名称未設定さんのレビュー一覧
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後平君は観覧車で何をしたのか?
あまりお勧めできない理由は、後平くんが、この巻のメインで、ほとんど彼の話であり、すいれんを本気で好きになったのかが、作家さんの大ファンではない、一般の読者にはわかりづらいんですよ…かえって、好奇心から、わざと、川澄くんとすいれんの恋仲に溝をつくって、イケメンでモテ男である自分になびかせようと連れ回しているとしか思えない…こういう自分勝手な自分の気持ちだけしか考えられないくせに、わざとヒロインを遊園地に連れ込んで、有無を言わせず、別れの原因となった観覧車に2人きりになる身勝手すぎる行動は、もはや、すいれんの気持ちお構えなしで、自己中すぎて、【まじめだけど、したいんです!】の当て馬役である宮田くん...続きを読む
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合コンで出会った倉井さんもドM
6巻早々に、まゆみちゃんの貞操の危機…とうとう朝比奈先輩は出張後の2人きりの車中で、事もあろうに、話題のKK氏のように、証拠を残すべくレコーダー持ち込んで、まゆみちゃんの言質をセクハラ行為につけ入って、『好きです…』って無理やり言わせることに成功したけれど、当の告白を録音したレコーダーは、怒りに震えるまゆみちゃんによって足で粉々に破壊されて。まゆみちゃんが、このまま警察にとびこんで被害届出したら、任意同行を求められるような事態に発展しそう…先輩の魔の手から逃げて、偶然出会った倉井さんに抱きしめられるまゆみちゃんは、倉井さんが【この男は人生最大の過ちです】の天城社長並みに、それ以上にヤバい人と気...続きを読む
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周藤くんの今後が心配…
ほんわかしてて、二人の初々しくて、優等生だけど恋愛には疎くて、そのいじらしさがよかったのに…。1年以上もストーリーがゆっくり過ぎて進まないので、この話を先まで知りたくて、掲載雑誌のcolorfulを隔月購読していますが、今はサブキャラの恋のライバルの心理描写と、ヒロインに恋したモテ男が大好きなユニのサブストーリーになっているので、ライバルが略奪する気満々の自信家で、自分が優位に立とうと、ヒロインの気持ちを逆撫でしたり、ヒロインとの距離を無理やり縮めようとストーカーのように追いかけ回すのを読んでいると、段々と嫌になってきた。返って、ヒロインの気持ちを推し測りながら、悶々としつつ優等生として勉学に...続きを読む
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土曜に最新刊は発売されますが…
これほどまでに、中毒性のある漫画って、今まであり得なかったんですが、この天城社長の屈折したドMなのかドSなのか、ヒロインの佐藤さんをこれほどまでに奴隷にしてくれと言いながらも、自分勝手に周囲を振り回して、返ってウザがれながらも、徐々に彼女との距離を縮めていって、ヒロインも何時の間にか、社長に翻弄されながらも好きになってしまうという恋の駆け引き…。天城社長の、佐藤さんに対する強い執着愛からの一挙一動は、読んでいて思わず気味が悪くて、「うわぁ…これはないな…」って思いつつも、これだけ深くヒロインのことを第一に想い、ヒロインのことを本当に好きなんだって思わせる行動の数々に思わずクスッともするし、それ...続きを読む
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優等生カップルの理性と欲望の間
高3の優等生カップルが、理性と欲望の狭間で揺れ動く性へのめざめで、一喜一憂するところが面白い。天然系で、ちょっぴり変態で、彼氏の周藤くんを困らせる佳織ちゃんのピュアで、彼氏を信頼しまくっている姿に好感。彼氏の周藤くんもいい。佳織ときちんと交際して、彼女に対して責任感を持ち、冷静沈着かつ大人な判断ができるからこそ、佳織のママからの、卒業までは子供ができるようなことはしてはダメ!という忠告も、親が娘を大事に思うからこその発言だと理解して、ヒロインの暴走しっぱなしのエロいことへの関心、興味との板挟みで、後一歩のところで理性で持ち堪えているところが、グッときて、ツボにハマりました。分冊版を他で購入し、...続きを読む
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これ、1巻だけで完結でしたか?
さすが長年のキャリアを誇る、別マのベテラン作家さんだけに、ストーリー構成も、キャラクター設定も、顔の書き分けも、全て丁寧かつ緻密に構成されていますので、デッサンが雑とか、TLもののご都合主義による強制打ち切りのような結末にもなら無さそうで、安心して、ストーリーに没頭できます。同じ別マの河原和音先生の【素敵な彼氏】の、ののかと桐山くんのカップルのような、恋に恋焦がれる真っ直ぐな素直な女の子と表情が読みづらく、心の中では一体何を考えているのかわからない不思議なイケメン男子の恋愛ものです。河原和音先生の描く女の子のように、計算高くもなく、あざとくもなく、スレてもいない天然系、感情が直球型の、頭の中で...続きを読む
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1年ぶりの単行本での発行です!
1年ぶりのコミックスで、待ちに待った第2巻です。ヒロインあやめが皆から愛されるド天然気質の、朗らかで、人の気持ちを分かって癒やそうとする人のよさと、正真様の忍びとしての冷酷で、時には非情なまでの悪い一面が見えるクールさの対比が、この作品を盛り立てています。正真様が、あやめに対して、細やかな愛情表現ができないのは、幼少からの忍びとしての感情さえも消さざるえない、厳しい頭領育成の為の生育環境が原因だったのは、第1巻で明らかとなったけれど…。第2巻では、今まで里を去って流浪していた正真様の実父が、正真の忍びとしての才能を、あやめがダメにしないように密かに舞い戻り、暗躍する。あやめも警戒するけれど、孤...続きを読む
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中学受験のシビアな世界
中学受験産業のサービス業ならではのエグさ満載の第1巻です。
中学受験最難関といかなくても、難関校を目指すお子さんのいらっしゃる、これから入塾をお考えの、小学3年生の保護者に、漫画とはいえ、リアルな現実を見せて、『これからの中学受験生活に、ご家族は耐えられますか?』と問題提起しているかのようです。
この作品は、高校受験を取り扱ったドラゴン桜の中学受験版のようですが、塾の費用を含むお金の話が、これでもかと言うぐらい出てきて、中学受験で、大手3社の中のひとつの中学受験専門塾で合格した息子を持つ我が身としては、納得することばかりで、狂気の沙汰の中学受験を思い出しました。
中学...続きを読む -
中学受験した我が子のことを思い
息子は、中学受験をして、都内男子進学校に入学しました。近頃、2月の勝者とのコラボ商品が、よく見受けられ、当時のことが懐かしくて、手に取りました。
現在、6巻までコミックスがありますが、一番のおすすめは、この3巻です。
個性が強い子ほど、地域の公立では浮いてしまう。高校受験に必須の、中学の内申書が期待できない、適応障害や学習障害を抱えているけれど、数学だけ高得点を取る子や暗記能力が普通の子供より優れている子は、中学受験専門塾に居場所があります。
ただ、やみくもに、ガムシャラに勉強するのではなく、偏差値58に近づく学習能力を高めるには、どうすればいいのかを、黒木校舎長が、この3巻第2...続きを読む