紀行 - 岩波書店作品一覧

  • 鏡花紀行文集
    3.5
    「……ああ、美しさに気味が悪い」(「十和田湖」)。湯の町修善寺・飯坂温泉、猪苗代に京大阪、暮らした逗子になじみの深川。食べもの乗りもの、唄に鳥。旅は道づれ弥次喜多道中、明治大正昭和をかけて、鏡花と旅する十六篇。小説では見えない鏡花の姿に出会える、新編集の紀行文集。現代の読者のために詳細な注を付す。

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  • ゲッチョ先生と行く 沖縄自然探検
    4.0
    博物学者ゲッチョ先生の案内で,生き物の宝庫・沖縄へ出かけよう! 都会の森でホタル観察,海辺で拾える巨大な豆,ふしぎなジュゴン伝説,樹上で子育てするカエル,イリオモテヤマネコが生き残った理由――沖縄島,与那国島,石垣島,西表島,宮古島を中心に,島々の個性的な自然や文化を,臨場感あふれるイラストと共に紹介.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 古寺巡礼
    4.2
    大正七年の五月、二十代の和辻は唐招提寺・薬師寺・法隆寺・中宮寺など奈良付近の寺々に遊んださい、飛鳥・奈良の古建築・古美術に相対し、その印象を若さと情熱をこめて書きとめた。鋭く繊細な直観、自由な想像力の飛翔、東西両文化にわたる該博な知識が一体となった、みごとな美の世界がここにはある。(解説 谷川徹三)

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  • 古代出雲を歩く
    3.5
    「神話と祭祀のくに」出雲には、古代の息吹を伝えるリアルもあふれる。各地に残る初期の信仰形態をとどめる石神(磐座)、スダジイの木に巻きつく巨大な藁蛇、海藻で悪穢をはらう藻汐祓。熊野大社、出雲大社をはじめとする神社の数々。宍道湖をとりまく四つのルートを歩き、古代世界にどっぷりと浸ってみたい。(カラー8頁)

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  • 子規紀行文集
    -
    26歳の子規(1867-1902)は、芭蕉の旅の跡を辿る東北巡行を決行、「はて知らずの記」を残した。子規は各地を旅している。発病後も、軽症の内は、自分を奮い立たせるように旅を続けている。句、歌を織り込みながら、旅先での風物、人との出会いを様々に描き分けている。子規の紀行文には、俳句革新の覇気に満ちた青年文学者の颯然たる気概をよく伝える。代表的な紀行文8篇を収録。詳細な注解を付した。※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

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  • 四国遍路
    4.0
    四国88カ所。金剛杖を手に、1400キロをひたすら歩く。土地の人から受ける「お接待」が心にしみる。-人はなぜ四国をめざすのだろうか。いま、ひとりのお遍路として四国路をたどる著者の胸に去来する問いだ。人々と出会い、自然の厳しさに打たれつつ歩む巡礼行を、心に浮かぶ名句、名歌を散りばめて綴る連作エッセイ。

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  • 旅立つ理由
    4.0
    1巻2,750円 (税込)
    カポエイラのショーで生計をたてるブラジル人,ベリーズに流れ着いた上海娘…….アフリカや南米の,そのさらなる辺境に暮らす人びとの生き生きとした表情を写し取りながら,人はなぜ旅をするのか,なぜ旅立つことを強制されるのかを問う,21の短篇.主人公以外は日本人がほとんど登場しない,異色の日本文学.(カラー挿画=門内ユキエ)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 旅に出よう 世界にはいろんな生き方があふれてる
    4.2
    将来への不安や悩みを抱えながら海外へ旅立った若者がオーストラリア、ユーラシア大陸、ヨーロッパ、アフリカへと続く5年半にわたる旅で体験し、学んだものは何だったのか。国家に抗して小さな独立国を作った農民やある目的のために路上で楽器を弾き続ける老人など、旅で出会った様々な人々の姿を通して「生きること」の意味を探る。

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