囲碁・将棋作品一覧

  • 村山聖全局集 上
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    1~2巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書はA級在位のまま29歳の若さで夭逝した村山聖九段の全対局を2巻に分けて収録する『村山聖全局集』の上巻です。 上巻に収録したのは1986年度から1991年度の対局で、貴重な奨励会時代の自戦記や、同世代としのぎを削った棋戦初優勝が掲載されています。 まえがきは村山九段を支え続けた、師匠の森信雄八段。 「第1部 村山聖の声」には、遺されている自戦記やインタビュー、講座やエッセイなどを掲載。「怪童丸」とも呼ばれた村山聖九段の肉声が現代によみがえります。 「第2部 村山聖の戦い」は村山将棋の解説です。少年時代に「打倒、谷川名人!」と目標を掲げた谷川浩司や、同世代のライバル、羽生善治や佐藤康光との戦いなど、棋士人生前半の12局を収録。不屈の闘志で盤上に挑み、「終盤は村山に聞け」とまで言われた村山将棋の魅力に迫ります。 「第3部 村山聖の棋譜」は第1部と第2部で取り上げなかった将棋を、千日手や持将棋局、非公式戦も含めて1局1ページで全局掲載しました。「棋士の魂は棋譜に宿る」とも言います。村山聖が遺した魂の棋譜をご覧になっていただきたいと思います。
  • 囲碁定石事典 図解で身につく頻出72型
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これから定石を学びたい方、または、定石の知識をアップデートしたい方にピッタリの書籍が完成しました! AIの出現で、定石の常識は急速に変化しています。基本定石でも評価が変わり、形が変わっているものが多数あります。 本書では基本定石からAI流定石までの72型を、最新の評価や形が学べるように収録しました。 また、一手一手の意味がわかりやすいように図解がしてあり、完成後の狙いまで丁寧に解説しています。 著者はアマ強豪の坂倉健太アマ。執筆経験もあり、田尻悠人五段との共著『誰でもカンタン! 図解で分かる囲碁の序盤』は好評でした。 囲碁指導の経験も豊富。わかりやすい形で、“本当に使える定石”を皆様にお届けします。
  • 並べるだけで強くなる 虎丸の自選自解好局集 十代名人への軌跡
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    1巻1,595円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昨年の囲碁名人戦では、史上初の十代名人が誕生しました。さらに、芝野虎丸新名人は、その勢いそのままに、国民栄誉賞受賞者である井山元七冠を破り、王座も獲得しています。いま、一番注目されている日本の棋士であり、中国韓国のトップ棋士と渡り合える棋士の一人でもあります。 囲碁将棋ともに棋譜並べは上達の秘訣の1つであり、初手から石を並べ、解説と想定図を読むことで、序盤の布石感覚から石の攻め方守り方など、プロの感覚が学べます。また、実戦での攻防にはドラマのような面白さがあり、悪手を含めプロの実践を自分が打っているような感覚で楽しめます。 本書では、虎丸名人の入段から現在までの、井山裕太四冠、張栩名人、趙治勲名誉本因坊、一力遼八段、大竹英雄名誉碁聖などの大棋士から新進気鋭の棋士を相手に、大石を殺した対局や、逆転に次ぐ逆転の対局、名人獲得の対局を厳選。虎丸新名人の青春の棋譜として、成長を追体験できます。 また、大事な局面では今までの棋譜並べの本にはない、「次の一手」の問題を入れ、楽しみながら学べるようにするほか、棋譜にAIの評価値を掲載、AIの評価と棋士の意識の違いも興味深いところです。さらに、 「上達が早くなる! 虎丸流棋譜並べ法」を解説、初心者向けに囲碁の歴史や用語も説明しています。なお、棋譜はヨセを割愛せず、最終手まで掲載しています。
  • 緩急自在! 新型相掛かりの戦い方
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ――格言は「飛車先交換三つの利あり」と教える。歩を手持ちにできること、飛車の利きが直射すること、歩のあった場所に別の駒が進めること。飛車先交換はこうした多くの得を生む、という教えである。だが、新型相掛かりは▲2四歩からの飛車先交換を急がず、▲3八銀と銀を立つところからスタートする。飛車先交換は確かに得である。しかし、新型相掛かりではさらなる付加価値、いわば「四つ目の利」を求めているのだ――(本文より) 本書は現在プロ間の主流になっている新型相掛かりについて解説した戦術書です。この戦型は「序盤から横歩取りをめぐる駆け引き」や、「双方が仕掛けを狙う緊張感」があり、とても楽しい戦法です。 ――より多くの将棋ファンの方に手に取っていただけるように、細かい定跡よりも、「歩得で局面が収まれば先手成功」、「すぐの仕掛けがうまくいかない場合は▲4七銀―▲4八金型を目指す」、「飛車の横利きを通す手が銀取りになるのが4筋位取りの効果」など、感覚や手筋をメインに解説しました――(著者談) 著者の佐々木大地五段は相掛かりのスペシャリストで、通算勝率は7割超。各棋戦で活躍し、将棋大賞の最多勝利賞や最多対局賞も受賞しています。その活躍の原動力となっている相掛かりの知識と研究を、初となる著作で惜しみなく披露してくださいました。ぜひ本書を読んで、スリリングな対局を楽しんでください。
  • 毎日コツコツ 飯島栄治の詰将棋トレーニング1手3手
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 将棋を覚えた人が、最初につまずくのが玉を詰ませる部分ではないでしょうか。実戦の進展によって複雑化していく局面、勝ちを決める局面だという緊張感。この駒はどこに利いているんだろう、玉はどこに逃げるんだろう……。結局詰みを逃してしまい、後悔したこと、ありませんか? 本書はそんな方にぴったり。駒の動きをしっかり確認しながら玉を詰ませる練習をしたい人にうってつけの本となっています。1手詰100問、3手詰100問。毎日少しずつ解いていけば、終盤の白熱した局面ももう怖くないはずです!
  • 洪道場のAI定石辞典
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子書籍先行販売記念! 8月31日まで期間限定価格でご提供】 人間ははたしてAIを超えられるのか!? 「この定石の本はAIが出てからいろいろ作られたものをまとめた本です。 洪道場師範山田真生氏や小池芳弘五段が丁寧に作ったのできっと皆さまの役に立つと思います。本の定石を使うか使わないかは皆さまにお任せします。自分に合わないものをあえて使う必要はありません。 私は『なるほど、そういう手もあるんだな』と思うだけでも勉強だと思います。昔から一冊で一つだけ得るものがあれば大成功だと思いながら勉強してきました。一番大事なのは囲碁を楽しむことだと思います。世界に一つだけの自分だけの碁を打ってみてください。」  ―――――洪道場 洪清泉四段 (まえがきより抜粋) 【目次】 AI流三々入り定石  テーマ図1 AIの代名詞「序盤の三々入り」  テーマ図2 大流行のケイマ外し定石  テーマ図3 難解定石への入り口  テーマ図4 日々進化する研究中の定石  テーマ図5 最も流行している「ノビ」  三々定石のまとめ 小目のシマリへの対抗策  テーマ図1 小ゲイマジマリへの対策  テーマ図2 大ゲイマジマリへの対策  テーマ図3 攻撃の外バネ  テーマ図4 新感覚 第2のツケ  テーマ図5 一間高ジマリへの対策  テーマ図6 二間高ジマリへの対策①  テーマ図7 二間高ジマリへの対策②  テーマ図8 二間高ジマリへの対策③  テーマ図9 二間高ジマリへの対策④  小目定石のまとめ 進化した定石・消えた定石  テーマ図1 消えた隅のツケ  テーマ図2 小林流二間高バサミの対策  テーマ図3 変化した厚みの評価  テーマ図4 実利に厚い上ツケ
  • 「用語・手筋・形」がまとめてわかる囲碁辞典
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「いきなり突拍子もない所にツケられて困った」という経験はありませんか? 特にうわ手に自信満々に打たれたら恐怖ですよね。 これは「ツケ」という手の性質を理解することで解決です。 用語を正しく理解していると、相手の作戦がわかり、その正しい対処法を考えることができるようになるのです。 というわけで問題です。 Q1、ツケはどういう場面で使われるでしょうか? Q2、ツケた後はどういう進行になるでしょうか? 解答 A1 相手の勢力圏でのサバキや目一杯頑張りたい時など、苦しい状況を打開したい時によく使われる。 ツケた相手の石を強くするという性質があるので、互角・有利な状況ではあまり使われない。 A2 「ツケ」は相手に喧嘩を売る手なので、接近戦が起こりやすい。 ツケに対して手を抜くと大きな損をしてしまう。 つまり、「いきなりツケてきた」という状況は、「サバキにきた」「戦いを起こしにきた」 と理解ができるようになります。相手の作戦を瞬時に理解し、打つ手を決められるようになります。 もちろん具体的な方法は別途学ぶ必要がありますが、囲碁の根幹となる考え方は全て用語をし覚える ことで身につけられるのです。 本書は「手筋」「石の形」「棋理」など重要な用語を意味から用途まで丁寧に解説しています。 上記のように、実戦に役立つのはもちろん、指導碁や棋書で勉強する際の正しい理解ができるようになり、 囲碁の学習効率を高めることにもつながります。 「指導碁の検討の際に、用語を間違って使っていらっしゃる方が、かなりの頻度で見受けられます。 それも級位者の方だけではなく、有段者の方にも当てはまります」(まえがきより)
  • AI時代の新手法!対振り飛車金無双急戦
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コンピュータ将棋界ではすでに対振り飛車の有力作戦として知られている「金無双急戦」。 相振り飛車で使われることが多い金無双を居飛車で採用し、急戦を仕掛けます。玉を7八まで持っていって、右金を5八に、左金を6八に上げるだけで囲いが完成するため、非常にスピーディーに攻撃を開始することができます。 攻めは右銀、右桂、そして飛車、角を使います。いわゆる「飛角銀桂」の理想的な攻撃陣です。▲4六銀・▲3七桂型から▲3五歩と仕掛けるわけですが、このとき桂頭が弱点になるので▲2六飛と浮き飛車に構えます。 従来の舟囲いでは、この▲2六飛型は危険で、角交換から△4四角で王手飛車の筋が常にありました。しかし、この金無双の形なら△8八角成に▲同銀と形よく取ることができびくともしません。 また、居飛車から角交換して△4四角~△9九角成とされた場合も▲8八銀△9八馬と馬を封じ込めて指すことができます。 このように金無双は手数がかからないわりに、駒の効率が良く、急戦を仕掛けるのに適した陣形と言えるのです。 とすれば後は攻めるだけ。ぜひ本書で多くの攻め筋や仕掛けの手順を学んで、振り飛車を圧倒してください。
  • AIの流儀──タブーが常識になる
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アルファ碁の登場で、これまでタブーとされていた初期の三々侵入が常識化する時代になった。これまで人間が積み上げてきた知識がAIによって簡単に覆される時代がやってきた。AIは確かに強い。しかし負けたとか考えるのではなく、AIの手法を学んでいくことで新しい世界を経験する楽しさを感じることが大切である。本書はAIによって流行するようになった定石や布石の変化をまとめ、分かり易く理解できるように構成した。
  • プロの発想と狙い
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロとアマチュアとの大きな違いの一つに「変化を恐れない」ことがある。例えば自分が地だと思っていたところへ打ち込まれると、嫌な気分になる人は多い。だがプロは違う。その部分が荒らされても他の部分で回収出来れば良いというのがプロの発想である。だからプロの碁ではフリカワリが頻繁に起こる。それにも関わらず形勢のバランスが取れている。本書では、そのようなプロの判断力や柔軟な発想が現れた場面を問題形式で紹介し、解説した。
  • AI定石のあれやこれや
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以前はいけないとされていた三々侵入が抵抗なく打たれるようになり、昔はよく打たれていた手法をあまり見かけなくなった。AIの登場によって、特に定石に対する考え方が変化した。AIの手法を勉強しなければ、プロ棋士といえども布石ですぐに遅れてしまう。しかしただマネをするだけでは逆効果になる。周りの配石を考えながら打つことが実力向上には有益であることに変わりはない。本書は、最近の流行定石を解説しながら、出来る限り変化図を収録した。
