ハルキ文庫作品一覧

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  • ウィメンズマラソン
    4.8
    岸峰子、30歳。シングルマザー。幸田生命女子陸上競技部所属。自己ベストは、2012年の名古屋で出した2時間24分12秒。ロンドン五輪女子マラソン代表選手という栄誉を手に入れた彼女は、人生のピークに立っていた。だが、あるアクシデントによって辞退を余儀なくさされてしまい……。そして今、2年以上のブランクを経て、復活へのラストチャンスを掴むため、リオ五輪を目指し闘い続ける。このままじゃ、次に進めないから――。一人の女性の強く切なく美しい人生を描く、感動の人間ドラマ。(解説・北上次郎)
  • バー堂島
    3.5
    1~2巻638~660円 (税込)
    大島北新地のはずれ、堂島川に面したカウンター五席の〈バー堂島〉。還暦近いマスター楠木正樹は元ブルース・ミュージシャン。美味しいお酒とつまみ、心優しい音楽が売りの、ざっくばらんなお店。女の子みたいに可愛い花屋のマロちゃん、ヘンな大阪弁のイタリア人アントニオ、お好み焼き屋のおやじ、氷屋の若旦那、スイミングインストラクターのカナちゃんなど個性豊かな連中がやってくる。「人生、なんでこうなの?」とお嘆きのあなた。バー堂島で飲んで笑って、ほろっとしよう。明日があるさ。心ほどける四つの物語。
  • たかが猫、されど猫
    4.0
    〈猫との生活、猫との合性という点ではゼッタイ先輩であったはずなのにと思い、この本には文字どおり地団駄を踏んだ〉(関川夏央・巻末解説より)──「猫は教科書」「噂好きの猫」「うずまき猫の行方」「百猫百様」「迷いネコ」「元気な老女王」……など、女王様気質の老ネコに振り回されながらも楽しく共に暮らす著者の“猫愛”が炸裂!笑いが絶えない猫エッセイ&小説。(巻末に群ようこ略年譜がついています)
  • さらば荒野 ブラディ・ドール⑴
    完結
    4.4
    全18巻616~858円 (税込)
    港町N市にある酒場「ブラディ・ドール」。店のオーナー・川中良一の元に、市長の稲村からある提案が持ちかけられた。その直後、弟の新司が行方不明になっていることを知った川中は、手掛かりを掴むために動き出す。新司は勤務先から機密事項を持ち出し、女と失踪している事が判明した。いったい弟は何を持ち出したのか!?そして黒幕は――。ハードボイルド小説の最高峰が、ここに甦る。シリーズ第一弾!!
  • リストランテ アモーレ
    3.7
    仔牛のカツレツ、ポルチーニのリゾット、鯛のアクアパッツア、ホタルイカと菜の花のスパゲッティ、レモンパイ――偲と杏二の姉弟で切り盛りしている目黒の小さなリストランテ。名前は「アモーレ」。常連客の沙世ちゃんと石橋さんの理由ありカップルや初子ちゃん、そして、杏二の師匠で今は休養中の松崎さん……など、それぞれの事情を抱えたアモーレどもと季節の美味しい料理の数々を描く、幸福に満ちた物語。(解説・俵万智)
  • NNNからの使者 猫だけが知っている
    4.1
    1~4巻616~638円 (税込)
    最近寂しさが身に染みる独身男藤本誓のもとに、やけに模様がくっきりとした三毛猫が現れるようになった。と同時に、会社からの帰り道、野良と思われる白猫が「お腹すいた」と猛アピールしてくるように。食べ物を与えるようになった誓は、次第に猫が飼いたくなり、ペット可物件に入居してしまう(表題作「猫だけが知っている」より)。今日もミケさんたちは、猫好きな誰かのことをじっと見ている!? ページをめくるたび、あなたも猫の魅力のとりこになる、モフモフ猫小説誕生!
  • 残照
    3.9
    1~13巻607~792円 (税込)
    東京・台場で少年たちのグループの抗争があり、一人が刃物で背中を刺され死亡する事件が起きた。直後に現場で目撃された車から、運転者の風間智也に容疑がかけられた。東京湾臨海署(ベイエリア分署)の安積警部補は、交通機動隊の速水警部補とともに風間を追うが、彼の容疑を否定する速水の言葉に、捜査方針への疑問を感じ始める。やがて、二人の前に、首都高最速の伝説を持つ風間のスカイラインが姿を現すが……。興奮の高速バトルと刑事たちの誇りを描く、傑作警察小説。(解説・長谷部史親)
  • 時空の巫女
    4.0
    原盤製作会社社長の飯島は、新人アイドルを発掘していく中で、二人の女性に会う。かつてネパールの生き神様「クマリ」だったチアキ・チェスと、AVに出演していた池沢ちあき。一方で、自衛隊の情報部の綾部は、アメリカから送られてきたレポートに困惑していた。超能力者たちの見る、地球滅亡を思わせるような夢、そしてその中に出てくる日本人と思われる名前「チアキ」-。「チアキ」は果たして世紀末の救世主なのか?渾身の書き下ろしSF長篇!
