囲碁・将棋作品一覧

  • 指導のプロが教える 初段になるための囲碁上達法
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気囲碁講師として活躍する、足立泰彦アマによる上達法をまとめた書籍です。 足立アマはプロに近い棋力を持ちながら、「囲碁を教えること」を仕事としており、何人もの初級者を有段者に導いてきました。 さらにその上達法や初級者が躓きやすいポイントを分かりやすくまとめたブログを長年執筆しており、文章力にも長けています。 まさに、「囲碁を教えるプロ」による初の著作。 1章では、上達の仕組みについて解説されています。 著者が教えた生徒の実例も交えながら、どのように上達をしていくのか、その過程や仕組みを紹介します。 「棋譜並べ」「詰碁」「実戦」といった代表的な勉強法の考え方や取り組み方も紹介しています。 2章は、身につけるべき知識の解説です。 基礎の基礎から実戦的なところまで、独特かつ丁寧な解説で、「これまでよくわからなかった・・・」という方でも、 スッキリと理解できるでしょう。 3章は次の一手問題で、これまで学んだ知識を確かなものにしていきます。 復習になりつつ実戦で使える形の知識になるよう構成されているので、是非挑戦してみてください。 初段を目指したい方、一歩上を目指したい方には是非、手に取っていただきたい一冊です。
  • 有段者のための囲碁学
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 序盤は、一局の枠組みを決める大事な分野です。実利型から模様型に途中から変えようとしても、それまでに打った石が無駄になってしまいます。アマチュアにはとかく序盤を軽視する傾向がありますが、それでは棋力が上がるにつれ、勝てなくなるときが必ずやってきます。本書は、序盤の常識といえる理論を解説し、プロとアマチュアの実戦を比較することで、悪い点がはっきりとわかるように構成しています。また各テーマごとに練習問題を収録しました。
  • 光速の寄せ 振り飛車編
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「将棋の面白さは終盤戦にある」(まえがきより)。 21歳で最年少名人となり、現在も第一線を走る谷川浩司九段。「光速」と謳われるその終盤術は、棋士を含めすべての将棋ファンを魅了してやみません。本書は1995年に発売され、何度も版を重ねた名著「光速の寄せ」1巻と2巻をまとめて文庫化したもので、居飛車-振り飛車対抗形を取り扱っています。終盤力は勝敗に直結するもの。光速流の妙技を堪能し、勝率の大幅アップに役立ててください。
  • もっとひと目の詰碁
    4.5
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者は、第一線で活躍し続ける二十五世本因坊治勲。「棋力向上の最も効率的な方法は、形が身につく問題をたくさん解くこと」と説きます。本書は良質の筋・形を繰り返し目に触れさせ、体にしみこませることを目的とした一冊です。「ひと目の詰碁」と合わせて繰り返し解けば、自然に急所に目がいくようになり、棋力アップは間違いありません。
  • 内藤のカンタン必至
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「実戦のためには、詰将棋より必至の方が直接的に役に立つ」(まえがきより) 将棋世界の人気付録を書籍化する将棋世界付録傑作選シリーズの第1弾!!本書は内藤國雄九段の一手・三手必至問題の付録を再編集して文庫化したものです。必至は「難しい詰みより易しい必至」といわれるように、詰将棋よりも実戦での有用性が高い面があります。特に一手三手といった短手数の必至の形を知っているかどうかが勝敗を分けることもしばしばです。本書はそのような実戦に役立つ必至問題を巨匠内藤九段が195問出題、解説しています。相手玉に必至を掛けて、「どうだ」と胸を張る快感を是非味わってください。
  • 決定版!超速▲3七銀戦法
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロの対局で初めてゴキゲン中飛車が登場したのが平成8年。その後、プロアマ問わず大流行したゴキゲン中飛車に対抗すべく登場したのが「超速▲3七銀戦法」です。 ゴキゲン中飛車を指す棋士は、戦法の存亡を懸け対策を練り、居飛車側はゴキゲン中飛車に対抗すべく研究をぶつける…。このような激しい戦いが数年続いており、アマチュアの多くが、定跡の進歩に置いていかれてしまっていることでしょう。本書では超速の変化を解説するだけでなく、超速の進化の歴史をたどりながら、最新形を学べるような構成になっています。超速が誕生してからどのように定跡が積み上げられてきたのか。畠山成幸七段が論理的にかつ、エピソードを交えながら解説しています。ゴキゲン中飛車を撃退したい、全ての方に読んでほしい一冊です。 ■CONTENTS 序 章 超速とは 第1章:△5六歩交換型 第2章:菅井流△4四歩 第3章:菅井流対策▲7八銀 第4章:▲4六銀△4四銀対向形 第5章:▲4六銀、▲6六銀「クロスファイア」 第6章:その他の超速
  • 久保の石田流
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 石田流の決定版!将棋世界に好評連載中の「最強久保振り飛車 さばきのエッセンス」を大幅に加筆、修正し一冊にまとめました。昔からある升田式石田流から、久保二冠が升田幸三賞を獲得した新手▲7五飛、最新の△3二飛戦法や▲7六飛まで幅広くカバーしています。これ一冊あれば石田流を指しこなせます!本書を読んで、ぜひ3手目▲7五歩の世界を体験してください。 ■CONTENTS 【第1章】石田流の入り口/【第2章】升田式石田流の基礎知識/【第3章】早石田定跡/【第4章】鈴木流急戦/【第5章】久保流急戦/【第6章】その他の石田流/【第7章】後手の石田流/【第8章】最新の石田流/【第9章】実戦編 ■著者 久保利明(クボトシアキ) 昭和50年8月27日生まれ、兵庫県加古川市出身。61年、6級で淡路仁茂九段門。平成元年初段、5年四段、22年九段。平成21年、第34期棋王戦で初タイトル獲得。タイトル獲得は棋王2期、王将1期。棋戦優勝は3回(平成23年2月現在)。平成20年度に升田幸三賞を受賞。現代振り飛車の第一人者。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 世界一やさしい手筋と詰碁 スラスラ解ける318題
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ルールを覚えたら、この一冊! 囲碁を打つには、「手筋」と「詰碁」は欠かせません。 「手筋」は、石を取るテクニック。覚えれば、相手の石をどんどん取れるようになります。「詰碁」は、石の生き死に。初心者・初級者がつまずきやすい分野ですが、実はとても簡単。慣れればぐんぐん強くなれます。 本書は、万波佳奈四段が「手筋」と「詰碁」を初歩から丁寧に説明します。 問題は、基本手筋154題、基本詰碁164題と盛りだくさん。 本書を繰り返すだけで、あっという間に初級者卒業です。
  • 不屈の棋士
    4.4
    羽生善治は将棋ソフトより強いのか。渡辺明はなぜ叡王戦に出ないのか。最強集団・将棋連盟を揺るがせた「衝撃」の出来事、電王戦でポナンザに屈した棋士の「告白」とは? 気鋭の観戦記者が、「将棋指し」11人にロングインタビューを敢行。プロとしての覚悟と意地、将来の不安と葛藤……。現状に強い危機感を抱き、未来を真剣に模索する棋士たちの「実像」に迫った。
  • 将棋・ひと目の手筋
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「学校で将棋が流行っているけどなかなかライバルに勝てない」「飲み仲間のアイツをぎゃふんと言わせたい」そんな悩みをお持ちの方に、オススメなのが本書「将棋・ひと目の手筋」です。実戦に現れることが多い頻出の手筋を全部で208問ピックアップしており、実戦にもすぐに役立ちます。すべてが部分図での出題となっており、図面を多く用いているため読みやすく、一問ごとに強くなります。この一冊でライバルに大きく差をつけてください。構成は第1章が「駒別ひと目の手筋」第2章が「囲いくずしひと目の手筋」第3章が「端攻めひと目の手筋」第4章が「ひと目の受け」第5章が「ひと目の必死」となっています。監修は将棋界第一棋戦の竜王を保持している渡辺明竜王です。まえがきで渡辺竜王が「子供の頃、知らなかった手筋を見る度に小さな感動があったのを覚えています。(中略)僕が子供の頃に感じた『小さな感動』をぜひ皆さんも味わってください。」といっています。本書で将棋の新たな魅力を味わってください。
  • 将棋カメラマン ~大山康晴から藤井聡太まで「名棋士の素顔」~(小学館新書)
    4.3
    将棋界50年の秘蔵写真・秘話が満載。 いまでこそ藤井聡太ブームによってオープンな印象を与えるが、50年前の将棋界は伝統と格式を重んじる“閉鎖的な世界”だった。 そんな将棋界の魅力に惹かれた筆者は、棋士たちの懐に飛び込むスタイルで信頼を得て、棋士のプライベートにも密着。鋭い眼光で勝負に臨む姿だけでなく、名棋士たちの「生き様」を写真に収めてきた。 大山康晴、中原誠、米長邦雄ら伝説の棋士、天才と呼ばれた谷川浩司や羽生善治、そして今秋には史上初の「八冠」に手が届くと目される藤井聡太──。彼らの貴重な写真と弦巻氏だけが知る秘話は「将棋界の貴重な記録」でもある。 2023年夏に将棋連盟の新会長に就任した羽生善治氏との特別対談も収録。 ※この作品はカラーが含まれます。
  • 藤井聡太の軌跡 ~400年に一人の天才はいかにして生まれたか~
    4.3
    本書はデビューから負けなしの29連勝や史上最年少タイトル獲得など、数々の将棋界の記録を塗り替え続ける藤井聡太二冠の生い立ちから二冠獲得までの軌跡を綴ったものです。 著者の鈴木宏彦氏は藤井二冠と同じ愛知県出身で藤井二冠がメディアで注目される前から交流のあったライターです。 今回の書籍執筆にあたっては、鈴木氏のみが知っているエピソードや秘蔵写真を大公開しています。岡崎将棋まつりでの伝説の佐々木勇気戦や、小学生時代の詰将棋解答選手権の奮闘など、これまであまり語られることのなかった秘話の数々を紹介しており、これまでにない藤井聡太本となっています。 さらに藤井聡太二冠の運命を変えた「ふみもとこども将棋教室」に対して綿密な取材を敢行しました。少年・藤井聡太がどうやって成長していったのか、どのような才能があり、それをどう伸ばしていったのかが克明に記されています。 本書は今後藤井聡太二冠を語る上で必ず参照されるバイブルになることでしょう。 「観る将」の方も「指す将」の方も、将棋に興味のあるすべて方に読んでいただきたい一冊です。 第1章 次の名人 第2章 覚醒 第3章 詰将棋の天才 第4章 衝撃の29連勝 第5章 初タイトル獲得、そして二冠へ 第6章 藤井聡太は5回ジャンプした
  • 証言 羽生世代
    4.3
    ■■■彼らはなぜ「強かった」のか?■■■ ■■■「一つの時代」は本当に終わったのか?■■■ 世代交代が進む中で 天才たちはいま、何を思い、考えているのか。 危機感と劣等感、痛恨と意地 敬意と憧憬、そして誇り―。 羽生善治・渡辺明・谷川浩司・佐藤康光 森内俊之・藤井猛・郷田真隆・久保利明・先崎学ら 計16人の棋士のロングインタビューを収録。 ・・ 将棋界において30年以上にわたり その頂点に君臨し続けてきた「羽生世代」。 しかし50歳が近づくにつれて 彼らの成績はゆるやかに下降し始めた。 そして近年は、藤井聡太ら精鋭たちに押され、 以前のような圧倒的な結果を残せなくなっている。 世代交代が現実のものになったのだ。  羽生世代の棋士だけでなく  羽生世代の突き上げを食らった年上棋士  羽生世代の牙城に挑んできた年下棋士たちが はじめて明かした本音とは。  「奇跡の世代」の深層に気鋭の将棋観戦記者が迫った。 【本書のおもな内容】 ■序 章 将棋界で起きた「31年ぶりの一大事」:大きな転換期を迎えた羽生世代 ■第1章 羽生世代はなぜ「強かった」のか:突き上げを受けた棋士の視点 谷川浩司 黄金世代と対峙してきた“光速流”の本音 島 朗   「55年組」やいまの若手と彼らは何が違うのか 森下 卓  世代の狭間で気持ちを崩した俊英の告白 室岡克彦 強豪たちに大きな影響を与えた先達の見解 ■第2章  同じ世代に括られることの葛藤:同時代に生を受けた棋士の視点 藤井 猛  棋界の頂点に立っても拭えなかった劣等感 先崎 学  早熟の天才が明かす同年代ゆえの「複雑さ」 豊川孝弘 奨励会入会が同じだった年上棋士の意地 飯塚祐紀 タイトル戦で競っていない奨励会同期の思い ■第3章 いかにして下剋上を果たすか:世代交代に挑んだ棋士の視点 渡辺 明  将棋ソフトがもたらした“世代交代”の現実 深浦康市 いまも忘れ難い「控室での検討風景」 久保利明 “さばきのアーティスト”が抱いていた危機感と憧憬 佐藤天彦 難攻不落の牙城を撃破した“貴族”の視座 ■第4章 羽生世代の「これから」:一時代を築いた棋士の視点 佐藤康光 人間の限界に挑んできたことの誇り 郷田真隆 定跡を一からつくってきた者たちの痛恨と自負 森内俊之 小学4年からの将棋仲間が「天才」だったことの幸せ 羽生善治 “年相応の難しさ”をどう乗り越えていくか
  • [新装版]勝負のこころ
    4.3