  • 奇手、妙手、鬼手
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 素晴らしい一手というのは、時代に関係なく輝き続ける。鬼のような手、打たれてみるとなるほどと感心するしかない手がどこかに潜んでいると考えるだけでも、囲碁の奥深さを感じる。本書は、本因坊秀策の「耳赤の一手」にも匹敵する妙手をプロの実戦に取材してまとめたものである。プロも気づかなかった一手を問題形式にまとめて、高段者のみならず中級者にも楽しめるように解説した。本書によって、あなたの碁が更に注意深い一局になることを願っている。
  • 高段者の抽斗 布石編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 布石、定石、形勢判断、死活、手筋、ヨセなど、囲碁はたくさんの要素から成立している。どれかひとつの分野が得意なだけではより強くはなれない。有段者への、更に高段者への飛躍を夢見る人たちのため布石解説書。
  • 韓国の囲碁はなぜ強い
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1970年代のはじめ、韓国との交流試合で日本は12勝1敗であった。ところが1989年に曺薫鉉九段が第1回応氏杯世界大会で劇的に優勝した後、韓国棋士は世界大会で23連勝した。その後、中国の棋士が世界戦で大活躍している。囲碁界の太陽であった日本の囲碁が遅れを取るようになったのは何故か。それは「石の形」を重視する伝統にあるのではないか。日本の囲碁の強みと弱みを解説し、風変わりな囲碁の知識と技術を体得できるるように構成してある。
  • 手筋の力は棋力です
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 手筋は形の急所であり、要所でもある。また手筋を身に着けることは局面を有利に導く力になる。本書は「手筋の基本」「手筋の活用」「ひらめきの手筋」「実践型の手筋」に章を分けて、解説した。形の急所や弱点を見抜く力身に着けることで、自然に棋力が向上し、局面が悪化する間違いが減っていく。安定した力が発揮でき、勝率が高まる。本書を通じて、手筋を探して問題を解決する過程で、囲碁の醍醐味を感じることが出来るはずである。
  • 読めば力が湧いてくる
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 手を読むことは、囲碁で最も重要な技術であり、その読みの力がないと盤上で起こる様々な状況に対応できない。囲碁強者は優れた読みの力を持っているが、自分がどのように読んでいるのか説明できない。プロ棋士も変化を説明できるが、どのように読んでいるのかは説明できない。本書はその読みの原理を説明し、実際の場面で手を読む方法や読みと関連した成功例と失敗例を扱い、自然と読みの秘訣に理解が深まるようにした。
  • 石の原点
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 盤上を支配する為には、大局観と感覚が特に重要である。それらが優れていると、ヨセに入る前に優勢を築くことが出来る。本書では定石、布石、石の働き、削減と攻めに焦点を合わせて、読みではなく感覚的に対処していく方法等を問題形式で著した。さらにワンポイント・レッスンやレベルアップ・レッスンを通じて、更に充実した学習となるように工夫した。本書によって基礎体力が身に付き、大局観も感覚も磨かれる。言わば石の原点と言える。
  • 手筋に関する40問
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 勝つためには、攻撃と守備の要所を先に占めることが重要であり、それには先手を取ることが大切でる。自分の弱い石をすばやく安定させたり、また相手の弱い石を根拠を奪って追い出したり封鎖したりして、勝負は進行するが、そこに介在するのが手筋である。つまり石の力を最大限に発揮する手が手筋である。本書は攻めと守りも含めて様々な場面を扱っていて、必須の基本手筋も取り上げて、棋力の向上に寄与することは間違いない。
  • 活きてる形・死んでる形
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一局の碁では、布石、定石そして接近戦等、多岐にわたって神経を使わなければならないが、死活をめぐる攻防は、特に一手の間違いが勝敗に直結する。死活の勉強は、読みの力を伸ばすための一番の学習法で、読みの力は布石や定石、攻め合い、攻めやサバキに至るまで、すべての分野に影響を与える。それぞれ故強くなるためには避けては通れない。本書は、死活の基本常識、隅の基本的な死活から、状況によって変化する死活等、必須の死活に言及解説した。
  • 一手の背景
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一手一手打っていくと、ある部分が定石になる。囲碁は定石からはじまるが、定石になるまでの一手一手の意味はプロでも100%確信できないことが多々ある。「どうしてそう打つのか」は、永遠のテーマである。ただ「多く打たれる手」はそれぞれ意味があり、その理由をいくつもの変化図を通して分かり易く解説し、一路の違いが及ぼす影響についても説明した。どう打ったら勝利に結びつくのか悩む諸氏には、本書は福音となるであろう。
  • 白を持って置碁を打つ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 置碁の本と言えば、下手が何目か置いて上手に勝つ手段を解説した本がほとんどだが、本書は置かせる立場にたって解説した珍しいものである。有段者なら当然知っておくべき置碁での知識やテクニックは、互先でも有効。
  • 囲碁・石の強弱判断法 ~序中盤をうまく乗り切る技術~
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は「石の強弱」を主軸として、上達には欠かせない重要なテーマを解説していきます。 第1章 石の強弱 まずは「強いから攻める」「弱いから守る」という基本を完璧にすることができます。 その過程で、石の方向や攻め方といった、他の重要な考え方も一緒に身につけることができます。 第2章 読みの練習 「石の強弱」が判断できるようになれば、実戦では次は作戦を立てたり、戦いが起こることもあります。 本章ではその練習ができます。完璧な解答は難しいものもありますが、考え方の発想が合っていれば正解です。 「自分はこう打ち、相手がこう返すから、こう打つ」という3手を読んでください。 第3章 簡明な布石・定石 覚えておくべき簡明な布石や定石を紹介しています。 まずはここに載っている打ち方からマスターされることをおすすめします。 第4章 打ってはいけない手 囲碁には打ったら確実に損をする手が存在します。 アマの実戦によく現れるそういった手を紹介しています。 石の強弱は「上達の土台」となる重要な考え方です。 本書の内容を身につけ、大幅な棋力アップを目指してください。
  • 羽生善治の脳トレ 一手詰
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    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 羽生善治九段作の詰将棋54問で脳トレ! 一手で王手(詰める)する、手軽にできる詰将棋で脳トレをします。 将棋界の第一人者、羽生善治九段が全部で54のオリジナル一手詰問題を作成しました。 一手とはいえ、正解に至るにはさまざまな手を考えなければなりません。 この「考えること」が脳のトレーニングになります。また、羽生九段の「考えること」についての語りおろしも掲載。 詰将棋を考えるだけでなく、羽生九段の考えや「言葉」を読むことで、脳の働きを高めるヒントにもなります。 将棋と詰将棋の基本的なルールを解説していますので、将棋を知らなくても読み始められます。 詰将棋問題は段階的に構成。初級編は、各駒を使った一手詰の例題で、解くうちに駒の動きなどを覚えることができます。 さらにレベルアップした詰将棋問題には、考え方のヒントやていねいな解説をつけ、解いていくうちに自然と、いろいろな状況においての考え方が身につきます。 巻末には、羽生九段が考えることや年を重ねてわかってきたこと、年齢の強み、弱みなどについて語っています。 ※この作品はカラー版です。
  • とっておきのエルモ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 主導権を握れるうえに、玉が堅い――。コンピュータソフト「elmo」発祥の新戦法として大流行したエルモ囲い急戦は、これまでの対振り急戦にはなかった魅力があります。 本書はそのエルモ囲い急戦について、リコー将棋部の主将であり、全国大会制覇多数の細川大市郎氏が解説した戦術書です。 相手は主に四間飛車と三間飛車で、△4三銀型、△3二銀型、△5三銀型など、形の違いによる攻略法を紹介しています。エルモ囲い急戦はまだまだ未知の分野ですが、先駆けとなった戦術書『対振り飛車の大革命 エルモ囲い急戦』(村田顕弘:著)との比較も交えながら、妥協のない最善の応酬を追求しました。 それぞれの結果図には「先手、約+500点」など、最新の将棋ソフトが示した評価値を記載したのも本書の特長です。 そして、巻末にはリコー将棋部の2トップ、中川慧梧氏と小山怜央氏を招いた座談会を掲載しています。 エルモ囲いはこれから、ますます流行するでしょう。ぜひマスターして、時代の先を行く楽しさを味わってほしいと思います。
  • 振り飛車を一刀両断!右四間飛車エルモ囲い
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は右四間飛車エルモ囲いの戦術書です。 右四間飛車エルモ囲いは名前の通り、右四間飛車とエルモ囲いを組み合わせた戦法で、対振り飛車戦における有力な急戦策です。 現在では、大橋六段や本田五段ら若手棋士の間でも多く採用されており、その優秀性はお墨付き。 本書ではテーマを「対▲石田流」「対▲三間飛車」「対▲四間飛車」や、相手が右四間飛車を警戒する指し方「対4→3戦法」「対いきなり△8八角成からの△4五角戦法」に絞り、徹底解説しました。 トマホークや三間飛車藤井システムの台頭により、対振りには堅さが正義の居飛穴時代は終わりました。 新時代の新急戦、右四間飛車エルモ囲いを習得しましょう。
  • 大局観が劇的に良くなる! 囲碁・上達のための棋譜並べ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 藤澤一就門下による打碁集です。 本木克弥八段、寺山怜六段、上野愛咲美女流本因坊、広瀬優一四段と現在各棋戦で大活躍中の棋士が登場します。 本書は、「こういう打ち方があるのか!」という感動を覚えるような棋譜を集めました。 棋風も様々で、「厚みを活用する碁」「KO勝ちを目指す碁」「地を取って勝つタイプの碁」などバラエティに富んでいます。 いろいろな発想や考え方に触れることで、大局観がぐんぐん磨かれていきます。 基本的な解説が充実しているのはもちろん、特長的な考え方や収録局の楽しみポイントがわかるように、工夫した解説をしています。 譜分けも細かく行っているので、棋譜並べが苦手な方でも安心して取り組むことができます。 「楽しく並べていたら、いつの間にか強くなっていた」。そんな一冊になっています。
  • 米長将棋勝局集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 さわやか流──米長の棋風に冠された形容詞だ。しかし一歩退いて、その摩訶不思議とも言える棋譜を見るとき、妖しいまでの粘着力に気づくはずだ。さわやか流どころか、底無しの泥沼流と極言できるかもしれない。正々堂々の本格大軍陣、機略縦横の魔法陣など、鬼才の恐るべき神技の冴えを、存分に堪能していただこう! 大山康晴、中原誠、加藤一二三ら強豪を相手に、正攻法でまたは機略縦横の妙手で堂々勝利する、米長将棋の真髄を紹介する。
  • 最速で敵陣突破!角換わり早繰り銀
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロで大流行している角換わり。 「角換わりを指してみたいけど、角換わり腰掛け銀は難しそう・・・」と思っている方も多いのではないでしょうか? 角換わり腰掛け銀は変化が多岐にわたりますし、先手番でもあえて手損したり、一手一手の意味が難しすぎます。 そこでおススメしたいのが角換わり早繰り銀。 角換わりの中でも先手番のアドバンテージを分かりやすく生かした、より積極的な指し方となります。 ▲4六銀と出て、▲3五歩△同歩▲同銀と仕掛ける。仕掛け方はこの1種類しかありません。 そして、この仕掛けの前に▲5八玉と上がるのが令和の角換わり早繰り銀です。 この手の発見によって、プロ間でもその優秀性が見直され、トップ棋士も多く採用する戦法になりました。 なによりいいところは分かりやすさ。早繰り銀で勝てるなら腰掛け銀を覚える必要はありません。そして攻め切って勝ったときの気持ち良さは他の戦法では得られないものがあります。 本書はこの角換わり早繰り銀を得意とする大石直嗣七段が基本からプロの最新形までを解説した一冊。 この本を読めば自信をもって角換わりが指せるはずです。