  • 点をつなぐ
    3.6
    二十八歳のみのりは、コンビニチェーンでカップスイーツの商品開発を担当している。故郷をはなれて、東京で働くこと。希望していたスイーツ開発の仕事。忘れられない恋の終わり。自分で選んだことのはずなのに、なにか満たされないのは、なぜ――?悩みながらも、「点」をつなぐように選択を重ねていく静かな日々。著者初の仕事小説が、待望の文庫化。(巻末対談・加藤千恵×村田沙耶香)
  • フィーバー5
    3.5
    スーパーキッズアイドルグループとして一世を風靡した「フィーバー5」。その後解散し、メンバーのうちミドリだけ大スターとなるが、他の四人はそれぞれ負け犬人生に絶望する毎日を送っていた。解散後二十年が経ったある日、「フィーバー5」へテレビ出演依頼が舞い込み、五人が久しぶりに集まることに。そこで四人の人生はミドリに陰で操られていたことが発覚する……。ミドリへの復讐を誓い、その場で暗殺計画を企てる四人。だが、事態は思わぬ方向へ――予測不可能な感動の終焉が待っている!!
  • ボクシング日和
    3.0
    「私は幾度でも、奇跡の目撃者になりたい。そこに物語が生まれるから」──小説家の角田光代さんは、ともかくも心を強くしたいと切望し、二〇〇一年元世界チャンピオンの輪島功一さんが会長をつとめるボクシングジムに入会した。そこから、何度か生の試合を見に行くようになり、ボクシングのファンになった。角田さんは思う。「真の強さとは何かを思わず考えてしまうような試合を見たいものだ」。打たれても打たれても何度でも立ち上がり、懸命に戦う男たちの感動のドラマ。
  • キャベツ炒めに捧ぐ
    3.7
    「コロッケ」「キャベツ炒め」「豆ごはん」「鰺フライ」「白菜とリンゴとチーズと胡桃のサラダ」「ひじき煮」「茸の混ぜごはん」……東京の私鉄沿線のささやかな商店街にある「ここ家」のお惣菜は、とびっきり美味しい。にぎやかなオーナーの江子に、むっつりの麻津子と内省的な郁子、大人の事情をたっぷり抱えた3人で切り盛りしている。彼女たちの愛しい人生を、幸福な記憶を、切ない想いを、季節の食べ物とともに描いた話題作、遂に文庫化。(解説・平松洋子)
  • 食堂つばめ
    完結
    3.5
    全8巻594~638円 (税込)
    生命の源は、おいしい食事とまっすぐな食欲! 「食堂つばめ」が紡ぎ出す料理は一体どんな味!? 謎の女性ノエに導かれ、あるはずのない食堂車で、とびきり美味しい玉子サンドを食べるという奇妙な臨死体験をした柳井秀晴。自らの食い意地のおかげで命拾いした彼だったが、またあの玉子サンドを食べたい一心で、生と死の境目にある「街」に迷い込む。そして、料理上手だがどこかいわくありげなノエに食堂を開くことを提案して――。大人気「ぶたぶた」シリーズの著者が贈る、書き下ろし新シリーズ第一弾!
