森林・林業のコロンブスの卵―造林学研究室のティータイム―

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3,520円 (税込)

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【内容紹介】
本書のテーマは「身近な森林のポテンシャルと可能性」。林業は現代の日本においては、儲からない、採算があわないと言われる。けれども、日本の森林、林業はもっと豊かになる可能性を秘めていると著者は述べる。実際に森林、山林に出かけ、様々な視点からのアプローチに取り組んでいると、「こうやってみてはどうだろう?」という、コロンブスの卵的な発見に出会うことが時にある。森林は生産の場であると同時に休養の場にもなりうるのだ。挿し木、樹木の香り、フィールド研究、各地での市民の森林活動など、著者の活動から得られた知見をまとめている。

【著者紹介】
上原 巖(うえはら いわお)
東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授

【目次】
はじめに

第1章 挿し木の新たな可能性-コロンブスの卵のような研究-
1.1 挿し木について
1.2 造林学研究室における挿し木研究
1.3 こんなことはどうだろうか?-様々な挿し木手法のこころみ
1.4 まとめと今後の展望

第2章 樹木の香り
2.1 森林浴、フィトンチッドという言葉の誕生
2.2 “空気をきれいにする木”
2.3 樹木の香りの幅広い可能性

第3章 各地の森林でのフィールド研究
3.1 間伐と林床の木本植物
3.2 森林・樹木と数学
3.3 森林、樹木の病害虫
3.4 台風による風倒木の調査
3.5 福島における放射線量の調査研究
3.6 カラマツとオオバアサガラ:樹木のコンパニオン・プランツ?

第4章 大学における森林教育
4.1 東京農業大学における林学、森林総合科学の教育
4.2 農大における演習林実習の内容
4.3 演習林実習に関するアンケート調査の結果
4.4 造林学研究室におけるゼミ実習
4.5 ミシガン州立大学・林学科での講義・実習

第5章 希望の萌芽:各地での市民の森林活動
5.1 「放置林」の活用
5.2 福岡県八女市でのワークショップ
5.3 長野県筑北村でのワークショップ
5.4 長野県伊那市での森林活動
5.5 都内での市民講座
5.6 世田谷区での区民講座

第6章 むすびに

あとがき 謝辞

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