  • 角交換振り飛車破りの決定版!地下鉄飛車 徹底ガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 藤井猛九段が創案しプロの間で大流行、さらにアマチュア間でもいまだに猛威を振るっている角交換振り飛車。みなさんはどのように対策していますか?銀冠や、手損を受け入れて居飛車穴熊に組み直している方が多いのではないでしょうか。しかし、それでは制約が多く、手詰まりになりやすいという弱点があります。そこで、プロの間では「角交換振り飛車には地下鉄飛車で対抗」が常識となっています。玉の囲いは薄いものの、バランスが良く、積極的に動けるところが魅力の戦法です。そこで、本書では地下鉄飛車の分かりやすい攻め筋と本筋に重点を置き、定跡化させました。基本的なところから押さえているので、地下鉄飛車の事前知識が無い方でも安心して読める内容となっています。角交換振り飛車に困っている方は必読の1冊です。
  • 誰でもカンタン! 図解で分かる古碁名局集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気の図解シリーズ第五弾! 今回のテーマは「古碁から基本を学ぶ」です。「江戸時代の碁」と聞くと、「古い」「自分には関係ない」と思われる方もいるかもしれません。しかし、著者の田尻五段はこう断言します。「基本的な筋や形、石の流れを学ぶには古碁が最適です。上達のための教科書として、ぜひみなさまにご活用いただきたい」(まえがきより)現代碁は複雑な進行を辿ることが多く、内容的には非常に難解です。レベルが上がるにつれて、現代碁での研究も重要になりますが、基本を学ぶには古碁がおすすめです。本書は、問題形式で手順を進め、序盤と中盤の考え方や方針を解説していきます。解説図は全て図解を取り入れておりわかりやすいものになっています。それぞれの局の終わりには「並べてみよう」と題して、50~70手くらいの棋譜を載せています。解説を振り返りながら並べれば、確かな実力が身につきます。巻末には総譜も掲載しているので、棋譜並べに慣れてきた方は是非こちらで全手順を並べてみてください。碁の基本を学びたい方はには、大満足の一冊となっています。
  • 囲碁ライバル物語
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 囲碁のタイトル戦の歴史を「棋士のライバル関係」という視点でまとめた読み物です。 大竹英雄、趙治勲、加藤正夫など木谷門や平成四天王、平成の囲碁界を牛耳った井山裕太に挑む令和の新世代棋士など、時代を彩る名棋士が登場します。 著者は囲碁観戦記者として、棋士の激闘の歴史を間近で見届けてきた内藤由起子氏。 タイトル戦の裏側やその時の対局者の心情などが自身の体験談を交えて語られていきます。 昭和から現在の囲碁界を楽しみながら振り返ることのできる一冊です。
  • 堅陣で圧倒!対中飛車一直線穴熊
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまや振り飛車の主力戦法となった中飛車。 後手のゴキゲン中飛車に対しては超速が有力ですが、玉が薄く勝ち切るのは難しい。 ましてやそれより一手早い先手中飛車はさらに優秀で、プロ間でも様々な対策が試されている現状です。 とにかく手ごわい中飛車。 しかし!もしここに後手中飛車に対しても先手中飛車に対しても、そして中飛車側がどんな作戦で来ても全く同じ手順で戦うことができ、しかも勝てる戦法があるとしたらどうでしょうか? そんな夢のような戦法が本書で解説されている一直線穴熊なのです。 この戦法を選ぶメリットは3つあります。 (1)駒組み手順が常に同じ (2)自分が望めばこの戦型に持ち込める (3)勝ちやすい 時間の短いネット将棋やアマ大会で使う上で、これほど魅力的な戦法はありません。 仕掛けからは繊細な手順を求められますが、そこは本書に記されている長谷部四段の深い研究がすべてカバーしてくれています。 結論として、すべての変化において一直線穴熊は互角以上に戦えます。 中飛車にされるだけでうんざりする日々にさようなら。 この1冊で全中飛車をカモにできます。
  • 耀龍四間飛車 美濃囲いから王様を一路ずらしてみたらビックリするほど勝てる陣形ができた
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「現在は『四間飛車といえば美濃囲い』が常識となっています。ただ、組みやすいところがある一方で、攻められやすい所があると感じていました。日々研究を重ねた結果、美濃囲いの王様の位置を2筋(▲2八玉)から3筋(▲3八玉)にずらすだけで、驚くほど勝てる戦法を生み出すことができました」(まえがきより) 本書は常に独創的な将棋を模索し続ける、大橋貴洸六段が編み出した画期的新戦法「耀龍四間飛車」についての戦術書です。 「耀龍」とは、駒が躍動するという意味の大橋六段がつくった造語。「耀龍四間飛車」ではその名の通り、四間飛車の駒たちがこれまで見たこともない動きで暴れまわります。 囲いは▲3八玉型。中途半端な位置に見えてバランスが良く、場合によっては自陣の桂を攻めに参加させることもできますし、美濃囲いでは弱点だった端攻めにも強い形となります。まさに変幻自在の戦法です。 目の慣れない居飛車党は何もわからないまま投了図を迎えることになるでしょう。 四間飛車で居飛車対策に悩んでいる方、新しいレパートリーを身につけたい方、ぜひ本書で大橋六段の描く「自由な将棋」を堪能して、勝率アップに役立ててください。
  • 百折不撓 木村一基実戦集
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    1巻2,435円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「百折不撓」――何度失敗しても信念を曲げないこと。本書は46歳、7度目の挑戦で悲願の初タイトルを獲得した木村一基王位の実戦集です。 [第1部 自戦記編]では将棋の詳しい内容だけでなく、「順位戦の大変さは分かっていたつもりでしたが、A級の根性を教えられた」(対藤井猛九段戦)、「局後の感想戦では、これまで応援してくれた人の顔が脳裏に浮かび、不覚にも涙が……」(対深浦王位戦)、「タイトルが自分には縁のないもののように思えた」(対羽生王位戦)など、普段は見せない胸の内を正直に明かしています。 また[第2部 棋譜解説編]では、弟子の高野智史五段が解説を担当。「▲4九歩の先受けが印象的。受け師の片鱗が垣間見える」、「△7一角に始まり、要所での正確な受けが師匠らしい」、「中盤の△3三玉、あの一手を見ただけで誰の将棋か分かる」など、木村王位を誰よりも知る棋士の一人として、その魅力を余すことなく伝えています。 自戦記編13局のうち5局が敗局なのは実戦集としては珍しいことですが、どの将棋も歯を食いしばって戦ってきた意味のある軌跡です。ぜひ、将棋盤に並べて鑑賞していただきたいと思います。
  • 囲碁・歴代最年少名人 芝野虎丸の軌跡
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「20代の名人はあり得ない」 レジェンド・坂田栄男二十三世本因坊の有名な言葉です。 時は経ち、令和元年11月。囲碁界に10代の名人が誕生しました。 歴史が動いたそのニュースは囲碁界の外でも大きく報道されました。 本書は、その主人公・芝野虎丸名人の軌跡が語られます。 著者は実兄であり、ライバルであり、研究仲間である芝野龍之介二段。 その目線から、虎丸名人の人柄や囲碁の特長を、棋譜を交えて余すことなく語っていきます。 棋譜は全10局。 院生やプロ試験、タイトルを獲得した竜星戦や新人王戦、そして名人戦など充実した内容になっています。 棋譜とエピソードは分かれているので、棋譜をじっくりと並べて研究したい、という方にもおすすめです。 また、現役棋士が語る囲碁界の現在も知ることができます。 「手合い日当日の様子」「タイトル戦の裏側」「年下に追い抜かされる葛藤」など、 裏側や事情を知れば囲碁がもっと楽しくなることは間違いありません。 囲碁に興味を持たれている全ての方に、手に取っていただきたい一冊です。
  • AI活用で明快! 囲碁・新しい形勢判断法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 形勢判断力を高めるチャンス到来! これまで形勢判断は難しいと思われていたと思います。「細かい計算が出てきたり、地合いだけでなく厚みがどうの出てきたり・・・」 また、結局は主観による感覚なので、本での解説は困難でした。 本書では、囲碁AIの評価値という客観的な数字を利用することで、わかりやすく納得できる解説を実現しました。 下記、本書の概要です。 ・形勢判断 説明編 本書では以下の4つに分けて、形勢判断法を紹介します。 1、見た目で判断 2、流れで判断 3、手割りで判断 4、計算して判断 それぞれ特徴や適した局面があります。 本書は「流れで判断」をオススメとしています。 この方法は、囲碁AIの評価値を用いることで、効率よく磨くことが可能になりました。 ・形勢判断 問題編 ある局面でどちらが有利か、という一問一答形式の問題を出題します。 解答には囲碁AIの評価値も明示してあるので、参考にしてください。 局面は、どちらかが「石の形や方向」を間違えるなど、明らかな不利な形勢になっています。 「この形はこんなに悪いんだ」というような感覚が磨かれるとともに、石の形などの 正しい知識が身についていきます。 また、本書オススメの「流れで判断」をしやすいように、問題図には手順も載せています。 ・次の一手編 形勢判断はそれ自体が目的ではなく、その情報を活用しそのような作戦を立てるか、が重要です。 その練習問題を用意しました。   最後にまえがきより。 「本書で一番重点を置いている流れで形勢判断は、打っている時に得したり損したりを一手一手感覚で 感じ取ることで、より正確に形勢判断をするこ
  • 目からウロコ!今どき将棋格言
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    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 将棋の正しい指し方をひと言で明快に示したもの、それが将棋格言だ。本書で取り上げるのは、著者オリジナルの新格言、これまでどおりでは現代将棋に合わないので今流に表現を変えてバージョンアップさせた格言、古今不変の格言の3種類。なかでも新格言は、著者の体験から生まれた知恵の集大成で、応用範囲が広く実戦的なものぞろい。手筋を簡単に覚えられ、効率よく棋力アップできる一冊。
  • 斎藤慎太郎の角換わり腰掛け銀研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現在プロアマ問わず大流行が続いている角換わり。 本書は角換わりの花形といえる「角換わり腰掛け銀」に特化して、プロ間でも随一の研究家と知られる斎藤慎太郎七段が、その研究を余すところなく披露したものです。 その分量は驚きの384ページ。 ▲4八金・2九飛型が現れてから、爆発的にその可能性が広がった角換わり腰掛け銀。それによって生み出された頻出局面を12のテーマに分け、そこからの指し手を徹底的に解説しています。 角換わり腰掛け銀は、これを読めば勝ちです。
  • よくわかる雁木
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書はプロの雁木をとにかく易しく解説した雁木の戦術書です。 雁木は相手の戦法に関係無く採用できる優秀な戦法ですが、具体的な狙いや指し手が難しく、「指したいのに難しくて指しこなせない戦法」となっている方は多いのではないでしょうか。 そこで、本書ではアマチュアにおすすめの6つの作戦を紹介しています。 雁木を習得すれば他の相居飛車の定跡は覚える必要はありません。 ぜひ、本書でマスターしてください。