    羽生善治氏推薦。「勝負の世界に必要不可欠なものがここにある」勝負の世界では、自分だけが頼りである。それは将棋に限らず、すべての職業についてもいえることだ。その頼りになる自分を鍛え上げていくのが、プロになる条件であり、勝ち続けるための条件である。昭和を代表する棋士は、勝ち続けるために何を考え、実行してきたのか? 勝ち続けるための極意を説いた永遠の名著。先行き不透明な現代にこそ、その真価は発揮されるはずである。
  • 藤井聡太推薦! 将棋が強くなる基本3手詰
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 藤井聡太七段が推薦! 基本詰み筋はこの一冊でマスター!「藤井聡太推薦! 将棋が強くなる実戦1手詰」の続編がついに登場! 基本的な詰手筋のほとんどは3手詰にあると言っても過言ではありません。本書ではその詰手筋をパターン別に解説するので理解しやすい内容になっています。 初めて3手詰に取り組む方へのフォローもばっちり。「3手詰へのステップアップ」、「詰将棋を解くコツ」のコーナーで分かりやすく解説します。 詰将棋問題は全部で200問収録。解き応えたっぷりです。 本書の問題を何度も解くことによって詰手筋の基本を身につければ、終盤力はグンと伸び、自然に将棋も勝てるようになるでしょう。
  • 羽生善治竜王と藤井聡太六段 普通の子供が天才になる11の「思考ルール」
    4.3
    1巻1,232円 (税込)
    将棋界の2大“天才スター”である、羽生善治竜王×藤井聡太六段は、なぜ生まれたのか? 永世7冠を達成した羽生竜王自らがロングインタビューに答え、「普通の子供が天才になる独自思考法」や「AI時代に勝つ脳の作り方」が明かされる。また、渡辺明棋王、谷川浩司九段ら9人がインタビューに答え、「子供時代の独自教育法」、「勝つための独自哲学」「天才将棋士・藤井六段がなぜ作られたのか」などが語られる。“普通の子供を天才に育てたい”親必見の一冊となっている。
  • 頭の良い子は将棋で育つ
    4.3
    長時間考え続ける「集中力」、勝利への道筋を脳にインプットする「記憶力」、最適な判断を下す「決断力」、対局相手への思いやり、挨拶や所作などの礼儀作法――子どもが生きていくのに不可欠な力が身につき、ゲームとしても最高に楽しい将棋。十四歳でプロデビューし、現在は子どもへの将棋指導に情熱を注ぐ女流棋士が、お父さん・お母さんに向けて、「将棋は子どもの成長にどう役立つか」「何から始めたらいいか」「自宅ではどう指導するか」などをやさしくアドバイスします。将棋界の楽しいエピソードも満載。
  • 藤井聡太 天才はいかに生まれたか
    4.3
    恐るべき天才が現れた。その少年の名は藤井聡太。史上最年少でプロ棋士になるや否や、デビューから破竹の29連勝を収め、歴代最多連勝記録を更新してのけた。その強さの理由はどこにあるのか? 並外れた集中力の秘密は? 家庭ではどのように育てられてきたのか? 藤井四段本人や親族から棋士・関係者まで、豊富な証言をもとに、天才の知られざる素顔に迫る。
  • 将棋界の不思議な仕組み プロ棋士という仕事
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    昨今はタイトル戦の報道のほか、コンピューターとの対決、バラエティ番組の出演などで将棋の棋士は認知度が高くなった。しかし将棋界の仕組みや、どうやったら棋士になれるか、棋士がどんな生活をしているのかといったことはほとんど知られていない。 本書は棋界に入ってほぼ半世紀になる著者が、将棋界の仕組みや棋士の本音をエピソードを交えながら面白く読者に伝える。将棋界がすべてわかり将棋が10倍楽しめるようになる1冊。
  • 介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました
    4.3
    1巻1,265円 (税込)
    幼い頃から将棋を始め、中学2年生で一度はプロ棋士への道へ歩み始めるも、2度も退会を余儀なくされ、その度に類いまれな努力と忍耐力で復活を遂げて来た今泉健司さん。本書では41歳という戦後最年長でプロ棋士合格を果たした彼の生い立ちから2度の挫折、決戦までを綴ります。40歳をすぎて夢を実現させた「41歳のオールドルーキー」今泉健司さんの「大器晩成」の成功の秘密とは?
  • ひと目の詰み筋 初級編
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1~7手詰めまで、圧巻の問題数「768問」の詰将棋書籍誕生!! 「本書は『詰将棋は苦手』という方におすすめの一冊です」(渡辺明竜王監修のことばより) 将棋が強くなるための最も効果的な方法の一つは、簡単な詰将棋をたくさん解くことだと言われます。これは詰み筋と玉を詰ます感覚を身につけることで終盤力がアップするためです。また、詰将棋を頭の中で考える→正解の盤面を頭の中で思い描く→正解かどうかチェックする、この一連の流れを何度も繰り返すことで、自然に手を読む力がつきます。これが上達に非常に役に立つのです。初めはやさしい問題が続くので、「詰将棋は苦手」「終盤はちょっと…」という方も、気持ち良く解いていただけるはずです。詰み筋、詰みの感覚、手を読む力を身につけて棋力の大幅アップに役立ててください。 ≪CONTENTS≫ 第1章:1手詰め/第2章:3手詰め/第3章:5手詰め/第4章:7手詰め
  • 羽生 21世紀の将棋
    4.3
    1巻1,001円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人は将棋を指しているのではなく、将棋に指されている。羽生善治のいきついた将棋観を大胆に読み解く、芥川賞作家の画期的「羽生」論。

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  • よくわかる四間飛車
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 初段を目指す人に向けて、いろいろな戦型を解説する「よくわかるシリーズ」。その第6弾は四間飛車で、著者は藤倉勇樹四段です。振り飛車を指してみたいと思ったら、まずは基本となる四間飛車から始めるのがお勧めです。振り飛車を指す上での心構えから、美濃囲いの特長や急戦の受け方、そして左美濃や居飛車穴熊との戦い方について、図面や表を用いて解説しています。 居飛車の手に乗り、飛車角をさばいて一手勝つ。振り飛車の極意をしっかり学んで、実戦で試してみてください。 ■CONTENTS 【序章】簡単な心構え/【第1章】対棒銀基本編/【第2章】対急戦(先手四間飛車対急戦/後手四間飛車対急戦)/【第3章】対右四間飛車/【第4章】対左美濃/【第5章】対居飛車穴熊(後手四間飛車対居飛車穴熊/先手四間飛車対居飛車穴熊)/【第6章】実戦型次の一手 ■著者 藤倉勇樹(フジクラユウキ) 1979年10月23日、東京都出身。1992年6級で桜井昇八段門。1998年初段、2002年10月1日四段。2010年9月より、志木こども将棋教室を開校。将棋会館で将棋教室の講師を務めるなど、普及にも熱心に力を注いでいる。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 将棋・序盤完全ガイド 振り飛車編
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 序盤の研究で知られる上野裕和五段によるプロ将棋の序盤完全ガイドが完成!ゴキゲン中飛車、石田流、角交換振り飛車…、なぜ今これらの戦法が流行っているのか、知りたくありませんか?最新の序盤手順を解説した本は数多くありますが、本書は「なぜ現在その形が流行しているか」を戦法の歴史からさかのぼって解説した棋界初の画期的一冊。将棋を指す方はもちろん、自分ではあまり指さないという方でも十分理解できるように、図面に矢印等の記号をふんだんに使い、直感的にも分かりやすくなっています。基本用語の解説から、プロの最新局面の解説にまでが一気に理解できるはずです。将棋戦法の変遷は読むだけで面白く、将棋を指す上でも観戦する上でも、大いに役立つ内容となっています。 ■CONTENTS 【第1部】序盤の基礎知識(序盤初めて講座/振り飛車の戦い方、囲い一覧/居飛車の戦い方)/【第2部】歴史を振り返る(振り飛車対居飛車の歴史/棋士の意識の変化/外部環境の変化)/【第3部】現代振り飛車の主流戦法の紹介(ゴキゲン中飛車―現代振り飛車のスタンダード/石田流―華麗なるさばきの世界/先手中飛車―石田流と対になる先手番の裏エース/角交換四間飛車―手損を気にしない型破りの新作戦) ■著者 上野裕和(ウエノヒロカズ) 1977年4月13日生まれ。神奈川県厚木市出身。1991年6級で安恵照剛八段門。2000年10月1日四段。2007年4月1日五段。序盤の研究、分類で有名。また、若くして日本将棋連盟の理事職を経験するなど、多方面に渡って活動している。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 将棋・序盤完全ガイド 相居飛車編
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最新の序盤手順を解説した本は多くありますが、本書は「なぜ現在その形が流行しているか」を戦法の歴史からさかのぼって解説した画期的な一冊です。将棋を指す方はもちろん、自分ではあまり指さないという方でも十分理解できるように、図面に矢印等の記号をふんだんに使い、直感的にも分かりやすくなっています。本書は基本用語の解説からプロ将棋の最新局面の解説にまで至ります。自分で指す上でもプロの将棋を観戦する上でも、大いに役立つ内容です。 ■CONTENTS 【第1部】序盤の基礎知識(相居飛車初めて講座/相居飛車の各基本図までの手順)/【第2部】相居飛車の歴史を振り返る(相居飛車の歴史/相居飛車を理解するためのキーワード)/【第3部】相居飛車、主流戦法の紹介(矢倉―これぞ将棋の純文学/角換わり―攻め切るか受け切るか、白熱の攻防/一手損角換わり―手損の意味を根本から揺さぶる新作戦/相掛かり―2六飛型と引き飛車、二つの顔を併せ持つ/横歩き取り―食わず嫌いは無用!最もスリリングな戦型) ■著者 上野裕和(ウエノヒロカズ) 1977年4月13日生まれ。神奈川県厚木市出身。1991年6級で安恵照剛八段門。2000年10月1日四段。2007年4月1日五段。序盤の研究、分類で有名。また、若くして日本将棋連盟の理事職を経験するなど、多方面に渡って活動している。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 棋士エッセイ集 将棋指しがひと息ついて
    4.2
    勝負のスキマにほっとひと息 棋士、それは勝負の世界で生きる戦士たち。 対局の結果で人生が左右されることもあるなか、日々指し続けています。 盤上では、頭脳による殴り合いが行われていると言っても過言ではありません。 そんな棋士たちが、ほっとひと息。 日常、趣味、回想、思うままに綴っていただきました。 彼らはどのように考え、どのように過ごしているのでしょうか。 本書は、棋士のエッセイ集です。 『将棋世界』2021年1月号~2023年3月号に掲載されたエッセイに新規書き下ろしの3作を加え、合計30作をまとめました。 音楽の表現技法からインスピレーションを受ける佐藤天彦九段、スーツについて考察する山本博志四段、故郷の思い出と今の生活を振り返る山根ことみ女流二段。 棋士が盤駒から離れたときにのぞかせる一面をご覧ください。 原初の響きに想いを馳せて〈佐藤天彦〉 わたしのゲーム遍歴〈福崎文吾〉 残り時間を見据えて〈青野照市〉 鋼の魂で〈高橋道雄〉 棋士・日浦市郎ができるまで〈日浦市郎〉 いままでとこれから。〈今泉健司〉 畠山流指導対局の心得〈畠山鎮〉 海外旅行の思い出〈中村太地〉 将棋で学んだ生き方〈豊川孝弘〉 祖父の言葉〈藤井奈々〉 憧れた瞬間〈東和男〉 海外旅行〈深浦康市〉 実はスーツ好きなんです〈山本博志〉 そして、これからも〈室田伊緒〉 駒とサイコロの日々〈片上大輔〉 さくら先生が教えてくれたこと〈石本さくら〉 落語の世界に魅せられて〈髙野秀行〉 ゆうきとりんと順位戦〈遠山雄亮〉 日々是好日〈本田小百合〉 父、師匠との36年〈西川和宏〉 音楽と人〈佐藤慎一〉 故郷・松山と私〈山根ことみ〉 56歳からの人生〈北島忠雄〉 秋晴れ〈武富礼衣〉 幸運な出会い〈長岡裕也〉 優しいライバル〈中村真梨花〉 真理追究と勝負〈村田顕弘〉 兄と妹〈村田智穂〉 趣味と私と原点と〈上田初美〉 登山の楽しみ〈糸谷哲郎〉 ※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。
  • 弟子・藤井聡太の学び方
    4.2
    1巻1,300円 (税込)
    師匠から見た弟子・藤井聡太の「学び方」とは!! 将棋盤を抱きかかえて号泣していた子どもは、中学生でプロ棋士になった。「将棋に関しては、師匠に自由に反論していい」と言う著者は、いかにして弟子・藤井聡太を導いたのか。内容例を挙げると、 ◎七割以上を目指すには、自分で考えなければならない ◎悔しさが才能を伸ばすエネルギーになる ◎対局の機会の少なさが集中力を鍛える ◎コンピュータが選ばない勝負手を指す ◎学ぶ側には信念、指導者には柔軟性 等々。「思考力」「集中力」「忍耐力」「想像力」「自立心」「平常心」……将棋に強くなるために要するこれらはすべて、私たちが人生をより豊かに生きていくうえで必要な学びである。本書では、藤井聡太という才能、兄弟弟子との交流、師弟関係の源流ともいえる、著者・杉本昌隆の師匠・板谷進との師弟関係から、「真に学ぶこと」とは何かを明らかにする。「2018年新年の師弟杉本昌隆+藤井聡太」を収録!

