れの相似 4.5 相対的静止の問題 4.6 エネルギー方程式による検討 第5章 層流と乱流 5.1 層流 5.2 層流から乱流への遷移 5.3 乱流 5.4 自然界の乱流 第6章 環境の水理 6.1 物質の輸送 6.2 密度差のある流れ
  • 森林・林業のコロンブスの卵―造林学研究室のティータイム―
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    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書のテーマは「身近な森林のポテンシャルと可能性」。林業は現代の日本においては、儲からない、採算があわないと言われる。けれども、日本の森林、林業はもっと豊かになる可能性を秘めていると著者は述べる。実際に森林、山林に出かけ、様々な視点からのアプローチに取り組んでいると、「こうやってみてはどうだろう?」という、コロンブスの卵的な発見に出会うことが時にある。森林は生産の場であると同時に休養の場にもなりうるのだ。挿し木、樹木の香り、フィールド研究、各地での市民の森林活動など、著者の活動から得られた知見をまとめている。 【著者紹介】 上原 巖(うえはら いわお) 東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授 【目次】 はじめに 第1章 挿し木の新たな可能性-コロンブスの卵のような研究- 1.1 挿し木について 1.2 造林学研究室における挿し木研究 1.3 こんなことはどうだろうか?-様々な挿し木手法のこころみ 1.4 まとめと今後の展望 第2章 樹木の香り 2.1 森林浴、フィトンチッドという言葉の誕生 2.2 “空気をきれいにする木” 2.3 樹木の香りの幅広い可能性 第3章 各地の森林でのフィールド研究 3.1 間伐と林床の木本植物 3.2 森林・樹木と数学 3.3 森林、樹木の病害虫 3.4 台風による風倒木の調査   3.5 福島における放射線量の調査研究 3.6 カラマツとオオバアサガラ:樹木のコンパニオン・プランツ? 第4章 大学における森林教育 4.1 東京農業大学における林学、森林総合科学の教育 4.2 農大における演習林実習の内容 4.3 演習林実習に関するアンケート調査の結果 4.4 造林学研究室におけるゼミ実習 4.5 ミシガン州立大学・林学科での講義・実習     第5章 希望の萌芽:各地での市民の森林活動 5.1 「放置林」の活用 5.2 福岡県八女市でのワークショップ 5.3 長野県筑北村でのワークショップ 5.4 長野県伊那市での森林活動 5.5 都内での市民講座 5.6 世田谷区での区民講座 第6章 むすびに あとがき 謝辞
  • CIM入門―建設生産システムの変革―
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    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書は,CIMについて学びたい産官学の社会人や大学院生・大学生を主な対象として執筆した。筆者は特に歴史的な視点でどういう経緯で,そうした技術が発生したのかを解きほぐしていくことが大切だと感じている。そのため,本書でも,そうした歴史的な記述を随所に加えている。また,3次元モデリングやプロダクトモデルの章は,情報工学分野に属する内容であるため,土木技術者にとっては取っつきにくいかも知れないが,CIMの中核の主要部分だと判断し,少し詳細に記述した。  本書が,多くの社会人や学生の役に立てば幸いである。(「はじめに」より抜粋) 【著者紹介】 矢吹 信喜 Ph.D. 大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻教授 【目次】 第1章 CIMとは 1.1 BIMとは 1.2 CIMの開始 1.3 CIMの定義 第2章 建設分野を取り巻く課題 2.1 日本の建設分野 2.2 土木分野の特徴 2.3 海外の建設分野 第3章 設計・施工と情報伝達の歴史 3.1 大昔の設計と施工 3.2 デカルト座標系 3.3 画法幾何学と青図 3.4 コンピュータとCAD 3.5 人同士から機械同士の情報伝達へ 3.6 歴史的考察 第4章 CIM利用の現状 4.1 2012年度CIMモデル事業 4.2 2013年度CIMモデル事業 4.3 2014年度CIM試行事業 4.4 現状のCIMの効果と課題 4.5 CIMプロジェクトの紹介 第5章 3次元モデリングの基礎 5.1 立体のモデリング手法 5.2 ソリッドモデルの留意事項 5.3 レンダリングとアニメーション 5.4 VRとAR 第6章 プロダクトモデル 6.1 オブジェクト指向技術の誕生まで 6.2 オブジェクト指向技術とは 6.3 プロダクトモデルとは 6.4 国際標準ISOのSTEP 6.5 buildingSMART International 6.6 IFC(Industry Foundation Classes) 第7章 測量とGIS 7.1 GPSとGNSS 7.2 レーザ計測技術 7.3 写真測量技術による点群データの生成 7.4 水中の地形や物体の計測 7.5 GIS 第8章 地形と地層の3次元モデリング 8.1 地形の3次元モデリング 8.2 地層の3次元モデリング 第9章 道路等の線形構造物の計画と設計 9.1 道路の3次元設計ソフトウェアの概要 9.2 LandXMLについて 9.3 IFC-Alignment 1.0 第10章 構造物の設計とCIM 10.1 構造物の設計 10.2 製造業のCAEとBIM/CIMの違い 10.3 LOD 10.4 パラメトリック・モデリングとライブラリ 第11章 施工とCIM 11.1 情報化施工 11.2 情報化施工とCIM 11.3 4DモデルとEVMS 11.4 ICタグとCIM 11.5 施工時におけるデータの蓄積と保存 第12章 維持管理とCIM 12.1 BIMのCOBie 12.2 土木構造物の維持管理の重要性 12.3 センシング 12.4 国土基盤モデル 第13章 土木プロジェクトマネジメント 13.1 公共土木工事の発注方式の概略史 13.2 設計・施工分離発注と設計・施工一括発注 13.3 多様な入札契約方式 13.4 IPD(Integrated Project Delivery) 第14章 先進諸国の取組み 14.1 米国におけるCIM技術調査2013 14.2 欧州におけるCIM技術調査団2014 第15章 CIM技術者の育成とCIMの将来像 15.1 CIM技術者の育成 15.2 CIMの将来像
  • 住生活デザインの教科書―住み方・つくり方―
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書では、人間の営みの原点とも言える「住生活」に焦点を当て、その歴史に始まり、住生活に関する理論、政策や制度、住生活空間の管理・メンテナンス、その周辺への環境、あるいは生活スタイルや人間の行動パターンなど様々な領域から「住生活」を設計・建築するために必要となる基本的な事柄を紹介する。初学者向けの入門書として、あるいは既に実務などの経験を積まれている人にとっては、押さえておきたい基本的な事柄を改めて確認できるようなスタンダードな内容となっている。また豊富な事例や各章ごとに設けられた演習課題を通じて、本書を、読み・学び・考えられるようなテキスト=教科書としている。 【著者略歴】 夏目 欣昇(なつめ よしのり) 名古屋工業大学工学部社会工学科建築・デザイン分野 准教授 北原 玲子(きたはら れいこ) カリフォルニア大学バークレー校・東アジア研究所日本研究センター 客員研究員 毛利 志保(もうり しほ) 日本福祉大学健康科学部福祉工学科 准教授 前田 博子(まえだ ひろこ) 豊田工業高等専門学校建築学科 准教授 加藤 悠介(かとう ゆうすけ) 金城学院大学生活環境学部環境デザイン学科 教授 武田 美恵(たけだ みえ) 愛知工業大学工学部建築学科 教授 𣘺本 雅好(はしもと まさよし) 椙山女学園大学生活科学部生活環境デザイン学科 准教授 【目次】 第1章 住居の成り立ち 1.1 住居とは 1.2 住居の変遷 1.3 先史時代(中・新石器時代の住居) 1.4 古代の住居 1.5 中世の住居 1.6 近世の住居 1.7 近代の住居 1.8 現代の住居 第2章 集合住宅の変遷 2.1 集合住宅とは 2.2 集合住宅の成り立ち 2.3 古代の集合住宅 2.4 中世の集合住宅 2.5 近世の集合住宅 2.6 近代の集合住宅 2.7 現代の集合住宅 第3章 家族と福祉 3.1 家族の変容 3.2 家族の変容による社会福祉の出現 3.3 家族の変容に伴う住まいの形 第4章 住宅の設備 4.1 キッチンまわりの設備 4.2 水まわりの設備(キッチン以外) 4.3 空調、照明 4.4 家事の道具・場所 4.5 生活の道具 4.6 その他の道具 4.7 収納 第5章 管理・メンテナンス 5.1 生活空間の管理(維持管理) 5.2 生活財の管理 5.3 集まって住む場合の管理(集合住宅、近隣) 第6章 住宅と制度 6.1 住宅政策とは 6.2 戦後の住宅政策 6.3 日本の住宅政策の課題 第7章 住環境 7.1 風土と建築 7.2 自然災害に強いまちづくり 第8章 身体と空間 8.1 姿勢と行為 8.1 人と人の距離 第9章 心理と空間 9.1 空間感覚 9.1 アフォーダンス 9.2 空間認知 第10章 敷地、性能、内外関係 10.1 敷地と建物の配置 10.2 住宅性能の基準 10.3 内外関係 10.4 防犯環境設計 第11章 戸建て住宅の計画 11.1 計画の基礎 11.2 居室の配置計画 11.3 家族の変化に配慮した空間構成 第12章 集合住宅 12.1 集合住宅のタイプ 12.2 集合住宅における間取り 12.3 集まって住むいろいろな形 第13章 バリアフリー 13.1 バリアフリーを取り巻く背景 13.2 ハウスアダプテーションの考え方 13.3 整備のポイント 13.4 介護保険による住宅政策 第14章 環境デザイン 14.1 外構計画 14.2 街のアメニティ 14.3 街の歴史を引き継ぐ 第15章 多様化する生活スタイル-事例紹介-  住宅街の中の角地の特性を活かした建築  まちと緑と暮らす家  大きな屋根をもつ軸組の矩形のミニマルな家  26の連棟形式から生まれる内外の広がり  生きのびるための折衷主義  裏と呼ばれるものの可能性  道具のような家
  • スケッチで学ぶ建築文化史