  • 将棋革命!振り飛車ミレニアム戦法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これまで振り飛車の囲いといえば美濃囲いか穴熊。この2つしかありませんでした。 しかし、令和の時代になって新たな振り飛車の囲いが生まれました。それが「ミレニアム囲い」です。ミレニアムは元々居飛車の囲い。振り飛車の角筋を避けつつ、堅く囲えるのが魅力でした。そのミレニアム囲いを振り飛車に応用したのが本書で紹介する「振り飛車ミレニアム戦法」です。 居飛車の囲いという固定観念を振り払って、振り飛車で使ってみると、これが驚くほどいい戦法だったのです。 穴熊並みの堅さと遠さを実現しつつ、展開によっては銀冠のような玉頭攻めをすることも可能です。 まさに変幻自在。居飛車の指し方に応じて守備的にも攻撃的にもなり得るこの囲いは居飛車にとって脅威となります。無策で対応しようものならあっという間に作戦負けになってしまうのです。 本書では居飛車の様々な形(左美濃、天守閣美濃、居飛車穴熊、相ミレニアム)に対する指し方を解説しています。これを読めばあなたも「振りミレ」マスター。 ぜひこの新戦法をマスターして居飛車党をキリキリ舞いさせてください。
  • 竜王戦全集 第1期~第32期
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 将棋界の最高棋戦である「竜王戦」。 島朗が初代竜王の座を射止めると、その島を破って羽生善治が初タイトルを獲得。 その後も、谷川浩司vs羽生の覇権争い、藤井猛の3連覇、「初代永世竜王」を懸けて戦った渡辺明vs羽生、百年に一度の大勝負。 いつの時代も竜王戦は「ドリーム棋戦」として将棋界に夢と話題を提供し続け、そのタイトルのゆくえは注目を集めてきました。 本書はその竜王戦のタイトル戦七番勝負を、第1期から第32期まで収録したものです。 各期から、シリーズの勝敗を左右した80局を「第1部 自戦解説・棋譜解説編」として収録。 初代竜王の島朗九段をはじめ、真田圭一八段、阿部隆八段の自戦解説には、指し手の解説だけでなく、対局者としての思いが記されています。 残りの100局は「第2部 棋譜編」として、最重要ポイントの解説を加えて収録しました。 時代を作ってきた棋士たちの名勝負を、ぜひお楽しみください。
  • 図式全集 将棋無双
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    1巻4,752円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は江戸時代に歴代名人が将軍に詰将棋100題を献上した「献上図式」を、現代の名人・谷川浩司九段が解説する「図式全集シリーズ」の記念すべき第1弾となります。 「献上図式」は一世名人・初代大橋宗桂による『力草』(ちからぐさ)からはじまり、八世名人・九代大橋宗桂による『舞玉』(ぶぎょく)まで合計12あり、いずれも現代の目で見ても素晴らしい詰将棋となっています。 その中でも特にレベルが高く、詰将棋界で聖典とされているのが七世名人・三代伊藤宗看による『将棋無双』と贈名人・伊藤看寿による『将棋図巧』。本書はそのうちの『将棋無双』を解説するものです。シリーズ第1弾を飾るにふさわしい作品といえます。 圧倒的な読みの力に裏打ちされた力強い捨て駒の連発や、当時類作の少なかった打ち歩詰め打開の技法、馬鋸や竜追いなど、現代詰将棋のベースともいえるテクニックが非常に高い完成度で表現されています。 「献上図式」の中でも特に難解作が多いことでも知られる『将棋無双』ですが、今回谷川浩司九段の手によって、大変丁寧に解説されています。詰将棋ファン垂涎の一冊であることは間違いありませんが、一般の将棋ファンにとっても十分楽しめる内容になっています。 江戸時代に詰将棋のレベルを飛躍的に高めた神品。 伊藤宗看という傑出した天才が我々に遺してくれた名篇をご堪能ください。
  • 中盤戦で差がつく! 実戦形詰碁トレーニング
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 爽快感&実用性抜群! 関西棋院の新星・星川航洋四段の詰碁集です。 作風は「実戦形かつ、正解図が鮮やかな詰碁」で、解いた後の爽快感が心地よい問題ばかりです。 収録問題の内訳は下記の通り。 レベル1(7級~5級)  30問 レベル2(4級~1級)  68問 レベル3(初段~三段) 35問 レベル4(四段~六段) 31問 レベル5(七段以上)  52問(オリジナルと分割問題が26問ずつ) レベル1と2はサクサク解けるかつ、有用な筋を学べる問題です。 ここで是非詰碁を解くコツをつかみましょう。 多くの方に楽しんでいたけるよう、レベル3以降の問題はヒントをたくさん出しています。 レベル5は分割出題を行い、眼目となる筋だけを考えられるよう工夫も行っています。 「この形見たことある!」という見た目でとっつきやすいものの、基本的な筋の組み合わせを考えたり、意外な筋を見つける能力が試されます。 この思考は実戦の「中盤戦」そのもの。本書を解き終わったときには、驚異的な中盤力が身についていることでしょう。
  • 勝てるアマの碁 ここで差がつく序中盤の戦略
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、囲碁指導35年の経験を持つ、小林孝之三段がその経験から多くのアマが「ここを直せば上達する」というポイントをピックアップし、 ただしい考え方を解説したものです。 下記、まえがきから抜粋です。 『囲碁愛好家の皆さんに""囲碁のスタンダード""をお伝えしたいと思い、囲碁指導35年の経験を生かして本書を執筆しました。 以下のようなことをモットーに内容を構成しました。 ①実戦にすぐ活用できる ②分かりやすい良い手を学べる ③一手一手の意味と考え方を知り、うろ覚えをなくす ④必ず、上達できる この本の中身は、私の生徒さんからの質問や実戦を参考にしています。 解説には囲碁AIを導入し、検討して書きました。もちろん、AIが示した手をそのまま書くようなことはしておりません。 難しい手は極力避け、分かりやすく良い手を検討し、選んで示しました。 (中略) 囲碁を愛好する皆様と共に、純然たるレッスンプロの私が、ともに盤上のロマンを堪能しながら進歩できると幸いです』 章立ては、下記の通り。 第1章 模様 第2章 大局観 第3章 打ち込み 第4章 うろ覚えをなくす 第1~3章までは後ろに腕試し問題がついています。 繰り返し解いて、しっかり考え方を身につければ、大幅な実力向上が見込めます。 確かな上達を実感したい方は、是非手に取ってみてください。
  • 石田和雄名局集
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    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「好局の中にはそのまま定跡になった将棋も多くある。盤上に並べながら石田解説をぜひ味わっていただきたい」羽生善治 推薦の言葉より 将棋史に名を残す大棋士たちの名局を自戦解説で紹介する「名局集シリーズ」の第6弾!! 筋の良い居飛車本格派としてA級4期、棋戦優勝4回の実績を残した石田和雄九段の名局100局を紹介いたします。棋士人生後半は普及に努め、石田節といわれる名調子の解説でファンに最も愛された棋士、石田和雄。 これまでの名局集シリーズの中でもアマチュアには最も勉強になり、読んでいて最も面白い一冊となりました。 ぜひ手にとって石田九段が心血を注いで残した本格派の将棋、石田節の解説でご堪能ください。
  • 詳解 詰将棋解答選手権 初級・一般戦 2009~2019
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    1巻1,623円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みなさんは詰将棋解答選手権初級・一般戦をご存知でしょうか。 本大会は例年4月に開催されている、詰将棋の解答の正確さと速さを競う大会です。 昨年は、「札幌・おいらせ・青森・盛岡・天童・沼田・熊谷・松戸・船橋習志野・さいたま・東京・甲府・佐久・新潟長岡・石川・静岡・高山・瀬戸・名古屋栄・名古屋昭和・大阪・倉敷・広島・丸亀・福岡春日・大分・長崎」全国27箇所で開催され、計1313人が参加しました。 今最も勢いのある将棋系イベントと言えるでしょう。 また本大会の別部門であるチャンピオン戦には、斎藤慎太郎七段や宮田敦史七段をはじめとする多くのプロ棋士が参加しています。 藤井聡太七段も小学2年生の時から毎年参加しており、昨年は5年連続優勝を果たしたことで話題となりました。 本書は初級・一般戦の過去11年分の問題を、大会の創始者である若島正さんがやさしく分かりやすく解説したものです。 若島さんは詰将棋の2大賞である塚田賞7回・看寿賞9回を受賞している一流詰将棋作家でありながら、英文学者・翻訳家・チェスプロブレム作家の肩書を持つ天才。 本大会で出題される問題は一流の詰将棋作家達が創り上げた作品です。 初級戦は1手詰~5手詰が6問。一般戦は5手詰~15手詰が6問出題されます。 詰将棋解答選手権初級一般戦へ参加を考えている方や優勝を目指している方、詰将棋が好きな方は必携の一冊です。
  • 詳解 詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 2004~2019
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    1巻2,217円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詰将棋解答選手権チャンピオン戦は、例年東京・大阪・名古屋の三会場で行われており、 プロ棋士・女流棋士・奨励会員・アマチュア強豪・詰将棋作家の方達が多く参加しているハイレベルな大会です。 藤井聡太七段は小学2年生の時から毎年参加しており、昨年は5年連続優勝を果たしたことで話題となりました。 本書は、本大会の第1回~第16回の問題を大会の創始者である若島正さんが解説したものです。 若島さんは詰将棋の2大賞である塚田賞7回・看寿賞9回を受賞している一流詰将棋作家でありながら、英文学者・翻訳家・チェスプロブレム作家の肩書を持つ天才。 詰将棋解答選手権チャンピオン戦へ参加を考えている方や優勝を目指している方、詰将棋が好きな方には必携の一冊と言えるでしょう。
  • 横歩取り▲5八玉&▲6八玉戦法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みなさんは後手から横歩取りを誘われたときに、どうしていますか。 青野流や勇気流で攻めを狙うもよし、1歩得で満足して相手の攻めを待つもよし、もちろんどれも有力です。 でも、それらの作戦は定跡化が進んでいて、覚えるのが大変です。 しかも「横歩をどうぞ」と誘ってくる以上、相手は経験豊富なことが予想されます。 そこで本書では「もともと空中戦は苦手」と告白する大平武洋六段が「自分のペースに引き込む」ことを狙いに、▲3四飛と横歩を取る手に代えて、▲5八玉や▲6八玉などの玉移動、さらに▲2六飛や▲2八飛などの飛車引きなど、横歩を取らない有力な作戦を紹介しました。 これらはマイナーではありますが、どれもプロの公式戦でも通用する立派な一手。決してハメ手ではありません。 しかも相手の応対によっては鮮やかな攻めが決まることもあって、とても面白く戦える作戦です。 本書を読んで、相手の狙いに肩透かしを食わせ、楽しい空中戦を味わっていただければと思います。
  • コウが1から10まで分かる本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コウ恐怖症を、克服せよ! アマチュアは、必要以上にコウを怖がります。おそらく、過去にうわ手にひどい目にあわされた記憶が強いためでしょう。 しかし、コウは苦しい碁を打開する強力な手段にもなり得るものなのです。 本書は、コウの基本的な考え方から実戦での正しい戦い方まで、コウの全てが理解できる一冊です。 さらにコウをしっかりと身に付けられるように、9路盤、19路盤を駆使した実戦的な練習問題も多数用意しています。 本書をじっくり読めば、コウが怖いものではなくむしろ楽しいものになり、戦いの力が大幅にアップするでしょう。
  • 囲碁AIが教える 中盤の良い手と悪い手
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 囲碁は「中盤戦」が勝敗に直結しやすいゲームです。 「模様の消し」「戦い」「攻めと守り」など、石が衝突するタイミングで形勢が揺れ動くためです。 囲碁AIは、「ダイレクト三々」など序盤を変えたイメージが先行していますが、実は中盤の実力を向上させることにも、非常に役に立ちます。 中盤は一手のミスで負けにしてしまう場面が多いですが、評価値によって「中盤での良い手と悪い手」が分かるようになったのです。 本書では囲碁AIが高く評価している着手を問題形式で紹介し、安斎七段がわかりやすく解説を加えたものになります。 これまで解説が難しくなりがちだった「中盤」。本書で問題を解きながら楽しく学んでみてはいかがでしょうか。
  • ルールの次に覚えたい 将棋基本手筋