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  • 人間における勝負の研究
    4.2
    “勝利の女神”はどんな男に微笑むのか―勝負の3要素は「確率・勢い・運」だ。大事なことこそ簡単に決めるべし!自分に有利な空気を作り出す法…、そして勝負に不可欠の二つの心得、「雑の精神」と「省(しょう)の精神」についてまで将棋界きっての才人が言及する。

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  • ルポ 電王戦 人間 vs. コンピュータの真実
    4.1
    なぜプロ棋士は敗れたのか? プロ将棋棋士とコンピュータが真剣勝負を繰り広げる電王戦シリーズ。今年おこなわれた第3回大会は、プロ棋士側の1勝4敗に終わった。かつてはルールすら守れなかったコンピュータは、いかにしてプロ棋士を凌駕したのか? そして、現役のトップ棋士たちはこの結果に何を思うのか――? コンピュータ将棋に精通する著者が、丹念な取材のもとに書き下ろす迫真のルポルタージュ。 ■目次 第一章 開発者たちの描いた夢 第二章 プロ棋士挑戦への道――電王戦前夜 第三章 老棋士の奇策――第一回電王戦 第四章 プロ棋士が敗れた日――第二回電王戦 第五章 リターンマッチ――第三回電王戦(1) 第六章 決着――第三回電王戦(2)

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  • 現代振り飛車の絶望、そして希望
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 振り飛車が苦しいのはなぜなのか? その原因がつかめれば、対策が見えてくる! 近年の将棋AIは振り飛車をまったく評価しません。それはなぜなのか。「現代将棋を読み解く7つの理論」の著者、あらきっぺ氏が論理的かつ明快に解説します。 しかし、もう振り飛車をやめるべきなのかといえばそうではありません。 振り飛車は、人間の認知能力にとってはアドバンテージが多く、むしろ有利に立ち回れることもあるのです。 AI時代でも、勝負は人間のもの。振り飛車を指す人も指される人も、必携の一冊です。 まえがき 序章 対抗形のルール 第1章 初速の違い 第2章 急戦の脅威 第3章 穴熊の価値 第4章 角交換の是非 第5章 飛・角・桂の機動力 第6章 桂・香の安全度 第7章 位置エネルギー 第8章 後出しと多様化 第9章 両立と相対化 終章 振り飛車の未来 あらきっぺ 本名:荒木隆 滋賀県大津市生まれ。 平成16年:森信雄門下で奨励会に6級入会 平成28年:三段で退会 奨励会退会後も精力的に将棋の活動を続ける。2019年にプロ棋戦である第13回朝日杯将棋オープン戦に招待選手として出場。出口若武四段、大石直嗣七段(肩書は当時)を破る活躍を見せた。 2020年に初の著作となる「現代将棋を読み解く7つの理論」(マイナビ出版)を出版。同作は将棋ペンクラブ大賞技術部門最優秀作に選ばれた。 ほかの著作に、「終盤戦のストラテジー」「盤上のシナリオ ~理想の手順を組み立てる読みの技術」(いずれもマイナビ出版)がある。 ※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。
  • 藤井聡太ライバル列伝 読む棋士名鑑
    4.0
    前人未到の八冠制覇へひた走る藤井聡太――。 この若き巨星に挑むのはいかなる棋士たちなのか? キャリアや戦績、肉声と個人史から紐解かれる棋風や得意戦法、 人柄からAIへの距離感まで。『Number』好評連載に、 大幅書き下ろしを加え、アップデートした最新棋士名鑑。 【目次】 第一章 八冠全制覇へ 藤井聡太 第二章 対藤井タイトル戦経験者  渡辺 明/豊島将之/永瀬拓矢/菅井竜也/ 広瀬章人/木村一基/佐々木大地 第三章 タイトル獲得&番勝負経験者 佐藤天彦/糸谷哲郎/中村太地/斎藤慎太郎/稲葉 陽/ 高見泰地/山崎隆之/千田翔太/本田 奎 第四章 若手 増田康宏/服部慎一郎/梶浦宏孝/近藤誠也/斎藤明日斗/八代 弥/ 三枚堂達也/渡辺和史/池永天志/西田拓也/石井健太郎/黒田尭之/ 徳田拳士/古賀悠聖/山本博志/青嶋未来/伊藤 匠 第五章 女流 里見香奈/加藤桃子/伊藤沙恵/西山朋佳 第六章 実力者 横山泰明/都成竜馬/阿久津主税/船江恒平/ 村山慈明/佐々木慎/千葉幸生/飯島栄治/村田顕弘 第七章 ベテラン 佐藤康光/森内俊之/久保利明/深浦康市/行方尚史/ 中村 修/井上慶太/中田 功/中川大輔/青野照市/羽生善治
  • 超進化論 藤井聡太 将棋AI時代の「最強」とは何か
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    「最年少名人」「史上初、八冠」で大注目!  藤井竜王・名人解説本の決定版!!!  読めば将棋が100倍面白くなる!!  〝ガチ勢〟も〝観る将〟も〝にわかファン〟も必読の書!!! 14歳2か月、史上最年少のプロデビュー後、 次々と将棋界の記録と常識を塗り替えていく藤井六冠。 異次元の力とAI(将棋ソフト)という2つの激流の中で、 将棋の世界は急速に大きくそのスタイルやロジックを変えつつある。 〝羽生世代〟レジェンド棋士が読み解く 〝令和の覇者〟の「異次元の強さの秘密」と、 彼が切り拓く「将棋の未来」とは――。
  • 13手~17手詰パラダイス 五段を目指す200題
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「この人17手詰解ける人なんだよな」と思わせるだけでも効果あり! 詰将棋パラダイス誌より厳選された13手~17手の詰将棋200題からなる問題集です。 有段者の中でも、ある程度の長い手数を読めることはステータス。 17手詰をさくさく解けるようになると、周りの見る目も違ってきます。 それだけで相手の諦めが早くなることもあるかも。 唯一の専門誌である詰将棋パラダイスが責任をもって厳選する問題は、どれもとっつきやすい良問ばかり。 この本を解いて、あなたの終盤力をもう一歩先へ進めましょう!
  • 現代将棋ってこういうこと
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は今をときめく若手精鋭、佐々木大地七段と増田康宏六段が現代将棋について語るものです。 矢倉、角換わり、相掛かり、横歩取り、雁木、中飛車、四間飛車、三間飛車、角交換振飛車と、幅広い戦法について現在のプロ間におけるテーマ図を起点に話していきます。 そのテーマ図に至るまでと、テーマ図からのよくある進行について解説し、現代将棋が概観できるようになっています。 さらに、本書の特徴として言えるのはテーマ図からの指し方についてすべて一定の方向性を示したことです。増田六段の歯に衣着せぬ形勢判断と、佐々木七段の冷静な分析によって、二人によるテーマ図からのおススメ手順を紹介しています。 よって、本書を読めば現代将棋のテーマ図が全戦法においてわかるだけでなく、そこからの勝ちやすい指し方までわかるのです。 解説はすべて会話形式で進んでいくので、将棋ガチ勢の方だけでなく、観る将の方も存分に楽しめる内容になっています。プロ棋士がどういうことを考えているかがわかるので、観戦するうえでもとても参考になる一冊です。 ぜひ本書で「現代将棋ってこういうことか!」という核心をつかんで、将棋を指す上でも、観る上でも役立てていただければ幸いです。 佐々木大地(ささき・だいち) 1995年5月30日、長崎県対馬市の生まれ 2008年9月、深浦康市九段門下、6級で奨励会入会 2016年4月1日、四段 2019年2月20日、五段 2022年2月16日、六段 2022年4月28日、七段 相掛かりなどの空中戦を中心に、角換わりなども得意とする居飛車党。 第48期新人王戦では決勝三番勝負進出を果たした。第59期~第62期王位戦で挑戦者決定 リーグ入りし、62期、63期ではリーグ残留を決めた。また、第45期棋王戦で挑戦者決定 二番勝負進出など、多くの棋戦で活躍している。 将棋大賞の記録部門では、第46回最多勝利賞、第47回最多対局賞を受賞。 本書が2冊目の執筆となる。 増田康宏(ますだ・やすひろ) 1997年11月4日生まれ、東京都昭島市出身 2008年9月、森下卓九段門下、6級で奨励会入会 2012年4月 三段 2014年10月1日 四段 2018年5月22日 六段 角換わりや相掛かりを得意とする居飛車党。 第31期竜王戦で4組優勝し3組昇級、第5期加古川青流戦準優勝、第47期・48期新人王戦で連続優勝するなど、各棋戦で好成績を上げている。 第79期順位戦C級1組では初戦から8連勝を果たし、B級2組への昇級を決めた。 タイトル戦の登場が期待される若手の一人。
  • 実戦で学ぶ 振り飛車の勝ち方
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 振り飛車の勝ち方、教えます。 居飛車が「事前の研究」が重要な戦法であるのに対し、振り飛車は「実戦の感覚」がモノを言う世界です。 その戦法における経験値の高さ、押し引きのバランスが優れている、自分の勝ちパターンを持っていることが、勝ちに結びつきます。 そういった言語化しにくい感覚を伝授すべく作られたのが本書です。 この本では振り飛車のトップランナーの一人である西山朋佳女流二冠が自身の実戦を題材にして、自分がどういう考えて将棋を指しているかを可能な限り言葉にしたものです。 「豪腕」と称させる破壊力ある振り飛車のエッセンスを西山女流二冠の言葉を通して学ぶことができる一冊です。 第1章 中飛車編 第2章 三間飛車編 第3章 相振り飛車編 居飛車が「事前の研究」が重要な戦法であるのに対し、振り飛車は「実戦の感覚」がモノを言う世界です。 その戦法における経験値の高さ、押し引きのバランスが優れている、自分の勝ちパターンを持っていることが、勝ちに結びつきます。 そういった言語化しにくい感覚を伝授すべく作られたのが本書です。 この本では振り飛車のトップランナーの一人である西山朋佳女流二冠が自身の実戦を題材にして、自分がどういう考えて将棋を指しているかを可能な限り言葉にしたものです。 「豪腕」と称させる破壊力ある振り飛車のエッセンスを西山女流二冠の言葉を通して学ぶことができる一冊です。 第1章 中飛車編 第2章 三間飛車編 第3章 相振り飛車編 西山朋佳(にしやま・ともか) 1995年6月27日年生まれ。大阪府大阪狭山市出身。 2010年3月、6級で奨励会入会。伊藤博文七段門下。 2015年12月、三段に昇段。2021年3月、奨励会を退会。 2021年4月、女流棋士三段。 2018年5月、第11期マイナビ女子オープンで初タイトル獲得。 「豪腕」と称される力強い振り飛車を武器に女流棋戦だけでなく一般棋戦でも活躍している。
  • 谷川浩司 精選詰将棋 「光速流」からの挑戦状
    4.0
    これが「光速流」の神髄だ!  華麗にして玄妙。 十七世永世名人にして詰将棋の名手・谷川浩司九段による九~十九手詰の珠玉の100番! 脳が汗をかくほど、「深く読む力」を鍛える。 詰将棋は実戦の役に立つか、は 昔から議論されていることですが、 私は有意義だと考えています。 詰将棋を数多く解くことによって、 詰め手筋を身に付けることができますし。 慣れてくれば直感で詰みがあるかが 分かるようになります。(本文より)
  • 1手ずつ解説する右四間飛車
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 破壊力抜群の右四間飛車を級位者にもわかりやすく! 「1手ずつ解説する○○」シリーズの第6弾として、アマチュアに大人気の「右四間飛車」が登場します。 相手が角道を止めてきたら、4筋に飛車を振って作戦開始。以下は相手が振り飛車でも居飛車でも十分に戦える、とても有力な戦法です。 著者は駒の勢いを重視する棋風であり、この戦法を得意とする中川大輔八段です。 対振り飛車と対居飛車に分けて、駒組みから仕掛け、そして終盤戦まで、初手から1手ずつ丁寧に解説してくれました。また「玉は出来るだけ序盤のうちに固めておくのが勝利のコツ」、「予想していない手を指されたときには、慌てないこと大事」など、勝つために必要な心得も示しています。 右四間飛車は破壊力抜群の戦法で、とても楽しい戦法です。ぜひ本書で指し方をマスターして、攻めて勝つ楽しさを味わってください。 「1手ずつ解説する○○」シリーズの第6弾として、アマチュアに大人気の「右四間飛車」が登場します。 相手が角道を止めてきたら、4筋に飛車を振って作戦開始。以下は相手が振り飛車でも居飛車でも十分に戦える、とても有力な戦法です。 著者は駒の勢いを重視する棋風であり、この戦法を得意とする中川大輔八段です。 対振り飛車と対居飛車に分けて、駒組みから仕掛け、そして終盤戦まで、初手から1手ずつ丁寧に解説してくれました。また「玉は出来るだけ序盤のうちに固めておくのが勝利のコツ」、「予想していない手を指されたときには、慌てないこと大事」など、勝つために必要な心得も示しています。 右四間飛車は破壊力抜群の戦法で、とても楽しい戦法です。ぜひ本書で指し方をマスターして、攻めて勝つ楽しさを味わってください。 第1章 四間飛車破りの右四間飛車 第2章 三間飛車破りの右四間飛車 第3章 中飛車破りの右四間飛車 第4章 矢倉崩しの右四間飛車 中川大輔(なかがわ・だいすけ) 1968年7月13日生まれ。宮城県仙台市出身。 1983年、6級で奨励会入会。(故)米長邦雄永世棋聖門下。 1987年10月19日、四段。2009年12月八段。 居飛車党で、勢いを重視する棋風。 早くから頭角を現し、1988年度、第1回若獅子戦で棋戦初優勝。 他にも新人王戦、NHK杯、銀河戦で準優勝、王座戦で挑戦者決定戦進出などの活躍を見せる。 主催する「登山研」には多くの棋士や奨励会員が参加するなど人望も厚い。 著書は「すぐ勝てる!右四間飛車」、「すぐ勝てる矢倉崩し」(マイナビ出版)など。
