四国遍路

四国遍路

880円 (税込)

4pt

四国88カ所。金剛杖を手に、1400キロをひたすら歩く。土地の人から受ける「お接待」が心にしみる。-人はなぜ四国をめざすのだろうか。いま、ひとりのお遍路として四国路をたどる著者の胸に去来する問いだ。人々と出会い、自然の厳しさに打たれつつ歩む巡礼行を、心に浮かぶ名句、名歌を散りばめて綴る連作エッセイ。

...続きを読む

四国遍路 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月28日

    3度目の歩き遍路がコロナで中断している母の胸の内を想像しながら読みました。さすが文章が素晴らしく、心に響いてきます。机上の哲学ではない、歩きながら直に感じられた、生きた仏道が目に浮かんできます。

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月15日

    前々から「四国遍路」を と考えているが、後先の事を考えて実行できていない。
    自身のこうした姿勢を見つめ直すためにも、考えさせられる本だった。
    まず、やってみる。

    0

    Posted by ブクログ 2018年01月18日

    お遍路たいへんだろうなぁ〜と思いながらずっと憧れてる。だから、タイトルに惹かれて読んでみた。年代的にも近い方だし、とても共感できた。一緒に歩いているような気持ちになる。いつか僕も、という想いが募る本です。

    0

    Posted by ブクログ 2010年06月04日

    学校の先生より、課題として。
    パラパラ読んだけど面白い。
    …しかしなかなか返却できずに、早く返さねばと一部分しか読めず。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月30日



    [感想(良かった)]
      ・「お遍路」を回った時の
        懐かしさが沸湧く。
      ・著者は動詞で定義している。
       確かに分かる。
       「打たれる」
       「着る」
       「歩く」
       「頂く」
       「履く」
       「解き放つ」
       「突き破る」
       「憧れる」
       「食べる」
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年12月03日

    「死んだように生きる」のフレーズが忘れられません。

    人との出会いが生き生きと描かれ、ワクワクしながら読みました。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月16日

    千数百キロに及ぶ歩き遍路紀行の傑作です。
    筆者は44歳で初結願し、本書は68歳からの2回目の四国遍路となります。
    東京から6回に分けての行程が詩情豊かにつづられます。朝日新聞社という大きな群れ組織に身を置いた人生を振り返りながら、「一人旅」の意味を考える。人は他人とのかかわりなしには生きていけないが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月08日

    四国遍路を歩くということ。
    そのこと自体の実感の重みを感じました。
    一つ一つのお寺、詳しい歴史等については多く触れていませんが
    歩いていく筆者の姿がみえてくるような。
    様々の人生を受けとめる、力を
    私も実感したくなりました。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    体験談を読むことで擬似的な追体験をしてお遍路参りをより知りたかった。
    一番札所から順を追った体験記を綴った体裁だが、各章ごとにテーマが決まっていてそれについて話がまとめられている。読んでいるうちにいつのまにかテーマが絡んできて「なるほど」と思うことがしばしばある。
    また、その当時の体験記だけでなく著...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月26日

    [ 内容 ]
    四国八十八カ所。
    金剛杖を手に、千数百キロをひたすら歩く。
    土地の人から受ける「お接待」が心にしみる。
    ―人はなぜ四国をめざすのだろうか。
    いま、ひとりのお遍路として四国路をたどる著者の胸に去来する問いだ。
    人びとと出あい、自然の厳しさに打たれつつ歩む巡礼行を、達意の文章で綴る連作エッ...続きを読む

    0

四国遍路 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波新書 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

辰濃和男 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す