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 将棋のルールは何とかマスターしたものの、初手から何を指していいかわからない、詰みの形や終盤の玉の寄せ方のコツがつかめないという方が多いのではないでしょうか。 実は将棋で勝つためにはルール以外にも様々なことを覚えなくてはいけません。 それを効率よく学べるのが本書です。 「大野教室」で15年以上にわたって数え切れないほどの生徒を指導してきた将棋指導の達人、大野八一雄七段。その大野七段が自らの経験を元に、将棋の基本手筋を一問一答形式でわかりやすく、出題・解説しています。 まさにルールを覚えた次に読んでほしい一冊。 大野教室のノウハウを凝縮した本書でぜひ将棋で勝つ基礎技術を身につけてください。
  • 八枚落ちに学ぶ将棋の基本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は駒落ちの一つである「八枚落ち」をテーマにした戦術書です。八枚落ちの定跡や考え方を通じて、「数の攻め(原理)」、「相手の弱いところを攻める」、「駒を成る」、「守りの金をはがす」など、将棋の基本をまとめました。 (1)「八枚落ちの基本や定跡、急所の考え方を知りたい方」はもちろん、(2)「駒落ちにこだわらず、将棋の基本的な考え方を知って上達を目指したい方」、そして、(3)「八枚落ちを教える側の方」などにも、読んでいただきたい1冊です。
  • 詰みの条件
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は持ち駒をX(エックス)とした図を与えて「持ち駒が何であれば詰むか?詰まないか?」を考える問題集です。 「何を持っていたら詰むか詰まないか」を考えることで、実戦では「この駒を持っていれば詰むのだから、この駒を取りに行こう」という考え方ができるようになります。 本書は「美濃囲い・穴熊・矢倉・銀冠・雁木・米長玉・ミレニアム・船囲い・金無双・elmo囲い」をテーマに計58問用意しました。 みなさんは上記で紹介した囲いの詰みの条件、知っていますか?実戦で役立つ手筋が盛りだくさん。棋力向上間違い無しの一冊です。
  • 将棋パワーアップシリーズ 初心者のための詰将棋
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    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 将棋の詰みをおぼえるには、詰将棋を解くのがいちばんの勉強法。そこでオススメしたいのがこの1冊。思った以上にスラスラ解けて、詰みの感覚が自然に身についてくる。 本書の特徴は「攻めの駒を大事にする」問題を揃えたこと。駒を捨てて攻めるなどといったもったいないことはせず、実戦的な感覚で詰みあげる。また捨て駒がないので、初心者にとって考えやすい問題になっている。1手詰めと3手詰め100題。
  • 中飛車粉砕!超速▲3七銀戦法のすべて
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 振り飛車の主力戦法、中飛車。アマチュアの人気も高く、これに手を焼いている居飛車党の方も多いのではないでしょうか。 そこで本書の登場です。ゴキゲン中飛車に対して最も優秀な対抗策といわれている「超速▲3七銀戦法」について余すところなく解説した一冊です。 著者は序盤研究の大家として知られる長岡裕也五段。駒組みの手順からプロの最新の攻防まで、わかりやすく解説しています。 この本を読んで、きちんと理解できれば対中飛車必勝でしょう。
  • 深浦康市の振り飛車なんてこわくない
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    1巻1,320円 (税込)
    2018年度にEテレ『将棋フォーカス』で放送された「深浦康市の振り飛車なんてこわくない」の書籍化。居飛車側から見た「対振り飛車の急戦」への、基本的な指し方や考え方をわかりやすく解説。初級者から初段を目指す級位者まで、幅広い層に役に立つ一冊。
  • 羽生善治の実戦詰将棋 戦術眼を極める超難問100選
    完結
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    全1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ トップ棋士が贈る、ワンランクアップのバイブル。 ★ 11~15手詰を軸に、17手詰までの高レベル問題を掲載。 ★ 「勝つ」戦い方が身につく課題を厳選! ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 一般的に詰将棋は、 実戦に則したものが好まれるようです。 いかにも実戦で現れる可能性がある局面、 例えば端っこに桂と香が配置されている初形だと、 馴染みのある景色なので、 とっつきやすいですね。 そんな初形から、実戦ではあり得ないまさかの 妙手が出現します。 その妙手を発見して解けた時に、 驚きと感動を味わえるのが詰将棋の 醍醐味のひとつなのです。 その妙手にもさまざまなものがあります。 基本的なものは捨駒です。 実戦ではもったいなくて手放せない飛車や角を、 惜し気もなく次々と捨てて詰上げるのは、 爽快そのものです。 もちろん詰将棋の場合、普通に追っては 詰まないようにこしらえてあるのですが。 将棋には、打歩詰禁止のルールがあります。 これが詰将棋をどれほど面白くしているか 計り知れません。 打歩詰を避けるために不成(成らず)という 妙手があります。 成れる所で敢えて駒の力を弱める不成で、 玉の逃げ道を増やし打歩詰を回避する訳です。 邪魔駒消去の妙手順も、 詰将棋ではよく登場します。 いかにも有力に見える駒が 実は邪魔駒というケース。 その駒が自ら消えに行ったり、 敵玉に取ってもらったりする手順は、 実戦では滅多に現れません。 いくつか例を挙げましたが、 まだまだたくさんあります。 本書には詰将棋ならではの 妙手が散りばめられています。 私が愛読する詰将棋の書籍の中でも、 相当に高いレベルの作品群です。 まずは、7手詰10問で肩慣らしをしてください。 といっても、そう簡単ではありません。 9手~11手詰が50問。 チャレンジコーナーです。 そして13手~17手詰40問は上級編です。 更なる戦術眼が必要になります。 難問詰将棋を解いて、読みの力を養ってください。 そうすれば、実戦の棋力も 向上するに違いありません。 棋士 羽生善治 ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆ 羽生善治 二上達也九段門下。 1985年、プロ四段になる。 史上3人目の中学生棋士。 1989年に初タイトルとなる竜王を獲得。 1994年、A級初参加で名人挑戦者となり、 第52期名人戦で米長邦雄名人を破って初の名人に。 将棋界の記録を次々と塗り替え、 1996年には谷川浩司王将を破って、 前人未到の七冠独占を達成。 どんな戦型も指しこなすオールラウンダー。 2014年には4人目となる公式戦通算1,300勝を 史上最年少、最速、最高勝率で達成。 2017年、第30期竜王戦を制し、 すでに保持していた永世名人、永世王位、 名誉王座、永世棋王、永世王将、 永世棋聖を合わせ、「永世七冠」の資格を 獲得した。最近は将棋界だけでなく、 AI知能との未来についての対談・取材を 精力的にこなす。広く財界の人々との対談から その考え、生き方を広めていく活動も続けている。 将棋界のスーパーヒーローである。
  • 谷川浩司全集 平成元年・二年度版 プレミアムブックス版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は「谷川浩司全集 平成元年版」と「谷川浩司全集 平成二年版」を合わせてプレミアムブックスとして復刊するものです。 名人・谷川浩司が平成という時代の船出をどう飾ったか。竜王戦創設や屋敷伸之棋聖誕生といった大きな出来事があった中での戦いぶりを自ら振り返ります。
  • 囲碁の兵法 迷うことなく急所に手がいく基本戦略
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「打つ手に困ったなー」という時、皆さんはどのように着手を選んでいるでしょうか? ここでより良い手を選べるか、大きな分かれ道となります。 強い人はこういう時、これまでの経験や棋譜並べ等から学んだ知識を元に、「ここらへんがよさそうだ」 という感じで候補を絞っていきます。 実は囲碁AI「アルファ碁」もこの「ここらへんがよさそうだ」という力を鍛えることで強くなりました。 本書は次の一手問題形式で、この力を身につけられるようになっています。 実戦感覚で問題に取り組み、その後は解説をしっかり読んでください。 序盤・中盤の指針となる基本戦略がまとめられており、中には「こんな考え方もあるのか...」という目から鱗 の戦略も載っています。 本書を読めば、早く良い手を見つけられるようになり、棋力も成績も向上するでしょう。 洪道場出身棋士の楽しいエピソードも満載なので、気軽に手に取ってみてください。
  • AI流思考で強くなる! 囲碁・新時代の上達法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は囲碁AIの手を解説する本ではありません。 AIの学習法を参考に、それを人間に置き換えた上達法を提案するものです。 概要は、「大局観」と「着手の価値判断」の二つを伸ばせば棋力アップにつながるというもの。 20代でピークを迎える「読みの力」を鍛えることよりも、アマチュアにとっては効果が高いと言います。 例えば、詰碁でも「読みを鍛える」学習法よりも、たくさんの手筋を見ることで「いい形を知り、着手判断に生かせる」ように学習するとより効果が高いのです。 様々な練習問題を解くことで「こういう考え方があるのか」「この力を伸ばせばいいのか」という気づきを得ることができます。 問題は点数制で自分のタイプを知ることができます。タイプ別にオススメの上達法も載せているので、是非参考にしてください。 著者は藤澤一就八段。本木克弥八段や上野愛咲美女流棋聖をはじめとする、新鋭若手棋士を輩出しています。 藤澤八段は「楽しめる人が強くなれる」といい、指導では、生徒が「いかに楽しめるか」という点を強くしているそうです。 本書にもそれが生かされており、楽しみつつ興味を持ち続けられるような仕組みがたくさんあります。 棋力向上を目指す方は是非手に取ってみてください。
  • 令和新手白書 振り飛車編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現在、居飛車側には穴熊以外にもエルモ囲いやミレニアム囲いなど有力な作戦がたくさんあり、進化しています。 例えば、エルモ囲いには「先に桂損しても大駒が捌ければ振り飛車は悪くない」という振り飛車特有の価値観は通用しません。 また現代のミレニアム囲いは、ただの藤井システム対策ではなく「金銀4枚で玉を固め、飛角桂桂で攻撃を目指す戦法」へ進化しています。 振り飛車側もそれに対応して新しい考え方・指し方を次々に編み出してきましたが、みなさんはご存知でしょうか。 振り飛車党は知識と感覚をアップデートしなければ、居飛車に勝つことは難しいでしょう。 本書はただの総合定跡書ではなく、知っているだけで大きな差がつく新手を、皆さんが実戦で使えるように徹底的に解説したものです。 また、「振り飛車編」とありますが、対抗形の最新情報もたくさん詰まっていますので、居飛車党にもおすすめです。
  • 将棋 初段の常識手筋
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は将棋世界付録で大好評を博した及川拓馬六段の「初段 常識の手筋」、「初段 常識の手筋2」に新題を追加して書籍化したものです。 初段になるための近道はとにかくたくさんの手筋を覚えることだと言われますが、本書にはまさにタイトルのとおり、有段者になるための必修手筋が網羅されています。 その質の高さは付録の評判で実証済み。書籍化にあたっては解説もより読みやすいように書き直しています。 本書で将棋の基本手筋を完全にマスターしてください。
  • マンガでわかる 囲碁入門(池田書店)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「白と黒の石を“自由”に打つ」というルールがシンプルで簡単な囲碁。しかし、逆にどこでもいいよといわれると、初心者のうちはどこがいいのか迷ってしまう人が多いようです。そこで本書では、ルールから始まり、コツや打ち方の基本などをマンガを使ってわかりやすく説明しています。マナーや道具のことなど、囲碁を打つうえで必要なこともマンガを通して知識が深まるでしょう。 (はじめにより) ・監修は、2018年に国民栄誉賞を受賞した、井山裕太九段 ・小学生の主人公が井山五冠に教わりながら、ルールを覚えうまくなるストーリー! ・子どもからシニアまで、だれでも簡単に囲碁のルールを覚えられる! ・最初は7路盤からスタート! 最後は19路盤にステップアップ! ・集中力・思考力・決断力が身につく!