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    1巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  2010年代からカリフォルニア、サンディゴのニュースクール建築学校とアメリカ建築家協会(AIA)、生命科学研究所として有名であり、その研究所の建築の設計をルイス・カーンが行ったことでも知られるソーク生物学研究所が共同で設立した、「建築のための神経科学学会(ANFA)」では、脳科学(ブレインサイエンス)、神経科学(ニューロサイエンス)、認知科学(コグニティブサイエンス)など、科学として人間の感覚や感性、感情と建築空間やデザインプロセスを結びつけようという試みが行われている。  このことを知った著者は、これからの建築の進むべき道は神経建築学(ニューロアーキテクチャ)ではないかと直感しつつ、自ら行ってきた保存や再活用を含めた近代建築史研究の成果と新しい建築のあり方、すなわち理論と実践をなんとか結びつけたいという執念にかられる。  この理論と実践の結合に対する執念と、著者の15年に及ぶ教育や研究において、人間が有する身体的な感覚、すなわち手を動かしてスケッチすることの大切さを授業に取り入れることが出来ればという思いが結びついて誕生したのがこの本である。 【著者略歴】 渡邉 研司:東海大学 工学部 建築学科 教授 【目次】 Lecture1 第1講 ガイダンス 講義のねらい Lecture2/3/4 第2講 近代思考=透視図の始まり(視覚革命1)     Sketch Workshop Lecture 2 第3講 描いている自らを描く=自画像の始まり(視覚革命2)    Sketch Workshop Lecture 3 第4講 風景の誕生のピクチャレスク(視覚革命3)    Sketch Workshop Lecture 4    西方への旅1―Toscana+Rome+South Italy Lecture5/6/7 第5講 記憶装置としての廃墟と遺跡     Sketch Workshop Lecture 5 第6講 創られた伝統 ゴシック vs クラシック   Sketch Workshop Lecture 6 第7講 美しさを問い直す アール・ヌーヴォーとエコロジー   Sketch Workshop Lecture 7    西方への旅2―Christpher Wren + London Lecture8/9 第8講 トルコからイギリスへ 鉄と近代建築の出会い     Sketch Workshop Lecture 8 第9講 ローマからフランスへ 鉄筋コンクリートと近代建築の出会い    Sketch Workshop Lecture 9 Lecture10/11 第10講 憧れからライバルへ      建築家ル・コルビュジエ(近代建築の巨匠 1)     Sketch Workshop Lecture 10 第11講 建築も都市も生きている 建築家フランク・ロイド・ライトの有機的建築(近代建築の巨匠 2)    Sketch Workshop Lecture 11    西方への旅3―Le Corbusier Lecture12/13/14 第12講 集まって住むこと 理想の共同体を求めて     Sketch Workshop Lecture 12 第13講 建築家になるために 建築家教育の彼岸      AA スクールとジョサイア・コンドル   Sketch Workshop Lecture 13 第14講 命ある近代建築との共振=エンパシー 保存と再生に向かって    Sketch Workshop Lecture 14    西方への旅4―Paris + Brno+Prague Constellation of Architectural Culture 建築文化の星座 あとがき 図版出典 索引
  • スポーツと運動の生理学―実践・指導の現場に役立つ知識と応用―
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書では,生理学的な枠組みを基本とし、体育学やスポーツ科学を学ぶ方々に向けて、大学での講義における運動生理学の基本的内容をまとめました。各章の末尾には復習問題を付け、知識の確認ができるようにしてあります。  執筆者らは、体育系学部で、自らもスポーツや運動の実践場面に身をおきながら、生理学、運動生理学、特にトレーニング科学、健康科学、脳神経科学を専門分野として教育と研究に関わってきました。近年の生活環境の変化に伴い、運動不足や体力低下が指摘される一方で、健康志向の高まりや競技スポーツの高度化など、私たちの身体を取り巻く環境は多様化しています。  トップアスリートとして活躍する学生、指導者や教員を目指す学生、怪我と向き合う学生など、それぞれの目標や立場にあって、本書で学習した内容を、スポーツや運動に関わる事象を科学的、論理的、分析的に考える材料にしていただくことを本書のねらいとしています。 【著者紹介】 内山 秀一(うちやま しゅういち) 現職:東海大学体育学部体育学科 教授 学位:博士(医学) 野坂 俊弥(のさか としや) 現職:東海大学体育学部生涯スポーツ学科 教授 学位:博士(スポーツ医学) 八田 有洋(はった ありひろ) 現職:東海大学体育学部生涯スポーツ学科 教授 学位:博士(学術) 【目次】 第1章 運動とコンディショニング 1-1 生体の恒常性 1-2 体液・血液の量と組成 1-3 運動と体液成分 1-4 コンディショニング 1-5 運動・栄養・休養のバランス 第2章 運動とエネルギー供給機構 2-1 生体のエネルギー 2-2 運動時のエネルギー供給系 第3章 運動と骨格筋系 3-1 骨格筋の構造と機能 3-2 骨格筋の収縮機構 3-3 骨格筋線維タイプ 3-4 骨格筋の適応変化 3-5 筋力トレーニングとその効果 第4章 運動と神経系 4-1 神経の生理学 4-2 感覚系 4-3 自律系 4-4 運動系 4-5 運動・トレーニングによる脳・神経系の適応変化 4-6 運動と認知機能 第5章 運動と呼吸器系 5-1 呼吸の生理学 5-2 運動時の呼吸動態 5-3 呼吸器系の運動適応変化 第6章 運動と循環器系 6-1 循環器系の構造と機能 6-2 心臓血管系の変化と適応 6-3 血液成分の適応 第7章 環境と運動 7-1 体温調節 7-2 運動時の体温調節 7-3 暑熱順化と運動トレーニング 7-4 寒冷環境と運動 7-5 低圧(高地)環境と運動 7-6 水中環境と運動 第8章 運動と内分泌系 8-1 内分泌器官とホルモン 8-2 運動時の内分泌反応 8-3 トレーニングによる影響 第9章 運動と免疫系 9-1 免疫系 9-2 自然免疫と獲得免疫 9-3 体液性免疫と細胞性免疫 9-4 免疫系の異常 9-5 運動と免疫能
  • 生理人類学―人の理解と日常の課題発見のために―
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    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  生理人類学とは、ヒトの進化・適応史に照らして、生活環境において発生する問題や潜在的な課題も含めて多くの領域から考察し解決しようとする学問である。  本書は、物理的環境(重力、温熱、光、音など)への適応からヒトの特徴を描き出し、日常生活における行動(睡眠、労働、運動など)とその問題点を解説している。また情動・感情のもつ本来の生物学的意義を踏まえ快適性の考え方に言及している。そして最後に未来への課題やその対応について考察を試みている。 【著者略歴】 編著: 安河内 朗(やすこうち あきら) 放送大学 福岡学習センター 所長 岩永 光一(いわなが こういち) 千葉大学大学院 工学研究院 教授 【目次】 まえがき 第1章 生理人類学を学ぶにあたって 1.0 生理人類学を学ぶにあたって 1.1 生理人類学とは 1.2 遺伝と進化 1.3 環境適応とその多様性 第2章 ヒトの物理的環境への適応の特徴と課題 2.0 ヒトの物理的環境への適応の特徴と課題 2.1 重力への適応 2.2 温熱への適応 2.3 光への適応 2.4 音への適応 2.5 酸素への適応 2.6 生活環境への適応と課題 第3章 人の日常行動と課題 3.0 人の日常行動と課題 3.1 生活時間(リズム) 3.2 衣服 3.3 食と栄養 3.4 睡眠 3.5 労働 3.6 運動 3.7 介護 第4章 人の快適性と課題 4.0 人の快適性と課題 4.1 人の情動と感情 4.2 人のストレスと快適性 4.3 生活デザインと快適性 4.4. 人とテクノロジーの関係 第5章 人の未来と課題 5.0 はじめに 5.1 人の本性と行動 5.2 個人への注意喚起 5.3 社会への注意喚起 5.4 おわりに 索引
  • 増災と減災―行き過ぎた再生可能エネルギー開発による災害への警告―
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    【内容紹介】  良かれと思った開発や制度が、のちに大きな災いを招いてきた。本書ではそれを増災と呼ぶことにした。開発と災害は両立できないトレードオフの関係にある。開発や開発を推進するための法制度には、わかりやすい目先のメリットがある一方、災害となって後世に禍根を残し、長期にわたって人々を苦しめるデメリットがある。  一方、災害が発生することを前提に、被害を最小限に留めるための、ソフト(法制度)を中心とした施策として、減災という概念がある。  本著では現代の増災について、行き過ぎた再生可能エネルギー開発とグランピング開発という2つの増災の可能性を取り上げている。気候変動対策として我が国を含む多くの先進諸国が取り組む再生可能エネルギー開発は、行き過ぎてしまうと土砂災害に留まることなく、地域を崩壊させ、日本列島を破壊させるような大きな犠牲を伴う可能性があることを説明する。また、グランピング開発を通して、縦割り行政の弊害が大災害につながる危険性について、都道府県や市町村への許認可権限移譲の問題を含め、実例を挙げて説明する。 【著者紹介】 著:鈴木 猛康(すずき たけやす) 山梨大学名誉教授・客員教授、特定非営利活動法人防災推進機構理事長、東京大学生産技術研究所リサーチフェロー 【目次】 第1章 増災とは、そして減災とは 1.1 日本は自然災害多発国 1.2 自然災害の素因と誘因 1.3 砂防の父 ヨハネス・デ・レーケ 1.4 山と海はつながっている 1.5 人為的に大規模災害発生リスクを高める、それが増災 1.6 社会素因を向上させること、それが減災 1.7 人口増、河道の固定化 1.8 近年の都市開発と増災 1.9 100年間で遷都4回 1.10 大阪城築城と増災 1.11 製塩業と窯業の発展と増災 第2章 熱海伊豆山地区の土石流災害から学ぶ 2.1 土石流災害発生とその要因 2.2 静岡県と熱海市の対応から表面化した大きな課題 2.3 盛土規制法で課題が解決されるのか 2.4 問題が山積みの盛土規制法 第3章 現代の増災 3.1 行き過ぎた再エネ開発と増災 3.2 再生可能エネルギー開発とFIT制度 3.3 令和の公害 3.4 斜面の安定には地下水位の評価が欠かせない理由 3.5 メガソーラーの土砂災害は熱海市土石流災害の10倍の規模 3.6 新たな警戒避難体制構築の必要性 3.7 避難スイッチと逃げどきチャート 3.8 風力発電施設と増災 3.9 森林法に基づいた審査とは 3.10 再生可能エネルギーの開発が行き過ぎた場合のデメリット(増災) 3.11 再生可能エネルギー開発は増災なのか 第4章 行き過ぎたグランピング開発は増災―縦割り行政の弊害が増災につながる― 4.1 急な斜面にグランピング 4.2 土砂災害警戒区域に宿泊施設を新設 4.3 建築基準法とグランピング 4.4 その後の行政の対応 4.5 縦割り行政の弊害として存在する縦割り法制度 4.6 景観条例は機能しているのか 第5章 将来に備える事前減災 5.1 事前に行うから効果の大きい事前減災へ 5.2 シンガポールに学ぶグリーンインフラ 5.3 Eco-DRR(生態系に基づく減災) 5.4 レジリエントなまちづくり 第6章 増災をなくすために 6.1 増災を振り返る 6.2 地震予知と気候変動の類似性 6.3 国土利用計画法の本来の目的とは 6.4 国土利用基本法の必要性 6.5 トレードオフの研究に予算を 6.6 エネルギー、食料、水の安全保障も大切な減災対策 第7章 気候変動と自然災害 7.1 人為的な二酸化炭素排出による気候変動と増災 7.2 気候変動と自然災害の関係 7.3 パキスタンの洪水は気候変動のせいと言い切れるのか 7.4 地球の気候変化の歴史 7.5 地球の気候と太陽光 7.6 地球は温暖化に向かっているか 7.7 人為的な二酸化炭素排出と地球温暖化 7.8 地球内での二酸化炭素の循環 7.9 全球気候モデルによる気温予測 7.10 地球温暖化に及ぼす自然と人間活動の影響を比較する議論 7.11 SDGsの矛盾
