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古代から近現代に至る歴史過程を通じて、「神道」とはいかにして存在し機能したのか。それは各々の時代における神社・神社祭祀や神祇信仰の在り方とどのように関わっていたのか等、トータルなかたちで明らかにした画期的論考。
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Posted by ブクログ
明治以降の「国家神道」については、時の政府がそれを推し進めた背景や経緯、影響などについてはある程度の知識を持っていたが、一般的に「神道」というと、日本にはるか昔からある宗教であるとか、その施設である神社についての漠然としたイメージがあるくらいだった。神道が”宗教”かどうかについては議論があるかもし...続きを読むれないが、おそらく一般の人の神道についてのイメージはそんなところではないだろうか。 本書は、 一 神道は自然発生的な日本固有の民族的宗教である。 二 同じく神社は原始社会に起源を持つ自然発生的な日本固有の宗教施設である。 といった、今日社会的「常識」となったかのような理解や考え方が、現実の歴史過程や歴史的事実に照らすと妥当とは言えないだろうとの問題意識に立って、神道はどういうものとして存在し、機能したのか、神道はいつ、どのように成立していったのかなどについて検討した論考がまとめられている。 500頁近い大冊で、日本の宗教史に関する大きなポイント、例えば神仏習合、顕密体制論、唯一神道の展開、国家神道等といったものについてある程度の前提知識が必要な上、古代から近代に至る全ての時代が考察の対象とされているので、読み通すのはなかなか大変だが、先行の研究や学説をきちんと後付けた上で論旨が展開されているので、一般読者であっても問題の所在や議論のポイントは掴みやすい。
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日本の神社と「神道」
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井上寬司
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