  • 改訂版 羽生善治の みるみる強くなる 将棋入門(池田書店)
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ロングセラー累計50万部超え人気シリーズの改訂版。将棋を覚えたいがどうやれば有利になるのか、または勝てるのか。なかなかわからないという方が多いようです。そこで、本書は勝つコツの5ヵ条という構成で解説しています。まずは駒を取ろう、から始まり最後は王様を取りに行くまでをわかりやすく説明しています。また、一局の具体的な指しまわしを、初手から投了図まで、「居飛車戦」「振り飛車戦」それぞれについて、全指し手サンプルを紹介します。この本を読んで、勝つコツを覚えて将棋を好きになってください。*本書は、2009年刊行の『羽生善治の みるみる強くなる 将棋入門』に新たな情報を加え、リニューアルしたものです。
  • 石の効率
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 囲碁は、どちらが効率の良い手を打ったかで勝敗が決する。特に石の効率で大きな差が出る場面は、石の形を補強する状況と大場を占める際の方向選択である。働きの悪い手が増えれば増えるほど、必然的に勝率は下がる。重要なのは、単純な地の大きさだけではなく、将来に向けて発展性を兼ねた場所を発見することで、どちらが先にその場所を占めたかによって何十目もの差が出ることもある。本書は実践応用度の高い問題集である。
  • 置碁の勝ち方
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 置碁で上手に勝つためには、相手から攻められる状況になることを避け、自分が攻める立場になることが重要。その為には、石数で優位に立っている序盤でいかに有利に戦う為の布陣を作れるかが重要である。アマチュアの場合、守りを苦手とする人が多いため、攻められる立場になるとそれだけミスも多くなる。本書は、置碁で有利に打つための実戦で使える秘訣を解説したが、置碁だけでなく、互先にも応用できるものである。
  • 先手三間飛車を完全攻略! 出口流▲7八飛戦法破り
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ▲7八飛戦法とは、その名の通り「初手▲7八飛」と指す作戦です。 なぜ▲7八飛戦法なのか? そもそもメリットはあるのか、マイナー戦法に過ぎないのではないか? そう思った方も少なくないでしょう。 それでは、初手▲7六歩から三間飛車を目指す場合と何が違うのでしょうか。 著者の出口若武五段は「初手▲7八飛は後手の相振り飛車と右四間飛車を最大限に警戒した一着」と評価します。 角道を保留するので従来のノーマル三間飛車に比べて安全に駒組みができ、また速攻にも対応しやすくなっています。 また、攻撃力もあるので、実は振り飛車の優秀な作戦なのです。 ▲7八飛戦法への後手の対策はいくつかありますが、本書では居飛車で8筋を伸ばして真っ向からとがめにいく指し方を中心に解説しています。中には最終盤まで研究するような変化もあります。 「三間飛車は人生で最も指した」と語る出口五段。 今回は攻略する側の立場になって、その研究のすべてを1冊に詰め込みました。 新たな将棋の可能性を広げた▲7八飛戦法の攻防をお楽しみ下さい。
  • 令和版 囲碁 ひと目の布石
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 趙治勲名誉名人による「ひと目シリーズ」の最新作です。今回のテーマは布石です。 AI登場後に序盤は様変わりしましたが、本書では新しい時代の布石を身につけられる内容になっています。 サクサク解いて是非序盤力向上に役立ててください。 第1章 序盤のポイント 第2章 総合問題 第3章 ダイレクト三々の紹介
  • 木村一基 折れない心の育て方 一流棋士に学ぶ行動指針35
    値引きあり
    4.0
    「観る将」という言葉が定着しました。将棋の細かな知識・技術はないけれど、棋士という人間の魅力にひかれ、温かく見守る人々が増えています。中高年にも若い女性にもファンが圧倒的に多いのが木村一基という棋士。40代を超えると棋力が落ちていくと言われる中、誰もがもうタイトル獲得は難しいだろうと思っていたその時に、まさにタイトルを46歳で初獲得したのです。 出世競争から脱落していくのがサラリーマンの世界。思うようにならないのが社会人の日常です。中高年が木村さんに共感し、応援しているのは、どこかで自分を投影できる人物だから、勝ち負けがはっきり出てしまう将棋というわかりやすい世界の人物だからなのです。 負けて泣き、勝って泣き、解説を担えば、ボケ・毒舌・ぼやき……、皆をひきこむサービス精神一杯の話を披露。「千駄ヶ谷の受け師」「将棋が強いただのおじさん」「おじおじ」「かじゅき」などのニックネームがつくのも人気の証です。 いかに将棋の世界を生き、史上最年長でタイトルを初獲得できたのか? 何を支えに試練を乗り越えているのか? そして何を信じているのか?  いかに将棋とプライベートの世界を両立させているのか? など、今まで語られてこなかった興味深い内容は、ビジネスや自己啓発にも役に立つ一冊。
  • 藤井聡太論 将棋の未来
    4.0
    「天才は天才を知る」。レジェンドが迫る巨大な才能の秘密。 AIの登場以降、大きく変貌する将棋界。そこに現れた若き天才・藤井聡太。 14歳2ヵ月・史上最年少のプロデビュー後、衝撃の29連勝から始まり、史上最年少でのタイトル獲得など、次々と記録を塗り替えていく彼のすごさとは? 人間はどこまで強くなるのか? その謎を、史上最年少名人位獲得の記録を持つレジェンドが、自らの経験を交えながら、さまざまな角度から解き明かすとともに、多士済々の頭脳集団が切磋琢磨し、進化しつづける将棋の魅力を伝える。 第一章 進化する藤井将棋     ケタ外れの「頭の体力」・棋士も経験する「ゾーン」状態・時間配分をコントロールする etc. 第二章 最強棋士の風景      谷川・羽生の両方を持っている・トップ棋士の研究量・シビアな勝負師に徹して etc.      第三章 不動のメンタル     負けん気と平常心の両立・記録ではなく、強くなること・最年少名人記録は破られるか etc.  第四章 「将棋の神様」の加護     羽生世代が起こした序盤革命・苦手意識をどう克服するか・恐ろしいほどの強運 etc. 第五章 「面白い将棋」の秘密     勝った相手に楽をさせない・将棋は学業にも役に立つ・盤面をイメージせず読む・強さの源泉は詰将棋にあり etc.  第六章 AI革命を生きる棋士     人間と異なる形勢判断・強さとAIは関係ない・自分で考えなければ強くなれない・一局で一手研究が進む時代・五十代の戦い方 etc.   第七章 混沌の令和将棋 堅さよりもバランス重視・トップ棋士に求められる受けの力・美学に反した手を見直す etc.
  • 思考がわかって強くなる!飛田早紀の囲碁実況
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「一人でコツコツ」 本書は、そんな碁の勉強に対するストイックなイメージを壊す、革命的な1冊となっています。 特に棋譜並べは書籍とにらめっこになりがちです。数字探しになっては勿体ないですし、解説を読みながら棋譜を並べるのも大変なものです。 本書は囲碁YouTube「女流棋士・飛田早紀の囲碁チャンネル」の囲碁実況を書籍化したものです。 対局しながら思考をそのまま話す、という囲碁実況は「囲碁はどう打ち進めていけばいいか」という考え方が非常にわかりやすく、どの動画も数万回再生されている人気コンテンツとなっています。 是非、動画と書籍を見比べながら棋譜並べをしてみてください。 動画で楽しみながら全体の流れをつかみつつ、書籍の詳しい解説で勉強できるようになっています。 もちろん、「一人でコツコツ」勉強したい方は、本書を棋譜並べ集としてもそのまま使用できます。 自分の好きな形で活用し、棋力向上に役立ててください。 収録局は囲碁実況の中から、身につけてほしい囲碁の考え方がたくさん出てくる対局を5局ピックアップしています。 動画では解説しきれなかった解説や、出てきた考え方の一般化など、書籍ならではのまとめ方をしています。 章立ては下記の通り。基本から実戦的な応用の考え方まで幅広く身につけることができます。 第1局 13路盤で学ぶ囲碁の考え方 第2局 19路盤で学ぶ石の流れ 第3局 戦いのコツ 第4局 最新布石とコウの考え方 第5局 女流棋士YouTuber対決
  • 将棋・ひと目の詰み ~実戦形で終盤力アップ~
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 実は詰みがあったのに、詰まし損ねて負けてしまった―。 こんな経験は将棋を指す方なら誰にでもあるでしょう。 将棋は先に相手の玉を詰ました方が勝ちというルールである以上、詰ます、詰まさないが勝敗に直結する場面が多々あります。 そこで、おススメしたいのが本書です。 この本の主眼は「実戦に現れる詰む形を覚える」ことにあります。 一つ目のポイントは「実戦に現れる」ものであること。入玉形やパズルのような詰み形を覚えても速効性は低いでしょう。本書ではあくまで実戦ですぐに使える形だけを一問一答形式で出題・解説しています。 二つ目のポイントは「詰む形を覚える」ということ。詰将棋を解く力をつけるということとは少し違います。具体的には、実戦では最終手を指した時に持ち駒を持っていても構いませんし、相手の持ち駒は必ずしも「その他すべて」の駒というわけではありません。むしろ限られた駒しか持っていないことがほとんどです。 そこで本書は、余詰、駒余り、相手の持ち駒制限などを取り入れ、より実戦に近い状況での玉を詰ますトレーニングとなっています。 さらに、出題される形は矢倉、美濃囲い、舟囲い、エルモ囲い、穴熊など実戦の終盤さながらの局面となっています。そのため実戦で全く同じ形に出くわすことも少なくないはずです。 わかりやすく丁寧な解説で知られる遠山雄亮六段が贈る初級者にも優しい問題集。 本書の問題を解き終わるころには初級脱出は間違いなし、有段の世界へいち早く案内してくれる一冊です。
  • 棋風堂堂 将棋と歩んだ六十九年間の軌跡
    4.0
    生涯現役棋士であり続けた史上最強の名人・大山康晴。棋士は一局の勝負の中で負けを知り、それを自分に言い聞かせ、納得させる時が一番苦しいという。人生の最期の戦いの中で、いつの日、そのことを自身に言い聞かせていたのであろうか。 【目次より】●第一章 さようなら、大山さん ●第二章 将棋の道を歩き始める ●第三章 勝負は勝つことにあり ●第四章 過去の栄光を捨て出直す ●第五章 がんに勝つ、人生に勝つ
  • 井山裕太の碁 AI時代の新しい定石(池田書店)
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、AI出現以降の現代の囲碁において、必要な定石を知っていただくことを目的としてまとめています。まったく新しい定石、AI出現以降も変わらず打たれている定石、これらをまとめて「新定石」と称して紹介しました。井山裕太九段の実戦を題材に、棋譜解説とともに新しい定石の使い方や変化を、級位者から有段者のみなさんを対象に、わかりやすく解説しました。 ◆本書の特徴 【AI時代はこれまでより定石の数が少なくなり、手順もシンプルに! 学ぶなら今だ!!!】 ・超シンプル! 今覚えるべき8パターンを解説! ・井山裕太の棋譜をもとに、新しい定石を徹底図解! プロの対局を「これでもか!」というくらいやさしく解説。 ・解説と練習問題で着実にステップアップ
  • 1冊でわかるノーマル振り飛車 基礎から流行形まで
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アマチュアに根強い人気のある角道を止める振り飛車は、角交換振り飛車など近代的な構想の流行によって 「ノーマル振り飛車」と呼ばれるようになり、一時は過去のものとなったかと思われていました。 しかし最近になってノーマル振り飛車の再評価が進み、プロ棋界でもまた振り飛車の主流の座を取り戻しつつ あります。しかし、振り飛車に対する対策もさらに進歩を遂げているのも事実です。 エルモ囲い、ミレニアム、銀冠穴熊、4六銀3七桂型などへの対策に、特にアマチュアの振り飛車党は 苦慮しています。 本書では、囲いの考え方、居飛車の攻めに対する迎撃態勢の組み立て方などの基本から始まって、最新形の対策に進んでいきます。 一冊で基本から流行形まで押さえられるので、すぐに使える振り飛車の知識を身につけたい方におすすめです。
  • 将棋[初段になれるかな]大会議
    4.0