  • 造林学ワークブック―森林科学の学び方―
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    1巻3,850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  私たちの日本の約7割は森林である。森林は人類にとって身近な存在であり、また私たちの生活にとって必要不可欠な存在である。森林から私たちは木材をはじめ、きのこや山菜などの恩恵を受けるだけでなく、森林から流れ出る水、生産される酸素を享受し、災害防止などの保全効果や、風景・景観、保健休養などの効用も得ている。森林の持つ意義は産業的な意義だけではなく、いまや地球規模で、また私たちの毎日の生活にとって大なり小なり何らかの影響を及ぼしている。  本書は、大学で森林科学を学ぶ学生のための本だが、自然、森林に関心を持つ一般の方々にとっても森林を知るためのガイドブックとなる。各地への旅行や行楽のおりにも、車窓からの森林の風景を眺めながら、手に取っていただきたい本である。 【著者紹介】 著:上原 巌(うえはら いわお) 東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授 【目次】 第1章 序論 第2章 森林科学を学ぶみなさんへ 第3章 造林学での学び 第4章 育苗 第5章 大学構内での実習 第6章 街路での実習 第7章 森林での実習(大学演習林、民有林) 第8章 森林の管理手法 第9章 自然と人為との拮抗 第10章 農学部の林学科とサイエンスとしての森林科学 造林学フィールド事例① いまどきの東京近郊の林業は? 造林学フィールド事例② コロナ禍での森林実習の代替 造林学フィールド事例③ 北限のブナ林と最古のブナ人工林 造林学フィールド事例④ カラマツの実生をさがす 造林学フィールド事例⑤ 各地の中高生との森林体験と香り体験 造林学フィールド事例⑥ 建築学科の学生の演習林での実習 造林学フィールド事例⑦ 地域の山林の福祉利用 造林学フィールド事例⑧ 森林・樹木と数学"
  • 台湾の大地を拓いた人たち
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    1巻1,430円 (税込)
    【内容紹介】  100年少し前、うるわしの島・フォルモサと呼ばれた台湾に渡った第一線の日本人たちがいた。日本統治時代に台湾の大地を拓き、近代化の礎を築いたパイオニアたちである。  本書では、台湾南部の嘉南平原を穀倉地帯に蘇らせた八田與一を足がかりに、台湾の鉄路、港を拓いた技術者たち、上下水道を整えたバルトンや浜野弥四郎をはじめ、白冷圳を設計した磯田謙雄、地下を拓いた鳥居信平、日月潭発電事業に尽くした人たちなど紹介する。  また、著者による創作オペラ「台湾に水を引いた男・八田與一ものがたり」台本も所収している。 【著者紹介】 緒方英樹(おがた ひでき) 宮崎県生まれ。 弘前大学大学院博士課程修了。博士(学術)。理工図書(株)勤務。  「土木の絵本」全5巻シリーズの執筆、アニメ映画「パッテンライ!南の島の水ものがたり」(虫プロダクション)の企画・原作など、国づくりの歴史を若年層から大人までわかりやすく伝える活動をおこなっている。  最近の活動では「土木偉人かるた」(土木学会)の監修。毎日新聞オンライン連載、中央ラジオ「ドボクのラジオ」出演など行っている。  土木学会では、土木広報センター土木リテラシー促進グループ、土木史委員会副委員長、土木史広報小委員委員長を務める。著書に「身近に楽しむ・学ぶ・語り継ぐ ふるさとの歴史資産」(オーム社)、「人物で知る日本の国土史」(オーム社)など。 【目次】 はじめに~後藤新平の敷いたレール~ 1.鉄路を拓く  台湾縦貫鉄道四〇五キロへの道のり  卓越した鉄道技術者たち 2.水を治める  西郷菊次郎による宜蘭河の治水工事 3.港を拓く  川上浩二郎技師による基隆港の建設 4.上下水道を整える  台湾の公衆衛生向上に尽くした英国人技師バルトン  師・バルトンの遺志を継いだ浜野弥四郎の水道建設 5.水を引いて大地を拓く  八田與一による嘉南大圳事業  土木技術者の本懐  「白冷圳」を設計した八田技師の後輩・ 磯田謙雄 6.地下を拓く  上野英三郎の教え子・鳥居信平  目に見えない土木の価値がある 7.水力発電に挑む  台湾の工業化を促した日月潭発電事業 創作オペラ二幕 「台湾に水を引いた男 八田與一ものがたり」
  • 匠の技 伝統の左官技術―失敗を乗り越えて50年―
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    1巻1,760円 (税込)
    【内容紹介】  本書で紹介する中嶋氏は、文化財の土壁の修理に携わって五十年の永い経験を持ち、今なお左官の伝統技術を究明し続けている方です。社寺建築、民家、洋風建築と種々に亘る、数多い仕事の中で、若い時は特に城郭の土壁塗に力量を発揮しました。彼の方言混じりの独特の語り口調には、聞き手を引き込む情熱が秘められ、技術論を超えた左官の奥義が笑いの中に隠されています。彼の語りを綴った本書を今改めて読み直しますと、左官に一生を賭けた一人の男が描き出され、滅びつつある職人魂が浮き彫りになっている事に気付きました。  この書は、左官技術者は勿論、建築関係者、更に一般の方が読んでも理解出来る部分を多く取り入れることに努め、興味を持って読める内容を目標としました。多くの読者を得て、永年の歴史のなかで培われてきた伝統的な左官技術の本質が理解され、さらに忘れ去られようとしている土壁が、この日本の国土に蘇ることを願うものです。日本の気候と日本人の気質に合った壁、それは土壁だからです。(「あとがき」より抜粋) 【著者紹介】 中嶋 正雄(なかしま まさお) 昭和22年 岐阜県生れ 昭和37年 左官となる 昭和49年 中島左官株式会社 設立 中島左官株式会社 会長 全国文化財壁技術保存会(文化庁選定保存技術団体) 幹事 主な修復建造物 国 宝 昭和40年 犬山城天守(愛知県) 重要文化財 昭和38年 名古屋城西北隅櫓(愛知県) 昭和41年 曼陀羅寺書院(愛知県) 昭和42年 筥崎宮本殿(福岡県) 昭和44年 薬王寺観音堂(和歌山県) 昭和48年 南宮大社社殿(岐阜県) 昭和50年 旧太田脇本陣林家住宅質倉・借物倉(岐阜県) 昭和54年 旧下ヨイチ運上家(北海道) 平成7年 旧小林家住宅      (旧シャープ住宅、通称「萌黄の館」、兵庫県) 【目次】 推薦のことば 自序 序章 失敗の始り  漆喰を食う 第一章 失敗だらけ  お城の壁が浮く  麻縄が粉になる  だまされたセメント袋  昼から五時まで、うたた寝  敷き瓦が割れる  壁全面にヒビ  傾いた蔵の癖は、すぐには直らない  先入観の落し穴  白壁が緑色に  防腐剤の油が染み出す  天井が綺麗に落ちる  夜中まで仕事する  ニキビの肌  失敗は、やり直しさせて  失敗は心に仕舞う 第二章 左官の技  草を入れて壁土を作る  材料作りが八割  餅米が一番  団子の手打ち  荒壁のチリは斜めに押さえる  裏返し  中塗土はすさで調合する  石垣上の微妙な工夫  土は地震に強い  漆喰の追っ掛けも良し悪し  漆喰は防水  お城の壁は、強くなけりゃいかん  蛍の飛ぶ壁  土佐漆喰に感動  石灰と貝灰  黒漆喰の磨きは最高級  大津壁の磨きもある  白い大津壁もある  左官は水商売  色壁は薄い色が難しい  鏝絵は芸術品  誰も出来ない洗出し  特許の蛇腹の引き型  葉っぱも道具にする  木舞の横竹から荒壁をつける  貫伏せ  左官屋の仕事は多種多様  油塀  割れない三和土  蔵は左官が棟梁になる 第三章 左官の世界へ  小学生で芽生えた、経営の才  お爺さんを魅了した、粘土細工  就職したかった、高山一刀彫  左官の親方、亀に驚く  早起きの競争  初めての現場で鏝を持つ  独立へ  稼いだお金を返しに行く 第四章 左官の未来  左官は雑工事  何とかならんか、年度末工期と労働時間  再び巡る文化財の修理  ゆとりが良い仕事をする  会社の未来  左官の未来 あとがき 左官用語の解説
  • 大地を拓く
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    1巻1,980円 (税込)
    【内容紹介】  私たちの暮らす日本列島は、山の多い地形,複雑な地質,気象などの自然的条件から,洪水,土砂災害,地震,津波,火山噴火などによる災害を歴史的に被ってきた。  本書は、先人たちがいかにそうした災禍を乗りこえてきたのかを、古代から中世、近世、近代までたどりながら、日本の大地を拓いてきた人たちの苦悩、情熱、技術を丹念に解きあかしていく。そこから私たちにとって「土木」とは、「利他の心」とは何かを問いかけ、それらが人や地域に尽くした効果や、自然に与えた影響をはじめ後世に生かす教訓がうかがい知れるだろう。 【著者紹介】 緒方英樹(おがた ひでき) 宮崎県生まれ。 弘前大学大学院博士課程修了。博士(学術)。理工図書(株)勤務。  「土木の絵本」全5巻シリーズの執筆、アニメ映画「パッテンライ!南の島の水ものがたり」(虫プロダクション)の企画・原作など、国づくりの歴史を若年層から大人までわかりやすく伝える活動をおこなっている。  最近の活動では「土木偉人かるた」(土木学会)の監修。毎日新聞オンライン連載、中央ラジオ「ドボクのラジオ」出演など行っている。  土木学会では、土木広報センター土木リテラシー促進グループ、土木史委員会副委員長、土木史広報小委員委員長を務める。著書に「身近に楽しむ・学ぶ・語り継ぐ ふるさとの歴史資産」(オーム社)、「人物で知る日本の国土史」(オーム社)など。 【目次】 序章 日本の風土と土木 1章 古代に見る「土木の原点」  1-1 渡来人からの系譜  1-2 行基から重源、空海への道  1-3 空海からの道 平清盛の土木 2章 変革時代の戦国武将  2-1 自然と共に生きる  2-2 戦国時代の城づくり  2-3 暴れ川に挑んだ戦国武将  2-4 異国人のみた信長と光秀の普請  2-5 戦わずに勝つ・豊臣秀吉と黒田官兵衛 3章 江戸時代、大地を拓いたパイオニアたち  3-1 江戸のプランナー・徳川家康  3-2 その後の戦国武将たち  3-3 木曽三川と宝暦治水  3-4 千載不朽の土木家・野中兼山  3-5 国づくりは、人づくりから  3-6 人々の幸せづくり  3-7 民衆のため大地を拓いた義人たち  3-8 大地を拓いた新渡戸家一族の夢と継承  3-9 大地震津波との遭遇 4章 近代化への道  4-1 江戸から明治へ  4-2 日本の鉄道ことはじめ  4-3 市民の精神的福祉を向上させるエンジニア教育  4-4 日本とオランダの親密な関係  4-5 海外留学の草創期  4-6 廣井山脈 飛び立ったパイオニアたち 5章 人類のための土木  5-1 海外技術協力の先駆けとなった久保田豊  5-2 水路と鉄路を拓いた田辺朔郎  5-3 立山砂防の価値とは何か  5-4 農業土木と上野英三 6章 理想都市建設へのまなざし  6-1 後藤新平・復興への道  6-2 産業の近代化と渋沢栄一 追悼 人は、土木は、自然といかに向き合ってきたか  ―日本国際賞受賞者 河川工学者 高橋 裕氏に聞く― あとがき
  • 地域防災の実践―自然災害から国民や外国人旅行者を守るための実学―
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    1巻2,420円 (税込)