  • 詰むか詰まないか 読みきり将棋
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    1巻1,089円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 この本の特徴は以下の4点。 (1)どちらが詰むか詰まないか 一問でAとBがあり、どちらかが詰みどちらかが詰まない問題です。似たような形ですが、微妙に詰むか詰まないかの差が出てきます。詰むか詰まないかを答えると同時に、両方の問題の結論を読み切るのが「読みきり将棋」の特徴です。 (2)ボリュームたっぷりの出題 入門編50問、初級編60問、中級編49問の構成になっていて、問題数としてはその倍のボリュームがあり、詰むか詰まないかの答えを追求していく中で、終盤の読みの力を養うのがねらいです。 (3)詰む将棋と詰まない将棋を見極める 詰むか詰まないかの問題は、結論を出すまでに読みの量を増やす必要があります。詰ますパワーと同時に、詰まないのを読み切るパワーも身に付いてくるはずです。 (4)詰むときは駒余りも可 実戦に即しているので、駒余りも構いません。あくまで詰むか詰まないかを問う問題です。 以上の特徴を生かす上手な使い方は以下の4点です。 【1】詰むか詰まないか直感を試す 形を見て詰むか詰まないかの判断を下すときに、自分の中での直感はどちらか、それが大切です。直感は終盤の読みの総合力を計るバロメーターになります。 【2】詰むか詰まないかを読み切る 詰むか詰まないかの正確な答えを出すときはには、手を読み切るパワーが必要になります。詰むかつまないか不明のときに、自分の読みで結論をだすのは大きな自信につながるものです。直感から読みに転じて、しっかり向き合って下さい。 【3】正解を確認する 正解を確認するときは、自分の読みが合っていたかどうかが大事です。特に詰む結論のときは読みを間違えていないか、詰まない結論のときは読み以外の好手で詰まないか、その確認が大きな武器になります。 【4】一回でなくて何度か繰り返して解くのも大きいと思います。詰みそうで詰まない、詰まなさそうで詰む、それが本書のねらいです。繰り返して解くことによって、詰むか詰まないかを読み切る力を養って下さい。
  • 3手、5手の読み! 筋が良くなる基本詰碁200
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 革命的な詰碁集が完成しました! 全ての問題が文字詰碁となっています。囲碁特有の配置よりも、とっつきやすい問題が揃っています。 と同時に、全ての問題の正解手順が「3手か5手」で解ける問題になっています。 詰碁は最終手まで読み切るとなると、何だかんだ10手くらいかかる問題も多いですが、本書の問題は実戦に頻出な重要手筋のみを答えればスッキリ正解できます。 詰碁が苦手な方もさらなるレベルアップを目指す方も、是非一度手に取ってみてください。
  • 谷川浩司の将棋 振り飛車篇
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    1巻2,455円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私は羽生善治九段と170局近い対局をしているが、その中でも振り飛車の将棋が結構ある。それも4局取り上げた。二人とも基本は居飛車党だが、タイトル戦での番勝負の中で、「一局は振り飛車を指してみたい」と互いに思うことがよくあったのだ。そうしたいつも指している将棋以外の将棋を試す気持ちが、結果的に芸域を広げることや、技術を高めることつながった、と自負している。 (まえがきより) 本書は谷川浩司九段が43年に及ぶ将棋人生を自らの言葉で振り返る「谷川浩司の将棋」シリーズ第2弾、振り飛車篇です。 中学生棋士としてプロデビューしてから現在に至るまで常に一線で活躍し続けてきた谷川九段にしか語れない言葉あります。 本書は第1部は振り飛車の変遷を振り返る「講座編 私的振り飛車観」。第2部は自戦記という構成です。 大山康晴十五世名人、森安秀光九段など、往年の名振り飛車党を相手にした将棋から、羽生善治九段との激闘、さらには若手の菅井竜也七段の阪田流向かい飛車を迎え撃った将棋まで、谷川九段が選んだ珠玉の20局を詳細に解説します。 大山時代が終わり、将棋界の主流が相居飛車になってもなお、タイトル戦などの大舞台で絶えることなく指されてきた振り飛車の名局をぜひ、対局者である谷川九段本人の解説でお楽しみください。
  • 英春流 かまいたち&カメレオン戦法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アマ将棋界のレジェンド、鈴木英春氏が開発した2つの“総合戦法”「かまいたち」&「カメレオン」。 かまいたちは「必殺の19手定跡」が象徴するように、駒がぶつかる前に敵を斬ってしまおうという優れもの。英春氏はこれを用いてアマ王将2連覇、グランドチャンピオン戦優勝など、実績を挙げています。 飛車先の歩交換を急がない、防がないという指し方は今でこそメジャーになりましたが、当時としては異端そのもの。30年以上、時代を先取っていたといえるでしょう。 カメレオンは英春氏がプロを倒すことを目標に、新しく開発した戦法です。初手は先手なら▲9六歩、後手なら△6二銀。一見、奇異な立ち上がりですが、相手の様子を見ながら自由自在に戦います。 英春流は総合戦法なので、対居飛車も振り飛車もOK。これをマスターすれば他の定跡を覚える必要はありません。定跡が教える観念の逆を衝き、敵の思惑の裏をかく――。英春流の極意に触れて、定跡党のライバルに一泡吹かせてください。
  • ▲6七金左型矢倉 徹底ガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 後手の有力な急戦策の前に減少傾向にある矢倉ですが、矢倉復活の救世主になりうる可能性を秘めている戦法があります。それが本書で扱う「▲6七金左型矢倉」です。 形自体は古くからあり、土居矢倉とも呼ばれます。それがコンピュータ将棋のバランス重視のスタイルとマッチして現代に蘇りました。 ▲6七金左と上がることで飛車先の防御力は弱まりますが、その分中央に厚く構えることができます。こうすることで、特に角交換になったときなどに打ち込みのスキが少なく安心して戦えます。つまり▲4六角-△6四角ような角交換の展開になる形で非常に優秀な囲いになるのです。 打ち込みのスキが少ないなら駒交換は怖くありません。▲3五歩、▲4五歩、▲2四歩、▲1五歩、▲5五歩。いろいろな筋から開戦する仕掛け方がありますので、それを本書でじっくり学んでください。 本書を読めば▲6七金左型矢倉の優秀性がよく分かるはずです。 ぜひ、新しい矢倉をマスターして実戦で使ってください。
  • 碁の戦術
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 上達のための特効薬! プロとアマチュアの碁の一番の違いは、基礎体力=読みの力。読みの力は、地道に詰碁などで訓練して身につけるしかないでしょう。実は、読みの訓練のほかに、簡単にプロに近づく方法があります。それは「少しだけ考え方を変えること」です。 本書では、「打って良いアタリ・悪いアタリ」「両スソあき作戦」「三線と四線の使い分け方」「手割りの考え方」など、アマチュアが考え違いをしている21のテーマをとりあげています。 「私もこんな手打っていた!」と驚きと感動の連続で、一読するだけでグンと強くなる一冊です。
  • 将棋指し57人の日常
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    1巻1,524円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 謎に包まれたプロ棋士の生態に迫る! 将棋というゲームに勝つか負けるか、○か●かだけで人生が変わる、そんなきわめて特殊な世界に生きているプロ棋士という人種。 羽生善治が、森内俊之が、渡辺明が、加藤一二三が、桐谷広人が、竹俣紅が日々何を考え、どんなことをして過ごしているか将棋ファンならずとも、誰もが気になるところです。 本書は週刊将棋の人気連載「私のお気に入り」に書き下ろしを加えて書籍化したもの。50人以上の棋士が書いたものが一冊にまとまるのは稀有なことです。老若男女、タイトルホルダーから新人まで、バラエティに富んだ執筆陣は空前絶後と言えるかもしれません。 対局中の真剣深刻な表情からは想像しにくい棋士の素顔をお楽しみください。
  • 囲碁・トップ棋士4人による打碁詳解
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 トップで活躍する4人の棋士による打碁解説集です。 それぞれ「自身の渾身の一局」と「並べて印象に残っている碁」を紹介してもらっています。 解説棋士は年代も地域も碁の棋風もバラバラ。彦坂直人九段、三村智保九段、謝依旻六段、一力遼八段が登場します。 収録局も「平成史に残る大激戦」「勉強になったAIの碁」「自分史上最大のミス」などバラエティ満載です。 楽しく並べるだけではなく、もちろん上達要素も満載です。 数字探しにならないように細かく譜分けをしており、勝負所だけでなく、序盤から丁寧に解説しています。 棋譜並べで強くなりたい方、並べる棋譜探しに困っている方などたくさんの方に手に取っていただきたい一冊になっています。
  • 受けが弱いと将棋は勝てない 今泉流受けの極意
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アマ・プロ問わず早い仕掛け、駒損をいとわない速攻が流行している昨今ですが、そんな中でアマチュアが勝ちやすい将棋とはどんな将棋でしょうか? それは受け将棋です。 プロとアマの将棋の大きな違いの一つにプロは攻め方を間違えないが、アマはよく間違える、ということがあります。つまりアマチュアだと「相手が攻め間違えて勝つ」というパターンが多くなり、下手に攻めるより受けていたほうが勝率が高くなる傾向があります。特に軽い仕掛けや桂損の速攻などは絶好のカモといえるでしょう。 実際、アマ強豪と言われる方たちは皆さん受けが強い方たちばかりです。 本書著者の今泉健司四段はアマチュアから編入試験を通過してプロになった棋士ですが、アマ時代から受けの力が飛び抜けており、プロになっても受け主体のスタイルを続けており、好成績を残しています。 本書にはそんな「今泉流の受けの極意」が詰め込まれています。重要なのは受けの手筋を暗記することではなく、「受けの感覚」をつかむことです。自陣のキズに対して「生理的な気持ち悪さ」や「嫌な予感」を感じ、考えて指すのではなく、「無意識」に、「指が勝手にそこにいく」感覚を体得してください。本書はその感覚を養う絶好の教材となります。 本書を読み終える頃にはあなたの受けの力が格段にアップしていることでしょう。
  • 3手詰修了検定
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は「3手詰は何をもってして卒業といえるのか」をテーマにした詰将棋書籍です。 ・いつ5手詰にステップアップすれば良いのか分からない ・5手詰で躓く事が多い ・3手詰が得意 という方におすすめです。 上段玉・中段玉・下段玉・双玉問題などあらゆるパターンを完全網羅することで、「すべての問題が解けたら3手詰は卒業」といえる内容になっています。 そのため少し難しい問題もありますが「これらが解けないのならば、5手詰に進むべきでは無い」という作者の意図のもと作られていますので乗り越えて下さい。
  • 将棋・中盤戦の考え方
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「中盤の指し方が分からない」という声をよく聞きます。 確かに序盤の指し方を勉強するための定跡書は数多くありますし、終盤力を付けたければ詰将棋を解くという王道があります。しかし、中盤力を付けるのは意外と難しく、そこにスポットを当てた戦術書もそれほど多くはありません。 本書は大平武洋六段がそんな将棋ファンの要望に応えるために著した戦術書です。 振り飛車編と居飛車編で、テーマの数は合計24。エルモ囲いなど新しく出てきた戦型も取り上げて、「離れ駒を見て動く」、「相手の理想形を阻む」、「バランスを考える」など、それぞれの局面をどう捉えるべきか、優勢にするにはどう指せばいいのかということを示しました。 本書を読めば、中盤力がアップすること間違いなし。互角以上の終盤を迎えて、勝利する楽しさを味わってください。
  • 誰でもカンタン! 図解で分かる囲碁AI流の打ち方
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 AI流を取り入れて、新しい碁にチャレンジしてみよう! 人気の図解シリーズ第四弾! 今回のテーマは「囲碁AI流の打ち方」です。 「人間を超える囲碁AIが誕生したという大きな時代の転換点を、リアルタイムで体験できているのは非常に幸運だと思います。私自身、AI流に触れてこれまで味わったことのない楽しさを感じています。こういった楽しさを本書を通じて伝えられればと思っています」 (まえがきより) 囲碁は現在、大きく変化しており、戦略の幅が広がっています。 AI流を身につければ、現代囲碁の最先端を走ることができ、難敵を倒すことも夢ではありません。 本書では、定石手順はもちろん、周囲の状況によって気をつけることや定石後の狙いまで丁寧に解説しています。 新戦術を知るだけでなく、実戦で使えるレベルまで身につけることができます。 最新のAI流を身につけたい方は、本書から始めてみてはいかがでしょうか?
