【感想・ネタバレ】小説十八史略(六)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

元が興り宋が滅ぶところまで。
このようにざっと見渡すとずっと権力への闘争が続く。今でもそれは続いているのだが、民はそれに翻弄され続けている。
なんだかため息が出てしまう。

0
2022年05月12日

Posted by ブクログ

宋の滅亡で十八史略が終わる。

ローマ史を読むなら塩野七生、中国史なら本書が社会人にはおすすめです。

0
2018年03月23日

Posted by ブクログ

 唐の滅亡から宋の建国までの半世紀に5つの短命王朝が現れるが、一つとして中国全土を支配した王朝はない。歴史書で「五代」と区別される理由の一つには、支配した領域が中国の黄河中流の重要な地域だったからだ。「五代」の王朝の平均寿命は10年にすぎないが、宋は南北の両宋を含めて、300年つづいた。

 宋が滅びる過程では契丹の遼と女真の金という、漢民族以外の遊牧民族が南下したことが上げられる。両民族とも中国の豊かな文化に触れ、中国を一部支配するが軍の弱体化を招く。そんな中、野蛮人と称されるモンゴルが台頭する。モンゴルは元と国名を改め金を滅ぼし、ついには1276年に宋をも滅ぼし中国を統一する。

 始皇帝は別にして長期政権を作った武漢、唐宋、宋祖、ジンギスカンは中国の代表的英傑五人という。彼ら5人にしても結局は国を永続的に存続されることは出来なかった。時代が証明しているとおり現代が如何に進歩したからといっても、人間のエゴまでも無くすことは出来ないだろう、いつかこの平和な時代も終焉するときがくるのだと思うと感慨深いものがある。

0
2015年03月11日

Posted by ブクログ

唐の記述は長い。
この小説は元の誕生まで扱うから、唐滅亡〜五大十国〜宋の記述は急ぎ足の感があった。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

宋の衰退、金の興隆を経てついに中国全土はモンゴルの馬蹄に蹂躙される。チンギスハンのお話も一緒に読みましょう。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

南宋の滅亡で、十八史略は終わる。
この著者の陳舜臣氏は元の十八史略を
読んでこの本を書かれたんだろうが、
その労力に感嘆する。
中国4千年の歴史を宗の時代まで
読んでみた感想は、これからの自分にとって
世界の情勢を見た時に
読む前と後では感じ方が変わったと思う。

0
2022年11月16日

Posted by ブクログ

ここまで読んでしまうと、ぜひとも続きの元の時代を読んでみたい。
それにしてもひとつの王朝は年がら年中お家騒動をやっている印象。
まぁ人間数が集まれば派閥ができてしまうのだなぁと実感。
それはどんなに少人数でも、大人数でもだ。
異なる文化をもっている異民族が中原に思いをはせ、漢民族と対峙していく。
も昔もこの構図は変らない。

0
2015年07月14日

Posted by ブクログ

『小説十八史略』の最終巻でモンゴルまでを描いた巻。宋をみていると現代の日本とダブル所が多い。いわゆる『水滸伝』の時代を含みます。

0
2009年10月04日

「小説」ランキング