    【内容紹介】 令和6年能登半島地震では、激震によって多数の住家が損壊し、火災が発生・延焼し、土砂災害・津波が発生し、道路が寸断されて集落が孤立するなど、ありとあらゆる災害が発生しました。 本書は、多くの自然災害の現場を調査し、地域防災活動に実際に関わってきた著者が、我が国の防災対策の現状と歴史を踏まえ、地域で整えるべき市町村の防災体制、地区防災計画、そして日本人だけでなくインバウンド観光客や在留外国人を含めた防災対策について記した書です。 地域防災を進める行政、事業者、個人の方々に是非読んでいただきたい1冊です。 【著者紹介】 鈴木 猛康(すずき たけやす) 山梨大学名誉教授・客員教授、特定非営利活動法人防災推進機構理事長、東京大学生産技術研究所リサーチフェロー。東京大学大学院工学系研究科修了(東京大学工学博士)。専門は地域防災、リスクコミュニケーションなど。 【目次】 第1章 現代の防災対策の現状と課題 1.1 特別警報が発表されてから逃げる 1.2 災害未経験の自治体で災害は発生する 1.3 避難所の運営と在留外国人の避難 1.4 そのとき必要だったのは情報共有 1.5 首長に必要なリーダーシップ 第2章 防災の法制度の歴史とエピソード 2.1 中世から近世における川除普請と名主制度 2.2 備荒儲蓄法から災害救助法まで 2.3 伊勢湾台風と災害対策基本法 2.4 被災者生活再建支援金制度とその成り立ち 2.5 災害弔慰金制度とその成り立ち 2.6 地震保険制度と誕生のエピソード 第3章 防災気象情報で氾濫状態の日本 3.1 防災気象情報が増え続ける理由を考える 3.2 気象警報・注意報そして特別警報 3.3 避難情報の変遷 3.4 避難情報と防災気象情報との関係 3.5 避難スイッチの観点から見た防災気象情報 3.6 将来の防災気象情報に対する期待 第4章 地区防災計画 4.1 地区防災計画制度の誕生 4.2 自主防災組織と地区防災計画 4.3 地区防災活動はまちづくり活動 第5章 リスク・コミュニケーション 5.1 リスク・コミュニケーションとは 5.2 防災におけるCAUSEモデルとBECAUSEモデル 5.3 2014年山梨豪雪による集落孤立とリスク・コミュニケーション 第6章 広域避難と地区防災計画 6.1 平成27年関東・東北豪雨と広域避難 6.2 広域避難計画 6.3 中央市リバーサイド地区におけるリスク・コミュニケーション 6.4 一人の犠牲者も出さない広域避難計画 6.5 避難場所 6.6 広域避難訓練 6.7 コロナ禍の広域避難行動と準備 6.8 その後の地区防災活動 6.9 広域避難計画における災害弱者対策 第7章 土砂災害警戒区域における地区防災の実践 7.1 土砂災害防止法 7.2 土砂災害警戒情報と警戒避難体制の構築 7.3 西桂町下暮地地区と逃げどきチャート 7.4 防災マップづくりと早期避難の必要性 7.5 アンケート調査に基づいた避難シミュレーション 7.6 避難計画作成のための合同ワークショップ 第8章 自然災害に曝される外国人の現状と対策 8.1 災害情報不足に困窮するインバウンド観光客 8.2 AI翻訳アプリの出現は外国人観光客にとって救世主となりうるか 8.3 多言語翻訳アプリの開発経緯 8.4 災害時に困窮する在留外国人の現状と対策 8.5 政府の多言語対応と観光危機管理の現状 8.6 富士山の火山防災対策の現状 第9章 多言語翻訳アプリを利用した災害対応の実証実験(ホテル編) 9.1 実証実験の概要 9.2 ホテルの対応と中国人宿泊客の反応 第10章 多言語翻訳アプリを利用した災害対応の実証実験(遊園地編) 10.1 実験の概要 10.2 遊園地スタッフの対応と外国人観光客の反応 10.3 平常時に使って災害時に活かす 第11章 これからの防災まちづくり 11.1 観光地の景観条例と防災まちづくり 11.2 増災とならないことを検証する視点の大切さ 11.3 防災まちづくりの本来の姿-グリーンインフラとEcoDRR- 11.4 能登半島地震の教訓を生かす
  • つながりの子育て―子どもをまんなかにしたコミュニティづくりを、問いなおそう―
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  手をとり合って、子育てしよう。たいへんなら、助け合おう。安心できる子育てを探り実践する、自主保育、プレーパーク、森のようちえん……これらを紹介しながら、発達心理学の視点で「コミュニティで子どもを育てる」ことの歴史から現代への考察も交え、ヒトの間で子どもが育つことの大切さと、子どもの世界を尊重することで促される子どもの「育つ力」をも捉えなおす。古き新しき子育てを提案する一冊。発達心理学の研究者と里山保育に熟練した保育士による共著。 【著者略歴】 著:菅野 幸恵(すがの ゆきえ) 青山学院大学 コミュニティ人間科学部 教授 著:土井 三恵子(どい みえこ) NPO法人青空保育ぺんぺんぐさ 理事・共同代表・保育士 【目次】 序章 子ども・コミュニティとその源流 1章 子育てはひとりではできない  2章 地域に遊び(場)がなくなった 3章 子どもには遊びが必要だ 4章 家族以外の人と育つ、育てる― 自主保育という子育ての営み 5章 地域のなかで育つ、育てる― 冒険遊び場(プレーパーク)の可能性  6章 自然の力を借りながら育つ、育てる― 森のようちえんでの育ちと運営 7章 地方での子育ち・子育て ― 移住という選択 8章 対談 民主主義が子どもを育てる
  • 電気機器
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書は電気機器の教科書であり、従前の教科書に比べるとストーリー性と現象のモデル化、モデルの使い方に重点を置いた内容になっている。そのため例題を設け、しっかり問題を解く構成になっている。また章末の演習問題で復習ができるようにした。 【著者紹介】 高木 浩一(たかき こういち) 岩手大学教授(理工学部システム創成工学科) 上田 茂太(うえだ しげた) 苫小牧工業高等専門学校特任教授(創造工学科電気電子系) 上野 崇寿(うえの たかひさ) 大分工業高等専門学校准教授(電気電子工学科) 郷 冨夫(ごう とみお) サレジオ工業高等専門学校非常勤講師(電気工学科) 河野 晋(こうの すすむ) 有明工業高等専門学校教授(創造工学科) 三島 裕樹(みしま ゆうじ) 函館工業高等専門学校教授(生産システム工学科) 向川 政治(むかいがわ せいじ) 岩手大学教授(理工学部システム創成工学科) 【目次】 1章 電気機械エネルギー変換とは 1.1 エネルギー変換と電気機械 1.2 電磁力と起電力 1.3 電動機の原理と発電機の原理 1.4 変圧器起電力と速度起電力 1.5 磁気回路 1.6 回転運動の動力の基本式 2章 直流機の構造と基本動作 2.1 直流機の原理と構造 2.2 直流機の電機子巻線法 2.3 電機子反作用と整流 2.4 直流機の誘導起電力とトルク 3章 直流発電機:結線と出力特性 3.1 直流発電機の種類 3.2 直流発電機の特性 3.3 直流発電機の損失と効率 4章 直流電動機:結線と速度制御 4.1 直流電動機の種類と回路 4.2 直流電動機の特性 4.3 直流電動機の始動と速度制御 4.4 直流電動機の制動と逆転 4.5 直流電動機の損失と効率 5章 変圧器の原理と理想変圧器 5.1 変圧器の原理と誘導起電力 5.2 理想変圧器の等価回路による解析 6章 変圧器の基本特性 6.1 変圧器の構造と損失 6.2 変圧器の等価回路 6.3 変圧器の特性 7章 変圧器の結線と特殊変圧器 7.1 変圧器の結線 7.2 特殊変圧器 8章 誘導機の構造と基本動作 8.1 誘導機の基本原理 8.2 回転磁界 8.3 巻線の巻き方 8.4 誘導機の誘導起電力とトルク 9章 誘導機の特性 9.1 誘導機の等価回路 9.2 比例推移 9.3 簡易等価回路に基づく特性計算 9.4 誘導電動機の特性 10章 誘導機の制御 10.1 誘導機のトルク 10.2 誘導電動機の始動方式 10.3 誘導電動機の速度制御 10.4 誘導電動機の制動法 10.5 特殊かご形誘導電動機 10.6 単相誘導電動機 11章 同期発電機 11.1 同期発電機の原理と構造 11.2 同期発電機の誘導起電力 11.3 同期発電機の電機子反作用0 11.4 同期発電機の出力,短絡比 11.5 同期発電機の特性曲線 12章 同期電動機 12.1 同期電動機の原理と構造 12.2 同期電動機の電機子反作用 12.3 同期電動機のトルクと出力 12.4 同期電動機のV曲線 12.5 永久磁石同期電動機 12.6 同期電動機の始動 12.7 リラクタンスモータ 12.8 ブラシレスDCモータ
  • 土質力学
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    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書は,山内豊聡先生(九州大学名誉教授)の教科書「土質力学」のリブート本として九州・沖縄在住の教員で協働して執筆した土質力学の入門書である。リブートには再出発,再始動という意味があり,はじめて土質力学を学ぶ学生や技術者の独習に適した内容となっている。手元に一冊,置いていただいて,必要な時に何度でも読み直していただきたいテキストである。(「はしがき」より) 【著者略歴】 編著:安福 規之(やすふく のりゆき) 九州大学教授 【目次】 第1章 「土質力学」で学べること 1.1 はじめに 1.2 地盤にかかわる問題と求められる役割や機能 1.3 海上空港の連絡橋建設プロジェクト -連絡橋を支える地盤- 1.4 まとめ -土質力学の周辺分野- 第2章 土の物理的性質と分類 2.1 はじめに 2.2 岩石からの土の生成 2.3 土の三相構成と状態量の定義 2.4 土の粒度分布の表現 2.5 土のコンシステンシー 2.6 土の工学的分類 第3章 土の締固め 3.1 はじめに 3.2 土の締固めの目的と機構 3.3 締固め試験 3.4 現場での締固め 第4章 土中水の物理 4.1 はじめに 4.2 土中水の毛管上昇 4.3 地中の平衡含水比 4.4 ダルシー則と透水係数 4.5 透水係数に影響する要素 4.6 土の透水性を評価する試験方法 4.7 井戸とボーリングによる現場透水試験 4.8 異なる層から成る土の透水係数 4.9 流線網(flow net)と浸透圧 4.10 流線網の描き方と流量及び揚圧力の計算 4.11 クイックサンド 第5章 土の圧密 5.1 はじめに 5.2 土中の有効応力 5.3 土の圧密試験 5.4 土の圧密理論 5.5 時間沈下曲線から得られる圧密定数 5.6 圧密促進工法 第6章 土のせん断とせん断強さ 6.1 はじめに 6.2 主応力とモールの応力円 6.3 土のせん断抵抗と破壊規準 6.4 せん断試験 6.5 砂質土のせん断特性 6.6 粘性土のせん断特性 第7章 土の繰返しせん断と液状化 7.1 はじめに 7.2 地震時の地盤被害 7.3 土の繰返しせん断 7.4 砂地盤の液状化と対策 第8章 地盤内応力 8.1 はじめに 8.2 弾性論による応力とひず 8.3 鉛直集中荷重による地盤の応力 8.4 種々の地表面荷重による地盤中の応力 8.5 地盤反力と応力集中 8.6 土の変形係数とポアソン比 第9章 地盤の安定:土圧 9.1 はじめに 9.2 裏込め土に作用する応力    9.3 土圧の概念(静止土圧,主働土圧,受働土圧) 9.4 静止土圧 9.5 ランキン土圧 9.6 クーロン土圧 9.7 土圧理論の適用範囲と特徴 付録 第10章 地盤の安定:支持力 10.1 はじめに 10.2 基礎構造物と地盤の支持力 10.3 支持力の算出のための地盤の原位置試験 10.4 基礎の沈下 10.5 浅い基礎の支持力 10.6 杭基礎の支持力 第11章 地盤の安定:斜面 11.1 はじめに 11.2 斜面破壊の種類と安全率 11.3 斜面安定解析に用いる土のせん断強さ 11.4 無限斜面の安定計算(無限斜面法) 11.5 円弧すべりに対する斜面安定計算 11.6 複合すべりを起こす斜面の安定計算 第12章 地盤の環境と防災 12.1 はじめに 12.2 地盤の環境機能 12.3 地盤汚染,廃棄物の処分および副産物の有効利用技術 12.4 地盤環境と地盤防災