  • バー・リバーサイド
    3.5
    1~3巻594~616円 (税込)
    二子玉川にある大人の止まり木「バー・リバーサイド」。炭酸の音とジンとライムの爽やかな香りが五感を刺激するジン・トニック。水の都で生まれた桃のカクテル、ベリーニ。月の光がウイスキーになったムーンシャイン、真夜中のペペロンチーノ。チェダーチーズにギネスを混ぜ込んだポーターチーズ……など。マスターの川原とバーテンダーの琉平は、おいしいお酒&フードとあたたかな心づかいでお客を迎える。「花の酒、星の酒」「自由の川」など五篇収録
  • 男の背骨
    3.0
    「小さいころに、親からしつけられた『わきまえ』は、親が没したあとでも身体の芯にしっかりと蓄えられている」(「背筋を張って、堂々と立つ」より)――「親父の形相」「身の丈を見失った現代人」「不便さのぜいたく」「安定を捨てて歩む険しい道」……など、人気時代小説作家が、愛情に満ちた辛口で、一期一会の出逢いを大切に、人生を豊かに稟と生きる指針を語る、四十八篇のエッセイを収録。
  • 人情屋横丁
    3.0
    「アジのムニエル」「麦きり」「パンプキン・パイ」「親父が母に教えた料理(ブリのかす汁)」「踏切り近くの焼き芋屋」「マノアのあんぱん」「蒸し寿司」「チキンラーメン」「餡こ餅」「雑煮と冷やしそうめん」・・・・・・母の味、父への想い、故郷の思い出、愛する家族との団欒、旅先で出逢った四季の味――など、愛情のこもった料理を食べる幸せと作る喜びを人気直木賞作家が綴る、心温まる随筆。
  • ふたたびの加奈子
    3.7
    五歳になる一人娘の加奈子を交通事故で亡くした桐原容子は、夫の信樹と〝加奈子の魂〟の三人で暮らしていた。容子は食事の時も、外出する時も、いつも〝加奈子の魂〟と一緒だった。だが、そんなある日、〝加奈子の魂〟は転生の場所を見つけたらしい。妊娠三ヶ月の主婦・野口正美の身体だ。容子は、ひたすら正美の出産を心待ちにするが、そこには意外な現実が待っていた……。愛する子を失った母親の深い悲しみと、魂の〈転生〉が驚くべき結末をもたらす、感涙必至の長編小説。
  • 稲荷書店きつね堂
    完結
    3.7
    全6巻572~616円 (税込)
    神田明神のお膝元である神田の一角に『稲荷書店きつね堂』という小さな書店があった。お店の敷地内には小さな鳥居と、お稲荷さんの祠が祀られており、そのそばでは、対の白狐像がお店の様子を見守っている。店主のお爺さんは白狐像を「ヨモギ」「カシワ」と名付けて可愛がっていた。ある日、お爺さんがヨモギの目の前で倒れてしまう。助けを呼びたいヨモギだが、白狐像である自分では動くことも出来ず、困っていたところに──。待望の新シリーズ開店です。
  • BAR追分
    3.7
    1~3巻572円 (税込)
    新宿三丁目の交差点近く――かつて新宿追分と呼ばれた街の「ねこみち横丁」の奥に、その店はある。そこは、道が左右に分かれる、まさに追分だ。BAR追分。昼は「バール追分」でコーヒーやカレーなどの定食を、夜は「バー追分」で本格的なカクテル、ハンバーグサンドなど魅力的なおつまみを供する。人生の分岐点で、人々が立ち止まる場所。昼は笑顔がかわいらしい女店主が、夜は白髪のバーテンダーがもてなす新店、二つの名前と顔でいよいよオープン!
  • 標的の男 警視庁追跡捜査係
    3.6
    1~12巻550~902円 (税込)
    服役中の男の告白――墨田区の不動産業者の強盗殺人事件は、意外なところから容疑者が浮かび上がった。監視中の容疑者・熊井を自らの失態で取り逃がした追跡捜査係の沖田大輝は、負傷した足を抱え、病室での捜査資料の見直しを余儀なくされる。一方、警視庁随一の分析能力を誇る西川大和は、いつもと違う容疑者の聞き込みに戸惑いを感じていた。そして、犯行現場に疑問を感じた沖田は、負傷をおして、捜査を強行するが――。大好評書き下ろし警察小説。
  • 交錯 警視庁追跡捜査係
    3.8
    1~12巻550~902円 (税込)
    白昼の新宿で起きた連続殺傷事件―無差別に通行人を切りつける犯人を体当たりで刺し、その行動を阻止した男がいた。だが男は、そのまま現場を立ち去り、そして月日が流れた。未解決事件を追う警視庁追跡捜査係の沖田大輝は、犯人を刺した男の僅かな手がかりを探し求めていた。一方、同係の西川大和は、都内で起きた貴金属店強盗を追って、盗品の行方を探っていた。二人の刑事の執念の捜査が交錯するとき、それぞれの事件は驚くべき様相を見せはじめる。長篇警察小説シリーズ、待望の第一弾。 【堂場瞬一 先行配信作品(2012/12/10より1年間)】

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  • れんげ荘
    3.9
    1~6巻550~616円 (税込)
    月十万円で、心穏やかに楽しく暮らそう! ――キョウコは、お愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を四十五歳で早期退職し、都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越した。そこには、六十歳すぎのおしゃれなクマガイさん、職業“旅人”という外国人好きのコナツさん・・・・・・と個性豊かな人々が暮らしていた。不便さと闘いながら、鳥の声や草の匂いを知り、丁寧に入れたお茶を飲む贅沢さを知る。ささやかな幸せを求める女性を描く長篇小説。(解説・岸本葉子)