    将棋の初段を目指したい人に贈る級位者向けの戦術書。プロ棋士を指南役に迎え、アマチュア2人が聞きたいことを何でも質問する『将棋「初段になれるかな」会議』待望の続編です。 細かい定跡手順と変化を記した有段者向けの戦術書が「調味料の分量まで細かく記されたレシピ本」だとすれば、初段になるために必要な最低限のポイントだけを言及する本書は、「目分量でいいのっ」というお母さん料理のたくましさを目指したもの。 また「初段を目指す人の師匠は、実はプロではなく初段になった人では」?という仮説のもと、新たな試みとして、初段になった一般の方々へ勉強法のアンケートも実施。高野六段の監修のもと、初段になるために必要なものをピックアップしました。 会話形式の本書でサクッと読み進めながら、聞き手と一緒に初段を目指しましょう。 第一章 いきなりの攻めと変な戦法にどう対処するのか? 第二章 「受け」が強くなる考え方 第三章 銀交換はどれくらい得~?知っておくと強くなる考え方~ 第四章 持ち駒は小さいほうから使う~初段になった人へのアンケートから~ 第五章 「詰みより詰めろ」と「必死筋」 第六章 級位者が知っておきたい格言
  • 高校生二冠 藤井聡太
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 弱冠18歳、史上最年少二冠に輝いた最強高校生・藤井聡太二冠のメモリアルムック。 最年少タイトル挑戦&獲得となった第91期ヒューリック杯棋聖戦、そしてその興奮も冷めぬまま瞬く間に二冠に駆け上がった第61期王位戦を完全収録。予選からタイトル獲得までを詳細にたどり、魅力あふれる藤井将棋をご堪能いただけます。 特に棋聖戦第3局、そして初タイトルの一局となった第4局は、藤井聡太二冠本人による自戦解説。その一手を決断するに至った思考の動き、局面の形勢判断、そのときの心情まで、本人の生の声を収録しました。 ほかに藤井二冠が達成した数々の記録を紹介するほか、これまで将棋世界で掲載してきた藤井二冠に関する名シーンを収録。四段昇段から最年少タイトル挑戦に至るまでを、厳選した記事で振り返っていきます。 今回の名勝負を堪能したい方、これまでの藤井聡太の活躍を改めて追いたい方など、将棋ファンにも藤井聡太ファンにも満足いただける一冊です。 主な内容 ●photo 第91期ヒューリック杯棋聖戦 ●photo 第61期王位戦 ●第91期ヒューリック杯棋聖戦&第61期王位戦、観戦記&棋譜解説 ●藤井聡太データ大分析 ●藤井聡太好シーン ●藤井聡太、将棋世界名場面セレクション ・ドキュメント「藤井聡太四段―史上最年少棋士はいかにして生まれたか―」 ・藤井聡太のデビュー戦 ・新記録の29連勝達成! ・アベマTV特別企画 藤井聡太四段炎の七番勝負「6勝1敗でトップ棋士を圧倒」 ・インタビュー 「藤井聡太四段 十四歳の地図」 ・インタビュー 「藤井聡太四段 夏、十四歳の声」 ・第11回朝日杯 「藤井聡太 新伝説の始まり」 ・インタビュー 「藤井聡太七段 隘路を抜けて」 ・史上最年少新人王 ・第12回朝日杯 「藤井、圧巻のV2」 ・第16回詰将棋解答選手権 「逆転優勝で5連覇」 ・谷川浩司の見た藤井将棋   など ※「藤井聡太データ大分析」は、同時発売の『写真で追う藤井聡太 最年少二冠までの軌跡』と内容の重複があります。
  • 11手~15手詰パラダイス 四段以上の力をつける200題
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アマチュア四段以上を目指す方必読! 詰将棋パラダイス誌より厳選された11手~15手の詰将棋200題からなる問題集です。 激しく攻め合って迎えた終盤、相手を詰ませば勝ち、逃せば負け…。でもどう見ても5手や7手では詰まなさそう。そんな局面、ありませんか? 実戦ではしばしば11手以上の詰み筋が生じているもの。それに気づくか気づかないかでは大違いです。 本書は、これまで落としていたかもしれないそんな将棋を白星に塗り替えるための本。この200題を解き切ったとき、あなたの終盤力と読みの思考力は飛躍的に向上していることでしょう。 また、専門誌掲載作だけあって、ひとつひとつの詰将棋は内容も充実。ただのトレーニングとしてだけでなく、作品鑑賞の視点からも楽しんでいただけます。
  • 鬼手事典
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誰もがあっと驚く、意表をついた絶妙の一手、それを鬼手と呼ぶ。本書は平成の31年間に将棋界で話題になった、プロ棋士が指した鬼手を厳選して紹介した。苦しい形勢に放った鬼気迫る勝負手、のるかそるかで勝負に出た一手など、すべて平成時代の公式戦から取材している。 次の一手形式でその鬼手を考える構成なので、棋力の向上にも役立つ。将棋界の貴重な資料として、ぜひ手元に置きたい1冊。
  • プロの実戦に学ぶ 三間飛車VS左美濃
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は三間飛車のスペシャリスト小倉久史七段が、三間飛車VS左美濃の戦いを昭和・平成・令和に分類し、徹底解説した一冊です。 もともと三間飛車の天敵は居飛車穴熊でしたが、「トマホーク戦法」が優秀で、三間飛車に対して居飛車穴熊を使う人は少なくなりました。 現在、居飛車穴熊に代わって一番よく指されているのは左美濃ではないでしょうか。 居飛車穴熊に比べて駒組みまでのスキがないので、トマホークで急襲されることがありませんし、居飛車穴熊ほどではないものの十分に堅く、バランスの良い囲いといえます。 本書は対左美濃対策を本格的に扱った初の戦術書。振り飛車党にとってはなくてはならない一冊です。
  • 羽生善治 タイトル99期、1434勝の軌跡
    4.0
    1巻1,574円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書はタイトル獲得99期、永世七冠の資格を持つ将棋界のスーパースター・羽生善治九段の足跡がわかる本です。 昭和61年のデビュー局からはじまって、100勝目を挙げた対局、初戴冠を果たした竜王戦、七冠を達成した王将戦、そして大山康晴十五世名人の記録を超えた1434勝目――。タイトル獲得を決めた99局と節目となった対局を、次の一手形式で出題しました。 解説するのは羽生九段を少年時代から知っていて、研究会などで親交が深い森けい二九段。 独自の視点でポイントになった局面を切り取り、「羽生の次の一手」(場合によっては3手や5手)108問を紹介しています。 ぜひ読者の皆さまも羽生善治九段になったつもりで、次の一手を考えてみてください。
  • 将棋・ひと目の歩の手筋 ~将棋上達の入り口~
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 将棋の駒の中で最も数が多い駒、歩。ひとマス前に進むことしかできないため最も価値の低い駒ですが、成れば一気にと金に昇格する、という特性もあります。 その用途は非常に広く、将棋の勝敗は「歩」の使い方によって決まる、といっても過言ではありません。 このような有効な歩の使い方(=手筋)をたくさん覚えることが将棋上達の第一歩です 本書では以下のような章構成で様々な歩の手筋がマスターできるようになっています。 第1章 歩の必修手筋(30問) 第2章 棒銀における歩の手筋(30問) 第3章 三間飛車における歩の手筋(60問) 第4章 相振り飛車における歩の手筋(60問) 1で「駒得」「成る」「受け」を学び、 2と3で「歩で他の駒をいかす」を学び、 4で「囲いを崩す」を学ぶ、という構成になっています。 1は10級くらいでも解ける問題が多く、 4になると1級でも少し手こずる問題が入っています。 どの問題も実戦でよく出てくる手筋で、特に初段を目指す方にとっては即戦力になることは間違いありません。 ぜひ遠山雄亮プロの易しく丁寧な解説で実戦で役立つ歩の手筋をマスターしてください。
  • 1手ずつ解説!将棋の筋が良くなる棋譜並べ上達法
    4.0
    1巻1,524円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 将棋の三大上達法といえば「詰将棋・実戦・棋譜並べ」ですが、どうしても敬遠されがちな棋譜並べ。 「棋譜並べは難しそうだから、もう少し強くなってから取り入れよう」 「棋譜並べをしてみたけど、意図が分からない手が多すぎてしんどい」 という方は多いのではないでしょうか。 しかし、棋譜並べの恩恵は下記のように大きく、初級者にこそ積極的に取り入れて欲しい上達法です。 ・一局の流れを掴むことができる ・定跡や手筋に詳しくなる ・プロの正しい手をみることで、筋がよくなる ・大局観が身につく など… そこで本書は現代将棋を牽引している棋士の激闘13局を、初手から投了まで一手ずつやさしく解説しました。 初級者の方でも、初手から一手ずつ理解しながら並べることが出来ます。 自分ならこの局面でどう指すのか。一手一手考えながら並べてみてください。
  • 現代角換わりのすべて
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書では、現代の角換わりを若手棋士 池永天志四段が解説。 角換わりの基本となる腰掛け銀・棒銀・早繰り銀を352ページにわたり徹底的に解説しています。 角換わりで勝ちたい方必読の1冊です。
  • 囲碁 打ち方の教科書(池田書店)
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「布石、戦い、ヨセ」一局の中で大事なエッセンスを“ルールを覚えたばかりの人でも読めるように”丁寧に解説しました。碁盤は広く、打つところがたくさんあります。初心者のうちはどこにどう打ったらいいのか、迷うことが多いでしょう。本書は、それぞれの状況においてどう打っていくのがいいのか、そのお手本となる一局を通して流れをつかみ、加えて打ち方のコツを学んでいただこうという趣旨でつくられました。この1冊の中で、序盤、中盤、終盤についてそれぞれのポイントを詳しく解説してあります。 ・序盤の打ち方の基本を丁寧に解説→布石、定石がわかる! →ベーシックな手から、AIが生み出した最新の手まで ・中盤の打ち方を解説!→一局の中でも解説が難しい中盤の局面を模擬対局を参考に基礎から解説! ・ヨセで得する打ち方を解説→覚えれば確実にうまくなるのが終盤のヨセ。どうすれば得するのか、1手1手解説します。
  • 平成将棋名局百番
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 激動の時代を彩った 名勝負の数々 竜王戦誕生という大きな出来事で始まった平成の将棋界。この約30年間は400年を超える将棋界の長い歴史から見ても激動の時代で、羽生善治を中心に、谷川浩司、佐藤康光、森内俊之、渡辺明など、数々の超一流棋士たちが名勝負を繰り広げました。 本書はその平成将棋の変遷を、時代を彩った名局で振り返る記念碑的一冊です。各年からタイトル戦を中心に、大きな意義のあった3~4局を当時の状況やその一局の持つ意味を交えながら解説しています。 また、巻頭には平成将棋の主役と言って間違いない羽生善治九段のインタビュー「羽生善治に聞く平成戦術史」を16ページにわたって掲載しています。矢倉91手定跡、藤井システム、横歩取り△8五飛、一手損角換わり、ゴキゲン中飛車・・・。平成時代に現れたそれまでの常識を打ち破る戦法の数々を第一線を走ってきた羽生九段ならではの視点で語っています。 「棋士の魂は棋譜に宿る」と言われますが、まさにこの本には棋士の魂が込められています。将棋ファンの皆さまに、ぜひとも読んでほしい一冊です。
  • 将棋戦法事典100+
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これ一冊で、あなたは将棋戦法博士 将棋の人気戦法100位プラスアルファをランキング形式で発表しました。 「ゴキゲン中飛車」「藤井システム」など誰もが耳にする超有名戦法から、「嬉野流」「かまいたち」などアマチュア間で密かな人気を保つマイナー戦法、「パックマン」「一間飛車」など驚愕必至の珍戦法まで、あらゆる戦法を網羅しています。 いま最も注目の棋士、藤井聡太七段の計20ページに及ぶロングインタビューも収録。あまり表に出ることのなかった若き天才棋士の戦法論が余すことなく語られています。 また、いろんな種類の美濃囲いや矢倉を紹介した「みんな大好き! 美濃囲い」「ぼくら、矢倉囲いファミリー」 将棋のちょっと深い部分にスポットを当てた「三間飛車―職人たちが住まう楽園」「狭くて広い、横歩取りの世界」「われら急戦矢倉マニア」「将棋の深遠、覗いてみよう」 動物や乗り物の名前の戦法を集めた「あつまれ! しょうぎ動物園」「乗り物に乗って将棋の旅に出よう!」 など番外編も充実。 ほかにも、プロ棋士アンケート、棋士と戦法のコラム、ミニ講座、ゴキゲン中飛車対談、B級戦法対談など、さまざまなコンテンツがそろった、大満足の一冊です。 ※ゴキゲン中飛車対談は将棋世界2017年2月号に掲載した「スペシャル対談『ゴキゲン中飛車“愛”を語る』」、B級戦法対談は将棋世界2016年11月号に掲載した「魅惑のB級戦法『常識の先に何かがある』」を再構成したものです。
  • 将棋[観る将になれるかな]会議
    4.0
    「味がいい」ってどういう意味? 将棋番組のわからない言葉をスッキリ解消! 将棋は「指す」よりも「観る」ほうが好き――そんな「観る将」と呼ばれる将棋ファンに向けて作られた本書。 摩訶不思議な将棋界の全貌から、気になる棋士の人となりまで、読むだけで、将棋観戦がもっと楽しくなる!