  • パワーエレクトロニクス―基礎から応用―
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    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 理工学分野に携わる大学や工業高等専門学校の学生、高電圧に携わる技術者がパワーエレクトロニクスの基礎知識を得るための入門書。大学や高専の講義と対応するように12章立てとした。1回の講義が章1つに対応する。独学では2時間で章1つを学ぶイメージである。 パワーエレクトロニクスの諸動作の記載は、関連する基礎科目の諸法則との関係にも触れて、専門基礎から発展的に学習ができるようにした。またパワーエレクトロニクスを利用した回路の動作について、これらの動作を説明するモデルが理解できるように、数式と説明文の双方で記述した。パワーエレクトロニクスを利用した産業機器を学ぶ章では、実物を見たことがない人でもその用途と原理およびそれらの発展の歴史を容易に理解できるよう、イラスト、写真、年表などを掲載している。理解度の確認やアクティブラーニングが可能なように、例題や演習、発展的学習も入れた。演習問題解説においては、答えの導出過程も記述している。 【著者紹介】 編著:高木 浩一(たかき こういち) 岩手大学 理工学部電気電子通信コース 教授 編著:南谷 靖史(みなみたに やすし) 山形大学大学院 理工学研究科 准教授 【目次】 1章 パワーエレクトロニクスの概要 1.1 暮らしの中のパワーエレクトロニクス 1.2 パワーエレクトロニクスの目的:電力変換 1.3 パワーエレクトロニクスの歴史 2章 パワーエレクトロニクスの電気回路理論 2.1 スイッチングによる制御 2.2 平均値と実効値 2.3 ひずみ波形のフーリエ級数による表示 2.4 電力 2.5 力率とひずみ率 3章 電力変換の基礎とスイッチ 3.1 電力変換と効率 3.2 スイッチングによる電力変換 3.3 電力制御 3.4 スイッチングによる電流経路の切り替え 3.5 理想スイッチと実際のスイッチ 4章 電力変換と半導体デバイス 4.1 半導体とは 4.2 パワーデバイスに必要な特性 4.3 ダイオード 4.4 バイポーラトランジスタ 4.5 電界効果トランジスタ 4.6 次世代パワーデバイス 5章 パワーエレクトロニクス用半導体デバイス 5.1 IGBT(insulated gate bipolar transistor) 5.2 サイリスタ(thyristor) 5.3 TRIAC (triode for alternating current) 5.4 GTO(gate turn-off thyristor) 5.5 パワーモジュール 5.6 半制御スイッチと完全制御スイッチ 6章 チョッパ回路 6.1 直流-直流変換の仕組みと平滑化 6.2 降圧チョッパ 6.3 昇圧チョッパ 6.4 昇降圧チョッパ 6.5 デューティ比と入出力電圧特性の比較 7章 高度な直流―直流変換 7.1 双方向チョッパ回路 7.2 フライバックコンバータ 7.3 フォワードコンバータ 7.4 高度な昇降圧チョッパ 8章 インバータ 8.1 単相インバータ 8.2 三相インバータ 9章 波形制御によるインバータの高調波出力改善 9.1 インバータと高調波 9.2 PWMインバータ(正弦波PWM制御) 9.3 マルチレベルインバータ 10章 交流-直流変換(整流回路) 10.1 単相半波整流回路 10.2 単相全波整流回路 10.3 三相全波整流回路 11章 交流−交流変換 11.1 交流−交流間接変換(交流−直流−交流変換) 11.2 交流−交流直接変換(交流−交流変換) 12章 身近なパワーエレクトロニクス機器 12.1 家電機器への応用 12.2 給電装置への応用 12.3 再生可能エネルギーと系統連系 12.4 医療機器応用 12.5 高効率化するコンバータ・インバータ 13章 パワーエレクトロニクスの応用2 13.1 電動機制御 13.2 輸送システム
  • みんなの都市計画
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    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 全体を4部で構成されている。第1部:都市のデザイン、第2部:まちづくりと地域生活空間計画、第3部:都市計画の制度、第4部:都市計画の歴史、となっている。明快さ、わかりやすさを第一にして簡潔にまとめてある。図版や事例を数多く使用し、実感として理解できるように解説されている。 【著者略歴】 脇田 祥尚(わきた よしひさ) 近畿大学建築学部教授。 1969年広島市生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。島根女子短期大学、広島工業大学を経て2007年より近畿大学准教授。2011年より現職。京都大学博士(工学)。技術士(建設部門 著書に、『スラムの計画学』めこん、『世界住居誌』昭和堂、『アジア都市建築史』昭和堂、『まちづくり教科書4 公共建築の設計者選定』丸善、『まちづくり教科書1 まちづくりの方法』丸善など。都市及び地方計画)。 【目次】 第1部 都市のデザイン 第1章 建築と都市のデザイン 1.都市デザインのアウトライン 2.都市デザインと建築 3.構成要素のデザイン 第2章 地域・地区のデザイン 1.地域生活空間のデザイン 2.住宅地のデザイン 3.都心部のデザイン 第3章 風景のデザイン 1.風景デザインとしてのシビックデザイン 2.公園のデザイン シビックデザインの具体例 3.構成要素のデザイン 第2部 まちづくりと地域生活空間計画 第4章 まちづくりと市民参加 1.まちづくりのアウトライン 2.市民参加 行政と市民の関係論 3.まちづくりワークショップ 4.市民まちづくりとNPO 第5章 景観まちづくり 1.地域の景観を読む 2.市民まちづくりと景観 3.景観法と景観まちづくり 第6章 地域資源を活かしたまちづくり 1.地域資源と市民まちづくり 2.水と緑のまちづくり 3.歴史的環境の継承 第7章 防災まちづくり 1.市民防災まちづくり 2.防災まちづくり 第8章 交通と福祉のまちづくり 1.市民参加の交通・福祉まちづくり 2.福祉のまちづくり 3.交通まちづくり 第3部 都市計画の制度 第9章 都市計画法とマスタープラン 1.法定都市計画 2.都市計画のマスタープラン 第10章 土地利用計画 1.土地利用計画の必要性 2.都市計画区域と区域区分 3.地域地区制 4.地区計画 第11章 都市施設の計画 1.都市施設 2.道路計画 3.公園・緑地計画 第12章 市街地開発事業 1.市街地開発の事業 2.土地区画整理事業 3.市街地再開発事業 第4部 都市計画の歴史 第13章 歴史の都市、都市の歴史 1.西欧の都市 2.非西欧世界の都市 第14章 近代都市計画思潮 1.近代初期の都市計画 2.機能主義的都市計画 3.近代成熟期の都市計画思潮 第15章 都市計画の歩み 1.都市の骨格形成 2.近代都市計画の黎明 3.旧都市計画法制定以降新都市計画法制定まで 4.高度経済成長期以降の都市計画 5.成熟社会の都市計画
  • (メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ) 新版 筋骨格障害学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書は、茨城県立医療大学の理学療法学科・作業療法学科の2年次に履修する「筋骨格障害と対応」の授業カリキュラムに準拠して作成されており全15コマからなる。理学療法士・作業療法士の国家試験を受けるために必要な内容が網羅されている。  近年の国家試験では、特に画像(単純X線、MRI、CT)や特徴的な図・写真を使用した問題が多数出題されており、テクニック重視の単なる机上の知識ではなく、より実践的で専門的な知識が要求されている。そのため、本書では、できるだけ多くの画像や図を掲載し、より実践的で臨床に即した内容に仕上げられている。また、章末には、茨城県立医療大学で過去に出題された学期末試験問題、整形外科領域の国家試験問題9年分を掲載し、簡単な解説も記した。これらの問題を解くことでより理解を深める工夫がされている。  筋骨格障害を理解するために、理学療法学・作業療法学を学ぶ学生はもちろん理学療法士・作業療法士の皆様にも最適の書である。 【著者略歴】 監修:和田野 安良(わだの やすよし) 茨城県立医療大学 名誉教授 著:六崎 裕高(むつざき ひろたか) 茨城県立医療大学 教授 【目次】 第1章 運動器の構造と機能 1 骨・関節の構造と機能 2 関節の構造と機能 3 神経の構造と機能 4 骨格筋の構造と機能 5 腱の構造と機能 6 靭帯の構造と機能 第2章 頚椎・腰椎障害と対応 1 脊椎の構造と機能 2 脊椎の障害 第3章 上肢障害の特性と対応 1 肩甲帯の構造と機能 2. 肩甲帯の障害 3 肘・前腕部の構造と機能 4 肘・前腕部の障害 5 手関節・手部の構造と機能 6 手関節・手部の障害 第4章 下肢障害の特性と対応 1 股関節・大腿部の構造と機能 2 股関節・大腿部の障害 3 膝関節・下腿部の構造と機能 4 膝関節・下腿部の障害 5 足関節・足部の構造と機能 6 足関節・足部の障害 7 絞扼性神経障害 第5章 筋骨格系感染症と対応 1 骨・関節感染症(細菌性) 第6章 関節障害と対応 1 関節の障害 2 関節の手術 第7章 四肢循環障害と対応 1 四肢の動静脈障害 第8章 筋骨格系腫瘍と対応 1 腫瘍総論 2 骨腫瘍 第9章 救急・外傷処置の特性と対応 1 救命医療 2 外傷 第10章 骨折、脱臼、捻挫の特性と対応 1 骨折 2 捻挫、靭帯損傷、脱臼、軟部組織損傷 第11章 上肢外傷と対応 1 上肢帯部の外傷 2 肩関節部の外傷 3 上腕部の外傷 4 肘関節部の外傷 5 前腕の外傷 6 手の外傷 7 腕神経叢損傷 第12章 下肢外傷と対応 1 骨盤・股関節部の外傷 2 大腿部の外傷 3 膝関節部の外傷 4 下腿部の外傷 5 足関節・足部の外傷 第13章 脊椎・脊髄損傷と対応 1 脊椎損傷(脊柱の損傷) 2 脊髄損傷 3 脊髄の奇形・形態異常 第14章 神経・筋疾患と対応 1 筋ジストロフィー 2 脳性麻痺 3 パーキンソン病 4 筋萎縮性側索硬化症 総合問題 参考文献 索引
  • (メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ) 新版 生理学