  • 将棋 駒得の手筋
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「駒得は裏切らない」は森下卓九段の有名な言葉ですが、将棋で有利になる指標としてもっとわかりやすいのが駒を得することです。 相手の駒をタダで取れればもちろん駒得になりますが、銀と角の交換や、桂馬と金の交換など、自分の価値の低い駒と相手の価値の高い駒が交換になれば、それも駒得になります。 将棋にはいろいろな勝ち方がありますが、駒得に駒得を重ねて、徐々に戦力差を広げて勝つ方法は最も安全で基本的な勝ち方と言えます。 もちろん、終盤戦は駒の損得より速度が重要になることもありますが、ベースとなる駒得のテクニックは知っておいて損はありません。 本書はそんな駒得のテクニックを「駒取り坊主」のニックネームで知られる長沼洋七段が解説するものです。汎用性の高い局面を次の一手形式で出題し、解説しています。 紹介されている200の手筋をマスターすれば、駒得の手筋に関しては完璧です。 ぜひ実戦で相手のスキを見逃さず、駒得を狙ってください。
  • 角換わりの手筋
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロ間で大流行している角換わり。毎日のようにプロの細かい工夫が試され、定跡が進化しています。 問題はその工夫があまりにも細かいためにアマチュアにわかりづらいこと。互いに手損して手を渡す手順など、その意味からして非常に難解です。 プロの角換わり研究のうち、アマチュアにも使えるようなエッセンスだけを取り出すことできないものか・・・。 それを実現したのが本書です。 現代角換わりの中で頻出する形を取り出し、その中で有効な手筋を多数紹介・解説しています。部分的な形を抜き出しているので応用範囲が広く、複雑な定跡手順を丸暗記するより、明らかに有用です。覚えたらすぐ実戦で使えることも魅力です。 特に角換わりならではの手筋、つまり角を敵陣に打ち込む、あるいは角を自陣に配置してそれを主軸に攻めるような形を多く扱っており、角の使い方だけでもこんなにたくさんあるのかと驚かされます。それに▲4五桂を絡めたり、端攻めを狙ったり、▲4八金・2九飛型のメリットを生かしたり、逆にデメリットを突いたり・・・。 本書を読めば角換わりを指す上でどのような手を狙っていけばいいか、どうすれば優勢に導くことができるのかが一目瞭然、すぐわかります。 ぜひ、日々の角換わりの実戦に生かしていただければ幸いです。
  • 角交換相振り飛車 徹底ガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、相振りは角交換型がアツイ! アマチュアには振り飛車党が多く、振り飛車党同士で対局すれば高確率で相振り飛車になります。 相振り飛車は以前に比べれば定跡が整備されてきたとはいえ、まだまだ複雑で、飛車を振る位置と囲いの種類だけで分類してみても、その場合の数はかなり多くなります。 そこでオススメしたいのが本書で解説されている角交換型相振り飛車です。 角を交換することで形を限定できますし、常に自分の土俵で戦うことができます。 角道オープン系の振り飛車が全盛の時代ですので、自分が望めばこの形にできることも大きな魅力です。 いざ、角交換相振り飛車の戦いに持ち込んでしまえば、あとはこの戦型の知識をたくさん持っている方が有利。その知識が本書に詰まっています。 特に、相居飛車の▲4八金・2九飛の形の優秀性が相振り飛車にも持ち込まれて▲6八金・8九飛型が現在の最先端になっている、という話などは非常に興味深いところです。 ぜひ本書で角交換相振り飛車の戦い方をマスターして、実戦で役立ててください。
  • 勝率アップの特効薬! 囲碁・序盤の手筋
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “序盤で差をつける”実戦手筋集 本書は発売以来大好評をいただいた、河野臨九段『序盤の手筋』の文庫化です。 本書は、知らないと序盤で差がついてしまう手筋を紹介しています。 よく出る定石後の狙いや模様の消し方など、「こんな手があるのか!」と思わず唸るようなものばかりです。 手の紹介から、どのような分かれになるのか、注意するべき変化まで丁寧に解説してあります。 最後にはまとめページで重要事項を簡潔にまとめてあるので、読み終わった後には簡単に復習できます。 「序盤で差をつけたい方」「大会前に特効薬が欲しい方」など多くの囲碁ファンに手に取っていただきたい一冊です。 ●著者 河野臨(こうのりん) 昭和56年1月7日生。東京都出身。小林光一名誉棋聖門下。平成8年入段、18年九段。 17年天元位獲得(以降、三連覇)。27年通算700勝達成。 令和元年本因坊戦挑戦など、タイトル挑戦多数。 著書に『スモール中国流布石 徹底ガイド』『基礎から始める 河野臨の詰碁』(マイナビ出版)など。
  • 詰将棋パラダイス 5手詰傑作選
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、詰将棋パラダイスに掲載された150題と詰パラ編集部作成の50題、合計200題の5手詰を出題したものです。 「詰将棋パラダイス」には「キッズルーム」「保育園」と呼ばれる3手5手詰コーナーがあり、この部分は将棋初・中級者でも十分に楽しめる内容になっています。 約10年続いている3手5手詰コーナーから詰将棋編集部がセレクトした問題と編集部作成の良問の問題集ということで、多くの方に取り組んでいただける内容となっています。 本格的な詰将棋の世界を楽しみつつ、棋力アップにも役立てていただければ幸いです。
  • スリル&ロマン 対振り飛車右玉
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は棋書界初の対振り飛車に特化した右玉の戦術書です。 右玉は主に「対居飛車穴熊・左美濃・矢倉・角交換系」等をはじめとする対居飛車に使う戦法ですが、 本書では「対四間飛車・三間飛車・向かい飛車・ゴキゲン中飛車」と、対振り飛車に使う戦法として解説しています。 対居飛車・対振り飛車に使える右玉は学習のコストパフォーマンスが高く、まだ得意戦法が定まらない方に特にオススメです。 言うまでもなく、振り飛車対策に困っている居飛車党の方や右玉党の方にはオススメを通り越して必携の一冊です。 本書によって、右玉党が急増する可能性は十分に考えられます。つまり、振り飛車党にとっても必要な一冊・・・となるでしょう。
  • 実用性抜群! 基礎が身につくコンパクト詰碁180
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 考えやすいのに奥が深い! 詰碁作家・大橋拓文六段の本領発揮! 本書は、すべての問題がコンパクトな形で作られている斬新な詰碁集です。 基本問題は考えやすく、解きながら基本手筋を覚えられる良問が揃っています。 サクサク解いて、爽快感を得ながら基礎を磨いてください。 最後のほうには挑戦問題を数問収録しています。 コンパクトな範囲の中にも、いろいろな仕掛けがあり、手筋を組み合わせないと解けない問題となっています。 詰碁作家・大橋六段のワールドを楽しみながら、是非考えてみてください。 「詰碁に挑戦したいけど、自分に合ったものが見つからない」 「基本を磨けるような問題集を探している」 「詰碁は自信あるけど、少し変わった問題を解いてみたい」 多彩な需要に応えられる一冊になっていると思います。 是非手に取ってみてください。 ●著者 大橋拓文(おおはし・ひろふみ) 昭和59年生まれ。東京都出身。菊池康郎氏に師事。 平成14年入段。25年六段。 29年東京工業大学非常勤講師。 著書に「爽快!勝ち筋さがし」「囲碁AI時代の新布石法」「究極の上達ツール アルファ碁Teach完全ガイド」(マイナビ出版)、 「よくわかる 囲碁AI大全」(日本棋院)など多数。 囲碁AIに関して造詣が深いことで知られている。詰碁作家としても有名。
  • 実戦式詰め将棋 10の手筋で初段になる(池田書店)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詰め将棋を解くカギとなる【10の手筋】を紹介。九級から初段まで、全151問を精選した、終盤にも強くなる実戦式の詰め将棋問題集です。いずれも実戦を前提とした問題ばかりです。繰り返し解いていくことで、終盤にも強くなり、将棋の実力アップにつなげられます。
  • 一手ずつ解説! 碁の感覚がわかる棋譜並べ上達法 【激動の江戸後編】
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    1巻1,673円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史に残る名局を「一手ずつ解説!」で堪能しよう 本作には、歴代最強に名前が挙げられる猛者が数多く登場します。 「秀策のコスミ」「耳赤の一手」で有名な本因坊秀策。 恐ろしいほどの正確無比な碁にファンの多い本因坊秀和。 力の強さは類を見ない「後聖」と称される本因坊丈和。 丈和との争碁で有名な井上幻庵因碩。 収録局の内容はシリーズ随一と言ってよく、並べていて楽しい棋譜ばかりです。 また、本作は布石はもちろん、中盤や終盤にも見所の多い局を収録しています。 一手一手丁寧に解説しているので、石の込み合った中盤や終盤でも「何が起こっているのか」よくわかり、参考にすべき点もわかりやすくなっています。 古碁の面白さが存分に詰まっており、上達にも役立てられる内容になっています。 多くの囲碁ファンに手に取っていただきたい一冊です。
  • 名人への軌跡
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    1巻2,435円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 豊島将之。 幼少時代からその棋才が知られており、プロデビュー後も毎年高勝率を維持。いつタイトルを取ってもおかしくないと言われ続けながらも第62期王座戦、第86期棋聖戦、第67期王将戦でことごとく番勝負に敗れ、タイトル獲得はなりませんでした。 しかし、2018年に状況は一変。 第89期棋聖戦で羽生善治棋聖を破り初タイトルを獲得すると、第59期王位戦で王位を、第77期名人戦で名人を獲得して、初戴冠から史上最速のスピードで三冠まで駆け上がりました。 本書は、デビューから名人獲得までの道のりを豊島将之名人本人が振り返るものです。 2007年の松本佳介戦から名人戦第4局まで、豊島名人自身が選んだ58局を (1)自戦記形式13局 (2)ポイント解説形式45局 の形で収録しています。 本書は豊島将之という一人の棋士が、大いなる壁を突破した証跡です。 将棋史に残る記念碑的一冊、ぜひ手にとってお読みください。
  • 相掛かり▲6八玉型 徹底ガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ここ数年で最も変貌を遂げた戦法が相掛かり。これまで誰も疑うことがなかった7手目▲2四歩からの飛車先交換が見直され、戦法が根底から変わってしまった感があります。 現在プロ間でも右銀、右桂の使い方、端歩の関係、玉の位置などを微妙に変え何種類ものバリエーションが試されており、カオスの様相を呈しています。 アマチュアにしてみれば相掛かりに興味はあるものの、どんな形を目指していいのかわからず、入り口の前で右往左往している、そんな方が多いのではないでしょうか? そこでぜひオススメしたいのが本書です。本書は著者の飯島七段が得意とする「相掛かり▲6八玉型」に絞って解説されています。それだけです。そしてそれが非常に優秀なのです。 相掛かり▲6八玉型は△7六飛と取られた時に一手先に受けている意味があり、その一手を攻めに回すことが出来ます。また、意外に思われるかもしれませんが玉の囲いに発展性があり、持久戦になったとしても全く困ることがありません。 つまり▲6八玉型は相掛かりにおける万能戦法であり、これだけマスターすれば十分に戦えるのです。そのことが本書で証明されています。 相掛かりは指したい、でもなんとなく難しそうでとっつきにくい、と思っている方もすでに相掛かりを指していて何か新しいレパートリーを増やしたいと思っている方もぜひ読んでいただければ幸いです。
  • ポケット5手詰
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    1巻1,227円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書はポケットシリーズ第2段です。 3手詰は解けるが5手詰は解けない。と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。 5手詰は「初形→詰み」の様に、いきなりの詰みを考えると難しく感じるかもしれません。 ですから、まずは「初形→詰みやすい形→詰み」と詰みやすい形を目指します。 詰みやすい形とは玉方の逃げ道や守備駒の利きが初形よりも少ない状態なので、 初手は漠然とした王手ではなく、3手詰で学んだ退路封鎖や焦点の捨て駒のような手筋でなければいけません。 詰みやすい形にしたら見慣れた3手詰の形が待っています。 このように考えると初手の選択肢は意外と少なく、3手詰の手筋を知っていれば難しくない事が分かります。 本書は前シリーズのポケット3手詰で学んだ基本的な手筋を使えばサクサク解ける問題を集めました。 もちろん、力自慢の方はいきなり本書にチャレンジしてください。