  • 不動心論(KKロングセラーズ)
    4.0
    『3月のライオン昭和異聞』の田中七郎名人のモデル、プロ将棋棋士:大山康晴(十五世名人/永世十段・王位・棋聖・王将)が、自らの「強靭な精神を磨く思考術」を伝授。勝負強さの秘訣は「不動心」にあり! 不運に取りつかれた時、あきらめてはいけない。あきらめは心の乱れであり、不動心を失っている状態である。
  • 7手9手詰パラダイス 詰みと読みの力をつける210題
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詰将棋で詰みと読みの力をつけよう! 本書は1997年に発売された「7手詰めパラダイス」「9手詰めパラダイス」を1冊にまとめ、再編集したものです。 特に将棋初心者の方は1~5手詰の短手数の詰将棋をたくさん解くことが上達への近道と言われています。 本書はその次のステップに進むための問題集です。 唯一の詰将棋専門誌「詰将棋パラダイス」に掲載された7手、9手の問題を中心に肩慣らしの5手詰やチャレンジ問題としての11手詰まで収録しています。 一つ一つが詰将棋作品ですので、いわゆる詰将棋問題集とは一味違った詰将棋の世界も存分に味わえる一冊です。
  • 絶品! 4×4マスの詰将棋
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 使用する盤面は16マス! 本書は将棋史上初の詰将棋問題集です。 使用する盤面は、なんと4×4の16マスのみ。 シンプルな構図は通常の詰将棋よりも考えやすく、 ひと目見て思わず解いてみたくなります。 「百聞は一見に如かず、百見は一考に如かず。」 試しに一度、表紙の詰将棋を見てください。 何となく解いてみたくなりませんか? ◎コンテンツ 第1章 3手詰(第1問~第20問) 第2章 5手詰(第21問~第50問) 第3章 7手詰(第51問~第80問) 第4章 9手詰(第81問~第100問) 第5章 11手詰(第101問~第120問) 第6章 13・15手詰(第121問~第140問) 第7章 17・19手詰(第141問~第160問) 第8章 特選(第161問~第180問) ◎著者 伊藤 果(いとう・はたす) 昭和25年9月16日、京都市の生まれ。 38年6級で(故)南口繁一九段門。47年東京に移り(故)高柳敏夫名誉九段門。昭和50年6月四段。平成7年七段。23年6月引退。28年4月八段。 昭和48年古豪新鋭戦準優勝。55年将棋大賞連勝賞。昭和56年新人王戦準優勝。昭和57年NHK杯戦準優勝。平成7年竜王戦1組昇級。平成11年通算400勝。 奨励会時代から詰将棋作家として知られ、「近代将棋」「将棋マガジン」「将棋世界」各誌の詰将棋欄を担当。昭和56年塚田賞短編賞。 作品集は『果し状』(平成28年)、『残影』(昭和51年)、『詰のオルゴール』『王様殺人事件』(平成8年)等多数。他に『詰将棋の創り方』(昭和58年)『詰将棋タイムトライアル 』(平成24年)『将棋が強くなる詰将棋トライアル200』(平成26年)。
  • 攻めて勝つ!三間飛車の心得
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 I LOVE 三間飛車!三間飛車は角交換振り飛車や石田流を抑えて振り飛車の主力戦法になりつつあります。 本書はその三間飛車で勝つための方法を三間飛車のスペシャリストである小倉久史七段が解説するものです。
  • 筋がよくなる! 勝てる! 石の形集中講義
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名著『石の形集中講義』がパワーアップして復刊! 本書は三村智保九段著『石の形集中講義』を文庫化し、練習問題40題を加えたものです。 「いつの間にか弱い石ができてしまう」「気付いたら石が切れてしまった」 こんな経験はありませんか? その原因は、正しい石の形が身についていない可能性があります。 囲碁には正しい石の形というものがあります。これを身につけると、自軍の眼形が豊富になり、陣地も効率よく囲えるようになります。 逆に、石の形を崩されると、あっという間に弱い石ができてしまい、大きな石が取られてしまうことも珍しくありません。 石の形が良くなれば、布石、戦い、死活といった他の分野でも役に立ち、計り知れないほど上達することができます。 本書は、実戦で勝てるようになるために、身につけるべき石の形を全て取り上げて解説しています。 本書の内容をマスターすれば、連勝街道も夢ではありません!
  • 先崎学&中村太地 この名局を見よ! 21世紀編
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 羽生、藤井、コンピュータ将棋まで先崎&中村が語り尽くす! 本書は先崎学九段と中村太地王座の兄弟弟子コンビが将棋史に残る名局を当時のエピソードともに振り返る「先崎学&中村太地 この名局を見よ!」の21世紀編です。 知られざるエピソードが明かされる米長邦雄永世棋聖VS先崎学八段の最後の師弟戦から始まり、谷川浩司、羽生善治、森内俊之、佐藤康光といった平成の将棋を代表するスター棋士の名局、さらには藤井聡太七段、コンピュータ将棋elmo対Ponanza Chainerまでバラエティに富んだ14局を取り上げます。 同時代の将棋を二人がどう語るのか?将棋の内容の素晴らしさとともに、ここでしか読めない数々のエピソードにも注目、まさに将棋ファン必読の一冊です。 以下は掲載局です 第1局 最後の師弟戦     先崎学八段VS米長邦雄永世棋聖 第2局 康光流の一手損角換わり     佐藤康光九段VS羽生善治四冠 第3局 学生服の挑戦     中村太地四段VS谷川浩司九段 第4局 端のねじり合い     金井恒太五段VS高崎一生六段 第5局 最後の名人戦     森内俊之名人VS羽生善治三冠 第6局 藤井猛の先見性について     松尾歩七段VS藤井猛九段 第7局 プロの「時間攻め」とは何か     森内俊之竜王VS糸谷哲郎七段 第8局 コーヤン流三間飛車の極意     中田功七段VS 及川拓馬六段 第9局 電王戦の衝撃     PONANZAVS山崎隆之叡王 第10局 美濃の景色を変える     加藤桃子女王VS室谷由紀女流二段 第11局 柔軟に玉形を考える     佐藤天彦名人VS渡辺明竜王 第12局 藤井聡太とコンピュータの大局観     藤井聡太四段VS羽生善治三冠 第13局 穴熊の速度計算     青嶋未来五段VS佐藤天彦名人 第14局 コンピュータ将棋の決勝戦     elmo VS Ponanza Chainer
  • 山下敬吾の現代囲碁の教科書 布石編
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 トップ棋士が布石のコツをやさしく解説! 超一流棋士、山下敬吾九段による序盤の解説書! 「布石はどのように打てばいいかわからない」「テクニックや定石を知りたい!」「勝つための作戦を知りたい!」 序盤には悩みがつきものです。 本書は「どのような方針で打てば勝てるようになるのか」という考え方から具体的なテクニックまでを解説しています。 着手の一手一手の意味を丁寧に解説しているので、実戦にもすぐに応用できると思います。 さらに、AIの影響で、これまでは常識だった考え方がどんどん変わってきています。 それは、基礎・基本レベルでも例外ではありません。本書では、「これは知っておきたい!」というレベルのものに限定して、新しい考え方も紹介しています。 序盤に少しでも悩みを持っている方は、是非本書を手にとってみてください。 [著者] 山下敬吾(やました・けいご) 昭和53年生まれ。北海道旭川市出身。菊池康郎氏に師事。 平成5年入段。日本棋院東京本院所属
  • 将棋・究極の勝ち方 入玉の極意
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。 最大の安全地帯は敵陣にあり! 本書は入玉の技術を、粘り強い棋風で藤井聡太七段の師匠としても有名な杉本昌隆七段が解説するものです。 入玉とは敵陣に玉が入ることで、将棋の駒の性質上、前に比べて後ろへの利きが圧倒的に少ないため、入玉するとその玉を詰ますことは非常に困難になります。その意味で入玉は将棋のルールを逆手に取った作戦だといえます。 しかしながら入玉するには相手の駒のバリケード突破し、さらに追いすがる敵の攻めから逃げ切らなければなりません。本書ではまずこの「入玉するための手筋」を解説しています。通常の駒の損得勘定からは考えられないような入玉ならではの手筋を体得してください。 入玉するための手筋があるなら「入玉を阻止する手筋」もあります。次の章ではこの入玉させない方法を解説しています。 さらに入玉将棋には玉と玉が向かい合う特殊な状況がしばしば発生します。この際の手筋は「相玉の手筋」で解説されます。 そして入玉を果たしても相手にも入玉され点数が足りなければ持将棋判定負けとなります。ここで使えるテクニックは「点数稼ぎの手筋」の章で解説しています。 このように、本書は入玉をめぐるテクニックをすべて網羅した内容となっています。 本書で「玉を上に逃げる」感覚をつかんでいただき、勝率アップに役立ててください。
  • 職業、女流棋士
    4.0
    女流トップランナーが語る「女流棋士」の世界 本書は女流王将のタイトル2期獲得、人気・実力ともにトップクラスの女流棋士・香川愛生女流三段が女流棋士という職業について語るものです。 「女流棋士とは?」「女流棋士になるまで」「対局」「タイトル戦」「勉強・準備」 「普及」など、あらゆる角度から女流棋士の世界を書き綴っています。 香川女流三段は奨励会経験者でもあり、関東と関西の両方に籍を置いたこともあり、さらにゲーム業界など将棋以外の世界でも活躍しています。 それらの豊富な経験があるからこそ語れる「職業、女流棋士」。 現代を女流棋士として生きる、等身大の姿がここにあります。 【著者】 香川 愛生(かがわ まなお) 1993年4月16日生まれ。東京都出身。 女流棋士の中でも特にバラエティに富んだ経験を持つ。人気・実力ともにトップクラス。 2008年に15歳で女流棋士となり、女流1級まで昇級。2009年に女流棋士としての活動を休止し、奨励会入り。2011年に奨励会退会。2012年に女流棋界に復帰。また立命館大学への進学に伴い関東から関西に移籍した。2013年に初タイトル女流王将を獲得。大学卒業に伴い2016年に再度東京に移籍。ゲームにも造詣が深く、ゲーム雑誌に連載を持つなど幅広く活躍している。愛称は「番長」。
  • 平成30年版 将棋年鑑 2018
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 羽生、菅井、中村、藤井!将棋界の1年を1冊に凝縮 1年間の将棋界の動きが分かる、昭和43年から続く日本将棋連盟の定期刊行物です。タイトル戦から主要アマチュア棋戦まで、合計500局以上を収録。八大タイトル戦、竜王戦決勝トーナメント+1組、A級順位戦、王将リーグは全局収録しています。 さらに毎年好評の巻頭特集も充実!今回は以下のような内容となっています。 (1)羽生善治 永世七冠への軌跡 (2)記録部門独占!藤井聡太の1年 (3)新しい波 菅井王位、中村王座インタビュー (4)糸谷・斎藤が振り返る、全タイトル戦 (5)特別講座 1年間の流行戦法総まとめ 人気の棋士名鑑は健在、また、先後別、戦型別の勝率などのデータも掲載、まさに将棋をあらゆる角度から楽しめる、ファン必携の一冊です。
  • 心震わす将棋の名対局
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロ棋士の心理や、指し手の持つ意味、勝負の機微――。 将棋の魅力を余すことなく伝える文章、それが「観戦記」。 著者がその目で見、綴ってきた観戦記の中から選りすぐりの傑作を収録。 初心者から玄人まで楽しめる、勝負師たちの戦いの記録。
  • 先崎学&中村太地 この名局を見よ! 20世紀編
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 先崎学・中村太地が20世紀の名勝負を語り尽くす! 将棋史に残る名局を紹介、解説した本は数あれど、それだけで対局者の深い読みや心情まで読み取るのは難しいものです。 そこで、プロ棋士2人にその名局を肴に自由に語り合ってもらったらどうか、というのが本書の出発点です。 その場合、2人のプロ棋士は実力はもちろん、対局者の機微を言葉で伝えられる方で、なおかつ互いに心を開いて話し合える間柄でなくてはいけません。 そこで生まれたのが本書「先崎学&中村太地 この名局を見よ! 20世紀編」です。 テーマとして語れるのは以下の13局です。 第1局 木村義雄名人VS大山康晴八段 第2局 大山康晴名人VS加藤一二三八段 第3局 升田幸三九段VS大山康晴名人 第4局 中原誠十段VS大山康晴永世王将 第5局 中原誠名人VS大山康晴十段 第6局 森けい二七段VS内藤國雄九段 第7局 米長邦雄棋王VS中原誠王位 第8局 米長邦雄棋王VS大山康晴王将 第9局 真部一男七段VS佐藤大五郎八段 第10局 大山康晴十五世名人VS米長邦雄二冠 第11局 大内延介九段VS森けい二王位 第12局 先崎学五段VS村山聖五段 第13局 羽生善治名人VS谷川浩司竜王 それぞれ将棋史に残る名勝負であるるとともに、将棋の内容も面白いものばかり。これらを題材にお二人に語っていただくことで棋士の対局時の心情や読み筋、大局観に触れることができます。 楽しく名局観賞しながら棋力アップにも全将棋ファンにオススメの一冊です。