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    1巻5,500円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書は、生理学を初めて学ぶ学生を対象に書いたものであり、内容を平易にしかも系統的に記述することを心掛けた。また対象は看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、放射線技師等のコメディカル領域を目指す学生であるが、医師、歯科医師、薬剤師を目指す学生においても使えるように、最新の知見や詳細に知るべき事柄をコラムとして記載した。 【著者略歴】 編著: 桑名 俊一(くわな しゅんいち) 植草学園大学 保健医療学部 理学療法学科 教授 荒田 晶子(あらた あきこ) 兵庫医科大学 医学部 生理学 生体機能部門 准教授 【目次】 第1章 生理学の基礎 1 細胞とその環境 2 恒常性の維持と調節機構 3 細胞の機能的構造 4 核酸と遺伝子 5 幹細胞と再生医療 第2章 神経系の基本的機能 1 神経細胞 2 神経信号の発生 3 神経信号の伝わり 4 神経の連絡と神経信号の伝達 第3章 神経系の機能 1 概要 2 末梢神経系 3 自律神経系 4 中枢神経系 5 睡眠と覚醒 6 学習と記憶 第4章 感覚の生理 1 感覚総論   2 体性感覚・内臓感覚 3 化学感覚(味覚、嗅覚) 4 視覚 5 聴覚、平衡感覚 第5章 筋肉・運動の生理 1 筋肉の種類と性質 2 骨格筋の生理機能 第6章 運動の制御機構 1 運動の実行 2 運動の制御指令 3 運動の調節 第7章 血液の生理 1 血液の構成 2 有形血液成分 3 液体血液成分 第8章 循環の生理 1 心臓の機能 2 心臓の構造 3 心電図 4 心臓の周期的活動 5 心拍出量の調節機構 6 血管系 7 血圧 8 血圧の測定法 9 血管運動の調節 10 血液循環 11 リンパ循環 第9章 呼吸 1 呼吸器 2 呼吸運動 3 肺機能 4 体内のガス交換 5 末梢の受容器・反射 6 呼吸の神経性調節  7 呼吸の随意性調節 8 特殊呼吸、環境と呼吸 第10章 消化・吸収 1 消化・吸収の概要 2 口腔での消化 3 胃での消化 4 小腸での消化と吸収 5 大腸 6 排便    第11章 栄養・代謝 1 概要 2 エネルギー代謝 3 栄養素の代謝 4 ビタミン 第12章 腎臓の生理 1 腎臓の機能的構造 2 尿の生成とその機序 3 排尿 第13章 体液の恒常性 1 体液の浸透圧濃度 2 体液量と体液の組成 3 体液浸透圧の調節機構 4 体液[H+]とpH 5 血液[H+]の調節機構 6 アシドーシスとアルカロ-シス 7 代償作用 第14章 内分泌 1 ホルモン 2 骨とカルシウム代謝 3 生殖とホルモン 第15章 体温の調節 1 体温とは 2 体温のリズム 3 熱の移動 4 体温調節反応 5 自律性体温調節のメカニズム 6 発熱 索引
  • (メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ) 精神医学
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    1巻5,940円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  名古屋大学医学部精神医学教室の総力をあげて執筆された本書は、PT・OTを目指す学生はもとより、広く臨床精神医学を学ぼうとする人々を対象として編集されている。特に、診断基準は、メディカルスタッフの書籍としては初めて最新のDSM-5により統一された。また、他の診断体系との比較表も添付されている。 【著者略歴】 編著:飯高 哲也(いいだか てつや) 名古屋大学大学院医学系研究科作業療法学講座 教授 【目次】 第1章 精神症状の診かた 1 総論 2 各論 第2章 診断と検査 1 診断 2 検査 第3章 統合失調症 1 統合失調症とは 2 診断・分類・亜型 3 経過と予後 4 治療 第4章 うつ病・双極性障害 1 うつ病・双極性障害とは 2 基本的な症候~①抑うつエピソード 3 基本的な症候~②躁病エピソード 4 基本的な症候~③軽躁病エピソード 5 抑うつ障害の診断と特徴について 6 双極性障害の診断と特徴について 7 うつ病・双極性障害に関連する臨床的特徴 8 疫学 9 経過・予後 10 治療 11 おわりに 第5章 不安症・強迫症・心的外傷後ストレス障害 1 はじめに 2 概念・定義 3 疫学 4 成因と機序 5 臨床症状 6 併存症 7 経過と予後 8 治療 第6章 摂食障害   1 概念・定義(および歴史的背景)・症状 2 疫学 3 成因と機序 4 経過と予後 5 治療 第7章 物質使用障害 1 物質使用障害とは 2 物質使用障害にみられる依存症状 3 診断基準 4 疫学 5 対象となる物質とその症状 6 代表的な物質使用障害の特徴 7 社会的対策 第8章 パーソナリティ障害 1 はじめに 2 パーソナリティ障害の歴史的変遷 3 診断とアセスメント 4 パーソナリティ障害の精神療法的接近 第9章 睡眠・覚醒障害 1 正常な睡眠とその変動 2 不眠障害 3 過眠障害 4 ナルコレプシー 5 呼吸関連睡眠障害 6 概日リズム睡眠-覚醒障害群 7 睡眠時随伴症群 8 物質・医薬品誘発性睡眠障害 第10章 認知症   1 認知症総論 2 認知症各論 第11章 神経発達症   1 はじめに 2 症例提示 3 終わりに 第12章 身体症状症と総合病院 精神医学 1 身体症状症の定義と概要 2 コンサルテーション・リエゾン精神医学の定義と概念 3 症状性を含む器質性精神障害 4 せん妄 5 緩和医療 第13章 てんかん 1 はじめに 2 病態 3 てんかんの検査 4 てんかんの治療 5 てんかんの包括治療 6 てんかんと社会 7 おわりに 第14章 精神科薬物療法 1 概念・定義 2 向精神薬の分類 第15章 精神科ハビリテーション   1 概念・定義 2 個人に対するリハビリテーションの介入と評価 3 まとめ 第16章 精神医療関連法規 1 はじめに 2 精神医療関連法規の歴史的変遷 3 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律 4 隔離と身体拘束 5 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療 及び観察等に関する法律 6 発達障害者支援法 第17章 国試問題と解説 1 統合失調症 2 うつ病・双極性障害 3 不安症・強迫症・心的外傷後ストレス障害 4 摂食障害 5 物質関連障害 6 パーソナリティ障害 7 認知症 8 神経発達症 9 てんかん 10 治療技法・リハビリテーション技法
  • (メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ) 人間発達とライフサイクル
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    1巻4,730円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書は、総論と各論から成り、総論では、人間発達をライフサイクルとして捉えて概観できるよう構成し、人間の発達をイメージしやすいようにカラー刷りのイラストを随所にとり入れている。人間発達の概要を「総論」で確認し、各論Ⅰではさらにライフステージごとで詳細を深められるようにしている。総論または各論Ⅰからの学びが各論Ⅱでは、PT、OTの評価学の根拠となり、各論Ⅲでは治療学の根拠であることを示せるような構成となっている。また、「脳機能の発達と人間発達」の章を設け本書の教科書としての新規性を高めている。 【著者略歴】 編著: 辛島 千恵子(からしま ちえこ) 名古屋大学大学院医学系研究科 リハビリテーション療法学専攻 教授 【目次】 総論 第1章 人間発達とライフサイクル 1 人間発達とライフサイクル 2 発達の定義 3 発達におけるいつくかの原則 4 発達の方向性と順序性 第2章 脳機能の発達と人間発達 1 はじめに 2 脳の発達 3 脳の障害 第3章 心身機能・身体構造の発達 1 身体・生理機能の発達 2 運動機能の発達 3 認知、心理機能の発達 4 感覚統合機能の発達 5 パーソナリティの発達 6 言語機能の発達   第4章 活動参加の発達 1 あそびの発達 2 生活行為の発達 3 社会性の発達と対人コミュニケーションの発達 各論Ⅰ ライフステージと人間発達 第1章 胎児期と出産 1 胎芽・胎児の発達過程 2 異常状態の発現時期 3 人工授精・体外受精・顕微授精 4 出生前診断と遺伝性・先天性疾患の診断 5 主な疾患と障害 第2章 乳児期 1 乳児の生活 2 乳児期の心身機能・身体構造 3 活動参加 第3章 幼児期前期 1 幼児期前期の心身機能・身体構造 2 活動参加 第4章 幼児期後期 1 幼児期後期の心身機能・身体構造 2 活動参加 第5章 学童期 1 学童期の心身機能・身体構造 2 活動参加 第6章 青年期 1 はじめに 2 青年期の心身機能・身体構造 3 活動参加 第7章 成人期前期 1 はじめに 2 成人期前期の心身機能・身体構造 3 活動参加 第8章 成人期後期 1 成人期後期の発達課題 2 成人期後期の心身機能・身体構造 3 活動参加 第9章 高齢期 1 はじめに 2 高齢期の心身機能・身体構造 3 活動参加 各論Ⅱ ライフサイクルと評価 第1章 理学療法評価・作業療法評価 1 はじめに 第2章 発達理論 1 発達理論 第3章 発達理論と発達評価 1 はじめに 2 発達評価 3 エリクソンの発達段階と発達評価 各論Ⅲ ライフサイクルと治療、支援モデル 第1章 運動コントロールモデルと理学療法、作業療法 1 運動発達理論 2 姿勢・運動コントロールと中枢神経系 3 姿勢・運動コントロールを促すための理学療法4 4 運動コントロールモデルと作業療法 第2章 感覚統合モデルと作業療法 1 はじめに 2 感覚統合障害とは 3 感覚統合障害の評価 4 感覚統合療法 5 感覚統合療法の実践、症例を通して 第3章 関係発達理論と作業療法 1 関係発達 2 間主観的アプローチ 3 間主観的アプローチと作業療法 第4章 環境と発達と理学療法、作業療法 1 運動の発達と認知の発達 2 環境を配慮した理学療法 3 生態学的モデルと作業療法 索引
  • (メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ) 脳神経内科学
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    1巻5,830円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  将来リハビリテーションにかかわる職種(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など)を目指している学生の皆さんや、現在すでにこれらの資格を持って働いている皆さんを対象に書かれたものである。  脳神経内科学で扱う症候(とその診かた)や疾患は、ともすれば「難解」であると思われがちであるが、本書では図表を多く取り入れ、できるだけ平易な表現を用いて、理解しやすいように工夫がしてある。学生の皆さんにとっては、国家試験にも十分対応できる内容となっている。 【著者略歴】 編著: 高橋 伸佳(たかはし のぶよし) 千葉県立保健医療大学 健康科学部 リハビリテーション学科 教授 【目次】 総論 第1章 神経系に診察法 1 病歴(問診) 2 診察手順 3 意識・高次脳機能 4 脳神経 5 運動系 6 感覚系 7 姿勢・歩行 第2章 高次脳機能障害の診かた 1 総論 2 言語の障害 3 行為の障害 4 認知の障害 5 記憶の障害 6 注意障害 7 遂行機能障害 8 無視症候群 9 脳梁離断症候群 第3章 認知症の診かたと原因疾患 1 総論 2 治療可能な認知症 3 血管性認知症 4 変性性認知症 第4章 主要な神経症候の診かた 1 意識障害 2 視力・視野障害 3 複視と眼瞼下垂 4 構音障害 5 嚥下障害 6 錐体路症候と錐体外路症候 7 運動失調と平衡障害 8 不随意運動 第5章 神経学的検査法 1 画像検査 2 生理検査(電気生理学的検査) 3 脳脊髄液検査  4 筋生検 各論 第1章 脳血管障害 1 総論 2 脳梗塞 3 脳出血 4 くも膜下出血 5 脳動静脈奇形 6 脳静脈血栓症 7 もやもや病 8 脳動脈解離 9 一過性脳虚血発作 第2章 変性疾患 1 総論 2 運動ニューロン疾患 3 錐体外路疾患 4 脊髄小脳変性症 第3章 感染症 1 総論 2 ウイルス性髄膜脳炎 3 細菌性髄膜脳炎 4 真菌性髄膜脳炎 5 結核性髄膜脳炎 6 遅発性ウイルス感染症  (亜急性硬化性全脳炎と進行性多巣性白質脳症) 7 脳膿瘍 8 プリオン病 第4章 頭部外傷 1 頭部外傷とは 2 頭部外傷の分類と診断・治療 第5章 脳腫瘍 1 脳腫瘍とは 第6章 てんかん 1 てんかんとは 第7章 中毒・代謝性疾患 1 中毒性神経障害 2 代謝性疾患 第8章 脱髄性疾患 1 総論 2 多発性硬化症とNMO 3 急性散在性脳脊髄炎 第9章 頭痛 1 総論 2 一次性頭痛 3 二次性頭痛 4 有痛性脳神経ニューロパチー、他の顔面痛およびその他の頭痛 第10章 めまい 1 めまいとは 第11章 脊椎・脊髄疾患 1 総論 第12章 末梢神経障害 1 総論 2 単神経症 3 多発性単神経症 4 多発性神経症 第13章 筋疾患 1 総論 2 筋ジストロフィー 3 炎症性筋疾患 4 周期性四肢麻痺 5 筋強直性筋ジストロフィー 6 ミトコンドリア病 第14章 神経筋接合部疾患  1 神経筋接合部疾患とは 付録 国試問題と解説 索 引
