【感想・ネタバレ】小説十八史略(二)のレビュー

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時代は秦から漢へ。数々の有名武将や古事成語、漢詩に漢文を学習した学生時代を思い出す。
ワクワク感や中国の広さを感じさせる。

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2022年02月08日

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立身出世物語として「項羽と劉邦」の部分はやはり面白い。王権の成立とその後の権力争いによる対立と衰退が繰り返される様に飽きが生じるかもしれないが、好きなところから読めば良いと思う。
巨大帝国の盛衰の歴史という視点では「ローマ人の物語」に通じるところがある。

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2021年08月15日

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秦始皇帝から前漢の武帝までの時代を描く。
史記に馴染んできた自分としては、再確認と陳舜臣の人物造形に興味があった。

今回は、張耳と陳余、盧綰、韓王信に注目した。

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2011年12月21日

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秦滅亡から、漢の武帝初期まで。

項羽と劉邦は、司馬遼太郎の本で読んだけど、違った人が書いたものもいいな。

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2009年11月17日

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今でも「漢民族」って言葉使いますね。中国史の幕開けといったところでしょうか。韓信(股くぐりの)が個人的に好きです。

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2009年10月04日

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 漢と楚の劉邦と項羽の戦いに始まり、漢成立後の劉邦の変貌、そして呂太后による悪事の数々。それが庶民レベルには平和な国だったというので、まるで現代を見るような感じである。そして呂太后以後も、文帝の皇后、長女。そして景帝の長女などと女性が権勢を誇る女性優位の時代だったとの歴史に吃驚しながら、惹き込まれる読書となった。文帝の竇(とう)皇后は宮城谷の「花の歳月」のヒロイン猗房。太皇太后として権力を揮ったとは小説とのイメージギャップに戸惑った。武帝の時代は衛士夫皇后の弟・衛青、そして次巻に登場する甥・霍去病たちが武将として大活躍した時代!不運の名将・李広との対比が一方には気の毒ながら、可笑しい。

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2017年12月02日

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秦の始皇帝の死後から漢の武帝の時代までの中国の歴史小説。
人間の憎悪・嫉妬により、時の人があっという間に、粛清を受けてしまうことがたくさん描かれています。

こういう歴史小説を読んで、人間の憎悪・嫉妬の怖さがわかり、自分自身を見つめ直すきっかけとなりました。

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2010年12月18日

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秦が滅び、四百年続く漢(前漢、後漢合わせて)が中国を統一する。劉邦の死後、4代目皇帝の武帝が満を持して匈奴に軍を送るまでを一気に読ませる。

始皇帝の死後、秦は数十年で滅ぶのだが、その理由を挙げ連ね、漢の皇帝たちは大きな変化を嫌い守りの政治を貫く。ここで武帝が即位して、その流れを変えようと試みるわけだが、はたして思案通りにことは運ぶのだろうか。2巻目はこのあたりで終了となる。早く3巻目を読みたい、なるほど中国史は面白い。

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2017年11月05日

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