  • マンガではじめる! 子ども将棋
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★マンガで楽しく将棋をはじめよう!★★ 羽生善治×日本将棋連盟の最強タッグ!トップ棋士の子どもの頃のエピソードも満載! 将棋初心者の主人公が成長していくマンガストーリーで、初歩の初歩から、実戦で勝てるテクニックまで身につきます。 「マンガは面白く、解説はわかりやすく」これを実現するため、当社『マンガでたのしくわかる!」シリーズのマンガ家さんと、羽生善治さん、日本将棋連盟さん監修という出来る限りのスタッフを集結しました! トップ棋士の子どもの頃の秘話も満載で読み応え◎です。 【目次】 はじめに パート1 スタート編 パート2 駒編 パート3 基本ルール編 パート4 基本の攻防編 パート5 序盤~中盤編 パート6 詰め編 パート7 レベルアップ編 とくべつきかく トップ棋士の子どものころ <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • 一冊で強くなる!囲碁 基本のコツ 打ち方がわかる本
    完結
    4.0
    全1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ めざせ名人! ★ 必ず知っておきたい基本と、「勝つ」ためのポイントを、わかりやすく解説します!! ★ 石を見きわめる! タネ石とカス石、弱い石と強い石 ★ 石の形をよくする! 好形と愚形、急所の基本 ★ 布石で迷わない! 模範の型と基本の定石 ほか ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 囲碁のことは少し知っているけれどくわしいルールがわからないときや、「基本的な打ち方・勝ち方をもっとよく知りたい」というときに役立つ、とてもわかりやすい親切な本です。 囲碁の教室にいるような気持ちで勉強ができます。 囲碁は、ルールを守りながら二人で黒石と白石を交互に盤に置いていき、自分の陣地を広く取るゲームです。 ルールが単純だからこそ、むずかしい面や複雑な面などがある奥の深い(表面だけではわからない、いろいろな意味や価値がある)ゲームで、世界中で愛されています。 学校の勉強とは違い、答えがひとつであったり、暗記すれば回答できる場面ばかりではありません。 打ち方のコツをつかみ、考えて、決断していく場面の方がずっと多いので、囲碁を通していろいろなことが学べるのです。 さらに、狭い範囲の石ばかりを見るのではなく、碁盤全体を広く見て、想像力を働かせることも大切です。 でも、実際に盤に向かい石を置こうとすると、「次はどこに打てばいいの?」というギモンが生まれるでしょう。 この本では練習問題をくりかえすことで「打ち方の初歩」をしっかり学べます。 ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 囲碁は自由なゲームで、自分の思いや考えを盤上に表すことができます。 自由であるのはいいけれど、盤上は広く、どこに打っていいのか、最初のうちは迷うと思います。 この本ではどこに打ったらいいのかの指針を中心にお話ししています。 石の働きに気をつけて、可能性の豊かなほうを目指すことを忘れずに打っていけば、必ず強くなります。 本に出てくる形は、実際の碁盤に並べてみてください。 碁盤に打つことで、感じるものがきっとあるはずです。 いい形をたくさん打つことで、指がいい形を覚えてくれます。 碁に限りませんが、「できる」まで繰り返すことが大切です。 碁を知っていることで、私は多くのすばらしい人との出会いがありました。 碁は、言葉が通じなくても、一局打つだけで心が通じ合い、世界中のだれとでも、性別や年齢をこえて仲良くなれるすばらしいゲームです。 碁はみなさんの人生を、きっと豊かにしてくれます。 この本をきっかけに碁をずっと楽しんでくれたら、こんなうれしいことはありません。 九段 依田紀基 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆第1章 ルールとマナーのおさらい * 囲碁の道具 * 簡単5つのルール *さあ、練習問題(7問出題)で試してみよう! * 大切なマナー * 上達するためのアドバイス ☆第2章 勝つために大切なこと * 地は最後に多ければいい * 石の働きをよくしよう * いい形と悪い形 * 可能性のある方を目指す *コラム1 内弟子の時代(九段 依田紀基) * さあ、練習問題(3問出題)で試してみよう! *コラム2 置碁 ☆第3章 大事な石を見きわめよう * タネ石とカス石 * 強い石と弱い石 * 強い人向けの解説 * 石を取るコツとテクニック *コラム3 コミ * さあ、練習問題(5問出題)で試してみよう! ☆第4章 石の形をよくしよう * 形よく打つには * ダメ詰まりは寿命を短くする * とりあえず打つ形 * 急所を見つけよう * さあ、練習問題(2問出題)で試してみよう! ☆第5章 基本の定石・布石 * 定石と布石 * さあ、練習問題(4問出題)で試してみよう! ☆第6章 石の生き死にの基本 * 石の生き死に * 詰碁とは * 隅の基本の死活 * さあ、練習問題(4問出題)で試してみよう!
  • やさしく語る 碁の大局観
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「やさしく語る」シリーズの第3弾。本書のテーマは「大局観」です。 大局観とは、局面を正しく判断する能力のことで、着手を決める上での指針となるものです。 「小さい石を取ることにこだわり、相手に大場に打たれてしまった」 「自分の弱いところで戦いを仕掛けて、結果ツブレてしまった」 「守るべきところを守らず、結果相手に攻められてしまった」 よくある失敗例で、誰もが経験したことがあると思います。 どこが大きいところか、石の強弱関係はどうか、手を抜ける箇所かどうか。正しい大局観を身につけることで、これらの正解を導いていくことになります。 「大局観」というテーマ自体も珍しいですが、本書の特長は「置碁」を題材としている点です。置碁は常に全体を見て作戦を考える必要があるので、大局観を磨くにはぴったりだと白石七段は言います。 また、白石七段はこうも言っています。 「置碁はうわ手の無理手が原因で、どちらも楽しめず上達にもつながらないケースも多いと感じています。正しい大局観を身につけることで、重要な上達ツールである置碁を楽しんで打てるようになって欲しい」 前作2冊を凌駕する力作。楽しく上達したい、という方は是非手にとってみてください。
  • 強い人には戦略がある
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書の構成は、「布石と関係する戦略」「星と三々の戦略」「戦略のための部分戦術と応手打診」となっており、基本的戦略テーマが終わったあと、練習テーマへと続く。練習を通じて復習効果と実戦への応用力が養われるようになっている。さらに本文の間に補充コーナーを設けて、簡単な内容は「ワンポイント・レッスン」、やや難しい内容を「レベルアップ・レッスン」に区別した。本書によって部分戦略が強くなり、碁盤を支配する構想力が発揮できるようになるはずである。
  • 囲碁パズル 4路盤 問題集 105 張 栩からの挑戦状
    4.0
    張 栩 九段渾身のオール新作105問!! パズル感覚で楽しめる、「4路盤」の小さな詰碁問題集。 初心者向けから上級者向けのものまで、4段階のレベルに分けて全105問を収録。正解図だけでなく、失敗図や正解変化図を紹介しながら、ポイントを丁寧に解説しています。 問題を解いていくうちに、囲碁の基本ルールやテクニックが身につき、読みや急所に強くなります。1人で気軽に取り組めるので、囲碁未経験者は“入門”に、経験者は“上達”に最適な問題集です。 「詰碁は、最高のパズル。僕の自信作が詰まった1冊です」-囲碁棋士 張 栩 九段 『囲碁パズル 4路盤』とは 子どもに囲碁に親しんでほしいという想いから、張 栩九段が考案した囲碁のルールを使ったパズル問題です。縦4本×横4本の小さな盤面で、「石を囲む」「石を取る」という囲碁の基本を理解しながら、遊び感覚で「詰碁」の概念が楽しく身につきます。
  • 藤井聡太はAIに勝てるか?
    4.0
    ついに将棋ソフトが名人を破り、「コンピュータが人間を超えた」という現実は誰の目にも明らかになった。しかし人間は、対戦が繰り返されるだけ過去に学び、無限に成長する。そして、加藤一二三、羽生善治、藤井聡太と、天才は必ず現れ、歴史を塗り替えていく。棋士とコンピュータが対局する電王戦の終幕、藤井少年の快進撃、ソフト開発者たちの執念の戦い…天才の誕生とコンピュータの進化で大きく揺れる棋界の最前線を追う。
  • 【増補改訂版】将棋・序盤完全ガイド 振り飛車編
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 振り飛車の序盤が1冊で分かる! 「序盤戦術の基本と全体像が一冊で分かる!」がコンセプトの、将棋・序盤完全ガイドシリーズ。本書は、その平成24年に発売された「振り飛車編」の増補改訂版です。振り飛車の基本から5年間で大きく進化した最新形までをやさしく丁寧に解説しています。 第1部では「序盤の基礎知識」を解説。「序盤って何?」から始まって居飛車対振り飛車の戦いの大枠を理解することができます。 第2部は「歴史を振り返る」。将棋の序盤戦法をその歴史から解説するのが本書の大きな特長の一つ。プロの研究の深さを知るとともに、「なぜ、今この形が指されているのか」がよく分かります。 第3部は「各戦法の解説」。ゴキゲン中飛車、先手中飛車、石田流、角交換系振り飛車、といった、ここ5年でさまざまな定跡が生まれた戦法に加えて、ノーマル系振り飛車にも多くのページを割いています。ノーマル系振り飛車も工夫を重ねてプロ間でも復活の傾向にあり、見逃せないところです。 本書は増補改訂版と言っても、ほぼ全ページに手直しを加えてあります。「序盤完全ガイドシリーズ」を読んだことがない方はもちろんですが、前回の「振り飛車編」を読んだ方も、5年前と現在の定跡の違いを楽しみながら読める内容になっています。 将棋を観るファン、指すファン、どちらの方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。
  • 史上最速の攻撃戦法 極限早繰り銀
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 極限のスピード!現代将棋の最先端がここにある 本書は初手▲2六歩から▲2五歩と進め、3三に上がった相手の角頭目指して一目散に早繰り銀を仕掛ける「極限早繰り銀」について解説した初の戦術書です。 飛車先の歩を決めるのは損という従来の常識を覆し、玉の囲いを最小限にして攻め掛かるこの戦法はまさに現代将棋の象徴。佐藤天彦名人や藤井聡太四段らが採用し、その優秀性がプロ間でも認められつつあります。 しかもこの戦法のいいところは著者の佐藤慎一プロも言うように、実は攻撃のパターンはあまり多くないということ。単純で覚えやすく、狙いも分かりやすい。それでいてプロでも通用するのだからアマチュアにとってこれほど良い戦法はありません。 さらに初手▲2六歩から▲2五歩と突くことで後手のはやりの戦型である「横歩取り」「ゴキゲン中飛車」「2手目△3二飛戦法」などの戦型をすべて封じていることも見逃せません。 「極限早繰り銀」は将棋史に革命を起こす万能戦法なのです。 本書を読んでそのスピード感を自分のものにし、ぜひ得意戦法の一つに加えてください。
  • 藤井聡太推薦! 将棋が強くなる実戦1手詰
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 藤井聡太四段が推薦する1手詰問題集の決定版! 「将棋が強くなるのには、詰将棋を解くのがいい」こんな言葉を聞いて詰将棋の本を手に取ったものの、難しくてさっぱり分からない。そんな経験はないでしょうか。 そのような方に藤井聡太四段が推薦する、ピッタリの本ができました!本書は将棋のルールや駒の動かし方などから始まり、どうやって王手をかけるのか、玉は詰んでいるかなど、詰将棋を解く前段階から徹底的に解説しています。 詰将棋問題は1手詰を200題収録。詰まし方のパターン別基本例題50問に続いて、それらがランダムに出てくる実戦1手詰が140問。最後に卒業問題として10問の難問を用意しました。 本書で詰みの基本を身につければ棋力向上間違いなしです。また、本書で詰将棋のおもしろさを実感していただき、無限に広がる詰将棋の世界への第一歩を踏み出してください。
  • 豊川孝弘の将棋オヤジギャグ大全集
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 将棋ブームで話題、 将棋オヤジギャグで話題の豊川七段初の書籍!  オヤジギャグ紹介はもちろん藤井四段との対局も振り返る! 藤井聡太四段の29連勝をきっかけに今や将棋ブーム。 将棋オヤジギャグがテレビの将棋解説や テレビの情報番組で話題なのが豊川孝弘七段です。 「同志社大学」(同飛車のこと)、「両取りヘップバーン」(両取り)、 「ニフティ」(二歩)などノリと勢いで連発されるオヤジギャグは 新たな将棋ファンを開拓しつつあります。 本書では、豊川七段の定番&最新オヤジギャグを 約130作品紹介しています。 そして、あの藤井四段との対局などを振り返るインタビューも収録。 果たして藤井四段の強さの秘密とは何なのか? さらには、豊川七段オリジナル最新詰将棋 (一手、三手、五手、七手詰め)も多数紹介。 この一冊で将棋が100倍楽しくなる! 将棋が100倍好きになること間違いありません。