  • (メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ) リハビリテーション医学
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    1巻5,500円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  これからリハビリテーションを志す学生の方々、実際にリハビリテーションを担当しているメディカルスタッフ:看護師さん、介護・行政に携わっておられる方にとって有用な内容ですので、ぜひ手元に置いて疑問に思ったおりや、確認したいことがある際に手軽に開き、活用して頂きたい。 【著者略歴】 編著: 真柄 彰(まがら あきら) 新潟医療福祉大学リハビリテーション学部 教授 鴨下 博(かもした ひろし) 東京医療学院大学保健医療学部 前教授 【目次】 第1章 脳卒中・頭部外傷のリハビリテーション 1 脳卒中、頭部外傷のリハビリテーション評価 2 時期・障害レベルごとのアプローチ 第2章 摂食・嚥下のリハビリテーション 1 摂食嚥下障害 2 摂食嚥下機能評価 3 摂食嚥下リハビリテーション 第3章 脊髄損傷のリハビリテーション 1 脊髄損傷の評価と予後予測 2 急性期の合併症とその医学的管理について  3 慢性期にかけての合併症とその医学的管理について 第4章 障がい者スポーツ 1 障がい者のスポーツ 2 障がい者のスポーツの実際 第5章 中枢性疾患のリハビリテーション 1 パーキンソン病 2 脊髄小脳変性症 3 筋萎縮性側索硬化症 4 多発性硬化症 第6章 末梢神経疾患のリハビリテーション 1 末梢神経障害とは 2 代表的な末梢神経障害 第7章 筋疾患のリハビリテーション 1 筋疾患(ミオパチー) 2 Duchenne型筋ジストロフィーのリハビリテーション 第8章 小児のリハビリテーション 1 脳性麻痺 2 二分脊椎 第9章 循環器疾患のリハビリテーション 1 心臓リハビリテーション 2 運動プログラムの安全性 3 心不全のリハビリテーション 第10章 内部障害のリハビリテーション 1 呼吸器疾患 2 糖尿病 3 慢性腎臓病(CKD) 第11章 関節リウマチのリハビリテーション 1 関節リウマチの主要症候 2 診断と検査、評価 3 治療体系-トータルマネジメント 4 薬物療法 5 手術療法 6 リハビリテーション 第12章 切断のリハビリテーション 1 切断原因の変遷と動向 2 義足 3 義手 第13章 運動器疾患のリハビリテーション 1 骨折のリハビリテーション 2 変形性関節症 3 捻挫・靭帯損傷 第14章 装具療法 1 装具 2 上肢装具 3 下肢装具 4 体幹装具 第15章 悪性腫瘍(がん)のリハビリテーション 1 悪性腫瘍(がん)の基礎的理解 2 身体機能評価 3 対象となる障害 4 病期別のリハビリテーション 5.原発巣別のリハビリテーション 第16章 熱傷のリハビリテーション 1 熱傷の基礎的理解 2 熱傷のリハビリテーションの実際 付 録 参考資料 索 引
  • (メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ) リハビリテーション概論
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    1巻5,170円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  リハビリテーション医学の概要を知るために通読も大切ですが、外来でまたは病棟で、分からぬ事項があったら必要に応じて章ごとに読むことを勧めたい。そして各章ごとに記載されている問題に回答することも、自分の知識を確認するために役立ちます。 【著者略歴】 編著: 真柄 彰(まがら あきら) 新潟医療福祉大学リハビリテーション学部 教授 鴨下 博(かもした ひろし) 東京医療学院大学保健医療学部 前教授 【目次】 第1章 リハビリテーションの理念 1 リハビリテーションの概念 2 リハビリテーション小史 3 障害の概念 4 リハビリテーションの4相 5 多職種連携(チームアプローチ) 第2章 急性期・回復期のリハビリテーション 1 全身の管理 2 リハビリテーションアプローチ 3 ゴール設定 4 リスク管理 第3章 生活期のリハビリテーション 1 高齢化社会における廃用症候群 2 介護予防と廃用症候群 第4章 チーム医療 1 チーム医療をめぐる動向6 2 多職種連携の基本と原則 3 リハビリテーション医療チームの課題 第5章 国際障害分類(ICIDH) 1 疾病と障害 2 国際障害分類(ICIDH) 3 ICIDHの活用 第6章 国際生活機能分類(ICF) 1 ICFの目的 2 国際生活機能分類ICFの仕組みと構造 3 ヒトの生活基盤としての「活動と参加」 4 ICFからみた専門職の役割と機能 第7章 理学療法 1 理学療法 2 運動療法 3 物理療法 第8章 作業療法 1 作業療法 2 作業療法の分野 3 作業療法士の就業状況 4 作業療法の理論と実際 第9章 言語聴覚療法 1 言語聴覚士 2 言語聴覚障害/ 3 言語聴覚療法 4 言語聴覚障害と言語聴覚療法 第10章 神経心理リハビリテーション 1 大脳の機能局在 2 高次脳機能障害の改善 3 高次脳機能障害各論 4 おわりに 第11章 車いすシーティング 1 支援技術 2 シーティング技術とは 第12章 栄養とリハビリテーション 1 リハビリテーション栄養 2 サルコペニア 第13章 歩行評価 1 歩行評価の因子 2 小児の歩行  3 高齢者の歩行 4 疾患を有する患者の歩行特性 第14章 機能・能力評価 1 関節可動域 2 徒手筋力検査 3 感覚障害 4 中枢性運動麻痺の検査 5 協調性検査 6 基本動作の検査 第15章 日常生活動作評価 1 ADL評価 2 生活関連活動(APDL)評価 付 録 参考資料 索 引
  • やさしい海岸環境工学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 海岸工学が社会に果たす役割は多岐にわたり、自然災害からの人命の防護、港や親水空間の整備に伴う利用性と機能の向上、海洋生物の生息場の安定化による海岸環境の保全などが挙げられる。 学修範囲は広範となるため、多様な学修者が初めて海岸環境工学を学習する際に、海岸工学や港湾工学などについての基礎知識を半年間で分かりやすく習得することができるように、基本的な内容に章構成の的を絞った。 【著者紹介】 著: 鷲見 浩一(すみ ひろかず) 日本大学 生産工学部 土木工学科 教授 有田 守(ありた まもる) 金沢工業大学 工学部 環境土木工学科 准教授 武村 武(たけむら たけし) 日本大学 生産工学部 環境安全工学科 教授 中村 倫明(なかむら ともあき) 日本大学 生産工学部 土木工学科 准教授 【目次】 1章 序論 1.1 海岸環境工学とは 1.2 海岸環境の構成要素 2章 波の基本的な性質 2.1 波の基本諸量と波の分類 2.2 微小振幅表面波 2.3 群波 2.4 波のエネルギー 3章 波の変形 3.1 はじめに 3.2 浅水変形 3.3 波の屈折、回析と反射 3.4 砕波 3.5 回析 演習問題 4章 風波の基本的性質 4.1 はじめに 4.2 波別解析手法 4.3 不規則波の特性 4.4 スペクトル解析法 4.5 風波の発生・予測 5章 海面の変動 5.1 海面変動を起こす力 5.2 長周期波 5.3 潮汐 5.4 津波 5.5 高潮 6章 沿岸域の流れと漂砂 6.1 沿岸域の流れ 6.2 ラディエーション・ストレス 6.3 海浜流の基礎方程式 6.4 漂砂 6.5 海浜の平面的な地形の特徴 7章 海岸構造物に働く力 7.1 円柱構造物に作用する波力 7.2 ケーソンおよび捨石に働く波力 7.3 捨石堤の斜面の安定性 7.4 港湾の役割と種類 8章 沿岸域の自然環境 8.1 沿岸域の環境 8.2 海域の生態系 8.3 環境影響評価(環境アセスメント) 8.4 モデルによる環境評価
  • 擁壁の設計法と計算例
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    1巻4,620円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  本書は,建設会社,コンサルタント会社,官公庁に勤務する技術者を対象に,土圧・支持力算定法や各種擁壁の設計法について解説したもので,平成24年版の道路土工-擁壁工指針に基づいている。…  執筆に当たっては下記の点に心掛けた。 ① 初級実務者にでもわかり易い内容とした。 ② 読者の理解を容易にするため,具体的な計算例をできるだけ多く示した。 ③ 教科書や一般の専門書では紹介されていないようなタイプの擁壁についても計算例を掲載した。 ④ 設計法や数式については,単に羅列するだけでなく,それが成立した背景や前提条件をできるだけ詳しく解説した。 ⑤ 読者が柔軟な発想のできる技術者になられることを期待して,異なった視点から誘導した土圧算定式や支持力算定式をできるだけ多く紹介した。  本書には,読者の便宜をはかるため,あえてオーソライズされていない設計法も紹介している。本書を熟読するとともに,数式は盲目的に使うのではなく読者自身で誘導し,理解した上で活用されることを望んでいる。(「まえがき」より抜粋) 【著者略歴】 右城 猛(うしろ たけし) 1950年5月 高知県長岡郡本山町で生まれる 1970年3月 高知県立高知工業高等学校土木科卒 1977年3月 徳島大学工業短期大学部土木工学科卒 現在 株式会社 第一コンサルタンツ 代表取締役社長    (公社)日本技術士会 四国本部副本部長    高知県技術士会代表,高知県橋梁会会長など 博士(工学),技術士(建設/技術監理部門) 主な著書 擁壁設計Q&A105問答 理工図書 2005.      士木構造物設計・施工の盲点 理工図壽 1999.      基本からわかる士質のトラブル回避術 日経BP社 2004.      他 【目次】 第1章 設計の基本 1.1 概説 1.2 擁壁の種類と特徴 1.3 調査 1.4 擁壁の計画 1.5 設計で想定する作用 1.6 擁壁の重要度と要求性能 1.7 性能の照査 第2章 擁壁に作用する荷重 2.1 概説 2.2 荷重の組み合わせ 2.3 自重 2.4 土圧 2.5 載荷重 2.6 水圧,浮力,揚圧力 2.7 地震による慣性力 2.8 風荷重 2.9 衝突荷重 第3章 土圧 3.1 概説 3.2 クーロンの土圧理論 3.3 GLEM(一般化された極限平衡法) 3.4 ランキンの土圧理論 3.5 改良試行くさび法 3.6 地震時土圧の新しい計算法 3.7 各種擁壁の実用的土圧算定法 第4章 地盤反力 4.1 概説 4.2 地盤係数法の基本 4.3 地盤反力係数の求め方 4.4 直接基礎の地盤反力算定式 4.5 根入れ地盤の抵抗を考慮した場合の地盤反力 4.6 段切り基礎の地盤反力算定式 4.7 もたれ式擁壁の地盤反力算定式 4.8 U型擁壁の地盤反力度 4.9 細長い基礎の地盤反力度と断面力 第5章 支持力 5.1 概説 5.2 土圧・支持力・斜面安定の関係 5.3 極限支持力と受働土圧 5.4 平坦地盤上の基礎の極限支持力 5.5 斜面上の基礎の極限支持力 5.6 沈下量から決まる許容支持力 5.7 支持力算定に用いるせん断強度定数 第6章 擁壁に作用する荷重 6.1 概説 6.2 転倒に対する安定性の照査 6.3 滑動に対する安定性の照査 6.4 支持に対する照査 6.5 ブロック積擁壁の安定性の照査 6.6 衝突荷重作用時における安定性 6.7 地震時における安定性