  • びんぼう草
    4.0
    汚い捨て猫を拾ってしまった私。ブサイクな猫でもらい手が見つからず困った私は……(「ぶー」)。私は高校時代の友人・セッちゃんと偶然デパートで会った。彼女はとんでもなく行儀が悪い男の子を連れていた(「友だちの子供」)。フリーランス・ライターのひい子は、ひとり暮らし。川で獲ってきた大量のシジミと同居することに……(「シジミの寝床」)など、笑って、心がスッキリ楽しくなる小説集、装いも新たに登場。(解説・内田春菊)
  • パンとスープとネコ日和
    4.0
    1~5巻550~594円 (税込)
    唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、長年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。しまちゃんという、体育会系で気配りのできる女性が手伝っている。メニューは日替わりの〈サンドイッチとスープ、サラダ、フルーツ〉のみ。安心できる食材で手間ひまをかける。それがアキコのこだわりだ。そんな彼女の元に、ネコのたろがやって来た――。泣いたり笑ったり……アキコの愛おしい日々を描く傑作長編。
  • 菊葉荘の幽霊たち
    3.2
    友人・吉元の家探しを手伝いはじめた”わたし”。 吉元が「これぞ理想」とする木造アパートはあいにく満室。 住人を一人追い出そうと考えた二人だが、六人の住人たちは、知れば知るほどとらえどころのない不思議な人間 たちばかり。彼らの動向を探るうち、やがて”わたし”も吉元も、影のようにうろつきはじめている自分に気づき……。 奇怪な人間模様を通じて、人々の「居場所」はどこにあるかを描く長篇。 (解説・池田雄一)
  • ティファニーで昼食を ランチ刑事の事件簿
    3.4
    1~2巻550~594円 (税込)
    室田署刑事課の新人・国吉まどかは、先輩で相棒の巡査部長・高橋竜太郎に「警視庁随一のグルメ刑事」と呼ばれるほどの食いしん坊で、ランチに全精力を傾けている。そんな二人が注目しているのが、署の地下にある食堂がリニューアルされてできた「ティファニー」。値段は高めであるものの、「絶対味覚」を持つ謎めいた天才コック・古着屋護が作るランチの前には、古株の名刑事も自白を拒む被疑者もイチコロ!? 人気作家が描く本邦初のグルメ警察ミステリー。
  • 三国志 一の巻 天狼の星
    4.2
    時は、後漢末の中国。政が乱れ賊の蔓延る世に、信義を貫く者があった。姓は劉、名は備、字は玄徳。その男と出会い、共に覇道を歩む決意をする関羽と張飛。黄巾賊が全土で蜂起するなか、劉備らはその闘いへ身を投じて行く。官軍として、黄巾軍討伐にあたる曹操。義勇兵に身を置き野望を馳せる孫堅。覇業を志す者たちが起ち、出会い、乱世に風を興す。激しくも哀切な興亡ドラマを雄渾華麗に謳いあげる、北方〈三国志〉第一巻。

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  • ナナイロノコイ
    3.4
    愛をおしえてください――恋の予感、別れの兆し、はじめての朝、最後の夜……。恋愛にセオリーはなく、お手本もない。だから恋に落ちるたびにとまどい悩み、ときにおおきな痛手を負うけれど、またいつか私たちは新しい恋に向かっていく。この魅力的で不思議な魔法を、いまをときめく七人の女性作家がドラマティックに贅沢に描いた大好評恋愛小説アンソロジー。
  • ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った
    3.6
    それでも、恋を信じますか-。 幸せになれないとわかっているのに駄目な男に魅かれてしまう麻子、男に妻と離婚させ結婚したが、生活に疲れてゆく宏美、別れた男にストーカーしてしまう誠子、「男なんて、みんなみんな嘘つき」と思わず叫んでしまう私……すれ違い、傷つけ合っても求め合わずにはいられない、男と女のさまざまな愛の形を描く24のショートストーリー。 きっとあなた自身に出会えます。 (解説・鎌田敏夫)
  • 幻想古書店で珈琲を
    完結
    3.7
    全8巻528円 (税込)
    大学を卒業して入社した会社がすぐに倒産し、無職となってしまった名取司が、どこからともなく漂う珈琲の香りに誘われ、古書店『止まり木』に迷い込む。そこには、自らを魔法使いだと名乗る店主・亜門がいた。この魔法使いによると、『止まり木』は、本や人との「縁」を失くした者の前にだけ現れる不思議な古書店らしい。ひょんなことからこの古書店で働くことになった司だが、ある日、亜門の本当の正体を知ることになる――。切なくも、ちょっぴり愉快な、本と人で紡がれた心がホッとする物語。
  • ミサコ、三十八歳(新装版)
    3.3
    私の幸せはどこにあるのだろう――ミサコは小説誌の副編集長、都心にマンショ ンも買った。でも、四十路を前に、心身とも少々疲れ気味。癖のある作家とのつ きあい、バカなうえやる気がないバイトの男の子の面倒、徹夜での原稿チェック などなど、仕事中心の毎日。それに加え、一人暮らしの父親の心配に、妹の結婚 問題……彼女の心のよりどころは、愛猫のあーちゃんだけ! 働く女の真実と切 実さを、鋭くかつ暖かい眼差しで描く長篇小説。

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