ビジネス・実用 - 法蔵館文庫作品一覧
-
4.0
-
-幕末維新期における天皇親祭祭祀の展開過程を、文久山陵修補事業(中古以来荒廃に帰していた歴代天皇山陵の復興事業)に端を発する山陵・皇霊祭祀の形成と展開から検討し、天皇を基軸とした近代日本国家形成の特質をも探る。
-
4.0お地蔵さん、お稲荷さん、七福神、エエジャナイカ――民衆の関心と欲求によって爆発的に流行し、不要になれば棄てられ廃れていった「はやり神」。多様な事例からその特徴を解明し、背景にある日本人の心理や宗教意識にも迫る。
-
3.0創作物を通じて祇園祭に託された「権力に抵抗する民衆の祭」イメージは、はたして実態に合うものなのか。創作物の題材である戦国期の祇園祭にスポットを当て、イメージと史実の比較から中世都市祭礼・祇園祭のリアルに迫る。
-
4.0
-
-
-
-日本における供犠は、「食べる文化」である――。動物を「神への捧げもの」とする西洋の供犠との対比から、日本の供養の文化を論じ、殺生・肉食の禁止と宗教との関わりに新たな光を当てた名著が文庫化。
-
-
-
-
-
-
-
-高知県旧物部村に伝わる民間信仰・いざなぎ流――。中尾計佐清太夫に密着した、16年にわたるフィールドワークによって祭文・法文・神楽、そして式王子の儀礼現場を解明した名著に、陰陽道、民俗信仰研究の現在を増補
-
-
-
3.0
-
-
-
-「天狗」とは何か。「修験者」とはどんな存在か。修験道の通史にはじまり、天狗や怪異伝承、修験者の特性や信仰の実態、出羽三山信仰や恐山信仰などを考察。入手困難な記録や多様な事例から、修験者の固有信仰を幅広く論じる。解説=鈴木正崇
-
-
-
-
-
-
-
-
-
4.0文明化の恩恵と共に、それによって生じた土着側の危機をも捉えることで、文化史学の抜本的な見直しを志した野心的論考を収録。土着にこだわり続けた著者による日本文化史論!