  • 理工系学生のための基礎数学
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    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  数学が積み上げ式学問という特色のため,本書は17章からなる.第1章の数と式から始まり,第17章のコンピュータとプログラムまで広範囲な内容を収めた.  また,証明や公式の導かれる過程は,詳しく分かりやすさを心掛けた.例題や演習問題などは,我々の生活の中にいかに数学が使われているかを示すために,社会問題を数多く取り上げ,学生の興味を引くように心掛けた.特に,演習問題は文章問題を主とし,応用力・思考力を養えるように工夫した.  このように,生活の中の数学を取り上げ,読者には数学に興味がもてるように編集をした.独自での学習にも,理工系以外の学部や大学以外での数学の基礎勉強にも十分役立つものと確信する.(「まえがき」より抜粋) 【著者紹介】 堤 香代子(つつみ かよこ) 1978年福岡大学理学部応用数学科卒業。現在、福岡大学工学部社会デザイン工学科併任講師 【目次】 第1章 数と式 1.1 数 1.2 式 第2章 方程式と不等式 2.1 方程式 2.2 高次方程式 2.3 連立方程式 2.4 不等式 第3章 関数 3.1 関数とは 3.2 1次関数とグラフ 3.3 2次関数とグラフ 3.4 グラフの移動 3.5 いろいろな関数 第4章 指数関数と対数関数 4.1 指数関数 4.2 対数関数 第5章 三角関数 5.1 三角関数 5.2 加法定理とその応用 5.3 三角形への応用 第6章 図形と方程式 6.1 点と直線 6.2 いろいろな曲線 6.3 媒介変数表示と極座標表示 6.4 軌跡と領域 第7章 複素数 7.1 複素数平面 7.2 複素数の応用 第8章 ベクトル 8.1 平面上のベクトル 8.2 空間におけるベクトル 第9章 行列と行列式 9.1 行列 9.2 連立1次方程式 9.3 1次変換 9.4 行列式 第10章 数列 10.1 数列 10.2 帰納的考え方 第11章 極限 11.1 数列の極限 11.2 関数の極限 第12章 微分法とその応用 12.1 微分法 12.2 いろいろな関数の導関数 12.3 微分の応用 12.4 速度,近似式 第13章 積分法とその応用 13.1 不定積分 13.2 定積分 13.3 面積・体積・曲線の長さ 第14章 個数の処理 14.1 集合 14.2 順列と組合せ 第15章 確率 15.1 確率とその基本性質 15.2 確率の計算 15.3 確率分布 第16章 統計処理 16.1 度数分布 16.2 統計的な推測 練習および演習問題の解答 索引
  • (理工選書) 入門こころの医学―臨床精神科医への質問―
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    1巻1,430円 (税込)
    【内容紹介】  本書は第1部と第2部の2部構成からなる。第1部は精神医学に対する医学生の素朴な疑問に臨床精神科医が答える問答形式をとり、第2部では「精神医学とは何か」に始まる質問に対し著者の鋭い洞察が述べられる。  大学での「精神医学」の講義を受けた学生は、その後に病院での臨床実習を経験し、実際の患者と向かい合うことになる。その際に患者の示す多様な精神症状を理解するため、折に触れて教科書を見返すことで精神医学を学修していくことになる。  そのような学修過程の中で、学生はさまざまな疑問が湧いてくる。それらをひとつひとつ吟味してみると、かなり漠然とした疑問から具体的に問題点を捉えた質問まで幅広いことが分かる。前者の例は「精神疾患は治るのでしょうか?」などで、後者の例は「向精神薬は副作用があるが服用を続ける利点は何か?」などである。講義の1回分を使って、そのような質問への回答を筆者は示していく。しかし年度を追うごとに質問が増えて多岐にわたり、内容的にも高度な医学研究論文を引用する必要も出てくる。第1部ではこの一連の過程で集められた、臨床精神医学に関する質問141個についての解説が述べられている。したがってこれらは、実際に精神医学を学んでいる医学生からの率直でかつ真摯な問いかけなのである。  この臨床精神医学への疑問に答えるため、筆者は文献検索により可能な限りエビデンスに基づいた回答を作成している。多くは英語圏で出版され、多数の医学論文を網羅した総説を参考にしている。とりわけメタ解析という手法を用いた論文を集めているが、理由はそれが現時点で最も科学的信頼性が高いと考えられているからであろう。一部は国内の医学論文や、各種医学会が作成したガイドラインも参考にしている。加えて政府機関の発表した白書、科学研究費補助金報告書、哲学・倫理学系専門誌、新聞報道なども用いて丁寧に解説している。  第2部では、「精神医学とは何か」という問いかけに対し、それは「人間存在の医学」であると、著者の30年以上にわたる臨床経験からの最も熱い思いが語られる。次いで幾多の変遷を重ねてきた精神医学の歴史についても記述される。   この「入門こころの医学」は、医学生の疑問に臨床精神科医が答える形式をとることで「精神医学」というものの全体像を分かりやすく読み解こうとするチャレンジの書である。医学生だけではなく、メディカルスタッフの方々、また、精神医学に興味のあるなしに拘わらず広く一般の読者の方にも是非とも読んで頂きたい一書である。 【著者略歴】 著: 飯高 哲也(いいだか てつや) 名古屋大学大学院医学系研究科 教授 【目次】 まえがき 第1部 第1章 精神障害一般 第2章 統合失調症 第3章 気分障害 第4章 神経症とストレス関連疾患 第5章 摂食障害 第6章 睡眠・覚醒障害 第7章 加齢・認知症 第8章 薬物依存 第9章 パーソナリティ障害・性同一性障害 第10章 発達障害 第11章 身体疾患関連 第12章 精神科薬物療法 第13章 リハビリテーション・患者対応 第14章 自殺関連問題 第2部 第1章 精神医学とは何か?  1 精神障害と創造性  2 傑出人と創造性  3 文学的才能と精神障害  4 その他の領域における創造性  5 一般人の創造性とは何か? 第2章 精神医学の歴史・でもその前に  1 医学の始まり  2 古代ギリシャ時代の医学  3 ローマ時代の医学  4 中世の医学  5 アラビア医学  6 西洋医学の黎明  7 近世における医学  8 近代医学の発展 第3章 精神医学の歴史・ここから始まる  1 近代精神医学の黎明  2 ルードウィッヒⅡ世  3 向精神薬開発前夜 第4章 日本の医学・医療の歴史  1 古代から平安時代  2 鎌倉から戦国時代  3 近世-江戸時代  4 明治から昭和へ 第5章 日本における精神医療の歴史  1 古代から近世  2 明治時代以降  3 現代の精神医療へ あとがき 付録:主な精神障害の名称 参考文献 人名索引・事項索引
  • 和光3分大学―学ぶおもしろさが見つかる50のお話―
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 「和光3分大学」は、和光大学から発信した小田急線電車内のポスターを一冊の本にまとめたものです。このポスターは、和光大学に所属する教員一人ひとりのユニークな研究内容に加えて、学びと社会との関わりや、人生あるいは生活への新たな視点を提供し続けています。ユニークな発想と切り口で「学びとは何か」を問いかけてくることに注目してください。 ポスターの掲出年月によってその時代背景が見えてくることも最大の魅力の1つです。本書を通して、学ぶことの面白さを見つけてください。 【著者紹介】 編:和光3分大学製作委員会 1966(昭和41)年に東京都町田市に誕生した和光大学は、3学部(現代人間学部、表現学部、経済経営学部)1研究科(社会文化総合研究科)からなる私立大学で、モットーは「大学は自由な研究と学習の共同体」。 今では当たり前となりつつある「少人数教育」「総合性と専門性」「教養教育の充実」といった教育手法をいち早く大学教育の中に取り入れたことでも知られている。 「和光3分大学」は、和光大学から発信した小田急線電車内のポスターで、学校案内や学生募集のためだけでなく、所属する教員一人ひとりのユニークな研究内容に加えて、その研究と社会との関わりを伝えている。 【目次】 はじめに ・詩は未知の世界を見せてくれる。 ・マネジメントの考え方、社員の私にも活かせますか? ・「男」と「女」のボーダーラインはどこにあるの? ・ぼくらは「環境」とどう向き合えばいいのだろう? ・もしかしたら学校のあり方が変わるかもしれない。 ・こんな調査結果を使っているマーケティングって役立つの? ・私たちはどうして「そこ」を求めるんだろう。 ・少数民族の暮らしから、何を学べるのだろう? ・アートとデザインの境界線は、どこにあるのですか? ・発達障がいってなんだろう。 ・スポーツ科学が日常生活で役立つことって? ・公平な世界は、実現するの? ・僕らはなぜ、アートを必要とするのだろう。 ・自殺を考える人をどうやって助けるか。 ・世界にはどんな家族のかたちがあるのだろう? ・地域に根ざす伝統をどうつくっていくか? ・これから、ぼくらは、どう学んでいけばいいのか? ・これからの時代、ビジネスで求められる能力とは? ・芸術を学ぶとは、どういうことなのか? ・私たちは環境とどう向き合っていけばいいか? ・スポーツにはどんな価値があるのだろう? ・ことばのちがいや変化から何が見えてくる? ・人は、どんな時に、購買行動を起こすのか。 ・日本国憲法は、どんな憲法なのですか? ・傷ついた子どもの心、どうすれば癒せますか? ・文学や芸術の意義って、なんだろう? ・グローバルに活躍するために、求められるものとは? ・ビジネスで、社会問題を解決できないか? ・子どもの成長と音楽の関係とは? ・文学をもっと楽しむ方法。 ・保育から人が離れてしまう理由とは? ・私たちと大昔の物語はつながっているのか? ・会計は、僕らの未来に役立つ? ・からだで学ぶって、どういうことですか? ・英語学ってどんな学問ですか? ・公共政策って、何ですか? ・司法犯罪心理学って、どんな学問ですか? ・私たちにとって、アートってなんなのか? ・ウィズコロナのいま、本当に大切なものは何でしょうか。 ・人の「善意」は社会に何をもたらすのでしょうか? ・江戸時代の俳句ってどういうものだったんですか? ・コロナ禍の時代、私たちにできることは? ・「子ども理解」って、何でしょう? ・キャラクターは、人の心にどう寄り添ってきたのでしょうか? ・データサイエンスって私たちの日常に関係ありますか? ・人を細部から知ると何が見えてくる? ・お笑いの研究から、笑いの未来は見えますか? ・子育てには、どう向き合えばいい? ・映画との付き合い方ってありますか? ・日本企業とアジアの企業の違いって?

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