  • 良い形に勝機は訪れる
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 碁を打っていると、たびたび戦略的な状況になる。本書では、石の急所はどこなのか。石の基本的な知識で感覚を磨き、その活用を考え、様々な場面での急所はどこなのかを学べる。多妻の筋で、序・中盤に良く現れる石の働きを扱っています。部分的な技術を習得し、全局を念頭に置いて判断することにも焦点を当てている。願ってもない本と言える。
  • 使える詰み筋が身につく! 詰将棋トレーニング210
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 気持ちよく解いて棋力アップ! 本書は全日本詰将棋連盟の初代会長。詰将棋パラダイス700回以上入選という前人未到の記録を持つ詰将棋界の大御所、岡田敏氏による詰将棋問題集です。 駒を捨てて、詰め上がり図の攻め方の駒が2枚だけになる清涼詰を収録した「さわやかな詰将棋105」と玉の位置を次々に変化させた「81マスどこでも詰ませる5・7・9手」を合わせた合計210問を収録しています。 駒を捨てて詰ますのは詰将棋の醍醐味で、終盤力アップに役立ちますし、また、解いていて気持ちいいものです。級位者から有段者まで、幅広い棋力の方に取り組んでいただける一冊です。
  • 【お試しフリー版】藤井聡太 前人未踏の連勝棋譜 羽生善治 三冠 編
    無料あり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロ棋士としてのデビューしてから連勝記録を伸ばし続けた藤井聡太四段。将棋界の天才・羽生善治三冠との初対局となったこの「炎の七番勝負 最終7局」は、藤井聡太の勝ちとなり日本中を沸かせた。後の連勝街道に勢いをつけたともいえる棋譜を収録。

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  • 囲碁人ブックス 級位者のための すぐ勝てる布石作戦
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 模様作戦で勝つ! 「布石の打ち方が分からない」 「布石で失敗してしまう」 級位者の方から多く聞こえてくる悩みです。 そこで望月研一七段が勧めるのが、攻めながら地ができる碁形にしやすい「模様の碁」です。 本書では、まず模様の碁を打つ際に大切になる、模様の広げ方、相手の石の攻め方をやさしく解説します。 さらに後半では、オススメの黒番布石として、「四連星」「牛角三連星」「変形ミニ中国流」を紹介。 どの布石も模様の碁の局面に持ち込む作戦として優れており、序盤から大きくリードを広げることも不可能ではありません。
  • 新版 こども囲碁教室 ルールがわかる! すぐに打てる!:いちばんわかりやすい
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 囲碁は碁石と碁盤があれば誰でも簡単にはじめられる手軽なゲームですが、ルールが難しそう、勝ち負けがよくわからないなど、とっつきにくい部分もあります。 しかし、少しのルールと、勝つためのポイントを知れば、すぐにその魅力がわかります。 本書は、囲碁をこれからおぼえようという子供たちに向けた、超カンタン入門書。 囲碁とはどんなゲームなのかの説明から始まり、超簡単なルール解説に続きます。 覚えるルールはたったの9つ。 それを覚えて、まずは実際に囲碁を打ってみましょう。 また練習問題は、それぞれのルールに則した内容になっていて、さらに理解が深められるようになっています。 こども…とついていますが、囲碁を始めたい大人が読んでもとても参考になります。 「親子で対局」を目指してみてもよいでしょう。
  • 「次の一手」で覚える 将棋 序・中盤の手筋436
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 将棋で優勢になる手筋が満載! 将棋は、ルールを覚え、基本戦法を覚えても、それだけではなかなか勝てるものではありません。 定跡どおり駒組みができたとしても、そこからどういう方針で指していけばいいのか、どうすれば優勢になるのか分からないという方も多いのではないでしょうか? そこで役に立つのが手筋です。 手筋とは長い将棋の歴史の中で確立された「部分的な形において優勢になる手」のことです。 「この手を指せれば優勢になる」という見本がすでにたくさんあるわけですから、何を指していいか分からないときは、手筋が実現するのを目指して指せばよいということになります。 手筋と一言にいっても、作戦勝ちする手筋、駒得する手筋、大駒を成り込む手筋などさまざまです。 これらの手筋を系統立てて、たくさん覚えることが棋力アップの近道となります。 本書では特に初~中級者の方が迷いがちな、序盤と中盤の手筋を436個収録、次の一手問題を解いていくことでそれらが自然に身につくようになっています。 問題を解いて、解説を読んでいくうちに「将棋って、こうすれば優勢になるのか」と分かっていくはずです。 ぜひ本書を皆様の棋力アップに役立てていただければ幸いです。
  • 終盤力がアップする詰めろ将棋273題
    4.0
    1巻1,089円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 前作「詰めろ将棋」に磨きをかけ、ますます充実の革命的「詰めろ」将棋問題集。勝つための「詰めろ問題」137題に、負けないための「詰めろ逃れ」136題。圧倒的ボリュームでトン死、逆転負けを一掃。この一冊で終盤力がみるみるアップ!! また、「聖の青春」で一躍有名になった故・村山聖九段との思い出を綴った書き下ろしコラム「村山聖を想う」も5編収録。以下はその一部。 村山聖新七段の祝賀会だったと思うが、記念品に直筆の色紙を参加者全員に配ったことがある。(中略)「大局観」と書いた字があまりにうまかったのである(参ったなあ…わたしよりもはるかにうまい)そして100枚余りの色紙を書いてもらうことになった。(中略)「ある時に村山聖に色紙を頼んだら「この世に何も残したくないのでお断りします」と言われて唖然とした。「そうかしょうがないな…でもこれを書いてから」しぶしぶ何とか誤魔化して書かせた記憶がある。それ以来その謎めいた言葉の意味を知ることが私のテーマとなった。
  • 攻めの力が劇的に強くなる4つの法則
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 直接、攻めるな! 囲碁で一番楽しいのは、相手の石を攻めること、という方は多いはずです。しかし、ダメだとわかっていても、ただなんとなく相手の石を追いかけたり、さらには石を取ってしまおうと無理に攻めてしまう方が、ほとんどではないでしょうか。 本書では、アマチュアの皆さんが勘違いしている「攻め」を、理想的な攻めに修正するために、4つの法則をもとに詳しく解説しています。 本当に良い攻めは、「石を取る」ことではなく「相手を封鎖して生きてもらう」こと。相手が無駄な手を打っているあいだに、自分は盤上のどこかで得をすれば良いのです。「直接攻めない」「分断することが大切」など、武宮流攻めの4つの法則を身につければ、あなたの棋力は間違いなく大幅にアップしていることでしょう。
  • 将棋・名勝負の裏側 ―棋士×棋士対談―
    4.0
    1巻1,355円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 棋士が聞く、棋士の本音 「勝負師の本音を聞くには、棋士同士に語ってもらうのが一番いい」(まえがきより) 本書は将棋世界の人気連載「棋士が聞く、プロ対談」並びに「棋士に聞く、本音対談」から15組の対談を抜粋し、再編集したものです。第1局の郷田真隆九段×金井恒太六段から始まり、第2局 鈴木大介×永瀬拓矢、第5局 佐藤康光×飯島栄治、第11局 森内俊之×上田初美などなど、いずれも面白い組み合わせ。互いの将棋について、棋士同士だから話せる切り口で対局の真相を語っていきます。また、書籍化にあたり5名のトップ棋士に対談中話題に上った対局についての解説を追加収録しています。普段はなかなか見られない棋士の素顔が満載の一冊です。
  • アタリ・ノゾキを正しく打つ! 利かしの基本戦略
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 利かしはこれだけ役に立つ! 本書は実戦で必ず打つ機会がある「利かし」の基本的な考え方を解説したものです。 「利かし」は相手が受けざるを得ない手のことを指し、アタリやノゾキのような手が代表的です。特に戦いの際には、利かしの打ち方で優劣が大きく変わってきます。つい先手だからといって安易に打つと、損をする場合も多くあるので注意が必要です。 そこで本書では、どのような手を利かしというのか、打つ際の注意点は何か、という話からスタートします。続いて、実戦ですぐに使える利かしの打ち方を多数紹介し、相手が利かしを打ってきた場合の考え方も取り上げます。 実戦で多く打つ機会があるからこそ、それだけ差がつきやすい「利かし」。利かしの考え方がわかれば、作戦の幅が広がり、勝率アップにも大きく貢献してくれるはずです。
  • 将棋パワーアップシリーズ 1手・3手必至問題
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ムダな王手は、相手玉を安全地帯に追ってしまい逆効果。王手をかけるのを一手待ち、玉の逃げ道を封じて受けなしに追い込む、これが必至だ。詰めをどう掛けるかの練習が終盤力をつける重要課題。一手ガマンして必至を掛けるのが、勝率をぐんと上げる秘訣である。本書は1手と3手の必至問題を各100題ずつ用意した。問題を解いた後、終盤力が驚くほどアップしているのがわかるはず。楽しみながら上達できる精選必至問題集である。
  • 将棋必勝シリーズ 初段に勝つ矢倉戦法
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「矢倉は将棋の純文学」の名言どおり、矢倉戦法はすべての駒が躍動する本格派。現代でも主流戦法の地位はゆるがない。本書は、この矢倉戦法で初段の相手に勝つことを目的とした画期的な内容。初段を目指す読者は、第1章基礎編、第2章応用編▲3七銀戦法、第3章急戦の戦い方と、順を追って読めば、必要な定跡や手筋が身につき初段が間近に見えてくる。初級者から高段者まで、棋力アップを図ることができる応用自在な一冊である。
  • 将棋必勝シリーズ 明快四間飛車戦法
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 振り飛車戦法の中でも攻守のバランスがとれ、応用の効くのが四間飛車である。相手の攻撃のしかたによって、いろいろな受け方のできる四間飛車の強みをフルに生かし、本書では、相手が急戦できた場合、持久戦できた場合とに分け、多くの反撃手を詳細に解説した。 第1章・急戦では、相手からの6四銀型、7三銀型、6四歩型に対する戦い方を解説。 第2章・持久戦では、玉頭位取り戦法、左美濃戦法、居飛車穴熊戦法に対してどう反撃していくかをまとめた。四間飛車を知りつくした著者が教授する四間飛車戦法の決定版!
  • 百人の棋士、この一手
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 田中寅彦の記憶に鮮明に残る名棋士たちとの百対局回想録。その鋭い洞察力で看破した勝負師たち一人ひとりの人間性、そして棋界の興味深い人間模様を、臨場感たっぷりに書き尽くす。

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  • 光速の寄せ 矢倉編
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「矢倉は本格的でそして奥が深い」(まえがきより)。 「光速」と称される谷川浩司九段の終盤術を凝縮した「光速の寄せ」シリーズの文庫化第2弾。本書は第3巻「矢倉くずし初級編」、第4巻「必勝!矢倉応用編」を1冊にまとめたものでテーマは矢倉です。古今、そして未来にわたって常に人気戦法であり続けるであろう矢倉、そのくずし方を谷川九段が伝授します。縦からの攻め、横からの攻め、端攻め。バリエーションに富んだ矢倉の寄せをいくつかのパターンに分け、詳細に解説しています。矢倉という将棋の王道を学び、勝率アップに役立ててください。
  • ひと目の攻め合い
    4.0
    1巻968円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 やさしい問題の反復練習で、石を取る力が大幅アップ! 大好評「ひと目シリーズ」に、「攻め合い」編がいよいよ登場! アマチュアの皆さんが苦手とされている、眼がない石同士のケンカ「攻め合い」。しかし、ちょっとしたコツを身につけ、やさしい問題を繰り返し解けば、あなたの武器にすることができるのです。 本書は、攻め合いに勝つための「5つのポイント」が身につく基本問題を、170問収録しています。 本書の問題を繰り返し練習すれば、攻め合いのコツが自然に身につき、きっと対局中に皆さんを助けとなることでしょう。

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