  • やさしく語る 棋譜並べ上達法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誰も教えてくれなかった、棋譜並べの効率的な方法を伝授 囲碁の上達において、棋譜並べが有効であることは今さら言うまでもないでしょう。 ただし、本当に自分のやり方で上達につながっているのか、疑問に感じたことはありませんか? 棋譜並べにはたくさんの悩みがつきものです。 「数字探しが大変!」 「ただ並べるだけでいいの?」 「何手まで並べればいいの?」 「題材選びはどうすればいいの?」 そこで本書の登場です! 「碁の本質」「布石の原則」「碁の大局観」といったテーマで、丁寧な解説が大好評をいただいている 「やさしく語る」シリーズで「棋譜並べ上達法」をテーマにしました。 本書はこれまで語られてこなかった、棋譜並べの取り組み方を白石七段が伝授します。 序章 棋譜並べの取り組み方 1章 布石の注目ポイント 2章 中盤の注目ポイント 3章 プロの棋譜の分かりにくいところ 4章 棋譜並べ 実践編 この一冊を読めば、棋譜並べの勉強効果が倍増以上になること間違いありません! 多くの囲碁ファンの方に手に取っていただきたい一冊です。
  • 平成31年・令和元年版 将棋年鑑 2019
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1年間の将棋界の動きが分かる、昭和43年から続く日本将棋連盟の定期刊行物です。タイトル戦から主要アマチュア棋戦まで、合計500局以上を収録。八大タイトル戦、竜王戦決勝トーナメント+1組、A級順位戦、王将リーグは全局収録しています。 さらに毎年好評の巻頭特集も充実!今回は以下のような内容となっています。 (1)羽生善治と平成 ~羽生将棋に見る流行の変遷~ (2)新たな金字塔 天才・藤井聡太の1年 (3)広瀬章人新竜王が語る全タイトル戦 (4)悲願のタイトル獲得!豊島将之、斎藤慎太郎特集 (5)特別講座 この1年の新手・新戦法 人気の棋士名鑑は健在、また、先後別、戦型別の勝率などのデータも掲載、まさに将棋をあらゆる角度から楽しめる、ファン必携の一冊です。
  • 一手ずつ解説! 碁の感覚がわかる棋譜並べ上達法 【江戸時代前編】
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大ヒット書籍「一手ずつ解説! 碁の感覚がわかる棋譜並べ上達法」の続編! 本作は、江戸時代前期に打たれた古碁が題材。 読者が唸るような、本因坊道策をはじめとする、歴戦の猛者の碁を収録しています。 古碁は現代の碁に比べて、形や石の流れが重視され、非常にわかりやすく学ぶのに適しています。 「一手ずつわかりやすく解説する」という、本シリーズのコンセプトともマッチした題材となっており、並べるたびに上達が実感できる内容になっています。 さらに本作から、棋譜を元にした次の一手問題を追加しました。 重要な場面を問題にしているので、並べた後の復習に活用できます。 本書の収録局を楽しく、繰り返し並べて、布石の感覚を身につけてください。
  • 令和版 囲いの破り方
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、囲い破りの手筋を紹介し大ヒットとなった「全戦型対応!囲いの破り方」(2014年10月)の続編です。前著では矢倉、美濃囲い、穴熊、という代表的な3つの囲いを中心に囲い破りの手筋を紹介し大変好評いただきました。 当時はそれで「全戦型対応!」に看板に偽りなしだったのですが、ここ数年の将棋界の激しい変化、特にコンピュータ将棋の新戦法の波によって、これまでの知識だけでは対応できないような戦型や囲いが次々に生み出されています。 雁木、角換わり、相掛かり、右玉、横歩取り、矢倉など、さまざまな戦法においてこれまでは考えられなかったような玉形で戦う形が増えています。そして、これらの新しく生まれた囲いはいずれもバランスを重視したもので「つかみどころがない」のが共通した特長です。よって、この囲い群をどう崩したらいいかわからない、というのが現代将棋を戦う将棋ファンにとって共通の悩みとなっているのではないでしょうか。 本書はその悩みに応える一冊です。現代将棋に頻出する戦型、囲いの破り方の手筋を180個紹介・解説するものです。 及川拓馬六段の優しく丁寧な解説は健在。本書でつかみどころない現代将棋の囲いの破り方をマスターしてください。
  • 羽生善治監修 初段の力がつく次の一手
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    1巻1,326円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は初段を目指す人にぜひ読んでほしい、次の一手の問題集です。 問題は『将棋世界』に掲載された「昇段コース 級位問題」から244問を精選し、序盤編、中盤編、終盤編に分けて収録しました。 解答はすべて3択方式になっており、考えやすいのが特徴です。 解説は書籍用に新しく書き直しました。いろんな手筋を覚えて、実戦に役立ててください。
  • △3三金型振り飛車 徹底ガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は序盤に△3三角と上がり▲同角成に△同金と取り返す「△3三金型振り飛車」について解説したものです。 その後飛車を△2二飛と振れば阪田流向かい飛車。△3二飛と振れば△3三金型三間飛車となります。 阪田流向かい飛車は明治から昭和初期に活躍した阪田三吉贈名人・王将が創案した戦法。糸谷哲郎八段などの現代のトップ棋士も採用する古くて新しい戦法です。基本的な狙いは単純で△2四歩からの棒金。通常は守りに活躍する強い駒である金を攻めに使うので攻撃力は抜群です。相手が正しい受け方を知らなければいとも簡単に圧勝できます。ただし、守りは薄くなるので、指しこなすには知識と力が必要となります。 本書では△5二金型速攻、△7二玉型、対左美濃、持久戦とさまざまな阪田流のバリエーションを解説しています。 第5章では△3三金型三間飛車を解説。菅井竜也七段が羽生善治九段を相手にタイトル戦の大舞台で採用し、見事勝利したことで一気に注目された戦法です。 △3四金から△3三桂と活用する狙いで、向かい飛車よりじっくりした戦いになります。桂が安定していて使いやすいという特長があり、インパクトのある出だしでありながら、見た目以上に指しやすい作戦です。 ぜひ本書を読んで△3三金型振り飛車をマスターして、金の力で居飛車を粉砕してください。
  • アマ必勝の新作戦! 囲碁・奇襲事典
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 16,000局の置碁から編み出した、必殺技を伝授! 置碁ではハンディの差を埋めるために、定石とは異なる手を打って相手を惑わせる、いわゆる「した手打ち」と呼ばれる手法があります。 うわ手に変わった手を打たれて、困ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか? そんなに突拍子のない手ではなくても、「あれっ? これ知らないな?」と手が止まってしまうことも多いと思います。 本書は、した手打ちの中から互先でも使える手法を作戦として紹介するものです。 ハメ手のようなとは違い、相手に正しく打たれたとしても、互角以下の形にはなりません。 山本賢太郎五段は、冒頭の通り、1万局を超える指導碁を打ち、何と9割越えの勝率を誇るそうです。 その作戦に、後藤俊午九段の工夫も加わり、バラエティに富んだ面白い奇襲作戦がまとめられています。 碁敵をアッと言わせたい方、必見の一冊となっております!
  • 誰も言わなかった右玉の破り方
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は棋界史上初の右玉破りに特化した戦術書です。 最近では最初から右玉を目指すだけでなく、 角換わりや相掛かりからの変化手順で右玉を組む事が有効とされる場面も増えています。 あらゆる戦術から現れる右玉を破る知識は、現代将棋において必須といえるでしょう。
  • 角交換四間飛車の新常識 最強△3三角型
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は気鋭の若手振り飛車党、古森悠太四段による角交換四間飛車の最新戦術書です。 居飛車が▲6八玉と上がったところで手損を承知で△8八角成▲同銀とするのが従来からある形でした。しかし、後手番でさらに手損を重ねる戦法であり、2筋を突き越さないで待機するなどの居飛車の対策が進んだことによって、勝ちにくい戦法になっています。 そんな中で注目されている形が本書で解説する「最強△3三角型」です。 △3三角に対して先手から角を交換してくれれば手順に△3三同桂と跳ねることができ、手損なしで角交換できます。交換に応じなければ△2二飛~△3二金~△2四歩と仕掛けたときに△4四歩が入っていないため、角の可動域が広く、通常の振り飛車よりかなり得をします。 「最強△3三角型」は角交換四間飛車の弱点を克服した上で、より積極的に戦える新しい戦法なのです。 居飛車が対応を知らないとあっという間に勝勢にもっていけますし、本書で解説されている通り、持久戦になった場合も互角以上の戦いができます。 角交換四間飛車の新ステージ、「最強△3三角型」をマスターして、ぜひ実戦で大暴れしてください。
  • 居飛車 108のツボ
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    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 居飛車には居飛車独特の感覚がある。ここぞという場面でのツボ(急所)を知っていれば、勝率が上がること間違いなし。本書はそのツボをたっぷりと詰めこんだ定跡集で、居飛車を指しこなすために欠かせない一手ばかり。しっかり読みこんでマスターしたい。また、最初の局面図から、ツボの一手は何かと考えることで、次の一手問題集としても活用できる。居飛車派はこの1冊で、上達間違いなしである。
  • 藤井聡太全局集 平成30年度版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 藤井聡太、2年目の飛躍 史上5人目の中学生棋士としてプロデビューすると、公式戦負け無しの29連勝の大記録を打ち立て、一躍時の人となった藤井聡太七段。 本書はその藤井七段の2年目の足跡を振り返るものです。 平成30年度に終了した各期の棋戦において、藤井聡太七段が対局した棋譜、全60局を解説付きで収録します。 第1部は「重要対局詳解編」として、将棋ファンの記憶に残る珠玉の12局を詳細に解説しています。 2連覇を成し遂げた朝日杯決勝、七段昇段の一戦、升田幸三賞を受賞した△7七同飛成が出た竜王戦5組決勝、新人王戦決勝、遂に実現した師弟戦、執念で勝ち取った230手の大逆転など。 これらについてはすべて藤井七段本人のコメントつきとなっています。 第2部は「解説編」として、その他の48局のポイントを解説しています。いずれもファンを魅了する熱局、好局ばかりです。 前著では村山慈明七段による詳しい解説が大変好評いただきましたが、今回は佐藤天彦名人や斎藤慎太郎王座など、さらに豪華なメンバーに解説に加わっていただきました。 衝撃の1年目に劣らない実績と、魅せる将棋を数多く残してくれた藤井聡太七段。 本書でぜひその軌跡を追体験してください。
  • 中原VS谷川全局集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「棋界の太陽」VS「光速の寄せ」全101局収録! 本書は大棋士同士の全対局を収録した「全局集シリーズ」の一冊で、中原誠十六世名人と谷川浩司九段の公式戦98局+非公式戦3局を全局解説付きで収録するものです。 時代を代表するスター棋士として、3度の名人戦をはじめ数多くの大舞台で激突した両棋士。戦型も矢倉、角換わり、相掛かり、振り飛車とバラエティに富んでおり最高レベルの戦いは並べるだけで当時の熱気が伝わってきます。中原十六世名人の中盤の絶妙の駒さばきや谷川九段の切れ味抜群の終盤は、序盤戦術が進化した現代になっても全く色あせることはありません。 そして、これまでの「全局集シリーズ」とは一線を画す本書最大の特長はなんと言っても巻頭の「永世名人対談 中原誠×谷川浩司」。 本書のために実現した永世名人同士のビッグ対談、その模様を余すところなく収録しています。互いの存在を初めて知ったところから、今だから言える名人戦対局当時の心境、トップ棋士にのみ語ることを許されたタイトル戦での心構え。中原十六世名人が現代将棋に喝を入れ、谷川十七世名人が大晦日の対局を回想します。さらに時代の異なるスター棋士である大山康晴十五世名人、羽生善治九段、藤井聡太七段についてなど、その一言一句が棋史に残すべき貴重な内容となってます。 巻頭特集+全101局の棋譜解説というボリューム満点の456ページ。 すべての将棋ファンに読んでいただきたい一冊です。
  • 棋風別!あなたに合った囲碁上達法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自分に合った棋譜が、必ず見つかる 本書は、棋士それぞれの長所をピックアップし、わかりやすく丁寧に解説したものです。 例えば、模様派・武宮正樹九段の「模様の作り方」、実利派・坂田栄男九段の「スピード勝負の勝ち方」、 最強・本因坊秀和の「黒番と白番の使い分け」などバラエティに富み、名棋士一流の技が解説されています。 ところで囲碁には様々な打ち方があります。実利が好きな人、厚みが好きな人、石を取るのが好きな人・・・ 当然、打ち方によって、参考になる棋譜や勉強法は違います。 また、苦手な棋風を攻略するうえでも、それぞれの特徴を知るのは効果的です。 新鮮な切り口ですが、本書が上達の役に立つのは間違いありません。 著者は下島陽平八段。幽玄の間などでの、ユニークな解説が有名です。 本書でも存分にユニークさを発揮しており、「名棋士とのエピソード」「棋士アンケート」「棋士の名言」 など面白いコラムも満載です。 囲碁の奥深さを楽しみつつ、上達したい方にはぴったりの一冊です。

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